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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

聖霊降臨祭に清涼感

2025-06-07 | 
聖霊降臨祭の連休になった。再来週のフランクフルトでのオペラ制作再演に合わせてドビュシー「選ばれし乙女」とオネゲル「ジャンヌダルク」の二曲の楽譜を落とした。

ワイン祭りが始まって仕舞うと音曲が喧しくて音楽的環境から引き離される。それまでに大まかには把握しておかないと始まらない。環境とはまさしく感興を誘うかどうかでもある。

日本から新茶を持って来て貰った。二種類の新茶で8月中旬迄の賞味期限で50gづつなので、6月、7月となる。新茶を楽しむにはいい季節だろう。それで十分だ。然し上等の宇治の茶はやはり美味い。日本にいる時はそのもの日常茶飯事だったのでそれ程煎茶には拘らず、逆に玉露とか抹茶を有難がっていたのだが、上質の煎茶は清涼効果が高い。リースリングにおいても若い葉緑素が冴えたものも同じであり、色だけでも青くて楽しめる。

二月ぶりにアマゾンに発注した。もっとも慌てるのは歯間糸でスーパーでも買えるが安くないので四つ纏めて、更に箪笥の衣料虫除け、そして掃除機の紙パック、台所のスポンジを合わせて39ユーロとなった。

実は本を入れて安く上げようと思ったが、それでも送料無料にならなかった。欲しい本は、来年二月のハムブルクでの新作の台本を書いているイェルネック作「ピアニスティン」の文庫本を狙っていたら今入らないということで、単行本を見ると14ユーロで映画化されていることを初めて知った。カンヌで賞を獲っている。早速映画を全部観てみたいが、その前に独逸語で原作を読んでから、フランス語でのイザベル・ユペールの演技を愉しんだ方がいいかもしれない。独逸語吹替では駄目だ。

映画自体は、墺太利の女性ノーベル文学賞作家とミュンヘンのハーネッケ監督作品でBRやArteが制作参加しているのだが、やはり主演女優があってこその映画化だろう。それでもこの作家の音楽的な書き方は思った以上で、成程ハムブルクの支配人クラッツァーで同じ墺太利の女性作曲家ノイヴィルトに依頼した新制作「モンスターパラダイス」へのその熱意は知れた。

政治的な風刺の新制作であることは間違いないのだが、恐らくこれだけの作品を書いている作家から、エモーショナル若しくは政治のセクシーが描き出されない訳がない。指揮者エンゲルがこれだけの企画を音楽的に纏め上げれば大成功となる可能性が高い。そのように考えるとまだ来年の二月からの公演であるが、まだまだ売れていない。

連休なので月曜日の早朝に久しぶりに頂上まで駆け上がることを考えている。此処暫く達せてはいないのだが、前日からジャガイモを食して準備万端整えればやる気が起こるだろう。抜歯後の体調の復調を確かめれるのではないか。

正直平常の運動とその後の疲れや逆に運動による回復など不明確な面があって、惰性になっていない運動を入れることで調子が分かるのではないかと思う。それほどいいタイムが出るとは思まないのだが、足の調子などはまずまずで、靴もそれに大きく貢献していると思う。スキーで痛めた左膝も暖かい時には柔軟性があって問題がなくなる。



参照:
新茶を一月で飲み終える 2023-08-07 | 料理
嘘つかない僕の腸 2025-06-06 | 試飲百景
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復活祭初日のお出かけ

2025-04-20 | 
結構ふらふらになって来た。中一日でゆったりと思ったがいつものように走って、その前に月曜日往復までの燃料を10リットル足した。蓄電で乗り切ろうかと思ったが、都合二回も間違いなく充電することになるとそれはそれで面倒である。価格も173で手を打って、往復確実となった。

月曜日の午後までは天候も良さそうなので衣装もなんとかなるか。来週末土曜日にはフランクフルトに戻りそこから再び五日は衣装が必要になる。一番汚れるのはシャツで、洗濯屋が休みなので上手に繋がないといけない。

聖金曜日はそれらしい天候だった。毎年同じ様な感じである。往路では工事の一車線アウトバーンカ所で渋滞はあったがまずまずで、その後のフランス国境へはカールツルーヘの工事ゆえか大変混んで珍しい渋滞だった。それでも運転支援機能で疲れ知らずに走り抜けれた。時間は掛かっても先が読めれば慌てないでゆったり走れる。

クーアハウスへも二時間ほどの余裕があったので、レクチューアが始まる前に楽に駐車可能だった。まずまずの人が第九のお話しを聞きに来ていたが、その後の「蝶々さん」の裏話が、出演者予定変更でプリマドンナのエレオノーラ・ブルラットが練習を終えて祝祭劇場から駆けつけてくれることになった。予め全く知らなかったのでこれは儲けものと思った。

暫く待ったが、流石に後にする人はいない。簡単に駆けつけて英語で30分近く色々と話してくれた。多くは今迄の仕事や今後のマル秘予定やドイツェグラモフォンの制作関連に関係するプロジェクトコンセプトによるものだったが、料理や家庭生活のことも語った。お子さんもそこに来ていた。それでも役の作り方やお勉強にも語っていて、特にある段階で過去の名録音を参考にすることについては興味深かった。

先ず上がったのがモンセラ・カヴァレリでこれはなるほどである。しっかりした地声とリリックな高い声はまさに彼女の持ち味である。最近地声の高いソプラノは多いがこうした歌手はあまり知らない。勿論声質が異なってもマリア•カラスやフレーニの名前が出るのは不思議ではない。演技の研究も役作りで大切にしていることも語っていた。

もう一つ興味深かったのは、会場の質問に答えて、声の維持に関して、コロナ前からマスクをしていたと語っていて、それは流石だなと思った。水を十分摂ったり、エアコンに注意するなどと語っていた。

余分なことであるが先に書いておこう。これだけ素晴らしい新制作で、中日にも素材用のカメラも入っていなかった。理由ははっきりしている。ドイツェグラモフォンがトップタレントとして売り出して、最も売り上げが望まれるメガタレントとして今回の二人が扱われているからだ。勿論、来年からの「指環」に備えて、最後に懲りずにペトレンコに制作を働きかけて拒絶されたからだろう。勿論それ以外の制作には出されないのだ。今時専属契約を結ぶタレントはバカでしかない。

