Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

エマニュエル夫人の家

2024-06-20 | アウトドーア・環境
来年一月世界初演初日の席を押さえた。残念乍ら最高の席は定期会員に出ていた。仕方がない。リディア・シュタイヤー演出なのでそれなりに舞台も観察したかったが、奈落のエンゲル指揮と両方への視線は欠かせない。またヴェルトミュラーの音楽自体は分かっていて又楽団の程度も分かっている、寧ろ聴衆の反応の方を確かめたい。

ハノーファーの歌劇場で委嘱作「ミュンヘンのイスラエル」で、初日後にはレセプションもあるようだ。直前に狙っていた場所も戻り券として出るかも知れないので、その時は26ユーロを捨てればよい。劇場に地下駐車場もあるようで、宿も郊外なので面倒な市街地に入る必要もなく、宿からは空いているアウトバーンを通る予定なので大きな問題はない筈だ。厳寒期でも四輪駆動車は心強い。

宿代も50ユーロで、往復1000kmも走らないので燃料も60リットル使用で110ユーロ程となるか。当日発の一泊なので、疲れないように走ることが可能かどうかの試金石となる。

日本から目薬を持って来て貰った。市販品の眼がしょぼしょぼに効くものである。箱を空けると眼の奥の眼精疲労には錠剤と書いてある。錠剤は売り難いので敢えてそうした商売にをしているのだろう。

点眼液にしても二液で両眼に四液を使った。それ以上は使う気がない。就寝前に点したので、なんとなく効いている感じはする。しかしどうもやはりPCを使わない旅行中の様なことにはならないようだ。

それにしても世の中には大馬鹿がいる。自分自身も可也の馬鹿をやっていると思うのだが上には上がいる。話しでは日本の人で、車を停めてブレーキが掛かっていなかったので坂を転がり初めて追いかけても追いつかずに大破させたというのがあった。なるほど坂の多い神戸などでは、二輪車でもギアーが入っていないと転倒する。今回の旅行では日本からの大きなコマのついたトランクを坂の下まで転がしていた馬鹿がいた。下の通りに車が横切ったが大事にならなかった。右手に小さなトランクを持って追いかけられない。そんな間抜けを初めて見た。上には上がいる。

更に間抜けなことに洗った食器等を立てておく籠に、ナイフやフォークを縦において籠から下に落としているのを見ると、これでは幾何への思考以前の問題だと気が付いた。もう一つその職業柄如何にしようもない不器用さを認めたが何が何だか馬鹿らしくて忘れた。自分自身も起用さの無い人間であるが、流石に注意することである程度の事故は避けられる。

宿泊したアパートメントの隣には珍しくプールがあった。南仏では普通であって、泊まったアパートメントでも使えた。しかしバイエルンでは珍しいだろう。それでも窓から見えたのは泊っているところの子供娘やらが一緒に水着で入っていただけだ。流石に昔のように子供も裸で入らなくなったが、水着の綺麗なお姉さんでもないとただ喧しいだけである。

装置などを見ると、ヒートポムプセットが完備しているようで、ただ単にプールが欲しかったのではないと認識した。



参照:
止めている薬用石鹸 2024-05-22 | 雑感
ブーレーズの死へグルーヴ 2024-04-18 | 音

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