Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

髭剃り完備で一安心

2024-06-18 | 雑感
充電池を日本から運んできて貰った。パナソニックの純正品である。電圧もアンペア数も同じで形が同じならば安いものを選んだ。680円ほどでドイツで入手可能なのは10ユーロ超えるので三分の一ほどの価格だった。しかし髭剃り自体は現在の為替レートでも130ユーロぐらいが二万円ほどとなっている。若干仕様は異なっている。

電池交換は練習していたので数分も掛からなかった。旅行前にフル充電した。最初の使用で80%程迄落ちたので、充電池ではなく回路が壊れているのか疑問で、旅行に充電アダプターを持参した。二回目の使用で80%へと三回目でもその感じであったので、ヴァージン充電では充分に充電池が使いきれないのか、それとも回路の問題なのかの結論は出なかった。

帰宅日の三回目の使用で60%程が見えてきたので、やはり二度目のフル充電に期待するべきかと考えて、帰宅時に水洗いをして四回目の使用に備えた。そして40%となって使えている。既にこの時点で明らかに交換前では停止していたので長持ちしている。すると20%まで使えるかどうか。一週間は使えないとしても五回目迄完全に使えるかどうか。

最新式は2週間使えることになっている。どうも容量は同じそうなので回路が異なっているのだろう。確かに現在使用のも旅行にアダプターを持ち歩くようになったのはここ数年で最初の数年は考えもしなかったので、10日以上は使えていたのだろう。しかし2週間は本当だろうかとも思う。

さてこれで入れ替えた電池を最後まで使って、二度目の充電でどこまで行くか。先ずは使用可能な状態で保存しておいて、予備の旅行用の髭剃りに使用可能か。数日間使えるならばそれで充分である。

新しいものは風呂場でも使えると銘を打っている為に、充電ケーブルをつけると使えないように安全処置が為されている。しかしドイツで同じ格のものは入浴中にの意味がないので充電中にも使える。一方急速充電一時間ということは、10分も時間があれば問題なく使えるのだから、問題はない。

充電ステーションが付いていないので、充電し続けるという使い方をしている人は少ないのだろう。過充電防止機構はついているようだが、出来るだけ電源を意識しない使用の方が快適である。

古いポーチはビロード作りだったが今回は人工革風である。薄くて軽いのはいいかもしれない。全重量は204gと200gと僅か4グラムしか変わらないが、新しいものは頭がより可変でふらふらしてバランスがヘッドに振れている。その為握りが短い感じのようでての大きな人は手首から巻きつけるように持つ感じになるのだろう。従来型にはそうした持ち方の強制感などは皆無だった。これは先ずは新しいものを使ってみて比較してみないと結論は出せないだろう。

先ずは髭剃り完備で一安心である。



参照:
月末調整の発注計画 2024-02-23 | 生活
縦に積まれた味わい 2024-05-02 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無人の国境から瑞西往復

2024-06-15 | 雑感
バーゼルへの乗り入れは若干問題があった。国境超えまではリーエンというライン河の右岸の最奥のスイス国境の地区を目指し、そこから市内に入っていく。そこでナヴィが落ちた。恐らくローミングする為の料金が残っていなかったので、オンラインのナヴィが効かなくなったのだろう。オフラインに切り替える為には一度オフにしないといけなかったようだ。それでも目的地のカジノは音大の下で、中心地にあることは分かっているので其の儘中心へと向かう。

若干ややこしいのはドイツの大都市などでも旧市街と言えばセントラルになるのだがここはクラインバーゼルとか右岸にあって、橋を渡って左岸に移るまでは突き進むしかない。そこまで来ると土地勘も冴えて来て、直ぐに駐車場のあるクンストムーゼウムの案内が出て来た。これで一安心で、入り口を見落とさないようにゆっくり走る。平日ではないので余裕があった。

車庫入れ17時45分で予定通りだ。宿を出たのが17時10分過ぎだった。銀行群がの駐車場ともなっているので広く、出口から美術館に向かって場所を聞いて出ないと方向が分かり難い。しかし学校からの坂の下に着くと大体分かるのだが、カジノは訊ねないと入り口が隠れている。その間に一昨年訪れたオペラ劇場もあり、ティンゲルの噴水もあるのだが、街の中の交差点は方向感が取り難い。今時ナヴィも使わずに都市部を歩いている人は少ないのかもしれない。

出庫21時10分で6フランケンは大都市としては安い。やはり帰路もナヴィが入らないので土地勘だけでリーエンらしき方を目指す。スイス領内のドイツの駅であるバーディシャバーンホーフの横の交差点に停まる。まさにそこに嘗て友人が暮らしていた。一昨年も人とそこで待ち合わせした時もそこからアウトバーンに乗るだけで、リーエンの方に向かうのは初めてであった。地道を通って最寄りの国境もヴァイルアムラインである。

今回はスイスの交通料券が切れていることからアウトバーンでは国境を越えられなかったのだが、夏に再訪するときに購入することになる。リーエンからレーラッハへの国境は無人で誰もいなかった。往路も見かけなかったので抜き打ちでしか行わないのかもしれない。

ドイツに入ってからもレーラッハの街周辺で迷った。今年訪れたホールの前も通ることになった。それでもなんとかナヴィが入ってからも異なる住所が目的地になっていて、もしかするとコロナ期間中に泊まったところかもしれないと思った。

それでも時間を掛けてなんとか宿に到達する。既に22時を回っていた。駐車スペースは出かける時同様に開いていて問題がなかったのだが、入り口が開き難かった。横のスペースで何かをしている男が来た。オーナーのミスターベートである。キーホルダーのマイクロチップで解除になるとは受け取っていないメールに書いてあったらしい。

そういえば出かける時にも向こう側から出て来たビート氏、やはりビートモーテル以外の何ものでもなかった。宿泊施設そのものは好評かを受ける物件であったが、何もかもが不思議な空間と環境であった。