ヴィーナーフィルハーモニカーが騙し討ちでカメラを入れていたので、ペトレンコは練習を放棄して急遽キャンセルした。もう二度とヴィーナーフィルハーモニカーを振る必要がないからだ。



参照:
聖金曜日の第九の意味 2025-04-19 | 暦
花粉症で花のデュエット 2025-04-16 | 音
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聖金曜日の第九の意味

2025-04-19 | 
第九交響曲再演を聴いた。この大作交響曲は少なくとも今迄一度はルツェルン音楽祭で聴いた。ペトレンコの就任演奏会ツアーだった。それ以外では記憶にはなく — ラトル指揮で復活祭で聴いていた —、ベルリンでのフェストヴォッへのカラヤン指揮最後のそれも聴く心算はなかった。それ程歴史的なもので今後月曜日以降生涯体験するかどうか疑わしい。「ミサソレムニス」の方がまだ機会はあると思う。

まだまだ未知の部分が多く、釈然としない部分が多い交響曲で、今回のレクチャーではその開始のカデンツァ終了への長さとあり方が主題となった。それは創世記のそれだとすると勿論ブルックナーに引き継がれるのだが、古典派の交響曲から引き離されるその四度と五度の組み合わせと下行、上行の組み合わせとなるのだが、それが何を示すか。

ペトレンコ指揮ベルリナーフィルハーモニカーの演奏は以前は同じコンツェルトマイスターのダイシンのアイデアでスタイリッシュに纏められていた一楽章が大きく変わり、よりその和声進行への留意と共にトスカニーニやフルトヴェングラーの録音に聴かれるような激しいティムパニーによるカタストロフが明白に表されるところとなっていた。このような厳しさは以前の演奏にはなかった。明らかにドマラテュルギー的な変化があった。

それは同時にこの交響楽団がそうした表現を身に着けるようになったことに他ならない。音色も変わり、より深くなって、前回のラトル時代の音響を残すさらさらとした手がかりの無いものから変化してきていた — そのことは「蝶々さん」におけるコントラバスの合わせ方への拘りにも表れていた。こうしたシュボックス型の会場でこそ修正して行けるものなのだろう。開演15分前までサウンドチェックをしていた。

二楽章のスケルツォに関しては改めて確かめるべきことが多かったのだが、三楽章の弦に対応する管楽器が18世紀における共同体における合唱としてのオルガンのそれにあたるとする解説はまさしくその木管における混合音色の在り方にある。この点も長くフィルハーモニカーからは消えていた音楽的な特質であった。特に三楽章はベルリンでの演奏でもザルツブルクでももう一つ落ち着かないとされていたのだが、ルツェルンでは深く取れていた。然し今回はより成功していた。

四楽章のフーガの扱いも前回の五年前とは格段と異なり自家薬籠中のものとなり、この間の数々の名演を想起させた。未だ当時はカラヤンのサウンドとも闘っていた頃であり、あの鳴りを如何に越えるかにあった。そして今はそうしたものを越えての謂わんとすることを如何に的確にへの表現に全てがかけられている。

第九の道は、演奏会場をテムペルへの動きにあったとするのが今回のレクチューアの旨であった — それが各地の演奏会ホールがコロシアム形式の新たな教会となって、着飾って出かける会堂となったとされる。そして今、こうして演奏される所以はどこにあるのか。それ程に激しい指揮で演奏であった。五年前と今日ではまた我々は更に遠くまで来ているのかもしれない。

たとえどれほどに突き進んでも、1944年のフルトヴェングラー指揮の時のように狂信的な演奏態度にならないのは、なによりもペトレンコ指揮の良識と趣味の良さでしかない。さて、月曜日に向けて、残された時間で何をお勉強出来るか、「蝶々さん」ももう一度最後に。



参照:
週末から週明けへの充電 2025-04-17 | 料理
フクシマ禍から蜂の巣へ 2019-09-16 | 文化一般
陰謀論を憚らない人々 2016-03-29 | 暦
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非常事態警報の鳴らし方

2025-03-27 | 
車中のラディオが伝えていた。一つは税金のあり方で、時のコール首相が作った全金に対する税額の東独連帯税だ。これは一般に広く取られていたのだ法人や高額所得層に限られるようになった。本来はあるべき税ではないという事だ。

もう一つ発泡酒税で、この背景はよく分からないが、独逸では抑々それ程競争力がなかったのとワインへの優遇ともなったのかもしれない。これも高級ワイン化が進み酒量も減ってきたことから状況が変わった今日、名目上の意味しかなくなったという。それでも徴収者は一度導入すると撤回しないのがものの常。

いいワインが出来ない地域などがその素材を提供することで生き残れるようになるのはシャムパーニュでも同じ付加価値をつけることでしかないだろう。高級ワインへの影響が皆無で、中途半端なワインがより淘汰されるので悪くはないだろう。もう少しシャムパーニュ風リースリングが安くなれば、食前には使いやすい。然し所詮ビールと勝負が出来る訳ではないので厳しい。

もう一つの興味ある話題は、この時期は例年の如く夏時間問題である。毎年夏時間を止める意見とその法制化が話題となるのだが、今年は流石に飽きられて、その先へと話は進んだ。つまり、止めるのは難しいが、時間変更の弊害を最も取り除きどちらの長所も満たす方法として、夏時間期間を短くするという事だった。

時期を後ろに前にずらすだけで朝の問題も少なくなり、健康的な弊害も縮小可能という研究結果に基づいているらしい。もう一つ朝のラッシュ時間を遅らせたりとか方法はあるらしい。

歯茎の嚢胞のお陰で、眼の疲れが感じにくくなった。繋がっているとは思わないのだが、少なくとも眼の下の隈は歯の調子と繋がっていた可能性が強いと思う。歯石でそのようになる筈はないのだが、現状では歯の調子が顔の表情に影響を強く与えていて、治療しない限りすっきりした顔付とはならない。陽射しが強くなってきたので視力は戻ってくるのだが、全身の疲れが溜まる。

