goo blog サービス終了のお知らせ 

Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

支援企業での演奏会

2025-05-25 | 雑感
指揮者ペトレンコが楽員に向かってお辞儀をしていた。そういえばこれで来シーズンまでは振らない、もしかするとベルリンをも離れるのかもしれない。支配人ツェッチマンの話しは出ていたが、見かけたのはアムステルダムで隣に座っていたチェロのマイニンガーだけだった。聴いている時にこちらの顔を見られて熱心な人と思われただろう。メディア担当だったからメールを貰ったかもしれない。結局選ぶ席で廻りに玄人が沢山いた。

もう一人日本かららしい人と言葉を交わさなかったのだが、後で考えると贔屓の楽員さんのお父さんだったかと思った。気が付いていたら話しかけていたが後の祭りだった。次に顔を見たら分かるだろう。着いた席でそのお写真を思い出してなんとなく分かったのだ。

走行距離290kmで往復は現地で若干道に迷ったがまずまずだ。但しスポーツモードで走行したので燃料はかつかつになって、復路は最後に車庫で補充可能なハイブリッド走行にして、充電残り33%迄に落ちた。その反面あまり速く走れない所でも時速240km迄出せた。然し後ろにMiniが着いてきていて、ただものではないレース車であることも知れた。

ナヴィに本社のそれしか入れていなったようで、社内の地図は表示に従うしかなかった。飛行場やBASFなどの様に広くはないが、それでも田舎なので敷地は十分に使っている。建設資材の物売りからあそこまで一代で成し遂げるのは大したものである。

額は違っても、ベルリナーフィルハーモニカーにとってドイツェバンクの次に大スポンサーとして明記されていて、フランクフルトでの11月の壮行演奏会と並んでそこでも開かれることになっている。

客層はやはり化学の様にそれ程高学歴な感じはしなかったのだが、田舎にしてはまずまずで、車もハイデルベルクや結構遠方からが多かった。フランクフルトは見かけたがミュンヘンやシュトッツガルトは見なかった。

楽団は21時20分かのニュルンベルクの汽車に乗らないといけないということで、足代などが嵩む話を態々歴史的にワルシャワへと天井もない貨車で向かった逸話を挙げる必要があるのか、この辺りの感覚がやはり会社の質を表すようだった。一週間以上に亘ってのツアーであり、お疲れさまとしか言えない。一部やはり疲れの様なものが見えたのは仕方がないが、音楽的には価値があったことだけは間違いがない。

車輛の走行距離が6266kmになった。想定以上でこのペースなら年間12000kmを越えそうだ。保険会社の契約年間走行距離で、最終的に保険支給が必要な時に超過で決算で取られる可能性が出て来る。兎に角走るのが、午前様で眠くなる以外は、自動運転で楽なので夜道でもあまり億劫にならない。一般国道で狭い道などの時などでなければ、アウトバーンは幾らでも走れる。渋滞中も食事も出来るので休みにもなる。工事区間も追い越し車線でなければ気楽である。

高速走行で気が付いたのはやはりターボで、最高速域へは吹くことは分かった。然しそれをどのように使うべきかはまだよく分からない  — 全体の走行音は強まって感じた。自動運転で210km巡行の方が長距離走行では助かるからで、その速度でのカーヴ走行の方が心地が良い。それより早く走るにはもう指の操作ではならず、アクセルを踏み込む必要が出て来る。すると今度はブレーキペダルを踏む時に足を切り替えなくいかなくなる — 要するに自動運転というのはブレーキしか踏まない。まだどうも最高速度域での走り方がよく分からない。



参照:
寂寥感溢れる心像風景 2024-11-14 | 文学・思想
貧すれば鈍する連中 2025-05-06 | 文化一般
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドーム横フィルハーモニー

