下馬評では、クロマグロ禁輸は賛成多数で日本等は不利と報じられていたが、一夜明けて19日の朝刊を見ると大差で否決されていたので驚かされた。近年メディアの国際会議の議決予想がこれほど見事に外れた例はないであろう。NHKのニュースでは、中国が日本案の賛成にまわり、アフリカ等の発展途上国を引き込み、日本案に同調させたと報じられていた。
最近中国は資源外交でアフリカ等の発展途上国にいろいろな援助をして急接近していることは周知の通りである。その力をまざまざと見せつられたと言うことであろう。結果的に日本の消費者や漁業関係者や日本政府は、中国の日本案への賛成で救われたと言っても良い。
勿論日本の農水省の外交努力もあったであろうが、中国の同調なくしてこれだけの大差でモナコ案とEU修正案が否決されるはずがない。それは現地の日本政府関係者が悲観的な予測をして、それが日本で直前まで報道されていたことでも窺える。
それでは何故中国が日本案の賛成にまわり、アフリカ諸国を説得したのであろうか。小泉首相時代の険悪な日中関係ではあり得ないことである。やはり民主党政権になり、小沢訪中団が友好関係を深めていたことも無視できない。特に今回の国際会議はこれまでことごとく歩調を合わせてきた欧米と日本が対峙して勝利したところに、これまでの国際会議との大きな違いがあり、新たなエポックになりそうである。
「護憲+BBS」「各国の動きに注目する」より
厚顔の美少年
最近中国は資源外交でアフリカ等の発展途上国にいろいろな援助をして急接近していることは周知の通りである。その力をまざまざと見せつられたと言うことであろう。結果的に日本の消費者や漁業関係者や日本政府は、中国の日本案への賛成で救われたと言っても良い。
勿論日本の農水省の外交努力もあったであろうが、中国の同調なくしてこれだけの大差でモナコ案とEU修正案が否決されるはずがない。それは現地の日本政府関係者が悲観的な予測をして、それが日本で直前まで報道されていたことでも窺える。
それでは何故中国が日本案の賛成にまわり、アフリカ諸国を説得したのであろうか。小泉首相時代の険悪な日中関係ではあり得ないことである。やはり民主党政権になり、小沢訪中団が友好関係を深めていたことも無視できない。特に今回の国際会議はこれまでことごとく歩調を合わせてきた欧米と日本が対峙して勝利したところに、これまでの国際会議との大きな違いがあり、新たなエポックになりそうである。
「護憲+BBS」「各国の動きに注目する」より
厚顔の美少年