夏時間はこの週末、復活祭まで四週間を切った。散髪や寝具、そして衣替えを考える。然しその前に虫歯を含めて歯科の治療を終えて、完璧にしたい。既にアスパラガスは店頭に並んでいたが、復活祭には膿なども完全に治っていてもりもりと食事が出来て身体も動かしたいだけ動かせれるようにしたいのである。

幸い今年は月陰暦によって、ワイン試飲会なども6月へと持ち込まれているので、その頃までに車の使い方や、仮眠などの方法も実践に移せると良いと思う。5月は可也の距離を走るので、その辺りの目星もつけれるようになるのではないか。

酒気帯び運転は自動運転が為されるほどその判断が大きな誤りに繋がるのでやはり制御する方法を検討しなければいけないと思っている。車中のラディオでは、その自動運転への自動車学校教師の意見が出されていて、初心者にはその運転支援への理論的な教育が欠かせないとしていた。なるほど、我々にとってもあれだけ複雑なので、初心者にとってもとんでもない乗り物になるのは分かる。



参照:
自分自身も慣らし運転 2025-03-08 | アウトドーア・環境
パッドする為に 2025-01-06 | アウトドーア・環境
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10時間を超える日照時間

2025-03-06 | 
灰の水曜日で四旬節である。昨晩はカーニヴァルだと思って肉屋に行くともう閉まっていた。絶食の季節である。ムスリムもラマダンだろう。勿論また肉は買うのだが、若干食生活も変える。一般的にその代わりにドーナツの季節となる。その他肉食以外の強壮剤ものも出るようになる。行者ニンニクなどが人気である。然しまだ高価で買えない。

南半球でも同じようなことをやっているかと思うと笑ってしまうのだが、やはり北半球ではとても価値がある。少なくともこの月陰暦に入ると春になるので、体調維持の為に何かをする所謂毒抜きは必要になる。

本年の特徴は陽射しの強さで、此の侭進むとワイン地所でもブルゴーニュ種の出来が良くなる。ブルゴーニュの赤も独逸の赤白もそれは変わらない。

それにも益して運動するのも重要で、なによりも動かせるコンディション作りは日頃から欠かせない。歯医者の予定は未だ決まっていないのだが、それだけでも抗体反応の低下を招きあらゆる病魔に襲われやすくなる。強壮剤も欠かせぬ所以で修道所などでビールが醸造されて、そして飲まれたように、恵まれればワイン醸造となる。

幸いなことにワイン街道では飲み物には事欠かないのだが、馴染みの醸造所は超高級になって来ていて、なかなか安くていいものが買え難くなってきている。その分いいものをここぞというタイミングでの入手は可能となるのだが、日常消費品ではなくなってくる。

春の試飲会も四月以降で六月初めまでになるので、そこまでどのように繋ぐかでもある。階下に住んでいた女性が引っ越した。近所のワイン農協さんに十年勤めていたらしいが、隣町の独高級ワイン協会VDP加盟の醸造所に努めるようになった。農協さんで知り合った若いお兄さんと結婚して、旦那がそこの支配人になるというのである。農協さんは昔はレストランなどにも出かけたが、大きなプールで造るようなワインは飲むだけ身体に悪いので飲まなくなった。だから訪問しなかったが、これでまたあまり出かけることがなかった醸造所にも顔を出すようになると思う。少なくともそこのワインの質は知っている。方向としては渋みのあるリースリングで決して悪くはないのだ。面白い土壌の地所を持っているのだと思う。隣町はそれ程いい地所はないのだが、幾つかはグランクリュに指定されている。

月曜日のお障りの運動の「効果」が出て来た。一瞬でも100%に近い筋力を入れるので、筋肉痛は避けられない。それが一日置いて出てきたということで、未だ忘れた頃でなくて良かった。気温も高く少しは柔軟体操もしておいたので、それ程酷くはない。疲れが普通に出るだけましである。

水曜日はその筋肉痛などを解すためにいつものところを走って、グリルにヴァイツェンビーアを飲んで、それで満足出来れば天晴である。日没も18時を過ぎた。ベットも春の装いになったので、軽く気持ちよく就寝できた。そして朝の目覚めも比較的良かった。ベットの洗濯物も10時間ほどの日照時間で問題なく乾いた。



参照:
夕べの祈りに向けて 2025-03-01 | 生活
異議申し立てを提出 2024-02-16 | アウトドーア・環境
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カーニヴァルの陽射し

2025-03-05 | 
とてもいいお天気だった。昨夏以来でボールダーに出かけた。買い物のアイスバックが入れたので、マットは持っていけなかった。それでも試して入ることは分かった。そしてトランクが汚れた。慣らし運転ももうすぐ終わる。

薔薇の月曜日となると春である。マンハイムのカーニヴァル催し物では正午ごろに車が突っ込んで死傷者が出たとあったが、その影響で近隣のハイデルベルクなども火曜日の行進が中止になるとかもあった。

春に浮かれて事件も起きやすい。あまり認識はしていなかったが今の車でそこに出かけるのは初めてだったかもしれない。但し試乗の時にはそこ迄行った。然しなんとなく感じが違うのはなぜか?右前の角が分かり難い感じがする。椅子が下がり過ぎているのかどうか。身長に合わせて自動で合わしているのだが、それほど座高が短い筈がない。ボンネットの目印の星がついていないからかもしれない!

気温はそれほど高くないのだが春の陽射しで日が当たると暖かい。初めてパンツを脱いで走っても上着のフリースが暑く感じられる。前回もこの一年で最高速度を出していたようだが、あまり走らない平らなところでもそれなりに走れる感じにはなってきた。漸くコロナ禍の後遺症から抜け切れるか。

ボールダーの方が車で出かけて、触るだけだったが、なんとなくやれそうな感じで、天気が続けばまた出かけたい。春は思ったよりも寒く無く気持ちがよく、身体が温まりやすく、手も冷たくなかった。それでも最高筋力を出すと直ぐに息が上がる。

車のトランクの使い方もなんとなく分かった。そして狭い山道の脇に停めるのもカメラがあるので結構攻められる。白線の外側に停めても路肩崩れしない所に停めやすくなった。底をするのは、最低地上高を上げるのだが、四輪駆動への信頼感もある。