2025-05-23 | 雑感
ケルン往復をした。出発は12時30分頃で、休みながら16時10分過ぎにフィルハーモニー地下に入庫、22時20分までに出庫に2,5ユーロ支払った。今迄で最も安い割引料金である。ホールの駐車場のようで、入り口からしてシカネーンになっていて恐ろしい。幸いぶつけることはなかったが、出庫のことが気になるほど難しく、実際に出口で前後させて時間が掛かった。今迄で最も難しい車庫入れ出しの一つだ。

それにしても駅前のドーム広場に繋がるライン河沿いのロケーションなので、そこに停めるとバッチリ市内観光が可能となる。6時間制限を使わない訳にはいかない。計画はなかったのだが、ドームとの位置関係や河畔のレストランなどをざっと見て、問題となっている河畔の喧騒とホールの関係なども見たかった。

それ以上に驚いたのは西部ドイツ放送局が駅前にあることで、まさかあそこではスタディオ使えないだろうと思った。河畔には騒音禁止の立て札を出しに来ていて、マニュアルの騒音防止策をしているのは分かった。役所も警察も旧市街にあって、抑々駅前が旧市街の欧州の街はここ以外に知らない。18時迄開いていた喫茶店で腰を下ろしてチーズケーキを食す。その他ユダヤ人居住区整理とかのプロジェクトがあって、ローマからの歴史文化行政には投資しているのは分かった。

往路は嘗て通っていたボン経由ではなくブリュールの田園地帯を地道で河岸まで出るコースがナヴィゲションされた。平日なので渋滞などを避ける最も合理的な最短経路だったのだろう。途中で休めそうだったが先を急いだ。河岸まで出れば数キロ下降すればドームである。思っていたよりもアクセスはよかった。

復路はどうするのかと思っていると、河を渡って、フランクフルト方面からコブレンツへ戻るようにされた。往復で510kmほどで復路は若干距離は伸びたようだが、街を出る迄も早く21時38分ほどの出庫で、24時35分には帰宅した。飛ばすところは少なかったのだが、自動運転は使いやすく、一度追い越されたところで記念撮影の赤フラッシュ点滅があったが、抜いた車がこちらよりも10km以上早かったならば、車輛に表示されていた制限時速130kmで間違っていなかった筈だ。

会場自体はお椀のようなところに作ってあって、あまりバックヤードスペースもなさそうである。WDRでのシュットックハウゼンやなによりもアロイスツィムマーマンの本拠で新しい音楽には盛んな土地柄なので、「八つのブリュッケン」などの催し物でこの新しい会場でも沢山の初演がされているようだが、指揮者エンゲルの名前は展示されていなかった。2月にハムブルクで初演になるオルガ・ノイヴェルトとスイスで昨年演奏会でエンゲルと話していたイザベル・ムンデリィの楽譜があった。調べると彼女はノイヴェルトのおじさんに習っているのだった。ということは来年の「モンスターパラダイス」スイス初演にはオペラ座に招待されているのだろう。

復路は24時には眠くなった。車を停めたが、熟睡してしまそうなので最後を無理して走り切った。疲れはしないのだが眠くなるのは致し方ない。アムステルダム往復が1100kmで今回は半分以下、その半分が土曜日の走行となる。ザルツブルク日帰り往復は以前の様に可能だが夜早めに帰宅することが絶対条件に違いない。



参照:
ボンの近くまで引き返す 2025-05-20 | 文化一般
拭った高圧洗浄のあと 2025-05-08 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒り狂うまでもない駐車料

2025-05-21 | 雑感
承前)アムステルダムの土曜日の演奏会の中継録画がオンデマンドとなった。早速プロトンというVPNを挟んでDLした。流石に公共放送のサイトなので其の儘は落とせないようになっているが、用は果たした。残念乍ら映像だけでなく音声もあまり使いものにならなかったのに気が付いた。

肝心の一楽章のWutの怒り狂ってが真面に聴きとれない。直ぐに気が付いたのは未だ土曜日に聴いたところだったからだ。そこで留守中に宿で仕掛けておいた録音を初めて再生した。核心的な部分であった。

