デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



自動車の運転免許を取得して何年も経つし、ペーパードライバーではないにもかかわらず、軽自動車で単独事故を起こしそうになった。
一日中気温が低く、雪がちらつくこともある週間であるというのに、夕方6時以降、ただ、「早く帰りたい」「遠回りするのが面倒くさい」というただそれだけの理由で、山を越える「近道」を選択し、帰途についた。
路面の端に雪が残る山道に入り、道路標識の電光掲示板に気温マイナス5℃の標示が目に入ってきた。
下りは、純然たる恐怖であった。スタッドレス・タイヤをつけているとはいえ、速度10km/hぐらいでの走行でも、ところによってはタイヤが滑った。とろとろ運転でも滑りそうになるのが体感できる有様で、生きた心地がしなかった。急ブレーキを踏もうものならスリップして、単独事故を起こしかねなかった。
ふもとにいるときは気温がどうなってるか、分からなかった。また、いくら雪は止んでいて、路面に雪や凍結の様子が見てとれなかったとはいえ、山の坂を上がったら路面が濡れている、凍っている可能性大というのは常識で考えたら分かるはずだ。そんなことすら頭が回らなかったなんて、愚か以外のなにものでもない。
早くスーパーで頼まれたものを買って帰りたいという独善があっての、軽はずみな選択だったのだ。致命的な結果になりかねなかった体験を忘れんために、その日の日付を示すものにメモをして身に着けてようと思う。



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