底さえ上げれば殆どSUV並の使い方が出来るのもとても嬉しい。見た目からして結構それ風になる。多機能という事では、クペーの車の様に乗り降りするときに座席を後ろにずらせてくれる機能を発見した。スポーツカーに乗っていた時も古い車だったのでその機能はなかったので初めての高級感である。汲んでも汲み切れない程の多機能は、見た目は全くそうでないのと裏腹で吃驚する。確かに安全機能だけでなく、それだけ高価な車輛だから当然と言えるのかもしれない。

坂をのぼる時もハイブリッドが効いているような気もするほどに滑らかで、四気筒のこのエンジンの癖や音の出方もよく分からない。低速でもターボが効くようになっているのか何か、慣らしが終わって高速で走ってみないと分からないところが多々ある。

1月に満タンにしたハイオクガソリンもそろそろ底がついてきた。今月は三回はフランクフルト往復するのでほぼ満タンぐらいの消費はするかもしれない。先ずは来週の為に、20リットルぐらい入れておこうかと思っている。今回は燃費はあまり関係ないので、再び安い燃料を使おうかどうかと考えている。精々復路しか飛ばさないからだ。その次辺りからは本格的に飛ばせるので考えてもいいかなとは思っている。



参照:
涼しい森を想う夕刻 2024-08-22 | 生活
春本格的な春霞 2025-03-03 | 暦
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春本格的な春霞

2025-03-03 | 
バラの月曜日だ。急に春らしくなった。気温は一桁台でも陽射しが最早違う。室内の暖房を殆ど切った。これで3月は殆どお湯だけになるので、11月は少なかったので、12月に標準以上でもこれで抑えられれば前年比で悪くはならないだろう。但しお湯だけはなぜか量が増えるのみだ。入浴は減っていて、厨房のお湯も新しいフィルターで抑えは効いている。あるとすればシャワーのホースを変えたことで流れがよくなった可能性が大きい。然し快適である。

複雑である。想定していた以上に車輛の使いこなし、つまりAIと機械言語、人間とその運動反応の間のインターフェースのあり方が遥かに複雑だと分かった。比較対象に考えていた旅客機の方が運動能力的には分離しているかもしれないが、然し視覚への反応という事では更に研ぎ澄まされるのかもしれない。

先ずはボードコムピュターの音声指令のナヴィではワイン醸造所などを名指ししても駄目だと悟った。すると所謂アンドロイドカーでないと駄目で、すると出かける前にそれを先に読み込んでおく方が早いとなる。若しくはスマ―トフォンも音声入力を平素から徹底しておく必要があるかもしれない。個人的には指の代わりのペンで押すよりも快適だ。今回は道に迷ってあわよく事故が起こしそうになったので猶更だ。復路ではインターチェンジの乗り換えなども目の前のボードに映す方が勘違いの無いことも分かった。

二種類のナヴィの使い方は現地へ向かってのボードと目的地の地図を出してのグーグルと二種類の使い方が分かった。その切り替えで迷った。グーグルがオフラインになっていたからだ。これは今迄何回も試したフォーンとボードのWifiとの繋がりが最初巧くいかなかったからだ。この辺りも確実にしておかないといけない。やはり出かける前にはSSDを使わない時はしっかりとケーブルでも接触しておくぐらいの配慮が必要かもしれない。

今回も最短距離もマンハイム市内通過を避けて南のホッケンハイムから回り込んだので、シュヴェツィンゲンのところからの入り方が違い、それをライメン北の最後までバイパスを走った。最短時間の経路で、復路も始めて通るような気がした。二度道を間違ったのだが往復で142kmを2時間17分は悪くなかったであろう。

試乗の時と何か違うと感じるものもあった。エンジンやタイヤなども変わらないと思うのだが、デザインで乗り心地が変わるものもあまりないと思うのだが、若干違う。安定感はよりあるのだが、若干重い感じがするのは慣らしでまだまだ4000回転以上のパワーを出していないからだろうか。タイヤは工場出しに合わせてパンパンに張っている。車幅感などもまだ摘まみ辛い。原因が分からない。運転心地はやはりSクラスに近い。

春霞になった。前日にワインを取りに行ったライメンのハイデルベルガーセメントの裏のい山と中腹の団地が遠く見える。其処の土地が濡れて靴に着くとセメント状にこびりつく。石灰質の土地なので、ブルゴーニュ同様のシュペートブルグンダーが出来上がるのである。そのクローンがブルゴーニュと同じピノノワールとなるとその差は斜面の向きとミクロクリマで決まる。独逸ではとても希少価値のある本格的なピノノワールである。



参照:
売り上げ貢献の行い 2025-03-02 | 料理
独最高の赤ワインの旨味 2024-03-19 | ワイン
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晴天の祝日二日目

2024-12-27 | 
久しぶりにお天気になった。放射冷却で冷えて来るが、なんとなく春を感じるようになってきた。早朝の寝起きもよくなり、一っ走りしてきた。流石に人が少ない。それでも9時過ぎには山中で三組ほど、駐車場には二台は車があった。

毎年のように注文した栗入りのザウマーゲンを半分ほど食した。腹一杯になるのでまたもやヌードルもなにも食せなかったが、リースリングは飲み干した。全然悪い年度でも熟成でもなかった。祝日二日目はまた翌年の2018年物の「ガンツホルン」を開ける。

ピュレ―も残ったが野菜の方は食した。最近は以前よりも塩気をなどを出来るだけ入れないで素材を楽しむ傾向になっている。理由は分からないが、以前ほど刺激的な味覚を求めなくなっている。少なくともワインなどの味を吟味する為にはその方が舌が馬鹿にならないのでいいと思う。それゆえか夏からすると既に3㎏以上は体重が落ちている。筋力などがそれ程弱ってきているとは思わないが、陽射しが出てきているのでできるだけ運動量も増やそうとは思う。

就寝前にルーター移動に伴うNASの付け替えの準備をしている。同様にルーターであり新しい製品の方が強力且つ機能性が高いことは確認できた。六年間同様に利用して、噂にあった新しいルーターは電波を弱くしているというのは当て嵌まらないので、問題なく新しい方に集中させられる。PCのフォルダもNASに置いているので、動かすことで若干掃除が出来るかとも思っている。起源としては年末までに何とかしたいと思う。