その他の楽章で終楽章はマイクを通して聴くと明らかに跳ね返りの多い舞台上の音響ゆえか弦楽があまりにも分厚くなっている。サウンドチェックしてもやはりアウェーで本拠地で演奏するような特徴は一朝一夜では直せない。ケルンでどれほど合わせてくるのか?ケルンもベルリンに比較すれば背後からの跳ね返りがあって、無理せずにバスも作れると予想するので、無駄な力が抜けて来るのではなかろうか。如何に会場の音響が音楽を作るかであり、同ホールを本拠とするコンセルトヘボに一日の長がある。

それだけ舞台の下手奥で演奏するコントラバスが平土間では上手の天井から聞こえる致命的な音響から逃れるためにここの楽団はその水準に似合わずアメリカン配置とされる右からチェロの上声部へと下手へと扇型になって、和音を重ねる音響となる。要するにこうしたモダーンへと開かれる音構造の交響曲には不向きな会場であり、今後その管弦楽団と共に朽ちるしかないと思わせる。ワインヤード型の音響とは比較にならないまでも、その残響の量や質によらず、現代的なシューボックス型ではありえない音響で使い物にならないということだ。ここの平土間は残響を付け加えたフランクフルトアルテオパーの平土間というべきものである。

当該の映像を観る為に帰路態々フリーWiFiのあるフィリップス社の街エイドホーフェンの飛行場に立ち寄った。宿からは遠くないので途中でピクニックして、15時55分のライヴ再放送に間に合うように時間を潰した。そして飛行場まではいけたのだがターミナルに駐車したのは10分ほど前だった。余裕を計算していたのだが、ナヴィを入れても空港関連用地内にしか着かず、20分ほど走り回った。スキポール空港が経営するオランダ第二の飛行場で貨物なども多いのだろう。結局マクドナルドを入れると着いた。

そこからWiFiに入るまでに時間が掛かり、番組の始まりを観れたのだが、スクリーンレコーディング操作に時間が掛かって、二楽章中盤からしか観れもしなかったのだ。それでも制限のある形ながら録画したのだが、観賞用に使えるものではなく、ケルン公演への参考資料にしかならなかった。その為に3時間以上駐車していたので、18ユーロも取られた。

オランダは車産業や交通に制裁を与えるかのようにアムステルダムの美術館の地下の料金は今迄の最高額60ユーロを徴収された。14時前の入庫で、演奏会後の出庫の8時間越えではあるが、ミュンヘンの劇場地下よりも遥かに高い。それでも美術館と音楽会の各々30ユーロと考えれば納得可能である。その価値は十分にあった。(続く



参照:
30年ぶりのアムステルダム 2025-05-04 | 生活
聖金曜日の第九の意味 2025-04-19 | 暦
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末旅行前の確認事項

2025-05-14 | 雑感
アムステルダムへの旅行の準備はほぼ出来た。あとは現金を50ユーロ程下しておくのと、出来るだけ安い燃料を満タンにして、充電を出発直前に100%まで上げるようにする。更にトランクルームに掃除機をかけて、旅行毎の汚れ方を見る。

食料はジャガイモサラダとアスパラガスサラダを木曜日に仕上げて密閉容器で冷蔵庫に入れる。フランケンのブラウジルファーナ―を冷しておく。

土曜日の生中継のラディオ録音は今迄の試験からするとなんとかなりそうだ。生中継映像の方は生再放送が日曜日15時55分からあるようなので、地域ブロックを避けるためにオランダ国内で再生しようかと思う。ネット環境は車載のヴォーダフォンで問題なく中継されるかどうかは分らない。往路で試す。

最短経路からするとフェンロという街が国境になる。放送が終わるのが17時30分なので、そこから帰宅する迄に更に3時間半かかる。それなら更に南にマーストリヒトまで走るとどうか。その先の飛行場からフェ―レンドルとかいう方まで行くとアーヘン経由で残り300kmで3時間少しとなる。ベルギー経由だと距離は変わらなくても時間が掛かりそうだ。21時着ならまだ日没前となる。