参照:
なんとなしの風通し 2024-03-06 | 文化一般
ゆっくり休めた宿 2024-06-12 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくり休めた宿

2024-06-12 | 雑感
シュヴァルツヴァルトの友人のところを15時前に出た。レーラッハの宿には16時に入る予定だ。ワイン街道を出たのも遅れて、そこには13時過ぎに着いていたので二時間近く滞在していた。もう少し時間があれば山道を通ろうと思っていたが、急いで最短距離を走るよりもアウトバーンに向かった方が早く燃費もいい。宿には時間前に着いたが、鍵明けの連絡が入っていなかったので電話をして鍵を受け取った。上階で部屋を掃除していたらしい。

回りには葬儀屋があり、建築のガラなどのコンテナが積んであった。生活ごみ廃棄上も裏側で喫煙所で火をつけると夢洲の様に爆発するかもしれない。なるほどこれで55ユーロでも84点しか評価されていなかった理由が分かった。更に宿はボーディングハウスと名乗り、長期の滞在者も受け入れている様だった。またそこのオーナーが「サイコ」のアンソニー・パーキンスのような物腰で、一寸人見知りするタイプで、如何にもで、上階には母親の骸がロッキンチェアーで揺れているのではないかと思わせた。

しかし友人が想像したような古い建築物でもなく部屋も清潔で日当たりのよい部屋も機能的だった。霊柩車を望むだけでなくイタリアからの霊柩車も道に停まっていた。それでも景色はシュヴァルツヴァルトへの遠望も効いて中々であった。

スイスとの国境でもあり、近くに安いアパートメントがなければ一泊ぐらいならば又泊まってもよいと思わせた。夏場は知らないがハエが跳び様なこともなく、夜中も窓を薄っすら開けていても静かでよかった。チェックインも12時からアウトも12時迄と使い甲斐がある。掃除の清潔度もベットもやタオル類も冷蔵庫も綺麗で、隣の葬儀屋で送り人でもしているのではないかと思わせるぐらいである。コーヒーも二回分を飲んで、クリームも持ち帰った。

そこからの帰宅も快調で、月曜日の午前中でトラックは多かったのだが、久しぶりに飛ばせた。よく眠れたからだろうが、乗用車は少なかった。アウトバーンも地域によって速い車の比率が変わってくるのだが、平日のバーゼルからバーデンバーデンはあまり速い車は少ない。

トップで時速230kmを出せば余り抜かれることはない。そして一台だけ白色の発注した車の一つ前のタイプのようなのを見かけたが余り飛ばせていなかった。現在の車を発注する前はその時の車で抜かれる車として眼をつけていたのだが、今回はそういう明らかに足の速い車の認識はなかった。

一時は時速200kmを越える車が増殖していて、嘗てのようにエリートの高級車だけではなくなっていたのだが、最近は制限速度領域が増えたからなのか、はたまたSUVのような余りスピードの出ない車が増えたからなのか、250kmリミットで飛ばすような車もあまり見かけなくなっている。恐らく30年ほど前の時速200km超えに似ていて、数パーセントのエリートとなっている。実際にアウトバーンでもその速度で使い切れるかどうかが考慮されるところなのだろう。

こうして230kmほど迄は飛ばしつつ薄くなっているディスクを保護する為にブレーキを殆ど踏まない運転に慣れてくると、電気モーターの加速度と自動運転機能で巡航速度を時速平均140km超えまでは目指せると予想している。



参照:
全く動じない森の住人 2024-06-10 | 料理
年間20ユーロの倹約 2024-06-08 | 文化一般
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今秋のミラノ旅行準備

2024-06-06 | 雑感
ミラノのスカラ座のティケットを初めてネット購入した。システムは比較的わかりやすく多くは英語で確かめられる。

10月のスカラ座での「ばらの騎士」再演をペトレンコが指揮するからで、宿は大分以前に押さえておいたり、準備をしていたものだ。

抑々ペトレンコが、ベルリン就任後はオペラ指揮をしない約束になっていたので、復活祭以外ではミュンヘンでのトリスタン上演以降初めての指揮となる。つまり解禁されたということで今後の動静をうかがいたい。復帰は夏のザルツブルクが先行すると予想していたが、恐らく住まいからも近いこともありやはりミラノでの成功は重要視されるだろう。

べルリンで終生やるとした発言の後ろにはこうした合意がなされていたことになる。今回の演出はザルツブルクでメスト指揮で為されたハリークッファーのもので、ミュンヘンでの新制作「マクベス夫人」だけでなく、そこには信頼関係があり、亡くなった演出家を記念してという趣もあるだろうか。

キャスト陣などはザルツブルクなどアルプス以北では難しそうな面々であるが、先ずは劇場デビューをして今後の碑にということだろうか。

さて肝心の座席は天井桟敷で押さえておいたので、なんら問題はない。やはり常連さんらが手を付けそうな席は直ぐに売れてお手つきした。だからベストのチョイスだったかどうかは分からない。舞台を観る必要がなくてもいいと思っていたが、奈落と両方にある程度の視角はありそうで、指揮も四六時中観ている必要もないので、余り極端な席は選択しなかった。

お客さんの質はその席の出方などで大体分かった。先に売れていた席は常連さんなので、とても細かな条件を満たしているのだろう。そういう所を含めてお勉強である。ミュンヘンに通い出した時もスキーの帰りに立ち寄ったので二列目でバイロイトでの指揮に続いて何も見えなかった。しかし、三幕で最前列が空いたので、そこに滑り込んだのだった。初めてペトレンコの指揮を生で観たのだった。

その様な塩梅で、なにもそれ程欲張る必要もない公演である。但し、奈落は首席奏者の友人が乗っているかどうかも確認しておかないと後で話しにもならないので、舞台以上にしっかり見届けたい。総じて今後の本格的な公演に備えての座席選びともなった。