メインのPCからの接続が叶った後で、タブレット、NETコンセント、音楽用PC、キャススト、旅行用PCなどの設置し直しが必要になる。一挙には出来ないので、順番にやっていくしかないと思っている。どれぐらいの作業になるか分からないので、必要なパードなどをメモしたのである。

NASに繋がっていたりするHDD類をどのように扱うかが若干問題になっている。NASを落としていてもルーターに繋げるHDDもあるのでその使い方も特に外部からのアクセスなどに使うおうとすれば重要になる。やはり安全性を考えると物理的に取り替えたりするのも重要だとも思う。

一っ走りに行っただけで電池を6%消費していた。復路は主にエンジンを使ったが、やはり車を上げる時にも1%ぐらいづつの消費はしそうである。とても素晴らしいとは思うのだがやはりエネルギーが必要になる。

暫く行けなかった国境越でのフランスへの年末買い出しも考えるようになった。理由は1月末のハノーファー行に備える為だ。初の遠出は片道500kmで往復で1160km程になる。それならば、そこで試運転が終って、徐々に最高速度を上げながら本格的に高速で走れることになる。それならばそれまでに少々距離を重ねて準備をしておいた方がいいかとも思ったからだ。

アルザスのスーパーへは往復で120km程しかないが、燃料と電池の関係をある程度試せるかもしれない。15リットル給油して、それだけで200km以上は走れる。再び70%充電しておくべきか。現在28%である。さてどうしたものか。あとで郵便桶迄行かないといけないので、その時にでももう一度検討しよう。



参照:
2017年リースリング開栓 2024-12-26 | ワイン
芯から温まる大切さ 2024-11-02 | 暦
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魚テリーヌの買い出し

2024-12-22 | 
朝早起きした。暗い内から準備して、白み出してから車を出した。市に着くとやはり駐車場所は少なくなっていたが道路にはみ出して無理に停めた。生憎、テリーヌは一種類しかなかったが、薄いのを二枚にして貰った。それ以外にはゼリーを購入。これを早速アイスボックスに入れて、車を出した。その他はパンも含めてこれといったものはなかった。

帰路は遠回りして前夜のバイパスの駐車場に停めた。実験しておくことをホットスポットが活きているそこでやりたかったからだ。大容量USBストレージの接続から運転中のモニター点滅までは実験できなかった。三種類を合わしての接続のケーブルのコンビネーションが分からなくなったからだ。いづれ発注しなければいけない。

先ずは車載WLANにタブレットでログインした。問題なく日本からのキャスライヴも聞けた。それで移動中のオンライン化は可能になったので、試しにポストもしてみた。それをブルーテュスでボードコムピュターから音出しも問題はない。

次にLinuxのミニノートブックを車載WLANに接続した。これも面倒なパスワードを入れてログインできた。つまりネット放送も問題なく入る。但しケーブルでもブルーテュスででもログインできなくて送れないので、使い方は別途となる。但しそれでネット放送とあらゆるデータを再生して、ノイズキャンセルイヤフォーンで聞きながら走れることは確認した。

タブレットの方はシガレットフォルダーを使わないでもUSB充電しておけるのだが、ノートブックをどうするかである。15Aまで使えるので、USB以外にどのような使い方があるか研究してみないといけない。

大分分かって来た。やはりボードコムピュータを守ることが重要なので、可也入力に関しては抑制してあって、映像はUSB接続のストレージでないと駄目なようだ。然しそこで96kHzサムプリングレートのMKVのFlac音声も読み込めるので、大抵の保存映像も読み込めそうだ。それどころかドルビーサラウンド対応もしているのでファイル制作を出来れば試みてみたい。それ以上にはそのシステム以前にノイズキャンセルフォーンに慣れると真面目にカーオーディオなどを聞く気がしなくなる。

アプリケーションもそれ程追加する可能性もなく、例えばDCHなども直接は再生できない。使えるのは口実筆記可能な文章機能で、これは使えそうだ。

要するにスマートフォーンで十分ならばそれでいいのだが、やはり従来のようにタブレットかノートブックが必要になりそうだ。その中間のものを旅行用に買ってもいいかとも思う。その方の技術革新を考えれば、ボードコムピュータ―のMBUXシステムもアップデートできるようだが、それ以上に車載WLANを使いながらのシステムで音楽を聞いたりするのが最も高音質となりそうである。アイフォンでもアイパッドでも敵わない次元は存在する。大分気が楽になった。

因みにアイフォンは140gからあるようだが、ギャラクシーは190gある。アップルウォッチには関心があったのだが、車の鍵の重さ74gなので走る時の代わりにはそれしかならない。因みにアップウォッチは73g、現在私が使っているのものは52gである。



参照:
イスラエルでの祈り 2024-12-21 | 雑感
ロメオ演出への文化的反照 2017-09-23 | 文化一般
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立冬での洗濯日和

2024-11-09 | 
遂に暖房を入れた。午後から寒くなった。立冬は11月7日だったらしい。先ずは足元がジンジンとしてきた。スペイン製のフェルトのスリッパを使っているのだが、床の冷たさを感じるようになった。今迄余り感じたことがなく、上半身は寒くなかったので、スポーツ用の靴下を履いた。つまりガラス磨きのお陰か室温はそんなに下がっていない。然し床が冷えている。

それでもトイレに立つ回数が増えたので、これはよくないと思って先ずは事務机横のフィンにお湯を通した。序に各フィンのガス抜きをした。先日水音がしていたのでお湯が通て来ていることは分かっていたので、この辺りで無理することなく床を温めるようにしておいた。床を配管が通っているので少しでも流すとオンドル効果がある。それでも流すフィンを限っておくと、量は上がらない。それでも出水と戻りの水の温度差との積で計算される。

屋根裏の寝室は其の儘であるが吹き抜けになっているのでただ一つのフィンの熱気が上がってくる。それでも寒かった。ベットカヴァーでは足りない。寝室か屋根裏全体に暖房を通す方法もあるのだが、週末は最高気温が再び二桁になる。日照時間がカウントされていて、選択日以外の何ものでもない。