アパートメントのチェックアウトが11時なので、国境まで175kmを2時間30分となっている。時間は大分余る。アムステルダムの街中にリエントリーするのは面倒なので、3時間でマーストリヒトなので、経路の中で出来る限りこちらから遠い北部で休めると良い。あの辺りは川があるだけであまり森などがなくて殺風景だがいいところがあれば、一時間半ほどはゆっくりできる筈だ。食事もいいのだが、それよりも静かなところで一眠りする方が帰りが早くなる可能性がある。

休憩する事や映像を観ることを考えると車輛の電源供給はやはり大切になる。今回はアウトバーンで飛ばせるところが少ないので燃料はハイオクにしない。その分蓄電満タンで乗り始める。アムステルダム一往復ぐらいならどんなに多くても40%則ちほぼ40kmも電気走行しない筈だ。それでも帰路は50%も残っていないだろう。

ミニノートブックに念のためにDATも携帯して、音を出さないでも録音が進むようにする方がいいだろう。車中でもスマートフォンとの使い分けで、ノイズキャンセリングも使いやすいかもしれない。グーグルドライヴには第九交響曲のpdfファイルを上げておいた。

車を見せに行った。他の要件もあったが、旅行前に生産上の傷を確認させておいた。トランクを締めた荷台のエッジのところに蓋の痕がついてしまうという美容上の傷である。結局塗装して直す必要があると分った。当然のことながら完全保証であるが、車を貸して貰っても四日ほど掛かるということで、時期を考えなければいけない。

シュトッツガルトの本社で造ってもそういうことがあるということで、前の車のコマンドシステムを交換させたよりも問題が大きい。それだけ生産管理が出来ていないと費用が掛かることになる。当方は慌てないのだが、蓋を閉める度に傷が広がるので早めに修理となるようだ。遡ると作業した全てのところに始末書が行くのだろう。タイヤ交換の問題もあり、ここはやはり大きな貸しを作ることになる。



参照:
シュパーゲルサラタ準備 2025-05-13 | 料理
一寸自慢の楽譜用モニター 2025-05-03 | 生
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッションが試される

2025-04-10 | 雑感
床屋に出かけるために現金を下ろした。眼鏡店に車を停めて銀行まで歩けばいいのに気が付いた。6月で二年目を迎えるのでその前にどうしても調整しておきたかった。5月に旅行もあって、不都合が出るなら早めに出しておきたかった。水洗も機械でしてくれるので問題があれば分かりやすい。流石に耳掛けの部分は経年変化がみられる。レンズ自体は全く問題がない筈で、固いものを落とさない限り大丈夫である。前回のものもそれ一回だけで、落としたり擦ったりで傷つけることもなかった。あり得るのは前から何かを振り回されて当るとか、殴られて吹っ飛ぶかぐらいだが、幸いなことにそういうことはなかった。

当該の駐車場に停めるのに暫く待った。一台目の取られたが二台目が出るのを待って停めた。嬉しいことに左右もあって、柱の横に停めたのでドアなどを当てられる危険性皆無で、余分に10セント足して30セントで15分駐車できたので、100m程離れた郵便局の自動引き下ろし機でゆっくりと時間を掛けて現金を落とした。これでバーデンバーデンの祝祭大劇場の5回分の駐車料金と二種類のプログラム払えるだろう。

その前に眼鏡店に出かけたのだが、現在掛け心地に問題がなければ弄らないでおきましょうとなった。やはり枠がティタンなので修正もし難いのだろう。それは使っていてもあまりガタつかない良さにもなっている。なるほど鼻当ての感じなどで、「滑ることもあったけどね」とは話しておいた。然しこれで突然レンズが落下してとなっても、保証期間内でなんとかして貰えるだろう。高額な眼鏡だったのでとても気を使っていたが漸く慣れてきた感がある。壊すのもこれからだと思う。