スイスのタチーノに押さえているアパートメントの二泊は一週間前がキャンセル限界なので、状況次第では今後まだいいものが見つかり次第ともなる。不確定要素は当方の車輛にもあるので、いざとなったら列車移動やレンタカーの手配も考えておかないといけない。

順調に走ればミラノ往復は二泊すれば全く問題がない。但しワインを醸造所に行って試飲するまでの時間は一寸ないかもしれない。スーパーで地元のワインを購入するぐらいか。車のことがあるので国境を都合四回越えないといけないのがネックになる。ミラノの市内交通のざっとした土地勘もあるのでそれ以外はあまり問題にならないだろう。



参照:
迫る20年ぶりの長距離運転 2023-09-08 | 生活
やるべきことを達成 2023-12-09 | 音
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

止めている薬用石鹸

2024-05-22 | 雑感
身体がなぜか締まってきた。痩せた訳ではなく、若干食事量を増やして顔つきをマシにしようと思っているぐらいだ。原因は眼の下の隈で、これは薬用石鹸を止めたことで若干改善している。眼の下がカサカサにならないようになって来た。眼の疲れとは直接関係がないかもしれないが、突っ張る感じは減って来た。

胸の脂肪が取れて、あんこ型が改善されてきたのはジョギングで腕の振りが強くなってきたことがあると思う。それも十年ほど走り続けたことで、先ずは腹から、そして下半身からすっきりしてきたが、漸くここにきて上の方へと変化が表れて来た。筋肉さえ若干強化すればスポーツに使いものになるのではないかとなってきた。

昔から米国映画などでアンチエイジングを試みている様子が映されることが多いが、確かに脂肪を落とすとともに筋肉は何ごとにも最も重要である。脂肪は心配しないでも食べたいだけ食べ飲みたいだけ飲めば増える。

雨が上がったところで一走りした。聖霊降臨祭に合わせたのか森の立て看板が完成していた。きっと地元の政治家を集めてお披露目式があったのだろう。石切り場の見晴らし場へと10枚ほどの内容だった。詳しくは鳥の名前などを調べて行かないと分からないが、珍しい鳥が生息している事だけは分かった。確かに鳴き声が可也豊かなのは年間を通じして知っている。玄武岩の石切り場があって砂岩なので、その植生に準拠するものらしい。

次の音楽会はバーゼルのシムフォニエッタで女性の新曲ばかりの会であって、かなり話題になると思う。指揮者のエンゲルと最初にあった時もカザフスタンかの女性の作曲家の曲を初演していた。ということで我々にとっては何一つ驚きはないのだが、それでも女性の作曲家だけとなるとやはり話題になって、男性のそれだけとなると全くお話しにもならない。

女性と言えば来年一月に再びリディア・シュタイヤーとティテュス・エンゲルが共同制作でタッグを組む。シュトックハウゼンの「木曜日」の制作で表彰された二人である。今回は新曲で昨秋もルールトリエンナーレで新曲を披露したヴェルトミュラーの新作オペラ「ミュンヘンのイスラエル」の初演をハノーヴァーで行う。そこの歌劇場ではコロナ期間中のマーラーの第七番を指揮して話題となっていたのだが、なぜそこの劇場と活動するようになったかの経過は知らない。

ヴェルトミュラーに関しては先日のインタヴューでもリズミカルな創作として言及していたので再び初演することは気が付いていたがオペラとは思わなかった。台本はなんと東京の新国立劇場の為に「アンウントアウス」を創作したシムメルペニッヒで、マンハイムでドイツ初演を観劇した。フクシマ禍を扱った作品であったが、それ以上にいい本が出来ているのを期待する。抑々作曲家自体が一筋縄ではいかない。そこのこれまた癖おもののシュタイヤーが舞台を作るとなるととてもエキサイティングな音楽劇場となる筈だ。

エンゲルはなぜか新シーズンはその新制作と来年六月のフランクフルトでの「ジャンヌダルク」の再演ぐらいしか発表されていない。余程その他に興味深い催し物があるのかどうか。



参照:
「世界十傑の美しさ」の街 2024-01-30 | アウトドーア・環境
挙動不審者たちの巣窟 2023-10-03 | 歴史・時事
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縦に積まれた味わい

2024-05-02 | 雑感
リゲティの「13楽器の為の室内協奏曲」をお勉強している。興味深いのは楽章ごとに異なる四人に献呈されている事だろうか。聞いたことがあるようなモエディという人の外ツェルハ夫妻の二人に、先ごろ亡くなった大俳優のヴァルター・シュミディンクの四人へである。

細かなアナリーゼもまだあるが、興味深いのはやはりサンドラ・ヴェレシュの影響もあるだろうということで、その楽譜が当然のことながらIn Cで書かれているからこそ余計にその半音階のトナールが際立つ。この辺りも映画だけでなくて生前中によく売れた背景でもある。そしていかさまな指揮をしようと思えば幾らでも出来る原因にもなっている。要するに真面な演奏が為されるようになるかどうかがこの作曲家の作品の将来性を左右すると思う。

髭剃りの充電池を更に調べた。結局二日しかもたなかったが、電圧は4.3V程迄あって、電流量も400mA程あった。電池を新しくすれば結構使えるのは間違いないだろう。但し幾ら出すかで、ドイツではバッタものでも8ユーロ程は最低する。そしてプラスティックも結構経年変化を起こしているようで電池を取り換えたりしたら緩んで割れて仕舞うのも時間の問題だと確認した。10年以上は使えるということで最低価格に近くなったらやはりここで購入しておこうと決心した。

また水洗いしたらやはり中身が少し湿っているのを確認したので、開封を繰り返していたら直に壊れるようになるだろう。それでもこれであと数週間ぐらいは充電を繰り返して使えると思う。出来れば安い電池を日本から調達したい。

髭剃り器の本体ももう少し安くなるのを待っている。在庫処分のようで大分出ているようだが、上手く買えると良いと思う。現在使用中のものも電池が強くても速度が少し遅い感じがする。特にフィリップスの磁気の歯磨きと比較すると物足りない。現行のものとの差異も調べておかないといけない。

