life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

粘って繋いで3勝目。

2007-10-31 23:59:59 | 【野球】ペナント日誌 2007
 苦しいゲームだった……シリーズ第4戦。
 先制は「あら。森野にバントですか!」という今までにないパターンから始まったけども、ここ2戦での流れるような攻撃に目が慣れてしまっていたせいか、「もらえる点をもらっただけ」という雰囲気も。
 しかし小笠原が初回から落ち着かない。おまけにいきなり井端がエラーするし(汗)とうとう稲葉に1本出しちゃったし。全体的に球高そうだし、球数多いし。3回時点で5回持つかなーと懸念し始めたぐらい。
 逆に吉川は、基本が荒れ球なのでやはり的を絞りづらいのだろうか、初回以降大したチャンスが作れない。って制球がどうだったか今日はあんまりよくわかんないんだけどね、見てないから(笑)

 それでも4回、一打同点のピンチでひちょりを抑えたので、これで立ち直ってくれるといいんだけど……とか思ったが、5回あっさり2死とってから3つめのアウトが全然取れなくなった。工藤の内野安打は仕方ないにしても、四球出さなかったら済んだ話。ここでずるずる引っ張ってもいいことない。交代やむなし。
 でも代わった鈴木もいきなり金子に0-3。おいおい押し出すのかよ、でも金子調子いいからここは肉を斬らせて骨を断った方がいいのかもしれない、次が鶴岡だから。とか一瞬だけ思ったんだけども本当に押し出したのはいただけなかった……まあ、ヒットで逆転されるよりはよかったんだけどさ。←結果オーライかよ

 ただ、この直後に、またまた相手のミスからとはいえ勝ち越し点が入ったのが大きかった。膠着した状態だと結局吉川が投げ続けて点が取れなさそうな気もしたので。いや、経過追ってただけなんだけど……気分がじりじりしてたから(笑)
 そいでいよいよもって7回平井からの必勝パターンリレーがスタートするわけだが、「平井もですかっ」と言いたくなる2四球。まーもう結果がすべてなので、無失点だから目をつぶる。
 その裏、ばっさん四球→久々の(か?)森野の長打! でダメ押しのチャンスに、ウッズはやっぱり打てなくて(笑)回ってきたノリの打席。気合一閃、打球は浅いながらもセンター前。バットを投げ捨てる姿に万感こもってました。
 2走・森野はひちょりに刺されましたが(笑)欲しかった1点がついに入った。しかも、当たってる男のタイムリーで。「またノリに打たれた」という印象を植えつけるのは大事だもんね。

 では仕上げの準備は岡本で……と言いたいところだが、昨日はそこそこだったけど今日はまたいきなり走者を出していた(汗)。とりあえず併殺で事なきを得て、2人のセットアッパーが結果、盤石でこれまた盤石の、最強の男にバトンを渡したわけだ。
 9回、満を持して岩瀬仁紀、今シリーズ初登板。あのエグいスライダーを軸に、賢介・稲葉を貫禄の連続三振。最後はシュートを引っかけさせて、初セーブ。

 小笠原がもどかしかったので(笑)なかなか胃の痛む試合にはなった。しかし、よく考えれば昨日や一昨日みたいな大量点がむしろ竜らしくないので、本来ならこういう試合を取れるのが竜の強みなので……と、今さら前向きに(笑)。少し打線が調子づいちゃうと、それが当たり前みたいな気がしちゃう。いかんいかん。そうじゃないのだ。今の竜の、引っかき回して守り勝つスタイルが好きなのだよ。ある意味あの、例の「スモール・ベースボール」?←そうかなー

 結局、いつまでたっても山井が出てこないので(笑)もしかして札幌に戻らないといけなくなったら札幌で投げさせるのは憲伸の方がいいんじゃねーの? とも思うから明日山井も充分にあり得る。が、一気に行くなら憲伸に任せたい気もする……しかし、相手が相手なだけに結局読めない。
 どちらにしても、初戦の轍は踏まないこと。絶対に先制されないこと。果たして今のダルビッシュ相手にそれが可能なのか? うう、考えただけでも胃が痛いねえ(笑)

 普段通り。普段通り……できるかな?