同様なことは車にも当て嵌まって、現在走行距離が漸く2500kmを越えて、総合燃費も100km7.1リットルとリッター12.98kmと徐々に伸びて来た。平均6.1則ち16.3km迄は伸びる筈だ。現在考えているのはマイモードを設定することで、市街交通はハイブリッドに自動的に入れたりの細やかなプログラミングが可能かどうかである。手動で切り替えるのが面倒になった。

スーパーに駐車するのも徐々にコツを覚えるようになった。隣の車に当てられたくないならば車種だけでなくて、洗車の出来ている車の横に停めるべきだと分かった。そういう車は自分のドアでも当てたくないから注意するものだと認識した。自らが全く考えていなかったので同じように汚れた車の横に停めていたので、当てられ擦られることもあったのだ。

先日スーパーでパッションフルーツが特売になっていたので購入した。自分で食するのは初めてで切り方などはネットで調べた。結局その程度の熟し方ではまた甘さがなかったが、味も食し方も分かった。一番身近なのはダルマイヤーの水菓子である。次回ミュンヘンまで車を走らせる予定で決まっているのはドレスデンからの帰路に立ち寄る12月である。その前もありそうなのだが、よく分からない。

ミュンヘンの劇場も音楽監督の頂点を過ぎてしまったようで、支配人と共に後任人事が笹かれるようになると厳しい。つまない作品を紹介しようとしたのが信頼感を失う最大の要因だったのではないか。もう少し音楽劇場にも認識のある指揮者だと思っていたが、口ほどではない音楽家だという印象が強い。とても残念である。此の侭では前々任者のケントと変わらないことになる。



参照:
少ない摩擦のその素養 2023-06-15 | 雑感
体調優れないと駄目 2025-04-06 | テクニック
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアのゴムの感触

2025-04-04 | 雑感
ピレリ―のPZero PZ4を取って来た。装着前に確かめさせて貰った。そこにはスポーツもリムジンも、ハイブリッドの明記もなかった。然しそれほど重要ではないだろう。個人的にそれにしたかったのは後輪の275幅でも騒音が69dbしか出ない事であった。

それでもなによりもピレリ―のスポーティーな走行感に可能性を期待したのだった。何も言わなければ自動的にコンティネンタルのECOというのが配送されるところであった。だから確かめる必要があった。新車注文において通常の夏タイヤを指定できないという事だった。なぜならば新車の場合は納入の関係でリストに挙がっているピレリ―、ハンコック、コンティネンタル、ミシュランの最もメーカーにとって都合の良いどれかになるということだった。然し12月に引き取るので、国内向きは恐らくコンティのヴィンターでハンドルヒーターなどのオプション価格を支払わされた。それでも冬タイヤも新車割引価格で少しは安くなった。

試乗車ではもう一つ大きな夏タイヤが装着されていたのだがそれ程感動しなかった。固い感じではなかったのだが怠かった。さて装着された車に乗り込む前にもう一度検査していると、「間違いないですか」と尋ねられたので ― 作業員は一体何がしたいんだというような素振りだったのだが、そこは説明をした人には分かっていた ―、いい感じだと答えた。実際に車を動かすと夏タイヤ感覚は想定以上に違った。

タイヤ温度も摂氏20度を越えて来た。そしてマンハイムからライン河向こうのルートヴィッヒスハーフェンへと橋桁の下へ下がるところのラムぺのカーヴで突然滑ってABSが効いた。まさしくこれが乗り初めのタイヤの制動である。大型トラックが通る所で路面がつるつるになっているのだろう、もしコンティを履いていたならばこういう滑り方はしない、これがピレリ―の乗り心地である。俄然運転が楽しくなった。