月曜日に走った時に最近手を入れている玄武岩の採石場の深い穴を覗き込む展望台が出来上がっていた。それ以外にも二カ所ほどの掲示板の準備も出来ている。先日場所を聞かれたりしたので最近話題になっていたのだろう。

ワイン愛好家にとってはなんといってもユニークなバサルト土壌のキルヘンシュッテュックと呼ばれるドイツ最高額のリースリングを輩出するグランクリュ地所を形作る遠因になっている採石場である。そこから砕石した玄武岩をリフトに乗せて谷まで運んでいた。そこの途中にあった地所にリフトから零れ落ちた玄武岩がその土壌の味覚になっているのである。ある意味人工的な遠因があったのであるが偶然にそうなったに過ぎない。

同じような地所がダイデスハイムにもあって、そこはワイン地所の間を道を通すために石垣にした事で、様々な土壌が縦に積まれることになったので独自の土壌の個性が出来上がった。段々になったテラスが作業効率で斜面に均されたりと個性が弱くなる一方でその逆もあるという事だ。但し特別な個性を作るために何かを撒いたりというのは受け入れられない。グランクリュの指定にはそれなりの審査がなされる。



参照:
新調する前に充電池を 2024-04-30 | 生活
ロールオーヴァーべートヴェン 2017-03-20 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リアルタイムの可能性

2024-04-28 | 雑感
陽が陰るとやはり結構寒い。気温の変化で風邪を引きそうになる。結構疲れが出る。

我が市のワイン祭り避難計画である。中々定まらない。今年は出かける予定があったのだが、延期になりそうなので、急遽そこに計画を入れる。

二週間連続してあるので、週末一回は完全に避難したい。走行距離はあまり伸ばしたくないのだが、全体で1500kmぐらいになるだろうか。

新車が入るまでに決まっているのは、ルツェルン往復とかを含めて更に3000kmぐらいとすると、5000km以上は間違いない。但し最終的に三十万キロに至るかどうかという所だろう。そこまで動いてくれれば万々歳だ。

来週はシュヴェツィンゲンの音楽祭でのリゲティの13楽器の為の協奏曲を聴く予定である。幸い資料も見つけたので少しでもお勉強出来る筈だ。演奏回数は1970年以来結構な数になっているようだが、聴いた覚えがあまりない。

先日映像のリアルタイムテロップの可能性を探していた。アンドロイドで手元のヴィデオの映画にテロップを入れたいと思った。特にフランス映画の場合は字が付いていると切っ掛けと全体の構文が分かりやすくなるので聴き取れるようになる。オペラでもあることなのだが、フランス語の場合はそういう場合が多い。成程英語でも後ろに伸びる場合そのアクセントなどとの関係で構文が分からなくなる時がある。普通のドイツ語でも副文の繋がり方などが音声としてすんなりと流れるようになるには結構時間が掛かった。要するにアーティキュレーションの問題なのだろう。

それで、アンドロイドではヴァージョン11から容易にスイッチを入れれるようになったのだが、現在使っている7ではアプリケーションを組み合わせないと駄目なので使いにくい。しかし、字幕なしにテロップだけで映画をどんどん観れるようになると語学力は断然身につくと思っている。

新車が入ればどうしてもアップルテレフォンも購入するのだが、アンドロイドのタブレットも車で使いやすくなるので、その辺りも考慮して、更に今後も車中でノイズキャンセラーで音楽を聴くことも考えて、後継機にも目を付けておきたい。

コーヒー豆の不作を話しを聞いていたが、やはりダルマイヤーのプロドーモも前回開けた袋から減量に気が付いた。掲示は其の儘で、なにか塊のようになっていたので製造上のミスかと思ったが、続けて少ないことを確認。重さは計っていないので分からないが、そこは上手に調整しているかもしれない。

そして最新のパッケージは色違いのものがあって、愈々減量を少しづつ変えてきているのかとも思っている。味さえそこそこならば同性安売りでしか買わないので構わないのだが、余りに表示と違うようなら何らかの苦情をしないといけないと思っている。



参照:
スーパーで新鮮な出会い 2008-07-29 | 料理
内部からSDカードに移動 2024-02-21 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拒絶する強い意志

2024-04-19 | 雑感
ここ暫く寒い。薄着のせいだが厚着には戻れない。陽射しの有無で温度差が激しい。裸で走っても、陽が陰ると急激に冷えて来た。パラパラと来たと思っていると下り来てから、雹が降った。車の椅子に積もった。どうしても展葉している葡萄への影響が心配になる。

四月で真夏は屡あるのだが、これだけ冷えるのは珍しい。洗濯をしないでおいておいたセーターを着ることになるとは、先週まではTシャツにショーツで暮らそうかと思っていたので殆ど失望だ。なによりも疲れが出るのがいたい。

暖かいものでも食して赤ワインでも飲んでとは思う。入浴もしたいところだが一度も入らなかった3月もそれ程使用量が減っていない。3.2㎥と昨年よりも33%少ないが、同程度の家庭の倍以上である。風呂が原因でないとするとシャワーの使用量が違うことと、厨房でのお湯の使い方でしかない。食洗機を使えば殆ど使わないのは当然だが、電気料金とかを考えてどれほどお得になるのか。なるほど食器の数が多ければ絶対有利であるが、知れているのでどうだろう。

その一方ヒーターは完全に切っていたので、61,3kWhと昨年から82%減少していて、少なくともこの冬は昨年よりも少なくなったであろう。この花冷えで冷えることを考えれば陽射しが出てきた頃なのでそれほど寒くは感じなかった。平均所帯280,6kWhとの差はこのところの光熱費の上昇を吸収できたと思う。問題はお湯の方が高くつけば総合してそれほど変わらないということになるかもしれない。

