Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

全く動じない森の住人

2024-06-10 | 料理
無事帰宅した。途中で路上記念撮影がなければだ。石を首から下げて、眼鏡に触れたようだが、枠に触れたのだろう。ティタンであるから剥げる可能性があるが、あの程度なら大丈夫だろう。レンズだけは無傷でいたい。それでなくても一年経って若干度の感じが変わってきている。

往路はシュヴァルツヴァルトの友人のところで食事をした。どうも五年ぶりぐらいの訪問でその間も電話を貰ったらしいが、出なかったというものだ。勿論出ないのは借金取りから逃げる為と話しておいた。冗談半分で半分は本気に受け止めるような人たちで、それだけ私のことを知っている。四十年程のお付き合いなので、嘘は効かない。

新たに手を入れた客室も見せて貰ったが、結構空いていた。なるほど一部屋などは地元の古い木を使った内装で素晴らしかったが、どの部屋も昨今の使い方からすると、二部屋の寝室があってバスルームが一つとか、リヴィングにベットがおいてあるとか、または自分らが嘗て住んでいたところも90平米程あってもケチなキッチンしかなかった。どうも想定しているのは親子が夫婦で来るという感じだ。要するに田舎の人の感覚で現在の需要にあっておらず、そしてそれだけの価格を取っている。

だから自分がこれから泊まる55ユーロのアパートメントやルツェルンの宿の地下駐車場も話しておいた。次来る時は新車だからねと話していたので、あんたの為にガレージ造るわと話していた。そしていつものようにガールフレンドを尋ねられるので、次来る時は彼女と泊まるからねということで新しいお部屋案内となったのだ。

ドイツの人かというので、否ネットで知り合ってねと、そして幾つだというから、まだ学生だよというと、賑わう。全くそんなことを気にしないのがこの人たちで、こちらも可也いってる人間だが、森の人には容易には勝てない - 流石にセックスチャットでとは言わなかった。以前は地下で捌いていた豚やら羊やら飼っていたところは部屋になっているのだが、今もそこにいる羊は家のだと、上の方に飼っている場所があるとは初めて聞いた。財産持ちである。全く動じない人たちだ。

しかし嘗てなら満杯になっていたのはそれは価格も適当で、新鮮な豚やら自家製のシュヴァルツヴァルターシンケンなどの名物があったので、とても満足度が高かった。しかしどんなに素晴らしいサウナ施設があってもそんなものは大ホテルで楽しめる。何も森の中でとなるので、若い子が沢山いるならと嫁さんに話しておいた。需要が全く分かっていない。方針は自分がオーナーになりたいと思う施設の増設でしかなかった。なるほどあれだけの施設があれば無一文にはならないが、駆動率が悪ければ税金ほど儲からないのではないか。自分で汗かいて作ってもいるので、投資は金銭だけでは計算されていないから安心なのだろう。

更に息子が前回はまだもう少し気の利いた料理を出していたが、余りお客さんが来ないようになったところでは材料も落ちていた。そして腕に入れ墨を入れて、明らかに嫁さんがそのようにさせて仕舞ったのだろう。

それでもコロナ期間中は、ポーランドから一年間貸し切りになっていて、毎日のようにハイキングを夫婦でして遊んでいたのでとても幸せだったと語っていた。財産があるからあくせくしないのだろうが、その不動産も何時までどれだけの金を生むかだろうか。



参照:
ストーンズで変わる人生 2024-06-09 | 文化一般
凍てついたのは身体 2018-02-28 | アウトドーア・環境

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