それだけ一桁で日照時間零が続くと日に日に冷えて来る。一週間以上陽が射さなかったのはやはり珍しい。週明けには被災ぶりに降雨があるようだが幸いなことに3度以下となっていないので夏タイヤで走行は許されて、問題は起きない筈だ。

これで散髪を何時済まそうかが課題となる。今の様子では月末まで陽が射す日はとても限られていて、日照時間も延べでもかなり少ない。そうなると散髪して寝具を替えてもなかなか自由度は少なく、なによりも風邪を引かない様に対策するしかない。

ワインも飲みたいところなのだが、少し控えている。在庫が限られていて飲み代があまりなく、まだ暖かい部屋でゆっくりとの雰囲気ではないからだ。なるほど上半身は未だにあまり寒くないのだが、下半身が堪える。走って血の廻りもよく、左足の土踏まずの問題しかないので、現時点では体調は悪くない。

さっと走って来た。翌朝になっても好転はしない。3度まで下がっても日時間は5時間なので、洗濯日和としても早めに片付けるしかない。走っての一時間の時間がないからだ。

車両保険のオファーが来た。一部間違っているようだが、少なくとも22%支払いで済むのでなんとかなるだろう。但し試算は事故を起こしての補償の自己負担額が500ユーロになっている。その価格なら少しの傷でも直させれるが、頻繁に保険を使うと割引率が少なくなる。結局高くつく。以前は1000ユーロとかにしていたので、これを上げて掛け金を下げたい。1500ユーロ程度の修理費は自分で払ってもいいかとも思う。つまり大きな事故で潰した場合と盗難などの場合に保険申請するということになる。特に最初の三年以内はそれほど価値が落ちないので盗難の時は比較的容易に乗り換えられるだろう。駐車場などでの小さな傷が気になる所だが、それは直ぐに修理させるかどうかを自身で考えないといけないかもしれない。その他のガラスとかの不可抗力は150ユーロで直せる。



参照:
謳いあげる多文化の音 2024-11-08 | 文化一般
朝から騙された思い 2024-11-06 | 生活
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芯から温まる大切さ

2024-11-02 | 
夏時間が終わって11月万霊祭の日は本格的に寒くなった。前晩に走っておいた。朝から本格的に寒く感じる。気温とは異なる寒さだ。陽射しもあるが、地面が冷たかった。月曜日の朝には摂氏2度が予想されている。そこで放射冷却から昼の日射が7時間以上予想されているために、土曜日の零時間を如何にやり過ごすかである。

室内が冷えるので、シャツをネルのもに替えた。コットンで起毛してあるフランネルのことを指す。肌触りだけでなくて層があるので暖かい。少しでも熱があると籠もりそうになるので寒くなるまでは袖を通さない。まだその下はTシャツで大丈夫である。もしそれでも寒くなると、長袖の綿の下着となる。何度か言及している下着のプレゼントがクリスマスだというお話しが分かるのがやはり中欧である。

だから死の月とされる11月は寒くて鬱陶しい月で、これを如何に過ごすかで決まる。本年は個人的にはやはり一番大きな行事は新車引き取りでそれに纏わることが幾つかある。先ずは月曜日に最終的な確認のメールを送って、やれることだけやっておく。

お出かけは12日のフランクフルトのベルリナーフィルハーモニカー合衆国ツアーへの壮行演奏会ぐらいで、他の日程は入れないようにした。理由は車輛の引継ぎまではやり過ごすしかないということで、納車が遅れると車検切れの車輛となって罰則の減点の危機があるからだ。

現在の走行距離から三十万キロを走破することはなさそうで、年間の走行距離も一万二千キロに抑えられることが分かった。こちらに住むようになって最初の頃は年間二万五千キロは必要だったが、今後それ程は走ることはもうないと思う。見ず知らずの土地への好奇心がないとああした旅行の仕方への動機付けはなくなった。

月の半ばにはあまり寒くない日に床屋に出かけて散髪を済ますことで新年迄乗り切りたい。その頃に寝具も一番暖かいものにしておくと暖房を入れるまでの時間を伸ばして、更に燃料を節約できると思う。

流石に昨晩あたりからベットカヴァーを掛けていても寒気を感じるようになった。それでも陽が射さない日でも暖房無しで過せているのはガラス磨き以外の何ものでもないのだ。

そしてアルコール摂取量が減っていて甘いものに直ぐに手が出る。カロリーの消費が多いのだろう。夕飯にはブルゴーニュを開ける。やはり赤ワインは温まる。まだボルドーでなければいけないという寒さではなくて、丁度それぐらいの若目のワインが上手い。

結局ダルマイヤーのいいコーヒー粉もまだ開けていないので、月末ぐらいから愉しめることになるだろう。嗜好品で暖房の燃料を節約できて、燃料費分をそうした贅沢品に投入できるならなによりもである。

なるほど暖かい洋服や衣装も大切であるが、そうしてお出かけで芯から温まってくるというのも大切だなと改めて思うようになってくる。やはり盛り上がることも大切だ。



参照:
ハロウィーンを前に 2024-10-31 | 暦
耳を掃除してチェック 2022-11-13 | 暦
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ハロウィーンを前に

2024-10-31 | 
夜が長くなった。ガウンを冬用に替えた。春に洗ってあったので埃臭くなくて嬉しい。それゆえにパジャマを替えるまで待っていた。これで就寝準備も早めにできる。10月31日は、宗教改革の日なので州によっては休日である。北、東ドイツだけであり、翌日の昔からの万霊祭はその他の州でも休日となる。

11月となれば冬となるので、暖房を入れる時期が問題となる。昨晩は久しぶりに入浴と思っていたが、走ってから一杯ビールを飲んだので眠くなったので止めた。寒くて暖房を堪える為に入浴が有用だが、寒くなる前に就寝する方が安上がりになる。

ネットで余暇で調べたいこともあるのだが夜更けで冷えるので断念する。先日老指揮者の腕にアップルウォッチがあって購入を考えた。理由は新車のキー代わりに使えないかであったからだが、発注ではその機能を外していた。既にベルトコンベアに乗っている筈で塗装は始まって、もう変更は難しいと思うが取りに行ってから考えるよりも準備しておいた方がいいと考えたからだ。なるほど走りに出かける時もキーを部屋に残してウォッチで出かけて、そのまま走ってとなると最も都合がいい。その機能をつけなかった。その代わりできるのは、ウォッチで車中のキーを無効化する方法があるが、毎回の様にはやっている時間はない。ネット状況も問題になる。然し、日頃はキーを持って走ってもそれ程問題にはならない筈だ。重量は若干重くなっている。