ワイン祭りの避難が問題になっている。どのようにするかがまだ定まらない。本年は出かけるところはあって宿も抑えられそうなのだが、費用とか走行距離とか日数が問題になる。色々と判断することがあって面倒である。

洗濯を出しておいた。次のお出かけは再来週なのでまだ余裕はある。来週の試飲会はどうしようかと考えている。

地元放送交響楽団の次期常任指揮者ロートが手兵のレシエクレを振るのだが、全然売れていない。前途多難である。以前のSWF放饗とは客層も違うという事だろう。良い席を確保してあるのでリゲティの13管楽器ぐらいは勉強しておきたい。次の音楽会である。それまでに片付けることが多々あり頭もいたい。

キリル・ペトレンコがヴィーンの定期と楽友協会演奏会をキャンセルしたということでホッとした。理由はウニテル社が映像制作をもくろんでいる様だったからで、もしそれが実現するとペトレンコがノイヤースコンツェルトに登場するのは目前で、そうなるとメディアに操られるようになって、活動は芸術から商業へと変わる。それはないと思っていたが、前日にキャンセルという事だった。金曜日に備えてカメラを入れ出したので分かったのだろう。恐らく抜き打ちのようなやり方のヴィーナーフィルハーモニカーとの信頼関係に亀裂が入ると思う。夏のザルツブルク登場を待ち構えていたが、これで当分そこでオペラを振ることもなくなり、同じようにウニテルとバイエルン放送協会との共同制作オファーを蹴ったバイロイト音楽祭復帰の方が早まったと思われる。



参照:
清濁併せ飲むのか支配人 2022-01-27 | マスメディア批評
あれこれ存立危機事態 2015-07-14 | 歴史・時事
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドギマギで水浸し

2024-04-10 | 雑感
前日になってドギマギした。ブラームス弦楽四重奏曲二番イ短調は記憶通りで、此処まで分かっている作曲家の労苦のありどころで、演奏者がそれを身を以て意識するかどうかは直ぐに分かる。その対位法的な扱いもどのように解決するかで演奏者の知能程度が分かる。

そのように上からの目線で初めて聴く四重奏団の腕を見ようと思ったのだが、知っているとと思っていた三番目の四重奏曲変ロ調調で挫けそうになった。これは創作家の又別の書法である。不覚であった。

資料を見ると1875年にハイデルブルクに近いネッカー流域で過ごして民謡などを採取した様であって、丁度マーラーの「不思議な子供の角笛」にも似た話しとなる。ラーデンブルクかどこか分からないが、演奏会前のレクチャーで話題になるのは間違いがない。

ネットで資料などを読んでいると名が出てくる先日もレクチャーで話していた教授は私の友人の大学では部下になるようなのだが、ブラームスの専門家らしい。自らも祖父はミュンヘンの音大の創始者だと自慢をしていたぐらいだ。

兎も角、残された時間で三番と同時にブラームスのソナタ一番の勉強も初めておかないと、金曜日に直ぐ近くで聴いて、こちらの表情も演奏家本人にみられる聴衆としては正しい判断を下さなければいけないと必死になる。

水圧が上がって、予想した通り地下のボイラーのタンクへの取水口が破裂したようだ。なぜか夜中から前夜の便器の浮きの水漏れ以上におかしな異音がしていた。地下が水浸しになっていたということで、お湯の配管から水が抜けていたのだろう。個人的には浮きの為におかしな異音を夜中にさせて修理の必要を迫られていた。

それを修理してシャワーでも浴びようと思っていたらお湯が出ていないことに気が付いた。そして再開を確認して、初めて浮きへのアクセスに至った。図示してあるものがあったのでそれに従った。なるほど配給管は見事に緑青を吹いていたが、ちょこちょこっと触って漏れが止まった。また問題になればいつでも直せることを確認して終えた。

水道もお湯も快適に出るようになってその水圧も安定してきた感じで、先ずは漏れも止めたので、此処に引っ越してきた当時以上に快適な水道環境となっている。なによりも当時は硬水だったのが、今はとても柔らかい山の水になっているからだ。この地域は同じ砂岩でも石灰の混合率がとても低い。玄武岩などはリースリングだけでなくて水にも決して悪くない。

復活祭からは日が経ったが、その時に購入したウサギの酵母無しのお菓子の写真を上げておこう。酵母無しのパンとは酸っぱくないパンとも聖書に書かれている祭りのパンにも通じる。



参照:
流しに網を掛ける 2024-04-09 | 雑感
色々とお試しの季節 2024-04-08 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流しに網を掛ける

2024-04-09 | 雑感
今週は二回のブラームスの夕べである。曲目は二種類の弦楽四重奏曲に作品一番のピアノソナタ、中期のラプソディ―二曲である。弦楽四重奏曲は馴染みがあるのだが、ピアノ曲はあまり知らない。そこでお勉強の質も変わる。

抑々二回の演奏会に行こうと思ったのは日程もあったが、小さな会場で良い演奏家の演奏を聞ける機会だからである。作品を聴きに行くとかいい恰好を言っても、有名無名の演奏家に拘わらず、それゆえに良い演奏がなされる可能性がない限りは出かけない。

大管弦楽団などはその音響を浴びに出かける人も少なくないようだが、十代の時代からそれ程その価値は見出せなかった。だから既に名録音などの揃った名曲演奏会などは殆ど行ったことがなく、今後とも出かけることはないと思う。

それでどの様に演奏家にも興味があっても、楽曲に関心をもたない限りは態々出かける動機付けが生じない。先ごろ亡くなったマウリツィオ・ポリーニなどが直前にしかプログラムを発表しなかったことも若干疎遠にした理由であった。

作品をお勉強するがてらに、徐々にこうした演奏をするのだろうと過去の実況録音などから予想する。チェコの四重奏団のハース四重奏団はシュヴェツィンゲンの音楽祭のそれを聴いても巷の評価のようにトップクラスとは確認できていない。勿論その流派からスメタナやヤナーチェックやスークやその名を冠したような名四重奏団との比較になって仕舞う。

