老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

安倍院政の始まり

2020-08-30 10:40:07 | 安倍内閣
昨日の安倍首相の辞任記者会見を見たが、過去に体調を崩し首相を辞任した時は辞任と同時に入院だったように思う。そのような意味では、大事を取って余力を残しての辞任であろう。会見では辞任後も積極的に政治に関わり、憲法改正への執念も垣間見えた。

後任の自民党総裁選びは、全党員による選挙か両院議員総会での選挙かは幹事長に一任のようである。それに対して、幹事長は総務会で決定すると言っているが、早く総裁総理を決め政治空白を避けたいとの理由で両院議員総会での選挙の意向のようである。総務会での賛否も折り込み済みなのであろう。

そうなると、一強と言われている安倍現総理総裁の下での総裁選である以上 、石破氏、岸田氏が立候補したとしても、自派閥だけの数となり勝負に成らない。結局安倍現総理が無念にもやり残したことを閣内で熟知して取り組んでくれる意中の人が断然有利である。これでは形式的な自民党総裁選であり、現総裁の任期が切れる来年10月までは、安倍現総理総裁の院政が敷かれる可能性が高い。

石破氏、岸田氏は、今回の総裁選が両院議員総会で議決されるのであれば、どうもがいても勝算はない様に見える。ならば今回は立候補を見送り、党員全員で行われる来年の総裁選で勝負すべきであろう。いずれにしろ安倍院政が続けば勝ち目は見えない。そして安倍院政の終わりは次期衆議院議員選挙で自民党が数を選らす時という皮肉な結果待ちである。野党次第であるが、しかしその可能性は高い。

「護憲+BBS」「政権ウォッチング」より
厚顔

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