Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

使い切るべきその価値

2024-07-06 | テクニック
車の盗難の話しを読んだ。所謂キーレスのコード信号を読まれてという盗難である。自宅に車を停めていてもキーからの信号がリレーされて始動してしまうというものらしい。ガレージに鍵がかかっていれば防げるが、車寄せの端などに停めてあれば誰も気にしない。防ぐ方法として、キーを自宅などに放置しているときはオフとなって信号を出さないなどの対策も取られているらしい。

盗難の手口としては乗り降りの時の盗んでしまうという方法があるようだ。例えば公共の駐車場や宿泊地の近辺でスキャンしていればコードの漏洩は防ぎようがない。これに対しては一定期間内にコードが入れ替わる対策が取られているとある。つまり走行中にも変わっていくということらしい。

始動させてしまうとエンジンを止めなければ永遠に走れる。昨今のハイブリッドとなると、殆ど無制限に国境を越えて走れない様にということらしい。機能として、友人のスマートフォンなどにコードを送って始動させて貰うというシステムも、スマートフォンの同定が必要になるようだ。

新しい車が入ってもなにもガレージのある所ばかりに泊まるのではないので、どうしても気になる話題である。場合によってはハンドルに鎖を巻くとかがあって、どれだけ原始的なのかと思わせる新しいシステムである。

個人的には走る時にアップルウォッチを使うことで、重い鍵を持たずに走りたいと思っている。電話はアンドロイドでもどちらでも使えそうなのであるが、アイポッドやアイフォーンよりもそちらが必要かなと考えている。アイフォーンも使ったことはないのだが、どちらに金を掛けるかというとウィッチということになりそうだ。

音楽などは車中では今後もノイズキャンセラーヘッドフォーン以外では細かなところを聴けるものはないだろうというのは確かで、そこでブルーテュ―スでボードコムピュータ―からかタブレットなど直接飛ばせれるかなので、何が最も使い良いかは試してみないと分からない。MP4などのヴィデオ再生は停車中にしか使えないので、そこで楽譜を出しながらの走行は駄目なようだ。

その他の使い勝手では、自分のガレージに停めながらの充電だろうか。アムペア数から2.3kWほどは問題がなさそうなのでフル充電で10時間で、100km走行であるから、一月に何度ぐらい充電するのかどうか。

近所のスーパーに行く時にも電気だけでなく、迂回路の自動車専用道路を通る時には充電できるのではないかと思う。電気代とガソリンのどちらがお得かの計算となる。勿論災害などで停電の時はそこの充電池からの電気供給で何が出来るかも考えておく必要があるだろう。充電100%で25kwhであるから、自宅での四日分ぐらいはある。通信とか冷蔵庫とか必要な電力はあるが、二日分ぐらいは確保しておきたい。それぐらいでないと、高価なプラグインハイブリットを使いきれない。

ザールからのお土産のリースリングはそれなりのもので同価格で他所の地域ならば遥かの上質なリースリングが収穫される。やはり傾斜地のモーゼル流域には今後の市場競争力はない。耕地面積は三割以下になるのは当然だ。



参照:
星屑の詰め合わせを追加 2015-10-02 | ワイン
スマートグリッド製品 2019-11-01 | 生活 
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生中継留守録音の心得

2024-05-16 | テクニック
週末の準備が必要だ。三曲とも実演では聴いたことがない可能性がある。「ツァラストラスはこう語りき」はあまり演奏されない。一曲目のヒッチコック「眩暈」の音楽はその関連で若干お勉強したので、分かってもいて、更に楽譜付きで映像があるので、一寸見ておけば十分だ。最後のヴォーンウイリアムスのロンドン交響楽というもので、バンクを描いた小節に喚起されているというが、ビッグベンの鐘からその風景を伝えているようだ。この映画音楽とタイトルが付けられている演奏会で特になにか映画を観ておく必要もなさそうである。ツェルシー風景は先々月の「ブラックメール」で堪能した。

昨夜もベルリンでの実況中継録音が放送されていたが指揮者のタルモはやはり抜群の才能で、ショスタコーヴィッチ交響曲10番でのああいう緊張感の作り方などは努力して学べるものではないだろう。その意味から今回のリヒャルトシュトラウスも指揮するのに向いている作品に違いない。前回は室内交響楽団でアスミクの歌うショスタコーヴィッチ交響曲14番だったが、今回は始めて大編成での指揮を聴く。

燃料も入れておかないといけないが、往復で200kmなので20リットルだからそれ程の差にはならないが、それでも安い時に入れておきたい。最近はエンジンオイルもガレージの床が汚れる傾向もあり、100km走ると100mlつまり1ユーロ近くの経費が掛かる。燃料代に5%程加算されるようなものだ。それでもまだ走ってくれる限りは廉くつく。因みに先日のクロンベルク往復は寄り道をしたので260km程走った。

日曜日のプラハからの生中継の音質が悪かったという苦情を目にした。個人的にはMP3の256kbpsも録音していたので、通常の放送の録音はあまり聴いていなかった。確かにそれは東欧の特徴でもあるぼったりしたAAC圧縮のようで、それはまたSWR2のそれとは異なる。恐らく32kbpsなのでお話しにならない。それならばとオンデマンドをダウンロードすると256kbpsのMP3なので同じであった。そこで、生とオンデマンドの差異は修整の有る無しでしかないだろう。

今回もクロンベルクに出かけていたので、両方の可能性をもって留守録音をしていた。結果的に両方とも成功していたが、MP3の音質が好きではないのだが直接圧縮信号波m3uをVLCプレーヤーを使ってFLACに変換して記録するので、8時間ほど回し続けていても433MB程にしかならなかった。勿論それでは使いにくいので切断する。切断もAudacityで開いて行えることが分かったので損失無しに行える。様々に試した結果、放送其の儘のMP3でアップサムプリングなどもせずにただFLACで圧縮するだけでとても小さくなるので実用的になると理解した。今後中に録音するときもこれしかないと理解した。

なによりも放送を回しておくのは一番放送が中断しない方法として優れていて、PCなどの機器環境に左右されにくい録音や録画が可能になることだ。VLCでの変換と記録の感じはあまり慣れにくいものなのだが、専用のソフトでないから仕方がないのだろう。但しLINXでも問題なく使えるようなので助かる。



参照:
芸術内容の迫真性 2024-02-28 | 文化一般
最後にシネマ交響楽 2024-03-01 | 雑感
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発注システムのバグ探し

2024-05-09 | テクニック
休日前に片付けておくことはある。休日後の予定も立てておかないと動けない。金曜日の試飲会前に靴屋に行けるのかどうか。購入するのは冬の内履きと平素の靴である。前回購入したのは2019年9月で110ユーロ払っている。コロナ期間を挟みながらも五年履いたので、年当たり22ユーロで決して悪くはない。現在もそれ程は傷んではいないのだが、何時駄目になってもおかしくはないので、買えれば買っておきたい。靴だけはネットでは中々買いにくい。

冬の内履きを最後に何時入手したかの記憶がないのだが、いつも傷むのは右足の肉球のところで、左右が代われば合わせてまだ使える。一度穴が開いてしまうと靴下も痛みそうで引き続き使いにくい。20ユーロ少々なら良しとするしかないだろう。爪先が冷えないだけでも助かる。

醸造所から更に谷を詰めておくに行くのでそれだけ余分に出かけることはないから考慮しなければいけない。

先週末就寝前に血圧が上がったのは、新車の発注のコンフィギュレーションサイトでそこのシステムのエラーを発見したからだ。それを見つけたのもここ暫く調べていた防音ガラスの問題からで、PDF価格表も見つけて、明らかに支店の説明とは異なる発注が可能だったことを発見したからである。ここ暫く調べていたのは、なぜ防音ガラスがオプションになっていなかった組み合わせにおけるコンセプトだった。恐らくそうしたものは存在しておらず、製造上の経済性が理由であることもあまりないだろうとなっていた。

要するにそこにシステムエラーが絡んでいた可能性を発見した。すると発注の修正を迫られることになる。そのことを週末に纏めて支店の担当者に知らせる必要があった。

そしてやっと火曜日の夕刻になって回答が戻って来た。システムエラーを認めた。これは総会前に小株主として動議書を出していたら株価に反映するほどの影響力があったと思う。システムエラーを見つけていた人は少なかったようで、容易に修正出来ないのは当然で、私への回答も来週初めへと伸ばされるのは当然だと思う。

ドイツ指折りの大企業の発注システムでのエラーは可也の大ごとで、現時点ではネットでは扱われていない。一時的なものでないのはその設定などで誤りがあるからで、復帰させるまでどの程度の時間が掛かるかである。上の件では二月以上正確でなかったとすると完全なバグだったとなる。

これだけ大きなシステムのエラーを見つけたのだからやはり血圧が上がる。完全に停止していないので知らなければ其の儘になるのだろうが、そのシステムの不具合をどのように後処理するかが企業としての危機管理の在り方で、一つ二つを適当に捌くという事ではないので、しっかりとした対応をしなければ大事になる。

自動運転で大事故が起こるほどではないのだが、プログラミング上でのバグというのは同じようにそこでも起きるので、超巨大企業がひっくり返るほどの事故にもなる。エアバスでも最初の頃は墜落したことがあった。



参照:
眼を開けていられない日々 2024-05-06 | アウトドーア・環境
新モデルの車を試乗 2024-01-11 | 雑感
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星が輝くのは何処?

2024-04-26 | テクニック
車を発注しておいた。まだ自分自身としては情報が把握できていない。あれだけ複雑な近代的な乗り物となるとマイスターでも把握できているのは修理できる場所だけだろう。現在乗っている車でも電気的な特性もエンジンのコントロールを中心によく分からないところがまだある。オットーエンジンでも燃料噴射などが電子制御になってからは機械だけでは分からなくなって来ていた。それがハイブリッドとなるとその関係だけでも段階があり、制御する必要が生じる。

日本でもライセンス生産されている同じ九速のギアーも複雑で、同じ機構でもどのように使いこなすかだけでノウハウが生じる。そこにアクティヴセーフなどのセンサーとその情報処理、更に自動運転における確率論による制御ととんでもなく複雑で、自動車も大型飛行機に近づいてきている。そこでモデュール製造へと様々な部品が組み合わせれることでその最終的な調整と使い方に膨大なノウハウが投下される。

そうなると乗用車でもその価値を厳格に吟味できる車のエンジニア―もそんなに多くはない。製品主任の話しが既にここで採り上げたヴィデオにあるが、その辺りだろうか。だからここまでお勉強する顧客も少ないのだろう。実際に試乗記やその他の情報を見ても車両のコンセプトからしっかり書き起こしているのは少なくともネットでは見つかり難い。

例えば一番分かりやすいのは、このEクラスをビジネスクラスとしていて、その中でのスタイリングであるようだ。既にSクラス以外はフロントの星のエンブレムが外されて行って、その中で今回の一つのスタイリングラインだけにその星が残された。個人的には最早デザイン的にこのスタイリングではと思うのだが、やはりその方がオフィシャルらしいという考え方もあるようだ。

メルセデスの開発がシームレスのクラス別けやモデル更新にあって、最後のオットーモーターをどのように載せるかが、このシリーズの最終目標で、同時に全自動運転への橋渡しともなっている。使用者もそのコンセプトやら機構に徐々に慣れて行かないと一挙にということにはなかなか成れないと思う。

そうした意味からもどの仕様が開発の中心で、それとは別に営業的な狙いも分かる。ライヴァルのBMWとこのクラスの売り上げ数で勝敗が決まるところがあって、どうもレヴューのヴィデオなどを見る限り勝敗は決まっているのではなかろうか。

個人的には4 輪駆動と最後のハイブリッドは譲れなかった。サンルーフと空気羽根と夜光デジタルプロジェクターライトは必要であったので、余分に革シートと合わせて11000ユーロ程を余分に支払うことになった。

二三週間で製造工程の中に組み込まれて、何時ごろの製造になるかが知らされる。それまでに細かなオプションなどを再度洗いこんで、不必要なものを除いて必要なものを絞り込んでの変更は全く問題がなさそうだ。結構大変な作業であるが注文生産させる限りはどうしてもそこまで拘らないと意味がない。会社の方もそうしたお客さんは代々と顧客になっての関係になるので、特に支店などはそういう顧客を沢山持つことで利益率が上がる。
New E300 Hybrid - The Most SOLID Mercedes Benz they make!

Mercedes E-Klasse (W214) Test/Review | Enttäuschende Entwicklung oder neue Maßstäbe gesetzt?




参照:
空気羽根で床を上げる 2024-04-25 | テクニック
これ以上にはない車 2024-03-09 | 雑感
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空気羽根で床を上げる

2024-04-25 | テクニック
一月に続いて二回目の試乗をした。全く同じ車なのだが、異なるのは冬タイヤが夏タイヤになったことで乗り心地が変わった。可也ハードになっていた。タイヤも扁平の薄いのがついていたのでポルシェ911ほどにしっかりしていた。成程新聞に椅子も含めて固く感じたけど長旅に最高だったと賞賛していたものと殆ど同じだ。

勿論走行音も変わったので、エンジン音はあまり気にならなくなった。マスキングであろう。そして、防音グラスが作る遮音はICEのそれのようである意味ノイズキャンセラーイヤフォーンのような感じである。実際にマイバッハ―とSクラスはノイズキャンセラーシステムになっているという事だ。逆にそれは静けさもあっても不自然感があって、そこでタイヤ音などが響くと喧しく感じたという事らしい。

発注しようと思っているのはスタイリングが異なるのでそのガラスが付いていないので、そのコンセプトをネットで検索してみないといけない。ヴィデオで録れば分かるように全く静かという事ではないので如何に自然なサウンド作りが為されているかの方が重要である。上の遮音グラスとサラウンドシステムが組み合わさっているが、自分が使っているイヤフォーンからのような細かな音が聴ける訳ではないので必要がない。

そして何よりも感動したのは、空気羽根での車高調整の価値である。実は森の中で転回しようと思うと、バックで木も何もないのに警報が鳴った。態々下りて確かめると地面が盛り上がっていた。即ち車体の地上高が足りなくなって来ていたのだろう。これはと思って浮かすのを試してみた。コムプレッサーでプシュと息を吐く。そして改めていつものところの溝を通ってみたら今の車よりも安全に通過できた。要するに高速でも飛ばせて山道も走れる車となる。そして羽根がとても良くて更に車内が揺れない。3000ユーロ程のオプション価格で、フォイール付きの冬タイヤ一組よりも安いのである。憧れの空気羽根がこれだけ使えるとなると感激である。これで後輪操舵操舵付きの四輪駆動が完璧に駆動する。

四輪駆動の高能力の車は燃費が悪かったので今迄乗れなかったのだが、ハイブリッドでそれが解決した。そして駐車もカメラの合成俯瞰映像などで解決した。今迄のそれとは大分異なる。もう一つ最後に助手席に乗ってデモンストレーションして貰った自動駐車装置も完璧だった。

一番の問題はサンルーフの風切り音で、これはBMWやポルシェと比較してけたたましく喧しい。後部にスモークグラスを入れても天井から光が入って押さえつけられた感じがないので決して悪い感じはしないだろう。一寸した教会のような若しくは磯崎新の自然光の使い方のようでとても良い。

こうなれば現在の車が壊れる迄に、そして車検切れ四カ月以内に乗り換えたい。どうせ車を買わなければいけないのだから、少々高価になるが無駄なく使える車輛に投資するしかないであろう。

ザルツブルクのオペラが引けてから帰宅する迄の気持ちはもうあまりないのだが、日曜日の20時に車庫出し出来るぐらいの演奏会ならば四時間少々で帰って来れると思う。更に渋滞に巻き込まれてもほとんど無意識でストップアンドゴーで走れるようで、あまり疲れずに長い距離を走れるようになるのではないか。



参照:
新モデルの車を試乗 2024-01-11 | 雑感
これ以上にはない車 2024-03-09 | 雑感
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必要な構築する時間

2024-04-05 | テクニック
些か疲れた。先ずはタイヤ交換に出かけたついでに新車の話をすると、既に納期が延びていて予定していた夏には入りそうにない。すると車が無事動いたとしても車検切れがあり、例え既に発注していて納期が遅れたとしてもその警告金もあり場合には罰金も問題になるので急ぐ必要が出てきた。発注して仕舞えば少々の納期の遅れなどは先方のせいにもできるので先ずは急いでとなる。愈々待ったなしで、ここで投資しないことには意味がなくなる。

車の運転は少し眼を効かせれるようになってきたので。コロナ以前の水準に戻って来た感じがする。少しはキビキビと運転が可能になって来た。だから余計にスピード超過が直ぐに修正可能な新しい車があらゆる意味で身を護る。頭もいたいが急ぐしかない。

さてなによりも疲れさせてくれたのは音楽専用のLinuxミントが壊れたことだ。理由は先日の留守録などでキャッシュが一杯になっていたのを強制終了など繰り返していたからで、先ずはログインできなくなった。そこで100%占有から消去作業しているうちに、通常のシステムを読み込まなくなった。

読み込んでも安全モードのような塩梅で、裏で回していればようやく遠隔操作が可能になるという程度だった。正直余りにも複雑なシステムを構築していて、再構築するのに何週間かが掛かるので、そのような時間も無い。折角リースリングのグロースゲヴェックスで身体を温めたのだが、それも冷えて仕舞った。余談ながら復活祭が終わった日に久しぶりに入浴で、結局三月は暖房も入浴もなしに過ごした。如何に節約できただろうか?

結局リカヴァリーでも直らなかったので、開いたプラットホームの中で不要なユーザーのパスワードなどを消去した。それで一挙に元に戻った。本ユーザー名は問題がなかったのだが、どうもそれと三年になるSSDへのパスワードが指定されていて、それが普段使用のログインパスと異なっていたことが悪さしたようだ。

最初のインストールの時に訳も分からずに指定していたパスである。同じシステムに二種類のパスなどは使うべきではない。

直接には日曜日の「影のない女」初日中継放送をVLCでもMP3として流しっぱなしで6時間程録音していたので、それを編集する為にAudacityで開いて、編集、今度はそれを32Bit浮遊WAVにしたからだ。素材の400MB程が十倍の4,5GBになった。それはそれでも96kHzにして再生録音しているものよりもまだ小さい。

これで分かるのは保存しておくにはMP3からFlacにした形で、それを再生する為にどのようにアップサムプリングするかである。MP3は256kbsでもやはり音が固い。SWR2のAACはやはり魅力的で、上手に録音しておくと再生状況が変わってもやはり聴きやすい。

どうせハイレゾではないので原音再生とはいかないのだが、アップサムプリングでの録音はそれなりの価値がある。これからは旅行先ではVLCでのFlac化が一番使いやすいようだ。Linuxでも同じように可能かどうかは試してみなければ分からない。SSDの1TBも安くなったので先に購入してそろそろ準備して先に新システムを時間を掛けて構築しておかないといけないかもしれない。使い古しのPCを貰う予定もあるのでそれで構築か。



参照:
眠りに就く前にUBUNTU 2022-08-21 | テクニック
ワークステーション仕舞 2021-09-20 | 生活
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管理者権限の手動設定

2023-01-15 | テクニック
夜中にアンドロイドが立ち上がらなかった。ここ数か月は問題が生じていたが、誤魔化して立ち上げていた。タブレットを激しく落としたという記憶はないが、小さな落下はさせている。そろそろかなという気もしている。2018年2月に200ユーロ程で購入している。

タブレットはオンライン送金などに必要なので欠かせない。直ぐに購入して登録しないと送金業務も出来なくなる。幸いコロナのそれは最早用無しだろうが、携帯電話よりも何よりも手元にないと困るものである。

寝ぼけ眼でベットの中で弄っていたら何とか立ち上がった。早急にEMUIシステムのアップデートなどをしておいた。通常の自動アップは停止にしてあるので気になる所だ。それ以降未だ電源を切っていない。切る必要もないが、何も急いでトラブルを起こす必要もない。ファイルの掃除やウイルスチェックもしておいた。さて何時まで使えるか。費用よりもシステム構築に時間が掛かるのが嫌なのだ。

待降節のアトフェンとカレンダーのクイズで貰ったデジタルコンサートホール二日券の束を溶かした。なんと残りだけでも、2月14日迄無料になった。これでペトレンコ指揮「エリアス」、月末のシェーンベルク、そしてなんと2月11日のフランスプログラムまで観れることになった。

その後は4月、6月のチャイコフスキーだけでシーズン終了だ。一度ぐらい一週間券を購入すれば充分だろう。来シーズンも11月の極東公演前の定期だけで、その後は来年になってしまう。昨年は何枚か購入したが、今年はあまり購入する必要がなさそうである。要するに購入しようがしまいが、生である程度回数を行けばあまり観ることはない。

そこでコルンゴールトの交響曲を観た。今はウィード―ズ機に携帯のDACをつけて、リアルテクを外してあるので、転送しても48kHzしか出てなかったが、やはりリニアPCMの音は素晴らしい。96kHz再生の方が臨場感は生じるが圧縮音源との差ほどではない。

「死の都」でのそれを聴いた耳には、その楽想の使い方や表現内容がやはり掴みやすい。改めて米国ツアーでの批評も読んでみる必要があると思った。

さて音楽再生専用Mint機で、ブルーレイファイルのNASからの転送が難しいことに言及したが、タブレットからリモートソケットの設定確認で、ルーターの5GHz転送が頻繁に使えるようになっていることに気が付いた。道理で映像再生にストレスがなくなっていた筈だ。調べるとウィンドーズでは自動的に2.4から5へと上がっていて、その限界速度も三倍近い。それならばLINUXでどうなっているか確かめてみた。自動になっているが、速度は秒速43M程しか出ていないことを確認、調べるとnm-connection-editorを管理者権理で手動で5GHzに設定可能である。すると147Mまで速度が上がって安定してきた。ルーターから直線距離で10メートル以内の遮るものがないところに設置してあるので、これでより安定して使えるのではないかと思われる。この世界は数年経つと大分状況が変わっている。因みにタブレットは何時の間にか5GHzになっていたので、こちらもストレス無しである。ルーターとNASとの接続もケーブルをアップデートしていくとまだ早くなるだろう。



参照:
Velvetの風合いの響き 2023-01-08 | 音
ミニUSBプラグの抜き差し 2019-12-09 | 雑感
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再びザルツブルクへ

2023-01-10 | テクニック
キリル・ペトレンコのボックスのブルーレイを流した。メディア再生の技術的なことにもなるので恐縮であるが音声だけの96kHzサムプリングのトラックは悪くない。現在はネットで同様のPCM録音が聴けるのだが、ハードディスク化さた録音の方が読み取りエラーなどが少ないのだろう。

なるほど、デジタルコンサートホールで映像にハイレゾをあてがう形式は一昨年辺りからで、それ以前は通常のAACだった。要するに圧縮音声だった。

また限られたハイレゾファイルの提供も楽章毎の切れた形で複製芸術の形を取っていない。その点、上のブルーレイの96kHzの音声は完成している。

就任前に録音された「悲愴」に関してはSACDが発売されているのだが、マスターリングが良くなくて、このブルーレイの方が質が高い。

11月にキリル・ペトレンコ指揮ベルリナーフィルハーモニカーが初訪日するのだが、これらの幾つかを聴いておくことでその最初からの軌跡がよく分かる様にんなっている。それ以前のルディ・ステファンの録音も作品だけでなく、演奏史としてとても貴重である。このハイレゾを聴けば、可也荒いところがあってラトル時代の音が出ていて客演では限界であったことと同時に今に通じる名演ともなっている。

ブルーレイプレーヤー無しで無料で再生する方法をメモしておく。現時点では、ウインドーズでフリーウェア―のブルーレイコピーでHDに溶かしたファイルを移動させて、それをLINUXでフリーウェア―のXfburnで50GBまでのROMに焼き付けておけば、汎用で使える。一度溶かしてあるので、ウィンドーズでもLINUXでも特別なプレーヤーは必要ない。新たなブルーレイを購入した節は使えるかどうかは分からないが、方法としては要領が分かったので心配は要らない。ROM化しておくとNASの場所も要らないので助かる。MakeMVKのようにファイルを変換する必要もないので、オリジナルそのものの音声と映像がそのまま使えるのも嬉しい。やはりLINUXを使うと無料で不可能なことが無い。

ベルリナーフィルハーモニカーの復活祭が2026年からザルツブルクに戻ることが決定した。最終的には団員投票だったようだが、先ずは残念である。2013年以降必ず出かけていたのだが、2025年でベルリナーフィルハーモニカ―のそれは終わる。その後も毎年のプロジェクトが練られている様であるが、恐らく11月の海外遠征前に、フランクフルトともう一つのプログラムを練習して出かけることになるのだろうか。ルツェルンとの関係もあって、コンサートで独自性を出せるかどうかは疑わしい。

客観的にみて、ミュンヘンを中心とするオペラの舞台裏の人材の多さも異なり、残念乍ら聴衆もそこ迄増える勢いがなかった。現時点でも4月の初日が売り切れていないのは痛い。潜在的な聴衆はいるのだが、そこまで公報がならなかった。

個人的にはオペラ公演にリハーサルから全夜通うのが難しくなるのと、旅費滞在費が掛ることであるが、まだ時間があるので今後ゆっくり検討することになる。コロナで二年間棒に振ったのが痛かった。



参照:
卒業宣言をする価値 2019-09-18 | マスメディア批評
ブルーレイROM三枚目 2022-01-09 | 文化一般
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AACSヴァージョン76

2023-01-07 | テクニック
ミュンヘンから最速で当選の領収書を貰った。配券開始当日の14時は最速だと思う。新春から当たり籤を引いたというよりも、需要が少ないのだと思う。一ランク落として92ユーロしか払わないが、初日でも配券があるというのはやはり人気がない。ロシアもののプロコフィエフとなると、2017年に長男ユロウスキーも「炎の天使」を振って好評を博しているのだが、新制作となると興味も集まる。配券出だしはもう一つのようだが、さてどうなることか。

ブルーレイをLINUXで再生してメインのシステムで鳴らしたが、やはり圧縮音源とは全く異なる。現在ペトレンコ指揮のオペラで圧縮音源以外が出ているのは「ルル」と「死の街」の映像に、フランクフルトでの「パレストリーナ」のみであろう。フランクフルトのそれは楽団も駄目なのでそれ程の価値はないが、「ルル」時よりも明らかに機能性が身に着いたミュンヘンの座付き楽団のこの音響は凄まじい。

さて、ブルーレイをPCで上手に再生する為に十種類ほどのフリー、シェアウェアーを試した。最終的に今もPCに残っているのは、プレーヤーのLeawoブルーレイプレーヤー、とブルーレイコピーと称する二種類のフリーウェア―である。この二種類で事足りた。

因みに多くのソフトウェア―は、トライアルは5分までとか、又は全く解読できなくて、更に30日限定のトライアルとか禄でもないものばかりであった。

一つはAACSヴァージョン76のコピー保護を解読する。一つはそれを他所に移し替えるソフトである。前者はイタチの追いかけごっこで幾ら保護のシステムを複雑化しても解読が追い付く。後者はハードを一旦売ってしまえばどんなにブラックボックス化しようと思っても難しいという事である。要するに、一旦デジタル化したメディアは必ずコピーされるということでしかない。

そもそもプレーヤー込みでメディアソフトを売り込もうとした旧家電産業が最早大きな意味を持たなくなっていて、デジタル技術は進化している。そこで旧態然としたビジネスモデルが通用する筈がない。デジタルで物品を販売するのも難しく、フリーウェア―は幾らでもあって、ソフトウェア―に金を払うような者は余程のお人好しでしかない。

因み2021年6月末に一般リリースに先駆けてミュンヘンの劇場で「トリスタン」初日に購入したこのブルーレイには、そのマスターに2021年5月17日15時24分33秒とデジタル刻印されている。一月ほどして配給されたことになる。

この当該の映像は初日の後三日目か四日目に収録されたものであるが、初日の観た感じからしてもやはり感動的な舞台となっている。そしてこのコルンゴールトの音楽が、如何に正しく楽譜を音化することでしかその音楽の発想や真価を評価することが出来ないという好例である。

我々がペトレンコという世紀の天才指揮者によって初めて多くの楽曲を本当に知ることになる幸福を改めて感じないわけにはいかない。



参照:
節約しながらの快眠 2023-01-05 | 生活
赤い風船が飛んでいく高み 2021-10-29 | 文化一般
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初めてのデジタルアムプ

2023-01-04 | テクニック
出力160Wのデジタルアムプが届いた。箱は中華ものとしては安物臭い。ハウェイのタブレットとは価格も違うが、昨秋の同価格帯のFiioの箱よりも悪い。あまり高級感とか音作りとかを考えていない証拠であろう。Fosiオーディオというメーカーであるが、この辺りで評価が出来る。

但し本体の仕上げや入出口の金メッキなども綺麗になっていて、何よりも煙草入れ大の大きさは嬉しい。スピーカーの接続に所謂バナナプラグが着脱簡単で、シュートの危険がない為に使い易い。PC周辺は動かすことも多い。

スイッチを入れただけのサーノイズは若干あるが、PCの通常運転音と比較して目立つわけではない。今迄はアクティヴスピーカーを上に設置していたので、身近ではなかったが、同じぐらいのノイズは出ていた。

先ずデジタルアムプはLED電球のように熱を出さないのが素晴らしい。つまり無駄な消費をしていないことだ。これを確認しただけでも価値があった。そして8オームのキューブからは十二分な音量が出せる。時計の針の9時ぐらいで通常に流しておける。それでも管弦楽の総奏は可也大きい。最初に音出しした時はフロントを上げていなかったので真っ直ぐの音が耳に届かなかったが、フェースアップすると、高音が切れているもののバス以外の基音がばっちりと出る。

デジタルコンサートホールのアーカイヴのハイレゾはヘッドフォーンには至らなくあまり感心しなかったが、定位感が明晰極まりないのでカメラとのずれを感じるほどであり落ち着かない。

その分、復活祭でのオペラ中継録画は管弦楽がもぞもぞして平土間前部で反射を聴く感じで、雰囲気があるだけでなく、その定位感がやはり舞台向きだ。兎に角中域の押しが強い。こうなるとどうしても台詞の長そうなフランス映画を観てみたくなる。

そのスピーカーのコーン紙のレスポンスが可也早いようで、画面と比較して、出てくる音に遅れがない。そのスピード感がこの組み合わせでの最高の成果に違いない。

改めてこのオーラトーンのスピーカーはオシロメーターで合わせる為の音を聴く位相合わせの為のモニターであると再認識する。PCの後ろに置いたり適当に流すことになるので平素は関係ないが、録音の基礎的な技術面を評価するには最適なモニタースピーカーである。

アムプの評価は、音楽鑑賞用のスピーカーではないので容易には出せないのだが、解像度は可也高いような印象はある。但し質感はやはりDACからのヘッドフォーン直出しには遠く及ばない。どちらかというとブルーテュ―ス接続のノイズキャンセルヘッドフォーンに近い。隔靴掻痒なもどかしさはある。

それゆえの充満感はないのだが、鳴りの余裕が効してか、歪みの有る喧しさ感はない。子供の時に使っていたフォスターのブックシェルフよりもゆったり感が得られているのはやはり不思議な感じである。それもモニターやらPCに立ちはだかれた後ろでそれ程籠らずに悠々と鳴っている。



参照:
デジタルアムプで年末調整 2022-12-30 | 暦
耳を掃除してチェック 2022-11-13 | 暦
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難しい切り替えの指令

2022-09-23 | テクニック
懸念となっていた旅行用PCの録音が可能となった。前回のザルツブルク行では生放送を祝祭会場の大ホールにいながらにして録音出来た。そして、その後バッテリー交換から少しシステムを強化していた。主に旅行で使う音楽以外のプログラムやネット関連をインストールしただけと思っていたが、どこでそのようになったのかその後一切オンラインでは録音出来ないようになって仕舞った。

調べた結果、PulseAudioのコントロールで入力等を設定することで使いたいように使えるとあったのでやってみた。それでも上手く入力しない。以前はDACをUSB経由で接続していたので、そちらからの返しとして録音可能だった。しかし旅行中にはDACもなかったのでブルーテユースでノイズキャンセルイヤフォーンに送り込むときにそこから録音した。予想よりも綺麗に録音出来た。ブルーテュ―ス自体の圧縮は致し方ないとしてもその前段でもあり、また放送の圧縮を考えれば十分だ。

しかし、日曜日にプラハからの中継とベルリンからの両方を同時間帯に録音したいと考えて、ミニラップトップで試してみたのだ。時間を掛けても録音不可になっていた。結論からするとどこでスイチィングが切り替わったかは分からないが、ブロウザーの再生を切り替えるなど、所謂ラインの独占権を切り替えてやることで通るようになった。

実際にはアルゴリズム上の指令の順番などで変わるようで、そのようなことはウィンドーズ操作中にも起きることはある。WAPIとかALSとか皆似たような機構で、独占するゆえに音質が冴えるというものだ。出来るだけ切り替えミキサーなどの機械固有の性能に影響されないように録音するのがオンライン録音の決め手である。但し使い勝手にはノウハウが発生する。これでありとあらゆる録音が可能となるので、今後必要ならば旅行用にDACを購入すればそれはそれで本格的なオーディオをイヤフォーンでも聴けて録音も可能となる。簡単な動画コピーもこれで撮れる。

昨年6月に劇場で逸早く購入した2019年制作のコルンゴールト「死の街」が賞をとったらしい。当然の評価である。ブルーレイで購入して、既に購入した焼き付け器を外付けしたウィンドーズでは再生した。しかし回転音が喧しい。だからリモートで使っているLINUX音楽専用PCで再生したかった。しかし中身がパイオニア製のVerbatimはLINUX仕様にはなっていない。なんとか接続可能となり、さて読み取るとなるとなぜか内蔵器とは違ってDVDでさえも読み取れない。そこでメークMKというのを試してみた。名の通り暗号解読後にMKに変換するだけのプログラムで、それも期間限定のシェアウェア―らしく、それならばPCで読み込んでも同じではないかとも思った。

兎に角コピーは出来たので、それをNASにコピーして場所をとるのも馬鹿らしいので、改めてMKファイルとしてブルーレイに焼き付けようかと思う。なぜブルーレイ一枚を購入して更にブルーレイROMにコピーしなければいけないのか分からないのだが、こういうコピー防止を使うから余計に不法なコピーも氾濫する。デジタル音声技術もそうなのだが、映像になるとその価値の多くはよりコピーで失われる。映像メディアなどだけでなくそのオンライン配信も如何に新たなビジネスモデルとはならないかのまた一つの傍証ともなっている。勿論こうした人たちがブルーレイプレーヤーなどを買うこともあり得ないというのも火を見るよりも明らかなのだ。



参照:
紙一重の読み替え思考 2022-09-17 | 文化一般
眠りに就く前にUBUNTU 2022-08-21 | テクニック
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深夜にはヘッドフォーンで

2022-08-23 | テクニック
週末のハイライトはバーデンバーデンからの初めてのオペラTV中継録画放送だった。独仏文化公共放送Arteが復活祭に撮影した映像がお茶の間に流された。残念ながら日曜日の23時10分からの放送で、最も視聴率の低い時間帯のだったろう。それでも関係者は歓喜した。大きな広告となり今後の碑となるからだ。

ネットでしか放送を観ない者にとってはそのオンデマンドと生中継との関係が分かり難い。例えば独墺瑞西の共同チャンネル3SATにおいてはネットでの生放送とオンデマンドの差はない。だからArteでも早朝からオンデマンドになるだろうと待っていたら早朝には上がっていた。直ぐにベットから起き上がってDLして流した。そこから今まで何回流したことだろう。

そのオンデマンドは2時間43分52秒で2.6GBしかなかった。音質も125kbsと悪かった。今回は後に有料化されて劇場などでダウンロード可能となるので、幸運ならば若しくは強く求めていけばDCHでもハイレゾで出る筈だ。だから質は後回しと考えた。

しかし、深夜試しに録画の準備をして待っていると、オンデマンドとは明らかにいい画像と音質でライヴネット録画放送が始まった。幸い上手に画面コピーと録音が出来たようだった。夜更けなので久しぶりにモニター用AEGヘッドフォーンで音を流した。何度流しても飽きない内容で、舞台だけでなくぎっしりと内容が詰まっていて充実感が違う。

それに先立って、引き続きLINUXのPCの調整をしていた。一つは筑波大学が提供しているVPNを現有の音楽専門PCにインストールした。残念ながら以前のようにNHKは入らなかった。簡単には地域ブロックを越えられない ― 丁度日本でこちらの放送がブロックされるのと反対の関係になる。しかし4月からEUでは使えなくなっていたYAHOOジャパンは観覧可能なことを確認した。少なくとも旅行用に今後も必要な時に使える。先ずはそれでよい。vpngate-with-proxyをキーワードで同じシステムをインストールした。とても使い良い。

今後は昨秋購入したブルーレイ焼き付け器の接続とそれを使ってのブルーレイの再生をLINUXで行うことぐらいだ。旅行前に購入しておきたいのは、一つは洗浄液で、ミニノートブックなどを旅に持ち出すので、帰宅後に清掃するものもある。特にキーボードやケーブル類などは気になる所だろう。今回は二泊だけなのでマウスは要らないか。

現行の音楽PCは、システム構築時にモニターが壊れていたと書いたが、もう一つの古いものとは異なり動画再生能力はある。そこで久しぶりに使ってみると壊れていたかに思われた付属モニターでも結構使えることが分かった。少なくともチェック用としての機能は十分である。

そこでメインのウィンドーズノートブックで行っているモニターコピーの録音録画機能と同等のLINUX用のソフトを探す。旅行用に下したミニノートブックはモニターも貧弱だったのでシムプルスクリーンレコーダーというのを入れてあるが、現行のノートブックには更に良さそうなOBS Studioというのを試してみようかと思う。余り容量は使いたくないのだが、使える録画が可能か、特に音声が綺麗に録れるかどうか。



参照:
作曲家の心象風景を表出 2022-08-22 | 文化一般
美学的な豪華絢爛 2022-08-03 | 文化一般
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眠りに就く前にUBUNTU

2022-08-21 | テクニック
就寝前に二つのPCを弄った。両方とも音楽用として使っていたLINUXシステムの新旧で、古い方は先日バッテリーを替えて旅行用の汎用にしたものだ。二つの似たようなシステムを同時に弄ると問題点や改良点が見えてくることが多い。

その差異で片方で上手く使えているものがなぜ他では使えないのだろうかと試していると、思いがけない問題点が見つかった。現在音楽用にしているのは昨年の秋から転用したもので、その時に新しいSSDにMINTシステムを構築したものだ。しかし転用前からモニターに横縞が入るようになっていて、酷くなるとそのモニターでは仕事が出来なくなって、買い替えの理由になっていた。幸いリモート操作が出来るように最初から設置したので、本気でモニターを見ることなく、使用可能だった。

上の状況つまりWINDOWSでもLINUXで障害が出るモニターはハードの故障と判断が下されていた。しかし、ドライヴァーなどをアップデートすると改善していた。そして結構モニターも使えるようになっていた。そして今回調べていて、更に気が付いた。古いPCに入れてあったUBUNTUスタディオというのを新しい方に入れていなかったのだ。モニターが最初から真面に機能しない状態でリモートで制御している具合で気が付かなかった。成程再生のオーディオ出力を調節してやったりと確認作業は余分にあったのだが、録音するときの所謂ループモニターに相当の切り替えだった。

そのプログラミングは完全にインストールすると完全に音楽専用となるもので、今迄は未だ試していない。そうしたハードテューンするだけの信頼性が古いPCにはないからで、誤魔化しが利かないことはできない。何とか騙し騙し使えればよいのだ。

しかしそこで重要になるコントロールとスタディオはMINTで使える。それをやっていなかった。そしてインストールすると新しいシステムのコントロールが嫌に細かになっていた。使い切れていないが、先ずは設置した。やはり音が変わった。特にハイレゾの臨場感が凄い。上で言及の切り替え無しにメインをDACと設定しておくと、直の再生がデフォルトとなる。

正直古いASUSのPCに比較すればフルのノートブックであるSIEMENSFUJITSUが悪い筈はないと思っていたのだが、製品上も問題があり、その期待にそぐわずで若干失望していた。しかしこうして改めて調整してみるとPCプレーヤーとしても可也いいことが分かった。

通常のボストンからの中継録音もスタインウェーが凄い勢いの空気感で鳴るようになった。嘗てアナログのオーディオ機器をちょこちょこと弄っていた事が馬鹿にしか思えない。特にLINUXは機械言語にあっているので、ドライヴァーを使ってもメーカーの思惑とは関係なしに思い通りに動かせる。遠くへ飛び立つ無人宇宙船の操作などで本来は考えれていなかったエンジンの使いからやスイング飛行させたりの時にそうした話を耳にするが、PCを遠隔操作しながらのハードの再生にはそうした喜びがある。如何にウィンドーズシステムが枠内の中でしかハードを制御していないかがよく分かる。