ピアノはフランスでの演奏会中継からブラームスのヴァイオリンソナタに付けたものを聴いたがヴァイオリンがあまり良くなく今一つ印象が纏まらない。詳しく聴くしか方法はないかもしれない。

ダージリンと同時に発注したのが、キッチン流しのサイドの笊である。オリジナルのプラスティックが数年で割れたことから、その後大きな茶こしなどをおいていた。主にコーヒフィルターとか水気のあるものを其処で水切りして、場合によっては食事屑などを干していたのだが、どうしてもその網なども汚れて、黒カビが生えやすくなっていた。まさか茶こしを新規に替えても仕方がないので、代わりのものを探した。アマゾンで使えそうなものがあった。引っかけて使うのだが大きさは都合がよい。但し引っかけるだけなので上手に使えるかどうかは疑問だった。

実際に設置しようとすると引っかけフックが弱くて、下を向いてしまうので、下の方をゴムで浮かすことにした。重いものは入れられないが平素の使用にはそれで十分な筈だ。新ためて周辺を清掃したので、そこにヌードルを流し込むことも可能なのだろう。ともなくステンレスなので、清潔には保ちやすい。

夏場にそこで何かを冷やすぐらいに清潔であるかどうかは分からないが、一先ず気持ちがよい。朝から蛇口から水が垂れていると思ったら、市中の水圧が可也高くなっていて、今迄気が付かなかったトイレの浮き迄緩んでいる。週末に短く断水があったので明らかにポムプの水圧を上げたのだろう。市で一番高いところに住んでいるような身分なので、それからすると水道屋が忙しく、市には電話の問い合わせがひっきりないと思う。



参照:
色々とお試しの季節 2024-04-08 | 生活
流量をも整えるノズル 2023-06-30 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の野のような風通し

2024-03-20 | 雑感
散髪を済ませた。生憎、上手な人はおらず、髪結いやり手婆の仕事だった。それでも以前よりはよくなったのは、上手い人が土台を仕上げていて、それを踏襲する形でバリカンを入れるからだ。鋏で揃えるのも大雑把だが仕方がない。そういうのに限ってドライヤーなどで形を整えようとしたりする。

最初だけでもよければ良しとして、次にハイデルベルクに出かける時にどのようになっているのかぐらいであろう。初夏に早めに行くしかない。コロナでの洗髪してからの決まりが無くなったので、先ず始めてから売り上げを上げる為にも、途中洗髪した。揃えるやすいのかもしれないがよく分からない。バリカンにはウェットカットはないというのも分かる。

兎も角、春の野のようにしてくれと頼んだので、地肌が見える感じになった。今度はお陰で頭皮が緩くなって、栄養が回りそうになった。髪の調子がよくなるかもしれない。野の地面のようにである。その影響から眼の廻りも凝りももう少し取れてくれると嬉しい。コロナ後の酷い時に比較すると、新しい眼鏡の影響もあるが大分眼の周りの緊張が緩んできている。もう一息かもしれない。コロナ禍は健康的にもまだ完全には回復していないと思う。不幸中の幸いはワクチンを二本しか打たなかったことぐらいか。

週末にかけて摂氏20度近くになってくる。未だ来週の聖週間は暦通りに一桁になって寒いのだが、復活祭は直ぐそこである。夏タイヤ交換も予約してあるので、あとは新車の発注だけだ。

壮行演奏会に続いて、ルツェルンの音楽祭の券も押さえた。久しぶりに最上階も一枚購入した。アルテオパーでの良い席があるので、二枚ともランクを下げて、その差額でアルテオパー分が殆ど賄える。楽曲とその音響を考えて席を選定した。

日程が決まったので再び予約してあるアパートメントを確かめる。昨年よりも価格が上がって250ユーロ程である。部屋も狭くて、決してよくはないのだが、場所を知っていて、地下ガレージも分かっているので、新車で走って行っても全く問題がない。当分は駐車場の場所とか屋根付きとかも決定要素にはなる。往復の燃料代などを入れて700ユーロ程の旅になるのか。

復活祭が終ったら来年の旅行の計画もぼちぼち立てておかないといけない。先日の講演でブラームスが、上手に仕事を入れて各地を回っていたとあった。ブラームスほどいいところを旅行して滞在している作曲家は知らない。

移動範囲が比較的限られている人ほど知る人は知る所に滞在している。全く知らない土地柄を除いては土地勘が出来てくるのでどの辺りに滞在したらよいのか、次の機会にはあの辺りにと思っていたところが増えてくる。要するに欧州内は大体あそこ辺りというのが決まってくるのである。



参照:
独最高の赤ワインの旨味 2024-03-19 | ワイン
旅絵日記一時帰宅編 2023-09-02 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これ以上にはない車

2024-03-09 | 雑感
陽射しが期待されていた。しかし午前中は曇っていて、気温は摂氏6度ほどに止まっていたので、暖房の無い部屋では取り分け寒かった。

フランクフルターアルゲマイネ新聞の新車試乗記を読んだ。メルセデスとBMWの比較も来週火曜日に全て出揃う。両車とも同カテゴリーで世界最高で、未だリリースされていないアウディにはハイブリッドが抑々ない。興味深いのは、今回もコントロール感ではBMWに勝敗が上がるが、その運動性ではメルセデスに軍配が上がっていて、両車を乗り比べて来て、漸くという感じがする。それは一月の試乗で確認していたが、BMWに関しては週明けに詳しく読むことになる。しかし明らかにメルセデスの方がクーペ感が強く、明らかにトランクの小さいBMWの方がフォードアーのリムジン感が強い。背景には、前者は中華市場ではロングヴァージョンを出していて、運転手をつけることが少ない欧州では後部座席が若干短くなっていて、特に真ん中は狭いらしい。勿論タクシーで使われるので短距離ならば全く問題ないとなる。