問題はウォッチの方が場合によっては盗まれる可能性もあることだろうか。車の鍵は何処に停めてあるか分からないが、ウォッチでは全て分かる。安全装置が使えなくなるのも怖い。要するに話題はウォッチの方に移ってまた高価な買い物へと結びつく。抑々支払い等をそれで済ます心算はあまりない。ウォッチが無くなるとその場合ネットに入ることも不可能になる。ウォッチとは別に電話を持ち歩くつもりはない。運転しているときにも時計が離せなくなる。車の移動で腕時計の習慣が無くなったためにとても不愉快でもある。走る時にしか使わない。

車の取扱説明書がDL出来たのだが、1000頁以上ある同型の全てのコンフィギュレーションのPDFなので実際に出来上がる車そのものを読み分けるのは全く容易ではない。トランクもサーボ機能がついていないのだが、それは閉める時だけなので問題がない筈だ。また新たな価格表になっていて発注した時に無料だったメタル塗装も有料になっている。あまり早い時期には修正箇所を直していないので買うなとされるが、2025年タイプになるので細かな修正はなされている筈だ。又明らかに価格が上がっているのもあるが、然し全体では数パーセント安くなっている。差を見ると革張りシートなどが無料になっている。最終的には割引があるので、より安くなるのだが、材料の選択や標準化などで安くなっているものもあるようだ。どちらがお得かはよく分からない。

本日中にデジタルコンサートホールの無料七日券を溶かしておかなければいけない。それでも次の11月8日には使えない。合衆国ツアーの表のプログラムである。ペトレンコも週末にはベルリン入りするだろうか。その翌週12日火曜にはフランクフルトでの壮行演奏会となる。ブルックナー五番をもう一度最後にお勉強しなければいけない。そのまた翌週11月10日月曜の中日にはカーネギーホールからの中継がありそうなので、愈々ブルックナー交響曲五番がアメリカにおいても定着するだろう。



参照:
テレージア公に抱かれる 2024-10-22 | 文化一般
ハロウィーン明けの膝 2016-11-02 | 暦
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セーターに腕を通した

2024-10-03 | 
祝日早々に一走りした。クロムベルク往復で234km走っていた。室内楽に走れる距離でもある。その影響か気温摂氏13度ゆえかエンジン音がおかしく、ギアーの入りも違った。吹きが悪い。エンジンオイルの警告も出ていたのでカツカツになったのかと思ったが下限の線ぐらいだった。調べてみるとVベルトのプーリーが喧しくなっている。七年前にプーリーが壊れて、交換したことがあった。その節は張力をかける装置が壊れたのでより問題があった。今回は触ってみると一番上の方向転換のプーリーが少し動く。それが吹き飛んでしまうとベルトが外れて仕舞い、走行不可能となる。前回は応急で自分でかけ直して支店まで持ち込んだ。直接の原因はフランクフルト往復の最高速220kmを超える走行だと分かる。その為に試したのでもある。異音まではしないのだが、時間の問題である。ミラノ往復で無事かどうかだけだ。先ずはエンジンオイルを150㏄足して様子を見る。そのまま順調ならば更に150㏄程継ぎ足す。

新車のハイブリッドならこういうジェネレーターはベルトに掛かっていないのだろう。油圧とかコムプレッサー類はやはりVベルトを使っているのだろうか。結局ベルトが一番静粛性が高いのか。そもそも始動の弾み車も必要無くなる。壊れるところも大分異なるのだろう。

今回初めてフランクフルトによらずに会場を往復した。復路でアウトバーン乗り換えでバーゼル方面を乗り越して市内に向かってしまったが、往路もラッシュ時でも渋滞は少しだけだった。駐車場は皆が入るようになったので以前よりも込みだしたが、先払いで料金を払えるようになったので、帰りが早くなった。色々と問題はあるが小編成の出しものには態々フランクフルト市内に行く必要はなくなった。ここでもっとやって欲しい。

内容はとても高く、ヘッセンの放送局の収録としてもとても価値のある録音が出来たであろう。録音上も修正の必要なことがあったのだが、会場の音響とか大きさでの聴衆からのフィードバックなどやはり他とは異なる雰囲気がある。11月24日の放送で、シニトケの生誕90周年となるらしい。

この二三回は走るのに長袖を羽織るようになっている。室内でも初めてセーターの袖を通した。暖房無しで何週間保てるか。こうなると早急に窓拭き二日の日程が必要だ。

冬支度同様二回の演奏会の記憶を整理すると同時にミラノ行きの準備にかかる。週末でキャンセル全額返還の期限となる。最新の情報でも順調に舞台稽古が進んでいる様であり、形式上のキャンセルはない。劇場の特殊事情はあり得るがペトレンコ側からの積極的なキャンセルはあり得ない。たとえそうだとしても出かけるつもりでいたが、これで宿代の156ユーロが先ず引き落とされる。

車と国境の問題がなければ旅行日はコモ湖まで出かけてゆっくり食事をしたい。一食半と朝食二回分をピクニック準備しておけば、昼一回分で調整可能か。コモかミラノ市内で一食摂れば事足りる筈だ。宿のチェックインを16時と考えているので、国境の内外で一食は問題がない。やはり何時もの様にジャガイモサラダかとなってしまう。スーパーには出かけるので、イタリア的な総菜も検討する。



参照:
新車に乗り移れない理由 2017-07-12 | テクニック
拒絶する強い意志 2024-04-19 | 雑感
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夏はゆく、秋の備え

2024-09-09 | 
涼しくなって夏は終わった。南欧でも週明けからは摂氏20度を超えるだけの秋だ。ここワイン街道でも朝晩は6度まで落ちる。すると夏のパジャマと寝具では寒くなる。洗濯可能なのは再来週になるので、それ迄は今の儘か。

