老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

7月15日、16日のコロナ関連記事

2021-07-17 11:30:02 | 社会問題
○米国:ホワイトハウスがフェイスブックに対し、社のワクチンにからむ偽情報対応が不十分と指摘。“対策を進めていることは認めるも、更に追加の対策が必要”と主張。
○英国:1月以来で最高の新規感染者数が。昨日5万人を超える。
○WHO:中国に対し、研究所視察を含めての新たなコロナ代表団の調査派遣を提案。野生動物取引市場全般を視察する等、コロナの起源・由来を調査する第二回目の試みとしたい。発生当時初期の生情報不足をWHOは懸念している。
○米国:現在では新規感染者のほぼ全員がワクチン未接種者に限られてきている、と発表。
 Dr.Walenskyは先週に比し今週は感染者数が約70%の増加、入院患者数は36%上昇、死者数は26%上昇と発表。入院者・死者はほぼ全員未接種者とも発表。パンデミックは未接種者に限定されてきている状況という。
○パキスタン:連邦大臣AsadUmar氏は未接種者が7倍高いコロナ感染のリスクがあると発表。
○英国:次週からのパンデミック抑制対策の撤廃を予定している英国政府に対して、専門家のなかから非科学的であり数千人の死を招く恐れのある行動だと懸念が出ている。
○インド:これからの100日から120日がパンデミックとの争いの重大局面だと政府表明。
○カナダ:トルドゥー首相が8月中旬からワクチン接種済みの米国人の入国を認めると発表。9月初めからはワクチン接種済みであれば世界のいかなる国の人も入国を認める予定。
○フランス:エッフェル塔が再開。コロナで9か月間の中断の後に。但し従来の許容人数の半分の13000人/日に制限。ワクチン接種証またはネガティブの検査済証提示が必要。
○IOC:バッハ氏が大会参加者から市民への感染リスクはゼロと声明。競技選手と各国代表団員にウイルス検査を8000回以上行っており、判明した3名の陽性者はルール通り隔離している、と小池氏・橋本氏に説明し“ゼロ宣言”。
 検査をすり抜けるウイルスが一定割合で存在する事実、報道関係者が触れられていないことや、選手・代表団・報道団には組み入れられないその他の人が併せて入国してくる可能性を考えると、“ゼロ宣言”は非科学的であり単なる精神論観念論といえる。
 もっと根本を問えば、オリンピック関係者には検査を万全に行い、一方国民市民には今まで不充分にしか行ってこなかったという事実をはっきりと認識しておくべきで、市民は異議申し立ての権利を留保しておくべきだろう。
 16日の段階で一人が入院と報道、感染者も30名にのぼるという。この話は今後どうなっていくのだろうか?
○英国:新規感染者48533人、死者63人記録。感染者数増大に比し、死者数は低く抑えられている。ワクチン接種率が高まる(英国は接種先行国)と、感染者数と死者数との正の相関性が弱まるともとれる。今後の推移に注目する必要がある。
○米国:320万回分のJ&Jワクチンをフィリピンに出荷。フィリピンは2回接種済みの割合が6.2%。
○ベトナム:緊急用目的限定でJ&Jワクチンを承認。6番目の承認ワクチン。前日の2934人から3416人へと感染者数増加。レコード更新中。
○サウジアラビア:Haj(巡礼行)開始2日前にCOVID不法行為に打撃。ワクチンや検査等で不正供与・提供者120名以上を逮捕。逮捕者の中に9名の健康省の役人も存在。感染状況やワクチン接種状況等の違法証明書の販売をネット上で広告していた。
 コロナ禍悪用して焼け太る権力者の話題は数多い。日本でも散発的に摘発されるが、氷山の一角だろう。この問題、もっと包括的に対処出来る方策ないものか?好ましくない政治屋が再生産される温床の一つでしょう。
○米国:外科医大家のVivek Murthy氏がCovid-19とワクチンについて蔓延っている偽情報に警告。Biden政権の医師代表の立場から、Murthy氏は情報会社に対して、偽情報を遠ざけ、政府・研究者・報道機関・教育者・医療従事者が偽情報と戦いやすいよう情報会社の設定するアルゴリズム(問題解決の為の方法・手順)を微調整するよう要請。
 ”偽情報は公共福祉の脅威となり、混乱・不信・健康侵害の原因となる”と警告。
○WHO:パンデミックが”収束まじか”と言う説を否定。
○WHO:HIVがCovid-19重症化にリスク要因となる、とWHO発表(第11回AIDS世界学会年会にて)。以前の研究からはHIVとコロナ重症化やコロナによる死亡とが明らかに関連しているということは判っていなかった。
○ドイツ:健康大臣Spahn氏が中国に対しCovid-19パンデミックの起源由来を辿るための情報を更に提供するよう要請。ジュネーブのWHO本部を訪問したSpahn氏はあわせて2.6億ユーロをWHOのACTプログラム(貧困国を含め世界にワクチンと検査器具を提供する事業を展開)に供与を言明。
○バングラデシュ:ミャンマーから逃れてきているロヒンジャ難民85万人に対しその一部の人にワクチン接種予定と表明。55歳以上の約4.8万人に対し来月から開始予定(WHO支援のもと)。ロヒンジャ難民の2100人以上が陽性となっている。入手ワクチンの数量から55歳以上でスタートするが、接種の拡大も望まれる。
○ロシア:海外のワクチンを直ちに承認する予定はないと表明。現在国内産の4種のワクチン(スプートニクV,EpiVacCorona、CoviVac、スプートニクLight、Lightは一回接種タイプ)が存在。ロシアは1回目接種者含めても20%程度の接種率。
○WHO:アフリカの死亡者数(1週間単位)が先週に比し43%上昇(過去5週間で見ても上昇傾向が継続して起こっている)。酸素吸入器不足や集中治療ベッド不足等、医療機関に支障が出る懸念が高まる。
○弱い免疫力の私にとって、コロナワクチンは有効なのか?その疑問に対しては、”他の人に比べたら同等の有効性があるとは言えないけれど、いくらかは役に立つよ”が答えだろう。免疫系に弱点を持つ人にも接種を勧める理由であり、彼らを手助けしている人たち(家族・友人・介護者)に接種が求められる理由である。
 免疫に問題を持つ人に対するワクチンの効果の研究例がまだ少ないことから、インフルエンザや肺炎に対する従来の知見をもとに考えると、ワクチンの効果は他の人に比してやはり劣る、だからマスクの着用や人込みを避ける等の予防を併せて行っていく必要があると言われている。
 この情報は微妙な話題であり免疫に問題ある人は担当医師と充分な相談が必要と思います。
○国連:コロナパンデミックの陰で数百万の児童達が“はしか”や“他の致死性疾患“の危険にさらされている。昨年2300万にのぼる世界の児童が児童期に必要なワクチン接種を受けられなかったとの報告が上がっている。コロナ禍で移動が制約されたり、危険回避の考えから受けられなかったとされる。WHO,ユニセフによると2019年に比べて未接種児童者数が300万人から700万人多く、ここ10年の中で最高の人数と言う。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

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