数百キロの走行では始め硬いと感じられていたメルセデスの椅子が快適になって来て、マッサージも効果があるという事だが、助手席の前のモニターは酔うので消したというから、その装備は予定通りつけないでいいことになる。しかし後部タイヤの操舵は一度試すとやめられないというので、空気羽根との組み合わせは試乗車の通りで良い。

重要な夜間ライトも好評である。但し自動操縦はBMWの方は車線変更までしてくれるようだが、メルセデスは車線維持だけである。ベルリンで起こったようなことは機構として起き難くなる。

エンジンに関しては四気筒の直列の二種類の差がもう一つ分かりにくいので、もう少し詳しく調べる必要がある。EU規制で速度超過で警告音が鳴るのは仕方がないとして、この点もメルセデスのように快適性を優先される方向に社会は向いている。走ることに関してBMWに並びそして抜くようになれば何一つ文句はない。四輪駆動と空気羽根はやはり抜き去る可能性のところだろう。

総論としてメルセデスは今迄の最も優れた車で、問題の多い電気自動車とは異なり、ハイブリッドのテストカーの評価が全てを表している。そしてそれはSクラスが登場して、それに対して最初にコムパクトクラスと呼ばれた240D(W123)の車の思い出が綴られていてる。親父さんが帰宅してきた時のガレージに入れる数メートルに同乗するのを愉しんだというのである。

現在使っているのがW122のデザインの流れのレトロであったので、恐らく上の比較は個人的なというよりも専門家として見解でデザイン的にもW123の流れにあるのだろうか。個人的に違和感を持たなかったのはそれが大きいのかもしれない。

メルセデスの購入者は何らかの繋がりを幼少の時からもっていたという調査もあるようだが、こうしたデザインへの趣向にも関わる。そして新聞には二年もこの為に待ったと私同様のことを語っているのだ。どうもこうした趣向は決して偶然ではないようである。そしてW123を含めてもこれ以上のものは嘗てもこれからもないとしている。
Die neue E-Klasse: Matthias Malmedie auf Erkundungstour zwischen Tradition und Moderne




参照:
新モデルの車を試乗 2024-01-11 | 雑感
市場が見え難い車Bクラス 2012-08-14 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

纏めておきたいこと

2024-03-08 | 雑感
先日の車中ではブラームス交響曲四番は聴かなかった。シベリウスの協奏曲は聴いたのだがもう一つ、これといったものはつかめなかった。生ではバイロイトでデビューしたフィンランドのインキネン指揮で聴いたのだが、全くコントロール出来ずに何をやっているのか全く意味不明だった。

まだシベリウスの語法も十分に把握していないので、今回がチャンスだと思っている。如何に本場ものとは言っても指揮者がしっかり曲の構造を理解しておらず、少なくともそれを示そうとできない限り誰もその作品を理解できない。その程度の指揮者が仕事があって、大きな顔をしていることが信じられない。

フィンランドの指揮者と言えば、来年のザルツブルクの復活祭にサロネンが登場して、スウエーデンの放送交響楽団とオペラを上演するというから滑稽だ。その指揮者がリゲティ―の作品を指揮して、老作曲家がカンカンになっていたのを間近で見ているので、繋ぎとは言いながらそのような指揮者を使うなと思った。最後の年のバーデンバーデンも似たようなものなので不作の年になるのだろう。ミュンヘンの方では新しい「指環」が始める筈だ。次にミュンヘンに行くのは何時のことになるだあろうか?将来的にはミュンヘンを通り越して嘗てのようにザルツブルク往復するようになる。

今週は新車の注文の準備を先ず纏めておきたい。試乗してから二月ほど経つが、この間に最も危惧していた2030年問題が一先ず解消した。つまり、2030年以降はオットーエンジンを積んだ新車は発売されず、100%電化になるという計画は困難になったという事らしい。最も顕著なのはレンタカー大手が電気自動車では仕事にならないということになっていて、如何に経済的に合わないかが明らかになって来た。

総合すると、危惧していたハイブリッド車でのオットーエンジンへの課税が2030年以降強化されるという懸念が薄らぐということである。これは新車発注時のそのエンジンの排気量へと懸念などを払拭してくれる。なるほどエンジンが大きければ新車購入時にそれ相応高価になるのだが、その一度の経費よりも維持費の方が大きいと思っていた。

先日の試乗車の問題点はその6気筒オットーエンジンの振動が現在乗っているものと比較すると喧しいということだったのだが、この点を詳しく吟味する必要がある。エンジンが小さいほどやはり不利になるので、ここが最大の判断点となる。

ベルリン旅行で宿泊したところに遊興のサッカー台があった。これは結構人気の遊びで、卓球台よりも人気がある。多くは物干し場やホテルの遊興スペースなどに置かれていて、結構涼しいところで二人組で遊ぶのだが、そこはペレットストーヴの横に置かれていた。二人連れで泊まっていたら、必ず手を出すだろう。パチンコゲームと同じで足で蹴るだけであるが、レバーで選手を守備位置ごとに動かしてやらないといけないので、八人でも遊べる。こういうのは兎に角苦手で、球が飛んでくるところに上手に選手を持っていけない。キーパーも勤まらないので受け持つのは精々バックの二人ぐらいではないかと思う。
Osterfestspiele 2024




参照:
パンコウの金魚鉢 2024-01-31 | アウトドーア・環境
拡大してみる様子 2024-02-02 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必要な誤魔化す方法

2024-03-03 | 雑感
就寝前にプレーヤーの横に乗っているCDを回してみた。SWR交響楽団の非売品の実況録音で、短い楽章などがちょこっと入っている。この放送交響楽団の首席指揮者などのそれであり、ギーレン指揮「運命」からカラヤンコンクールでヤンソンスを破って一位のシムーラ指揮ラフマニノフ協奏曲三番、ピアノはベルツォンとかいう人が弾いている。

