Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

官能次第の相性

2024-06-24 | 
ドキドキした。血圧が上がった。久しぶりにチャットパートナーに書いたら、秒速で既読になって、返事が来た。お昼前のことだった。先週の試飲の写真に一寸説明を加えて書いて、「君の官能感性がワインを語る助けになったのだが」と、改めて口説いたのだった。実際に彼女に何かを求めるとしたらそういう感性の反応である。

そもそも未経験な彼女がセックスチャットなどをやるには、そうした性的な官能への興味無しにはあり得ないのであり、擽られ反応の熾烈さはそうした感帯の敏感さとして存在するからこその背景があった。

要するにそこが彼女のツボだと今も考えていて、短い映像からも最初から彼女のタレントとして大評価している点でもあるのだ。感性の敏感さはなにも性感帯のみではない。そしてそれをどのように表現するかに尽きる。

返事は、「尋ねてくれてありがとう、今は仕事もなく何も…」と書いてある。勿論こちらはセメスターが終わる時期でそれを見込んで書き込んだのだが、余り具体的な答え方ではなく、どのようにでも取れる。そうなると先ずは即答で、「君の為になんでもする用意は出来ているよ。」と決意のほどを示しておいた。

とは言いながら、結局はこちらからお誘いをしなければいけないのだろう。一番早いのは彼女の住んでいる街を訪ねるということかもしれないのだが、そのような時間的な余裕があるのかどうか。飛べば2時間ほどで往復220ユーロ、安い飛行機で80ユーロぐらいらしい。お土産とかを考えると、航空機運賃の差額140ユーロ程のことよりもとなる。物価が安いところに飛ぶのだから滞在費等は問題がないわけだ。少なくともなにはともあれそれだけの心の準備はしておかないといけないだろう。

1000km程の距離なので、真ん中で出会えるようになるならば全く問題はないのだが、先ずはそうはいかないだろう。その前に個人的なヴィデオチャットでも知り合わないといけないと思うのだが、なんとも変わった関係でもある。お互いにどこ迄信頼できるかどうかだけでしかない。

マイン河沿いのゾンマーハウゼンのヴァインビュティックでの食事はよかった。外食でのアスパラガスに肉団子を付け合わせたものだ。アスパラガスも冷やしてサラダ風にしてあったと記憶するが、コリコリとソースにも合って良かった。なによりもジルファーナ―を楽しめた。

天気の良い時に街の壁を見ながらテラスで食べれたのが一番だった。中々料理とワインの相性にも力を入れているようなキッチンでその点もワイン処として合格であった。

何ごとも最終的には官能次第ではないか。どのように感じるのか感じないのか、それに尽きるような気がする。所謂それが相性というやつである。



参照:
夏至の週末のお愉しみ 2024-06-23 | 料理
夏至を越えての一雨 2024-06-22 | 暦
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