政府、日銀は22日、インフレターゲット(2%)を掲げデフレ脱却を目指す共同声明を発したが、午後一番に日銀がその政策決定内容を発表をしてから一時的に株価は上昇し、為替も円安になったようだ。しかし実質的な金融緩和策は来年からということが明確になり、株価は下がり始め、為替も前日(90円)より円高に振れている。国民を騙すことはできてもマーケットを騙すことはできなかったようである。アベノミクスで一時株価も11000円が期待されたが、どうやら再び米国と中国の景気回復待ちとなりそうである。
ところで、今回白川日銀総裁が政府へ迎合せざるを得なかったのは、名実ともに政府が日銀に介入できるような日銀法改正だけはさせたくなかったからであろう。それにしても日銀は物価の番人と言われながら、伝統的にインフレ(物価上昇)には神経質すぎるほど敏感であるが、デフレ(物価下落)については驚くほど鈍感で、物価下落=物価の安定と思いこんでいるのではないかと思いたくなるほどである。
もっとも日銀政策委員の顔ぶれを見ても全員戦後生まれのようであり、急に進行するインフレの体験は何回となく経験しておられようが、じんわりと進行するデフレは戦後あったのかどうか知らないが、机上の理論だけで未体験分野ではなかったのではと思われる。
「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
ところで、今回白川日銀総裁が政府へ迎合せざるを得なかったのは、名実ともに政府が日銀に介入できるような日銀法改正だけはさせたくなかったからであろう。それにしても日銀は物価の番人と言われながら、伝統的にインフレ(物価上昇)には神経質すぎるほど敏感であるが、デフレ(物価下落)については驚くほど鈍感で、物価下落=物価の安定と思いこんでいるのではないかと思いたくなるほどである。
もっとも日銀政策委員の顔ぶれを見ても全員戦後生まれのようであり、急に進行するインフレの体験は何回となく経験しておられようが、じんわりと進行するデフレは戦後あったのかどうか知らないが、机上の理論だけで未体験分野ではなかったのではと思われる。
「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
結果が予想通りなら織り込み済みで株価は下がる、予想が下回れば株価は暴落する。予想を超えるサプライズが出れば株価はさらに上がる。つまり2/3は株価は下がることとなる。
利益確定の売りも出るし、空売りも入る。普通のことです。
昨年11月13日の安値8,619円から1月15日の高値10,952円まで、さしたる押しもなく約2,300円も上昇した日経平均株価。
調整が入っても何らおかしくありません。かえって健全ですし、格好の買い場を提供してくれているのかもしれません。
問題はこれが調整ではなく、これを機に下落相場に転換してしまうことです。
そうなれば『市場から冷や水を浴びせられた』ということになりますね。
単なる調整であることをマーケットが見ていますように願います。