Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

夏至の週末のお愉しみ

2024-06-23 | 料理
今晩はベルリンからの生中継である。フィルハーモニカーのシーズン最終公演で、新シーズン初めは8月の終わりである。ブルックナー交響曲五番とスメタナ「我が祖国」の二曲なので時間を掛けてのお勉強が可能となる。どこまで深くやるべきか。

次の旅行はその夏のツアーでのルツェルンである。よって、シャツも洗濯に出そうと思ったら、7月8日までお休みだった。新品の汚れた白シャツなので早めにどのようにしようかと迷う。

マイン河沿いで購入したジルファーナ―の為にアスパラガスの屑を購入した。先ずやりたかったのはアスパラガスサラダである。その為に賞味期間切れになるサーモンの燻製も購入しておいた。決して安くはなかったのだが、サラダの付け合わせに簡単に食せる。

サラダの方はバター炒めそしてレモン汁とワインで火にかけて、本来ならばサワークリームなのだがクラフトのマヨネーズで合えただけである。歯脆くて思ったよりも美味であった。

このワインはまだ暫く熟成させないと駄目であるが、やはりこうした食事には全く悪くない。これがリースリングとなると魚の臭みなどが目立ちやすくなる。週末には残りのアスパラガスを使って、もう一つの出来上がって仕舞っているグリューナ―ジルファーナ―に合わせて食してみたい。

リースリングが食事に合わせ難いことを考えれば、丁度オーストリアのグリュナーフェルティナーがシュニッツェルに合うように、ジルファーナ―の使い勝手はある。しかし、所詮は個性が弱いのでただの晩酌の退屈なワインにもなって仕舞う。

今回の旅行では新しい靴を履き続けた。それ程快適で問題はなかったのだが、歩く時に踝に当って痛かったので、底敷を購入することにした。つまりシークレットシューズで底上げする靴になる。楔形に0.5㎜から30㎜程迄様々である。素材も色々あるようで、スキーブーツのそれぐらいしか知らなかったので、驚きである。

踵に当らないようにするのが目的なので、0.5㎜では効かない。1.5㎜でも余り前の方に当るようになるのでなければそれでも良いと思う。靴の踵と合わせてあまりにも不自然に膝から下が伸びるようになるとこれまた都合が悪い。まだ次に本格的に使用するまでは時間があるので初めてのシークレットシューズをしっかり拵えたい。

金曜日のお昼のガーデンではアスパラガスは時期遅くかでなかったのだが、鱒を食した。こちらもフォレレミューラリンで久しぶりに食したので大変満足した。そこのフォルスト産のワインはまずまずで決して悪くはないのだが、料理を引き立てるほどの味覚の感覚を刺激するほどの繊細さがないのは仕方がない。いいワインの土地や食事処では食事も優れているというのはこうした因果関係が存在している。

ここは何よりも気持ちの良い中庭でゆっくり食せるのがなによりもの特徴なのでそれ以上に求めることはないのかもしれない。いつの間にかクレディットカードも使えるように高級化してきて、裏側でワインバーも戸外でやるようになっている。



参照:
夏至を越えての一雨 2024-06-22 | 暦
久しぶりの喰った鱒料理 2009-09-22 | 料理
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