そのパジャマは発注後に値上がりして、定価引きが7%と一時半分になった。20ユーロを超えると安くないという感じだ。逆に他の安売りものがやはり商品に割引のワケがあったのは確かになる。袖を通す前に履いてみた。腹回りがポイントで、大きくなくてそして押さえられない。丁度であった。サイズ52で93CMらしいが、嘗ては1メートル欲しかったのとは大分違う。ジーンズも30が問題なく履けるようになったのと相応している。ティーンエイジャーの時は28ぐらいだったのだろうか、32までは必要になっていた。アマゾン評価でもサイズ54の人が多いので、やはり腹ぼてが多いのではないかと思う。

着心地は好評と同じく抜群で、通常の薄いものよりもくっつく感じがなく、ちょっとチャーリーブラウンの毛布風のすべすべ感もある。一度洗えばよりもう少しさっぱりした感じになると思うので、来夏は早くから着れると思う。20ユーロ以下の価格といい、大きさといい、質感やその縫製で満足感は高い。これで夏冬寝巻は来年は考えないでいれる。

そろそろ月末前から三回の音楽会の準備と来月のミラノ行を計画しないといけない。床屋も再来週で二ヶ月に近くなり、ミラノ行きも合わせられる。その後11月の壮行演奏会前に行けば事足りる。現金を用意しなければいけない。

これで気が付いたのは、現在洗濯に出さずにいるシャツは再来週末の試飲会では着れないと認知した。洗濯に出さないといけない。序に眼鏡の調整でもして貰うか。

目薬が効くようになった感じで、眼精疲労が減った。疲労したなと思う時に昼間でも一度ほど点眼することがある。要するにその差が出てきたということだ。そして疲れた時とそうでないときの眼の下の隈が明らかに変わってきた。そこから原因と対策が見えて来た。

久しぶりにウクライナの娘の顔を見た。夏休みで、おやじさんが住むスペインに滞在していたようだ。暑かったでしょうと訊ねると、夜は眠れないほどではなかったという。目元の当たりを見ると赤くなって、鼻頭辺りが若干肌荒れしていた。それはそれでまだまだ冬には回復しそうで、まだ20歳少しの若さが逆に感じられた。17歳頃から知っているので流石にトウが立ったかと思ったら、まだまだどうして若いものが漲っている。母親の居る故郷には行けないので、恐らく再婚しているのであろうおやじさんのところに未だに出かけているのかと想いを馳せる。

ウィッシュカードには、ランニング用の靴下とランニング用のトレイルランニングシューズを入れないといけない。後者は寒い時期まで使うと膝を傷めそうなので、その前にあったらしいものが欲しい。2022年に購入しているので丸二年間使えただけだ。全走行距離1000kmにも満たない。古いタイプの方が質が高かったので経年変化していないようなものがあれば安ければ古いのを買ってもいいかと思う。



参照:
希求の無い所、何も無し 2022-01-02 | アウトドーア・環境
変わり目の季節に 2024-09-07 | 暦
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変わり目の季節に

2024-09-07 | 
発注した夏用パジャマが届いた。早速手触りを確かめた。完全に危惧が外れた。ジャージであるからシングルでもどれだけの厚さになるかは一切分らなかった。誰かが分厚いと書いていたのはボーデンゼーのシーサーのセカンドブランドの極薄生地と比較してだ。その生地も純綿としてもその表面加工や織機の薬剤の使い方などによっては若干変わる。つまり余りに密で空気を通さないと身体にくっつく感じで暑くて着ていられない時もある。

それに比較すると分厚いのだが表面がメッシュ状なのでくっつきはしない。冬物がダブルにしているのは空気を通すと寒いからで、夏用としてこれはいいのではないか。洗濯しても密にならなければいいが、試してみないと分からない。後ほど袖を通してみて、大きさも含めて検討する。

月曜日に走りに出かけると、大きな摘み取り機が走って来た。この高級の地所しかないこの辺りでは見かけることは少ないのだが、農協や大手の醸造所では使うこともある、特に今摘み取るのはどぶろく用の単純な葡萄の実なのでごっそりと人手を掛けずにやる。砂糖を入れて簡単に発酵したまま市場に出す。週末から世界一のワインフェストとなれば掻き入れ時となる。

そこで金曜日には毎年の様に予約していたナーヘのグローセスゲヴェックスをとって更に谷奥で試飲してくるのをどうしようか考えている。先ず車を無駄に走らせたくない事、更にそこで何を購入してというのが若干迷いがある。そこのリースリングは先日も開けたのだが今一つだった。つまりグローセスゲヴェックスには価値があるがそれ以外は果実風味が強過ぎて甘すぎると感じるからだ。先日試飲した様に超辛口に慣れてくると、少しでも残糖が多いと盃が進まない。量を制限するようになるとその質の厳選も進むのは当然だろうか。アルコールの為に飲まなくなったというのが大きい。

そこで、既にラインガウで6本を安売り価格で予約してあるが、更に買う6本は通常飲み用になる。本年は最も困るのはそこの価格帯のリースリングが揃っていないことで、すっきりしていてどんな食事にでも合うものが欲しい。2021年のラインガウは素晴らしかったのだが、2023年はそこ迄期待できないとしても、もしかすると9本買えないかとも思ったりする。これは試してみないとなんとも言えない。先日の試飲会でお気に入りが売り切れていて買えなかったからである。ワイン街道で調達してもいいのだが、ラインガウの土壌の良さはまた様々な食事に楽しめる品がある。

一本22,50ユーロを高いと思うか。一人で二回ぐらいで飲み干してしまうと、一食10ユーロ以上だ。遥かに食事の材料費よりも高価だ。毎日ではないが週に三回ワインを飲むと、一人で月150ユーロを超える。それに引き換え缶ビールは一食50セントである。20倍のこの差は大きい。

月曜日にグランクリュのリースリングの熟成度を見てきた。既に柔らかくなっていた。大きさに二種類あるのは、小さい方は寒の戻りで後に展葉したものかもしれない。然し総じて出来は悪くなさそうで色づいて早めに熟成しそうなので、場合によって先落としヴィラージュでいいものが出来上がるかもしれない。なにもワインはグローセスゲヴェックスばかりとは限らない。



参照:
三日間の運動日を経て 2024-08-08 | アウトドーア・環境
味のあるフラッシュ 2024-09-04 | 雑感
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