嘗てBMWでも使ったことがあって、何か道路接触面が線になるような感じが嬉しい。これが安全なコンティならばどよっとしているのだ。安心感の反面、全然走行感が面白くない。厳冬期はそれでいいが最高速領域を目指す夏タイヤでは物足りないのである。こういうスポーツ感は何年ぶりだろうか。そして冬タイヤ比較では当然かもしれないが静かで、なによりもキビキビした動きとイタリア車のような弾み感が嬉しい ― その後気が付いたが、ある一定速度ではタイヤの空気が共振して鳴る。同時に標準径を変えていないので当りは舗装道路である限りは変わらない。車を無駄にアウトバーンを走らせたくなったのだが自制した。

晴天であった。思い切って日没前に走る前に高圧洗浄を使いに広々した場所のあるような街の洗車場に車を走らせた。先日購入したアマゾン洗車グローヴやバケツを持参した。セルフの場所のノズルは四種類で、高圧洗浄、シャムプー、ブラシ、ワックスで自動の場所のサーヴィス内容と変わらない。異なるのは自分の手でやることだ。一ノズル一ユーロで、小銭がなかったので2ユーロでざっと流した。お陰で右側のホイールハウスの泥は落とせなかった。

そこに水を買う小銭がなかったので、持ちかえって、水を積んでから走った。乾くとざらざらするところが多かったので、水に手袋を浸して拭きとった。その後に乾いたもう一方で拭いた。どれぐらいの高圧洗浄量で綺麗になるのか。



参照:
草臥れる巡行運転免許取得 2025-03-17 | 雑感
週末に及ぶところ 2025-03-15 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草臥れる巡行運転免許取得

2025-03-17 | 雑感
歯茎に嚢胞が出来た。膿がどこに行くか心配していたが、ある意味見えて来た。強制的に外科手術で膿を出すにしてもここまでなっていれば話しは早いだろう。若しかしたら治療予約までに破れないかとも思う。少なくとも抗生物質は効いた感じがあって、その後の膿が気になっていた。

前夜に朝出掛けるのに不安があったの鎮静剤を初めて服用した。免疫力全開の感じが強くて、堪えている。コロナでも直ぐに走りに出かけられたのだが、これはふらふらするからで、朝7時過ぎに起き出して、時間を掛けて準備をした。軽く朝食も摂れてそれで耐えられた。

フランクフルトの劇場でのレクチャ―始まりの11時の二時間前に余裕を持って出かけたのだが、アウトバーンこそは走りやすかったのだが、ナヴィの指定するフランクフルト南の出口前のヘキストに下りるとパトカーが規制をしていて、結局アルテオパーに出かけるのと同じ西から博覧会場前を通って向かった。そして最後にまた駐車場の入り口のマイン河の畔が閉鎖されていた。恐らくマラソンかなにかだろう。

結局最寄りの地下駐車場に入れた。アウトバーンを下りる前に燃料に余裕がないことが分かっていたので、アウトバーン本線から下りて直ぐにハイブリッドモードに切り替えた。それでも市内を回っていると帰りには20%以上消費していた。

復路のアウトバーンも燃料のことも考えてハイブリッドで走ると、帰宅時には40%消費となっていた。燃費は一向に良くならなかった。残り7%で3.5リットルぐらいである。それでも充電分の余裕があるのは助かる。ほぼ15リットルを消費したことになる。ハイオクで27ユーロで、そして電気蓄電量40%分である。

走行に関しては横風があると安定感はあっても音がする。また節電モードの時の加速のエンジン音はやはりあまり嬉しくない。横風がある時などのタイヤゴムの捻じれは感じられるようになった。やはりこのタイプの冬タイヤの限界である。もう一つ速度限界値が高いものを履くほどの価値もないということだろうか。それでも冬タイヤで210km限界で結構走れた。エンジンルームからの匂いはしなくなった。