シムーラは日本なんかで受けそうな爆演風の乱暴な結局三流の指揮者にしかならなかったようだが、カナダ生まれの息子さんはミュンヘンのミシュラン二つ星のレストランの料理人のようだ。

その次にカンブレラン指揮「ロメオ」で、これは全曲録音のそれと5月30日録音が重なっている。しかし横に除けておいたのは最後のシェーンベルクの無声映画の為の音楽作品34で、作品31「管弦楽の為の変奏曲」と兄弟のような12音楽技法曲である。ツェンダー指揮で、これだけはとても価値があるお土産となった。

嘗ての放送の録音がCDなどで売られていたりするのだが、我々エアーチェック世代は放送で聴いていてさらにカセットなどで所持しているものばかりである。なるほどより若い世代では、どこでも聴けなかったものかもしれないのだが、いいものはネットにアップされていて無料で簡単に聴ける。なるほどCDではあってもハイレゾでリマスターしたりしていて音質的にはより生に近いのであろうが、抑々そうした疵物を何回も聴けるかどうか。

それ以前に繰り返して聴かれるようなライヴであったろうかとなる。今回回したCDもなるほどその音質は90年代の録音でハイレゾ録音されているので生々しい。同時に指揮者の息遣いなど放送では聴きとれなかった邪魔なものもあって、聴き苦しい。抑々生擬きの音を流していては、複製音楽の芸術性からも当然のことながら生の芸術からも離れる。

エアーチェック収集とはヴェテランがその見分けをつけれるようになる迄の作業であって、いつまでも判断がつかないようでは、全くの時間の無駄の様でしかない。人の一生などそうした無駄な時間の積み重ねでしかないだろうが。しかし芸術に触れるという事はやはり新しいことに触れるということで、それも程度の悪い古い物を何度も引っ張り出して興に入っているようでは最早アルツハイマーでしかないだろう。

靴磨きも終わった。平素使っている靴で、旅行にも、更に雪道で演奏会にまで通うので流石に草臥れてしまった。春にでもワイン試飲の序に出かけて新調しようと思うが、いいのが見つかるか。

先日配送された靴磨きクリームを使った。以前のクリームが無くなったので今回はコニャックという色を発注したのだ。どのような色合いかよく分からなかったが、通常の茶色よりも赤みが入っていて、それでもそれほど明るくはないという印象で使ってみた。大分色褪せていたが、6ユーロと高価なクリームであったが量を使ったら結構いい色になった。これで少しは誤魔化せるのではなかろうか。



参照:
リンツ風トルテの切り方 2024-03-02 | 料理
最後にシネマ交響楽 2024-03-01 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後にシネマ交響楽

2024-03-01 | 雑感
暖房を切ったのはいいが、朝が寒い。まだ氷点下になると言う。陽射しを昼間に思いっきり入れて、窓を開けて掃除もして、空気もよくなった。寒いと疲れる。でも陽射しが射す込むと目が覚める。身体にはいいだろう。

同様に植物にもこれは重要で寒さがないと澱粉を含有しないことから実りが悪くなる。暖冬の影響でオリーブの実りが悪くなって、ドイツでの小売価格も44%上昇したようだ。昨年の植物オイルの高騰はウクライナの菜種が大きかったとされていて、それに伴っておローブオイルも品切れが多かった。その頃に比較すると供給が安定する反面価格は上がっている。

一番量を使うイタリア料理の炒める為の物は以前はリットル9ユーロしなかったのだが、今は11ユーロを超えている。それが最も安い商品で、それを使うしかない。上等のものは元々少量しか使わないので影響は少ない。

2025年の復活祭のプログラムが発表になった。とんでもないプログラムで、ペトレンコの意図も分からない。こんなプログラムなら早くザルツブルクに戻るべきだった。なんとシェーンベルクどころか「蝶々さん」である。一体こんなものを上演して何の価値があるのだろう。興味が全く起こらない。なるほどプッチーニの最高傑作「三部作」での成功や「トスカ」指揮での上演の価値はあったのだが、流石に蝶々さんで何を期待しよう。ミュンヘンの様な劇場でならば陣容とか楽団で期待は出来ただろうが。ミラノでの「薔薇の騎士」の出来栄えも疑われるどころだが、それとそんなに変わらないのではないか。

そしてもう一曲は第九を二回振る、そしてバーデンバーデンとのお別れだ。これだけ意識の低い音楽祭も珍しい。早く無くなれと叫びたい。

そもそもこの13年で、プッチーニはラトル指揮「トスカ」に続いて二回目で、どんなにマシな上演をしても大きな意味は感じられない。心はザルツブルクに飛んでいるだろう。第九もルツェルンで一回聴いていて、その時よりも歌手陣は落ちるが、演奏はよくなるだろう。それでもこれもラトル指揮で行われていて、今回は就任の時のルル組曲の代わりの曲もなくその前に何も演奏しないのだろう。明らかに手抜き感がありありで、ラトル指揮の最終年を彷彿させる。

なによりもバーデンバーデンの聴衆が大きく育たなかったのは大きいかもしれない。今回の「エレクトラ」がどのような公演になるのかは分からないのだが、このような意識を窺い知ると最早あまり期待できなくなってきている。逸早くザルツブルクに飛びたいと思う。

今年は5月18日に指揮者タルモのデビューでSWR交響楽団がヘルマン作曲ヒッチコック「眩暈」組曲を演奏する。それが最後になるかもしれない。その前にクロンベルク、シュヴェツィンゲン音楽祭、復活祭前後にハイデルベルク、前ではゲルハーハーのブラームスの歌曲とカメラータコンセルトヘボの室内楽。これは来週からブラームス四番と共にお勉強を始める準備をしておかないといけない。日曜日に出かける時に何を持って行くのか?「エレクトラ」とシベリウスのヴァイオリン協奏曲は一昨年辺りのお勉強の続きとなる。



参照:
芸術内容の迫真性 2024-02-28 | 文化一般
お家芸の指揮棒飛ばし 2023-03-26 | 音
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする