Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

索引 2014年6月

2014-06-30 | Weblog-Index


付加価値期待の卵茹で器 2014-06-30 | 料理 TB0,COM0
ゴムの仮装の日本文化 2014-06-29 | 文化一般 TB0,COM0
多少の揺れは想定内 2014-06-28 | 生活 TB0,COM0
決して悪くないコンディション 2014-06-27 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
典型的素人の痴呆化社会 2014-06-26 | マスメディア批評
ガラスのような集中力 2014-06-25 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
岩蛇のようにじっとして 2014-06-24 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
シエスタの理想から遠のく 2014-06-23 | 生活 TB0,COM0
WIN8より安全なXP  2014-06-22 | テクニック TB0,COM0
エールグレーの香りを 2014-06-21 | 生活 TB0,COM2
玄人の判断と素人の選択 2014-06-20 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
壊れてしまった卵茹で器 2014-06-19 | 料理 TB0,COM0
見て見ぬ振りの共犯関係 2014-06-18 | マスメディア批評 TB0,COM0
高揚感も何もない話 2014-06-17 | 雑感 TB0,COM0
切磋琢磨可能なパートナー 2014-06-16 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
デジャヴとは反対の現象 2014-06-15 | 雑感 TB0,COM0
北の聖歌隊長と南の楽長 2014-06-14 | 文化一般 TB0,COM0
初物には無い割安感 2014-06-13 | ワイン TB0,COM0
ジャストフィットな色合い 2014-06-12 | 雑感 TB0,COM0
暑い聖霊降臨祭の夜 2014-06-11 | 暦 TB0,COM0
カモならず七面鳥を喰らう 2014-06-10 | 料理
リースリングで揉み解す 2014-06-09 | 生活 TB0,COM0
割れ目登攀の煩わしさ 2014-06-08 | アウトドーア・環境 TB0,COM2
技術的な断層を登る 2014-06-07 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
e commerce新ガイドライン 2014-06-06 | 生活 TB0,COM0
やったと思う体の浮揚感 2014-06-05 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
自意識の有無の認識 2014-06-04 | 女 TB0,COM0
講習会の代わりに指導 2014-06-03 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
素晴らしい変わり者の味 2014-06-02 | 試飲百景 TB0,COM2
日付が古い恋文を渡す 2014-06-01 | 女 TB0,COM0

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付加価値期待の卵茹で器

2014-06-30 | 料理
ショートした卵茹で器の代わりに購入した茹で器、中々良い。倍以上の価格だったが、期待したのは茶碗の冷え飯をそのまま温められて、ソーセージや燻製魚などを温められる機能である。

さてその分蒸気が充満する空間が大きくて、卵が上手く茹でられるかどうかが問題だった。先ず試してみたのは古めの卵の固ゆでである。これは大分時間が掛かって、鍋で茹でるほどの時間が掛かるが完璧に一個の卵が真ん中で綺麗に出来上がった。もう一つ茹でようとしたら皹が入ってしまったので、トレーに開けて蒸し卵にした。これも綺麗に出来てトレーからも綺麗に取れたが、出来ればトレーに油を引くぐらいにして綺麗に洗いやすいようにした方がよさそうである。

もう一つは中間ほどの硬さにしようとしたが、余っていた水が温かったためか希望よりも固ゆでになった。しかしその後に新鮮な卵で半熟にすると完璧だった。今回のものは前回の物とは異なって、水の量で加減するものではなくてタイマーで硬さを調整するものなので、最後に水が焼け付くことなく、ステンレスのトレーが焼きつかないのが涼しくて焦げ臭くなくてよいのである。

その分、時間が掛かるが400Wであるから燃料節約は十分可能で、可也多くのものが温められる。卵一個の場合は若干無駄が多いかもしれないが、複数個になればとても効率が良いのではなかろうか。メードインジャーマニーの高級感もあるので、簡単にタイマー等が故障しなければ結構御買い得商品となるかもしれない。

金曜日は、「農民」のなどの主導で石切り場を登った、一箇所吹っ飛んでしまった。石切り場の手掛かりは大きいのだが手が滑りやすく、摩擦も効き難いので全く感じが異なる。砂岩の良さが全く無い。最後に前回登った大割れ目の横の凹角を登った。手がかりなども幾らでもあることを昨年気が付いたのだが、リードするのは初めてだった。以前は汗だくで息を切って登っていたのだが今は技術だけで登る。あまり面白くないルートだが、前回の声を掛けてくれたいつも単独の男が息を上げていたので機会があれば綺麗に登ってみたいと思っていたのだ。



参照:
壊れてしまった卵茹で器 2014-06-19 | 料理
切磋琢磨可能なパートナー 2014-06-16 | アウトドーア・環境
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ゴムの仮装の日本文化

2014-06-29 | 文化一般
車中のラディオで面白い話題を聞いた。一つは「ゴディラ」の映画で、映画音楽紹介だったが、嘗ての日本製のゴムの仮装のような効果に比べてハリウッドのそれは音楽的にも優れているというものだった。伊福部については触れられていなかったが、なるほどそれを比較すると、伊福部の如何にも粗い仕事と今回の丁寧な造りでは比較しようが無いのかもしれない。屑のようなトリック映画に、ゴジラ並みの荒い音楽となる。それに比べて、2014年版のそれは「春の祭典」や「サロメ」や「エレクトラ」を想起させると言うのだ。

伊福部の音楽は日本では一時再評価されていたが、こうして代表的な仕事を比較すると武満のような成功を導くものでなかったことは明らかで、奇しくもサロメの音楽を書いているのも面白い。個人的なプロフェッショナル性への興味よりも、ここになにかとても荒い日本文化の精緻繊細へと至らない文化的な特徴のようなものを見て取れるのだがどうだろうか?それは、伊福部の目指したバーバリズムへの志向や芸術的な主張とは異なる匠を通しての芸術的な感性と言うものなのである。

日本人の多くは「日本文化は繊細で」とか信じ込んでいるが ― 日本食が繊細な素材の味や食感をより以上提供しているわけでは決して無いのと同じように ―、少なくともその仕事振りや付け焼刃的な文化的な摂取の局面においては全くそうした仕事振りに至っていないのは明らかで、個人的な資質であるよりも明らかにそうした文化の授受におけるロストトランスレーションのようなものが存在するのであろう。

本来はラディオ番組が伝えたように、広島・長崎、ビキニ岩礁水爆実験禍が突然変異の「ゴディラ」の素性であったが、それ以上にフクシマ禍が何を生むかは知らないが、それを乗り越えて丁寧な仕事をして文化・文明とするためには少なくとも合理的な視点と明快な認識が欠かせない。その意味から今後も日本の文化がその域に至らないことは想像に容易いことなのである。

またラディオは伝える。消費者動向がEUのマイナス金利によって更に冷え込んでいるという調査結果を出している。経済の原則に従うならば、金利が下がればそれだけ消費が増えるはずなのだが、企業投資などとは異なり、更に年金生活者などが多数を占める先進工業国では、金利を下げインフレ効果を狙う政策では少なくとも一般的な多くの個人は消費を控えるという傾向があるらしい。



参照:
近所のアポロンとディオニソス 2010-07-25 | マスメディア批評
破局へと葬られるもの 2006-03-03 | 歴史・時事
灰の水曜日を前にして 2006-03-01 | 歴史・時事
鳥の肢で薬禍を制す 2005-11-19 | 雑感
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多少の揺れは想定内

2014-06-28 | 生活
二十年ぶりかで体重を量った。前回の計測値は忘れたが、あの当時は94KGに迫っていた。基礎体重は74KGであることは知っているので、そこからどれほど落ちているかが興味のあるところだった。

購入した体重計に乗ってみて驚いた。74KGであった。全く減少していなかった。なるほど小水後などにはそれ相当400Gほど減るが、最近のほっそりした顔や脂肪の落ち方から、60KG台を予想していたのである。その後、ボールダーリングして腹が減ってくるとなぜか72.5KGまでに落ちていた。しかし食事後にはそれ相当に74KGを超えていた。

要するに、脂肪は減ったが筋肉が増強されたために体重は一切減少していないということである。また、一っ走りして排泄後には72.3KGまで減少していたので、基礎体重の上下1.8KGほどの揺れがあるという調子である。

上下3KG以上の変動は運動の場合に可也大きな影響を与えるので、出来る限り体重を落として運動しているのは当然の帰結であり、感覚的に行っていたことが正しいことを示している。

自身の体重に興味を持ったのは、なによりもこの夏の寒さなのだが、その体重を見るからに全く痩せすぎということもない様である。兎に角、この夏は例年に無く寒い冷夏である。朝晩はなかなか摂氏20度を越えないので薄着をしているとどうしても震えてしまうのである。

夏至を過ぎた。これからは日一日一日陽が短くなっていく。通常ならば大気中の暖気がゆっくりと動いて、まだ一月ほどは暑さを増していくのであるが、既に今の時点で朝晩は冷え冷えとしており窓を閉め切って生活している按配なので、到底本格的な熱気は訪れないに違いない。とても過ごしやすい夏なのである。

葡萄の生育は、この後の気象によるところが大きいが、陽射しは十分にあるので、秋さえ乾いた日々が続けば、2004年や2001年並の素晴らしい年度になる可能性もある。

2013年産は、2001年に匹敵する素晴らしい年度となった。ザールなどの一部では健康な葡萄の収穫が困難で、収穫量を落とすばかりでなく限られたワインしか醸造できなかった。ファンフォルクセム醸造所においても、健康な葡萄が必要な辛口の醸造を一部断念して、貴腐化してしまった葡萄から甘口として出荷する。だからお試しパケットを発注した。そこに含まれているアルテレーベンを試せば、残り二種のグランクリュも十分に理解できるだろう。要するに下位のワインは購入を断念したのである。

同じように、2012年は健康的な貴腐の付いていない葡萄を収穫できたナーへのシェーンレーバ醸造所は、2013年は苦労して辛口を収穫したようである。どれほど健康な葡萄を収穫できたかは最終的に試してみなければ分らないが、収穫量の少ない中からグーツリースリングを発注した。こちらは、「殆どの辛口ワインは貴腐から護れた」と書いているように、その例年とても安定したグーツリースリングとともに可也期待出来る生産年となったようである。



参照:
シエスタの理想から遠のく 2014-06-23 | 生活
積極的に加速し続ける合理 2013-01-03 | アウトドーア・環境
弾けた太鼓腹の皮の行方 2009-06-05 | 生活
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決して悪くないコンディション

2014-06-27 | アウトドーア・環境
久しぶりにボールダーに向かった。アルプスから帰宅後、肩の痛みで目が覚めることがなくなったが、違和感は強く、肘が痛むので無理をするつもりはない。更に、車を降りると、クライミング用の古い眼鏡ではなく、新しいものを懸けていたのに気が付いて、余計に無理が効かないことになった。

そこで、前回達成できなかった容易なロコモティヴと呼ばれるボールダーの座って始める部分を試す。問題は上部を逃げずに真っ直ぐ登りきることで、前回の挑戦では最後の手掛かりが深くて、解決策が見つからなかった。手が滑ると背中から落ちる可能性もあり厳しいことになるので、途方に暮れていたのである。

今回は先ずは立ち位置から始めて、両手を並べて揃えるとしっかりと手が係った。そこから奥には手が届かないので、思い切って右足を棚に上げて、押してみると奥に手が係った。まずは成功である。腕の長さ等で厳しいかと思っていたが、数学の解と同じように、解かれるものなのである。

そこで今度は座った位置から始めて登り切った。また一つ課題を解決した。次に上部の右側に指が係る穴があったので、それを使って足を上げずに試すと左手が滑りそうになるので、断念した。明らかに足を上げる方法よりも一スカラー分難しい課題となる。三回の挑戦で十分に心臓に堪えたが、気を良くして、更なる未解決の課題に向かった。

次に小さな屋根をマントルピースに登りこむようなマントル課題を試す。冬場は苔むしていて全く誰も興味を示さないものだが、あまり試されていないようなので上部を綺麗に掃き清める。手掛かりは縁ぐらいなので、登り方は限られるのを確認。座った形で両手でぶら下がって、右足を懸けて、そこから下肢を上に載せ、身体を引き付けたところで太ももまで上に載せる。すると腰から上も縁で回転させるようにして乗り切る。意外に肘や手の押しつけなどの必要のない容易なマントル課題であった。

次に既に二つの課題を解消しているホーヘプラッテの上辺をトラヴァースする課題である。左上に登っていく形になるので、高くなると怖くて出来ていないのだ。そこで、上部の手掛かりを掃除しながらチェックする。十分に二段に亘ってあることを確認して、更に足場になる部分を確認して試す。予め核心部になる部分の奥の手掛かりを使うことでまずは試してみる。さすがにその部分は左右の手を架け替えるなどの必要はあったが登り切った。やはり落ちると怖い場所である。時間があったので、そこの最後の課題を検討するが、かなり時間が必要そうな難しさである。

帰宅して調べてみると三つとも同じ程度の難易度であった。決して難しいものではないが、この難易度は結構苦労しているものなのだ。それが一か所は初見で、そしてもう一つは二回目の挑戦で達成してしまった。実力がついてきたのだろう。それ以上に嬉しいのは、アルプスで変化が出てきた肩の調子が良くなってきていて、こうして登った後でも熟睡できるようになったことである。そろそろ全快へと近づいてくるのかもしれない。若干気になっているのは、時々感じられる胸の真ん中辺が押さえられるような圧迫感で、悪くないコンディションでもこれは別の問題である。



参照:
暑い聖霊降臨祭の夜 2014-06-11 | 暦
やったと思う体の浮揚感 2014-06-05 | アウトドーア・環境
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典型的素人の痴呆化社会

2014-06-26 | マスメディア批評
最初で最後、ザッケローニジャパンを観た。独第二放送では、より価値ある試合のギリシャ戦を流したので、VIDEO映像で観た。前半の最後の三十五分がこの四年間のハイライトだったに違いない。香川などの動きは良くなかったようだが、八年前のカイザースラウテルンでのそれと比べると大分進化しているのは分る。あの当時は、日本人に「シュヴァルツヴァルトの友人がキーパーしているチームと勝負してもどっこいだ」と評したのだが、信じてくれなかった。

それから比べると、そこそこの普通の世界的なプロ選手を有するホンダチームになっていて、流石にプロのチームの印象は持ったが、ご近所のパン屋さん息子がキーパーをしているブンデスリーグの地元チームのレヴェル程度だろうか。なによりも、四年前の特殊なボールを持ち続けてと言う作戦でなくても普通に戦えるようになっているのは見て取れた。

しかし、解説番組で指摘されるように、十分な人数の守りが付いていても距離感を保っているだけの素人のサーカーもしくはからかいを含めて英国式のサッカーしか出来ない程度であることは明らかで、日本のサッカーと呼べるようなものを魅せるには到底至っていなかった。その証拠に、得意のパスワークの精度が問われ、勿論埋めようの無い体格差を補うだけの技を身につけていないことは明らかであった。グラウンドが悪いとか、条件が悪いとかのそれを補うだけの技術が無ければいけないことなのだ。

それよりもなによりも、日本のメディアにジャーナリズムが存在しないことがなによりもの問題で、これはスポーツジャーナリズムに限らないことであるのは周知の事実である。その背景には、マスメディアがありとあらゆる商業主義の摂理に則って、ジャーナリズムを封殺していることであり、それだけではなく政治メディアにもおいてその場限りの利権構造を保持するために、ありとあらゆるジャーナリズムやそれどころか学術・科学的な思考や批判が封殺されている構造があることも明らかなのである。

そこそこに良い選手である本田選手に余分に金が廻ること以上に、それ以上の大きな金や利権が隠されているように、安倍の「誇大妄想的な世界の日本」こそが、多くの日本国民が真実を知らされていない日本代表の実力と現実と同じことなのである。本物のジャーナリズムや科学やエリートが存在しない社会は、その大衆とともに痴呆化が進むだけなのである。



参照:
ライヴカメラを覗いてみる 2006-06-13 | ワールドカップ06・10
みっともない未開な文化 2010-06-30 | マスメディア批評
スカンポンなカメルーン西瓜 2010-06-15 | ワールドカップ06・10
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ガラスのような集中力

2014-06-25 | アウトドーア・環境
オーストリアのヴィルダーカイザーで登った。日本で有名なリードルのグラス工場のあるクフシュタインからスキーで有名なキッツビューヘル方面に入った谷である。スポーツクライミングのプログラムであったのでその心算であったが、実質的にはアルプスクライミングとなった。

ザルツブルクとティロルの中間ぐらいで、ミュンヘンから近いことから、嘗てデュルファーなどが活躍したところである。岩質は石灰なので、ドロミテと比較できるが、それほど素晴らしくは無く、アルゴイ地方のそれよりは良い。但し場所によっては、崩れかけた谷筋となっていて、途轍もなく危険な状態であった。

本来ならば山靴でも登れる難易度なのであるが、寧ろ難易度の低い場所の方が危険で、難易度の高い場所の方が安全性が高いルートとなっていた。標高差500メートルを優に超える大岩壁は、固定ロープも何も無い1924年に完登されたルートである。難易度に関わらず初心者向きではないのは、今回不慣れな女性二人を含めた我々六人には、その退却が限られた困難を経験することになる。

兎に角、前半の数ピッチはザイルが引き起こす岩雪崩危険性から退却不可能であり、上半部も僅か一つの可能性を求めて漸く退却出来たに過ぎない。私自身がリーダ-であったなら、決して我々三組のパーティーでは取り付かなかったであろう。勿論私なら無理してでも頂上を目指したことは間違いないのであり、天候からすれば退却などはありえないのである。しかし、ビバークもしくは日没の行動は避けられなかったであろう。出発から十二時間以上の行動が必要とされたに違いない。

若しそうなれば、自分自身の装備にしてもフリースが無かった分、懸垂下降の途中の待ち時間で震え上がっていたことでもあり、可也苦しい行動を迫られただろう。何はともあれ、久しぶりに厳しい登攀を迫られたと言うことは間違い無く、そのような状況においても技術的な優位さから足場を崩すことも無く登れるのは、ある意味南アルプスの北岳の頂上直下の岩壁を登ったような経験が活きているのだろう。久しぶりにそのような岩場を登ったのだった。

当時との大きな違いは、やはり大きな壁を長い距離を登る経験が身についてきていることで、自然の猛威の前にも可也平常心でいれる事で、その反面緊張感を持続させるのは容易ではなくなってきている。

それは、長い待ち時間にデジャヴに襲われるなどの状況で分るのだが、特に退却となるとどうしても集中力が散漫となりやすいのだ。落石から小学校の女先生がパニックに陥っても、直ぐに「ザイルの痛み」を点検できるような冷静さを保ち続けられる一方 ― 結局二箇所完全に被覆がやられていた ―、予想される16ピッチ目の頂上直下の最後の難関までの緊張が途切れたときの反動が大きいのである。



参照:
岩蛇のようにじっとして 2014-06-24 | アウトドーア・環境
エールグレーの香りを 2014-06-21 | 生活
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岩蛇のようにじっとして

2014-06-24 | アウトドーア・環境
岩蛇である。アルプスに生息するそれである。登山道にじっとしている目的は分らないが、動き廻ることなく身を硬くしていた。アルプスの雪渓の残る場所はやはり十分に寒かった。たとえ三千メートル少々の特に北壁などは肌寒く、久しぶりに夏でもヤッケを着込んでいた。

陽射しのある暑さが堪らないので、歩くときは半パン、薄手のTシャツと決まっているのだが、今回はある程度の寒さも予想されたので、半袖ポロシャツに長いクライミングパンツを購入していたのだ。後者は落石等での大出血を避ける意味合いもあったが、それだけでは足りなかったのである。

ワイン街道も涼しかったので山の上が寒いのは当然で、北面の岩の溝の中で身を隠して待ち時間はヤッケを着ても寒かった。久しぶりに岩壁で震えた感じで、シャモニの雪山よりも寒く感じた。

ヤッケを安全ベルトの下に押し込んで風を避けたが、身体やシャツが濡れているのでもないのに、それでも寒かった。寧ろフリースを着込んでいれば丁度だったのかもしれないが、ヤッケがないといざとなったときに結局駄目なので、それを選んだのであった。

結局、エスケープルートを探して、降りてきたのだが、そのまま登っていれば頂上付近でのビバークもありえたかもしれない。とは言っても当晩は岩山の上での照明が焚かれたので、何とかなっただろうが、初心者の混じったグループの性質上、仕方が無かっただろう。



参照:
実名での生活 2005-01-21 | 生活
軽く赤いポロシャツを購入 2014-04-24 | 生活
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シエスタの理想から遠のく

2014-06-23 | 生活
以前は昼ごろになると空腹を覚え、草々と仕事を終え、昼食とするのが楽しみだった。可能な状況ならば、一寝入りするするシエスタのような生活が理想だったのだ。しかし最近は昼の食欲が無くなった。

朝飯が増えた訳でも、変わった訳でもないのだが、たとえ朝一っ走りしたあとでも、ある程度の量で満足してしまい。夕食までもちそうになるのだ。ティータイムで十分なのである。特に夏は問題が無い。

そうなると夕食が早めになるが、朝食を確り摂れば問題なく、少々の運動では食欲が増減しなくなった。スポーツ栄養学的には決して悪い傾向ではないのだろうが、反面食生活や生活などが変わってくると気になることも多い。

同じような変化は、筋肉が増強されているのにも拘らず寒さを感じやすくなっていることだろうか?ここ数年間は夏の暑さがあまり堪える事がなくなってきて、日本の夏に耐えられなくて移住した者にとっては心外なのだが、最近は運動するとそれはそれなりにスポーツ能力に影響をすることも認識出来るようになってきている。

寒さを感じるといっても摂氏30超えの時のその衣服で十度以上気温の低いところで仕事をしていると寒く感じるのは薄着のせいでもあるのだが、脂肪が落ちたのではないかと感じている。筋肉は増強されているので、本来はそのような寒さを感じるはずはないと思ったが、どうもその可能性が強い。

同じように筋力が増強されることで、若干体重が増えてきている感触がある。体重計が無かったので、そろそろ体重を監視しようかとも思っている。



参照:
酔って帰宅そして昼寝無し 2009-07-15 | 暦
ほうれん草に虫の卵 2007-01-08 | 暦
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WIN8より安全なXP

2014-06-22 | テクニック
期限切れのXPがWIN8よりもセキュリティー上問題が多いかどうか疑問になって来た。先日もデフェンダーを動かして掃除しても、問題となったIEのアドウェアーは消えなかった。面倒なのでIEを消去して、FIREFOXを利用することにした。メインのオペラは相変わらず快調である。

それに引き換え、無料ソフトアヴィラを装着したXPは現時点では殆ど問題なく動いているようである。上記のWIN8はXP8.1からWIN8に戻したときに全て消去したのにも拘らず寧ろセキュリティー上不確かなことになっている。

企業の大きなLANでの問題は別にして、個人の範囲での使用ならばWIN8よりもXPの方が現時点では安全だと言うことを実証している。あれほど乗換えを勧めるのは宣伝でしかないと考える。

やはりこの悪循環から抜け出すのはLINUXの最大利用のように思うのだが、なかなか時間が無くて最大利用にまで至っていないのが歯痒いのである。



参照:
一体どうなっているのか? 2014-05-15 | BLOG研究
クリーンインストールをする 2014-05-07 | テクニック
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エールグレーの香りを

2014-06-21 | 生活
床屋に出かけた。アルプス行きを控えて、山小屋での短い生活を少しでも快適にするためである。最近は、シャワー使用可能な山小屋も増えてはいるが、それでも基本的には短期間ではシャムプーなどはしないので、やはり髪の毛が長いと煩わしいのである。

更に最近知ったのだが、濡れトイレットペーパーと言うのが中々良くできているというのだ。ここ十年ぐらいの新商品だと思われるが、水にも分解するようなので、是非試してみたいと思っている。欧州でも昨年当たりから日本式の洗浄トイレが売り出されるようになったが、太陽光発電を使えるようにならなければ山小屋あたりでは普及しないのではないかと思われる。

その前にパン屋により峠への道を一っ走りするが、疲労感が強くて、案の定14分2205歩と冴えない走りとなった。急いで、シャムプーをして、着替えて、床屋に行くと、先客が二人もいて混雑していた。

ドイツで初めて本格的なイングリッシュティーを購入した。以前ならば都市の専門店に行かなければいけなかったろうが、今はネットで何でも序に買えるのである。

とは言っても、どうしても大手の有名どころの銘柄が中心で、後は価格との相談となる。この当たりが専門店でのそれとは異なるところである。それでもエールグレーやレディーグレーを久しぶりにトワイニングスで試すのも悪くはない。届いて見て、予想以上に良かったのは、流石に日本で売っているような大量生産の包装ではなくて、英国の普通の御茶屋さんの包装なのだ。

トワイニングの本店で購入するのと同じ包装と中味であることを想像する。だからか箱物には賞味期限が書いていないのも面白い。缶の方には二年先ほどの期限が書いてあるので、十分に新しいのだろう。百グラムあたり、4ユーロ、6ユーロであるから、高級煎茶よりは廉めである。勿論スーパーで購入している安物のハーブティーの数倍の価格である。



参照:
半端でない技術力を理解 2014-04-26 | 生活
初夢お買物ウィシュリスト 2008-12-27 | 生活
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玄人の判断と素人の選択

2014-06-20 | アウトドーア・環境
比較的容易なスポーツクライミングルートを登るために中間支点の楔類を整理した。詳しい情報は持っていないが、石灰岩の壁なので、先ずは楔類を準備した。六種類の楔である。これで大抵のところに中間支点を設置出来る筈だ。そのより大きな割れ目には、オメガパシフィック社のリンクカムを用意した。今まで使っていたゴールドの大きさよりも一つ小さな赤色のものである。これで実質的に銀色の通常の機械式楔の大きさまでカヴァーしてくれる。要するに手の先しか入らない割れ目以下にはこれで十分だ。その上には、重量と可能性を考えて、ゴールドとブルーのへ変形六角形の楔を追加した。これで手の入る割れ目から、組み合わせることによって膝の入る割れ目でも使える可能性が生じる。

今回リンクカムを購入したのだが、前回以上に安く購入できるオファーを見つけたからである。前回は100ユーロを割ったところで話をつけたが、今回は90ユーロを下回る価格で購入出来た。だから思い切って購入したのである。

この通常の三段階の大きさに対応する高価な機械式楔に関しては賛否両論あるのだが、アルプスなどの登攀を考えるときにとても便利なものであることには間違いない。なんと言っても三つ持参しなければいけないものが一つで用足りることでの嵩と重量の削減は大きく、無駄なものは一切省くと言うアルピニズムの思考に合致している。

欠点は、一つを使ってしまうと、その次にはその前後の大きさのものが手元に残らないことである。だから機械式楔を多用するようなルートではこれでは用が足りなくなるので、逆に自重が重い分全体重量が嵩んでしまう可能性があることだ。だから、あまり多用しない可能性のあるルートでの補助的な意味で使うことが前提となる。

勿論そうした判断はザイルシャフトの中での全体装備などとも関係するので、全体の装備としては完結しないのだが、個人装備としては曲がりなりにも一通りの大きさを網羅していることで、経験豊かな判断でもある。

パートナーである町医者がこのシリース四種類を全て揃えているのはまったくこうした判断とは異なっていて、素人が手軽にサイズを選ばずに設置できると言う有利さを生かしているのだが、その小さなサイズである緑色やピンク色のそれは強度が8K以下である不利と、あまりにサイズが小さいために一度設置すると抜けなくなる可能性が多いことであまり勧められない代物である。



参照:
アメリカ製の素晴らしさ 2013-10-09 | テクニック
九々のような楔の練習 2013-05-10 | 生活
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壊れてしまった卵茹で器

2014-06-19 | 料理
暫く使っていた卵茹で器が壊れた。シュートしたようだ。湯を沸かすヒーター部を掃除したときにでも水漏れでも起こすようになったのだろうか?理由は分らないが、ゴミも出そうなので、中をこじ開けるのも面倒である。一時はアラームが鳴り難く、それを直すために、空焼きなどもしただろうか。すると水が干上がると元通りに大きな音が鳴るようになった。

システムは、卵の数や茹で方加減に応じて、目盛りにある水量を皿の上にあけて、蓋をして蒸らすだけの、極単純なものである。だから価格も安いが、小さな食材ならば蒸らし器としても使える。

だから、電子レンジを使わないので、飯や野菜やソーセージ類を温めることが出来るのである。この機能は、卵と同じように態々鍋に水を張って火をかけるのと異なり、手間が掛からず、更に消し忘れなどの不手際がなくなるのでとても便利なのである。

しかし、どうしても水を入れる皿などが汁などで汚れる傾向があるので、卵が破裂するときと同じように、時々掃除をしてやらなければいけない。そうして綺麗に使っていたら、終にシュートしてしまったのである。

そもそも安いものであり、2010年4月に20ユーロ以下で購入している。買い換えればそれだけなのだが、卵一個でも問題なく茹でることが出来て、更に一寸した温めものにも使いたいという事で、新しいものはもう少し機能的なものを探しているのである。鍋に火をかけることを考えれば、電気を節約できると考えている。



参照:
レバー団子/Der Leberknoedel 2004-12-21 | 料理
冬至に春の息吹きを想う 2007-12-23 | 暦
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見て見ぬ振りの共犯関係

2014-06-18 | マスメディア批評
件のSTAP細胞偽造問題はFAZ紙でも何度も扱われている。科学欄でのそれしか知らないが、論文撤回前の五月の時点でホワイトヘッドバイオ医学研究所のルドルフ・ヤェーニッシュ教授にインタヴューをしている。

彼が言うには、「STAPの内容は信じ難くても、共著者の若山照彦、丹羽仁史、笹井芳樹などの名前を見ると、信じざるを得なかった」となるようだ。更にネーチャーのオースティン・スミスが校正者だったこともある。

要するに、比較早い時期から若山教授は、マウスの遺伝子の相違から論文の撤回を申し入れており - 最新の会見でこれが証明された -、教授は間違いない仕事をしていたと思われるとある。勿論、校正者も不正が行われたとは思っても見なかったに違いないというのである。

しかし、再三に亘って三通りの追加説明が口裏を合わせたようになされており、一方ヴァーカンティー教授のハーヴァードでは調査すら行われていないのいは内容を把握していない証拠だとされる。そして不正が発覚してからも、スミスが沈黙して、また共著者同士が表向き協調して対処していないのは不思議だと言われる。