珍しく、就寝前のコムピュータ仕事を終えて気持ちよく眠れた。来週末のラディオ放送の録音も楽しみになってきた。録音自体は以前と全く変わりない筈だが、再生して直ぐに成果をよりよく吟味可能となる。



参照:
高弦のさらさら感を聴く 2021-09-26 | 雑感
ワークステーション仕舞 2021-09-20 | 生活
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安定作動で目指す10時間

2022-08-17 | テクニック
発注した充電池が届いた。受け取って先ず重いと思った。包装を開けるとネットにあったように形状が違う。先ずは挿し込めるのかどうかが気になったので早速嵌めてみた。問題がなかった。

あとは間違いなく充電可能か、以前以上に使えるのかどうかである。先ずその前に重量をはかるとオリジナルが430g、そして今回の容量が増えているものが600g弱。その差は、100%迄充電して残り時間をみると比例している様だった。10時間以上使える表示が出ていた。実際に使えるかどうかは別にして破格の長時間使用であろう。

そこから四時間程使うと60%で五時間強となっていたので、ほぼ10時間弱が計算できる。もし使うとすればコンチネンタル間移動の機内でとなるが、嘗ての様にPCを以ての気持ちはもうあまりない。タブレットで殆ど用が足りるからである。そのノイズキャンセリングフォーンもブルーテュ―スで10時間使えればいいところだ。

重くなって嵩張る分は明らかにハンディ―だが、旅行用つまり宿泊地での作業にはこれでもいいような気がする。旅行時の傾向の便を考えるだけである。

それはそれで先ずは使えることが判明。そこから続けて旅行用に使えるように整備しようとした。すると画像が壊れたり落ちたりする、ネットを調べるとドライヴァー等がよくない可能性があると書いてある。あれこれ試すと酷くなってきた。そして思い出した。音楽専用PCとして使っていた最後には動画には全く使えなくなっていたことをである。画像が壊れるからだ。その時よりも悪くなっている。またしても部品を直して他の場所が駄目になって使えなくなる例かと思った。

そこで長くサボっていたアップデート化に挑んだ。それが途中で落ちて上手くいかなかったが、何とかなった。何もしていなかったのはキャパシティーを節約する為だった。そして音楽ファイルを進めている。これで150G程は余分に余裕が出る筈だ。


現行の主にリモートコントロ―ルしている音楽専用PCに比較すると可也貧弱なのだが、少なくともそれにの様にモニター自体にハードウェア―上の問題はないと思っている。しかし、ノートブックのモニターにおいてもハードとそのグラフィックカードそしてドライヴァーは頻繁に問題の起こっている様で、特にウィンドーズからLinuxに乗り換えるとマニュアルで対処することが増える。その分長く使えるような気もしている。

現在のところ状況は安定しだした。この調子なら使える。そもそもザルツブルクに持って行ったときには一度も起らなかった。だから全く忘れていたのだ。壊れた充電池を試す時に電源を落としたり入れたりで、ソフトを痛めた可能性も強い。更に何らかの形でのネットからのアタックも少なくなかったかもしれない。やはり必要最小限のアップデートは必要だと思った次第だ。月末の旅行には携行する予定なので何とか快適に使えるようにあって欲しい。



参照:
理に適った扱いを 2022-08-13 | 生活
32Bit処理のHDオーディオ 2021-06-10 | テクニック
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アップサムプリングの制限

2021-12-01 | テクニック
嵐になっていた。現在のところワイン街道の降雪は殆どないが、地面は冷えてきたので、降れば積もる状況になっている。そのような状況だから早めに燃料も補給しておいた。石油価格はまだ安くなるかもしれないが、先ずは適当な価格156で手を打っておいた。30リットルだけであるから差額は知れている。

その前に立ち寄った洗濯屋ではまだアイロンが掛かっていなかった。来週以降までおいておく。序にそこから二キロほど遠回りしてパン屋に出かけた。トラムプ家発祥の地である。上手く駐車枠が空いていたので、少し購入した。前は何回も通っていて、カイザースラウテルンのゴールキーパーの実家だとは知っていたのだが、自分で購入するのは初めてだ。先ずは試してみる。

先日からPCオーディオの再生時に録音した96kHz 32Bitフロートのファイルが48kHzとかしか表示されなく、それだけの音でしかならなかった。特にリモートコントロールで再生するとどうしても調整しにくかった。更にモニターが不調なので直接にも制御が厄介だった。それでもハイレゾ再生が可能な様に弄る。すると今まであまり見かけないサムプル周波数がデジタルアナログコムヴァーターに表示されるようになった。

176,4kHzで、192でも録音した筈の96でもない。数字からすると88,2の倍で44.1の四倍である。DSD録音方式では2.8MHzに相当する。そもそも放送の圧縮音源をハイレゾ録音しても仕方がないと思うのだが、やはり清涼感だけでなくて音場とか全ての面で音質がよくなる。所謂アップサムプリングの一種であるが、原音再生と迄はいかないでも、それに慣れてしまうと戻せなくなる。

車で抗原検査のテントの横を通ったら寒空で十人ほどが雨交じりのところで並んでいた。あんなことをしていたら健康な者も風邪を引いてコロナかどうかも分からなくなる。愚の骨頂の抗原検査である。未接種者が公共交通機関に乗るためならば仕方がないのかもしれないが、接種者が何かをするための抗原検査ほど馬鹿くさいものはない。

既に土曜日の夕方にフランクフルト市内でも予約を取っておいたが、日曜日はマスク無しも無くなると州から発表があって、余分にテストを受けるだけとなったので、券を捨てることにした。しかし土曜日の要抗原検査は未だに生きていて、劇場の判断を待ちたい。本当に誰も行かなくなる。

憲法裁判所の判決は、学校閉鎖になった親子の訴えを退ける形で、所謂非常ブレーキで感染予防法上の手段とすることを認めた。その他の外出禁止や接触禁止もその範疇にあるものとの承認があった。これによって来る時期のブレーキの発動に法的裏付けが成された。



参照:
気が違ったサムプリング 2019-05-29 | テクニック
新たに分ったことなど 2018-10-25 | 雑感
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