最初は汚染が疑われた、結局マウスが取り替えられていたことから実験のでっち上げであったとの結果となったが、それをたとえ期待されて任務に就いたとは言いながら、笹井などのその方の一流専門家の目を騙してこれだけ大胆なすり替えが出来た訳はないであろう。

最初の記者会見やら広報からしてもマスメディアがそこに絡んでいる構造は、奇しくも偽ベートーヴェンなどと同じで、まさかと思ったが、これだけパテントなどの権益があることであるから、学術医学と言っても大きな金や市場が動くことになっていたのだろう。最新の政治家や官僚の動きからその利権構造が垣間見える。

しかし、積極的に捏造に関わっていなくとも、見て見ぬ振りをすることになっていたからこそ、若山教授が早めに足抜けをしようとしたようであるが、捏造といずれ分ることに名を成した研究者もしくは組織が間接的に関与して、どうしようとしようとしたかは、上のインタヴューで例を挙げていることから察しが付く。

MAPC細胞と呼ばれるやはりネーチャーの論文で、それによってスタンフォードで大きな投資が行われたとある。なるほど、こうした狙いがあったのかと、納得できるのではなかろうか。正直、最初のお祭り騒ぎの日本の報道からおかしいと思っていたが、まともな論文ではないことは直ぐに認識できたとしても、捏造と言う犯罪行為が、恐らく組織的な体質の中でネーチャーを含むマスメディアを巻き込んで行われていたとは思わなかった。末端の「良い子ちゃん」は、日本流に意を汲み取って、もしくは取らされる形で、実行犯に追いやられたと言うような図式がはっきりしてきたようである。その背後には、何時までも金が動けばよい式のまさしく実体の無いところに投資する当市市場の虚構の学問のようなものが存在しているのだった。



参照:
Von den Stammzellen bleiben nur Tränen, JOACHIM MÜLLER-JUNG, FAZ vom 11.5.2014
手練手管の質やその価値 2014-02-21 | 数学・自然科学
学会よりも出版やメディア 2014-03-20 | マスメディア批評
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高揚感も何もない話

2014-06-17 | 雑感
TVを観ないのでワールドカップも情報でしか知らない。普段は観れない日本のチームを観てみたいと思ったが、叶うかどうか怪しくなってきた。次のギリシャ戦は恐らく観る機会がないだろうから、コロムビア戦での消化試合になっている可能性も強い。ギリシャがそれほど強い訳ではないだろうが、欧州や南米と亜細亜やアフリカの力の差は歴然としている。

金曜日に石切り場でもその話が出て、西村主審のミスジャッジが話題となった。何処を応援するのか「ドイツか、日本か」と聞かれれば、「主審と同じブラジルだ」というしかないのである。これが大陸間のサッカー偏差値の差である。

しかし新聞を見るとチリの主審も長谷部のハンドボールを取らなかったりで質が低いようだ。それともクロアチアで語られている通り、日本と南米の間で八百長があるのだろうか。それならばコロムビア相手にでも勝利するのだろうか?

週末は比較的身体を休ますことが出来た。なによりも金曜日の登りにしては肩の痛みが悪くならずに、より快方へと向かっていることを実感した。もう少し休ませた方が全快に近づくかもしれない。

気温摂氏15度と気持ちの良い日曜日を迎えた。昨晩はワイン祭りであった。下手な玄人の歌や音楽が堪らないが、それほど酷くはなかったのは、窓を閉め切れる気温の低さのお陰である。週明けも気温は上がらずに比較的安定した乾燥した日が続きそうである。

短く走ったが、気温が低かった割にはもう一つ力が出なかった。ここ二月以上肩の痛みからどうしても気が晴れないばかりか、我慢するしかない日々を送り続けていたので、爆発力やそうした高揚感へとなかなか移行し辛くなってきているのである。それでもランニングもクライミングも底上げされているのは感じるのだが、なかなか青天井とはならないのである。

そのような影響で、体調どころか脳の調子も変わってきているに違いない。腕一本の痛みでもそれが慢性化すると調子を崩してしまうことを考えれば、如何に大怪我や大病などの肉体的な苦痛がその人の思考まで変えてしまうかが分る好例である。普段痛み知らずの生活をしている者には分らないことのようだ。



参照:
首相の言葉の意味するところ 2011-07-18 | ワールドカップ06・10
切磋琢磨可能なパートナー 2014-06-16 | アウトドーア・環境
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