高速走行中の自動運転は、やはり結構な飛行機と同じで如何に自動制御機能と自己の感覚的なそれを合わすかに時間が掛かりそうだ。なによりも今怖いのは、自動で列の後ろに突っ込む時のブレーキが遅いことで、如何に自分の運転が早めにブレーキをかけているかが分かる。車間距離指定を最大にしていても、210kmで140kmの列につく時は70kmで前からバックしてくるようなもので恐ろしい。やはり高速で走る時は片手で食事をしながらでは難しそうだ。

もう一つはブレーキがまだあまい感じがする。もう一つ強いブレーキをつけることも可能であったが、全く考えなかった。やはり2.2トンの車輛は重い。夏タイヤを履くことでどれぐらい感覚が変わるのか。

電話をかけようとしたら、こちらのマイクがオフになっていた。そう言えばスイッチがあったと今思い出す。兎に角、分からないことがまだまだたくさんある。一体どれだけの巡行時間が必要になるのだ、最新機の機長免許授与までに。



参照:
頻尿症の夜を乗り越える 2017-08-06 | 雑感
嬉しい行者大蒜ペスト 2025-03-16 | 料理
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末に及ぶところ

2025-03-15 | 雑感
夏タイヤの選定を考えている。元々ついて来るものを、引き取り時に冬タイヤ装着にした為に、ヴァウチャーとして貰っている。ヒーター類の追加オプションの料金が掛かったのだが、それによって夏タイヤの選定が可能となった。そこで冬タイヤのように最も無難なコンティネンタル社製はエココンンタクトというのが最も高価でそれがカタログ数値と同じなので、それは無料発注可能だろう。もう一つは275ミリ幅の後輪がコンチよりも1dbも静かな69dbと表示されているのはピレリ―PZeroPZ4の様だ。希望小売価格は後者の方が高価のようで、無料でつけるならば高価な方がよい。

ピレリ―は嘗てBMWで使ったが、その時の印象は足捌きの良さだった。今回場合によってはインチ径を広げて追加料金を払う可能性も考えていた。然し冬タイヤ210kmを走ってみて、扁平を薄くする必要は感じなかった。夏タイヤもパンパンに空気圧を入れたら可也のハードチューニングになると思う。

扁平率よりもピレリ―の走り心地を加えた方が効果があるのではないか?つまり最高速度領域でのカーヴィング性能がアウトバーンの夜中の走行での巡航速度に影響を与えると思うからだ。捻じれ感があると怖くてノンブレーキでの高速コーナリングとはならない。冬タイヤでのそれは大満足で、一輪荷重限界が一トンまでの最高時速300kmまでのピレリ―の夏タイヤがふわふわする筈がなく、更にタイヤ音が静かとなればそれ以上に求めるものはない。なるほどコンチの方が長持ちはする様なのだが、最初の数年間の走行距離は知れているので、やはり走りの良さが欲しい。

以上から考えて、タイヤ径を広げて扁平率を下げて追加料金を払う必要はないと納得した。なによりも冬タイヤでエアーサスペンションでも決して柔らかく感じることは今迄なかった。ポルシェ911ほどではないのだが、四輪駆動でそこまでは車体の動きがない為に、撚れ方の質も違うのだろう。試乗車で20インチを乗った時は悪くはなかったが、アウトバーン以外ではホイールの視覚的以外になにも利点があるとは思わなかった。時速300kmも加速して出ないので、タイヤの限界までも使わない。

週末のフランクフルト往復に給油しなければいけない。前回は25リットル入れて51%になっていたが迷って走ったので、往路はゆっくりでも戻ってきたら21%しか残っていなかった。今回は往復とも飛ばすので30%以上は必要になる。燃費計算からすると20リットルは必要になるだろうから、40%となる。間をとって35%は17.5リットルなので、最低15リットルは補給したい。安ければ20リットルである。

週末の為にざっとオペラの内容を掻い摘んでおかないといけない。全く知らない楽曲であったので、原作のメーテルリンクの三部作と作品の構造的な関係、その繋がりなどを見極めないと、音楽言語の理解だけでは届かない。新作の音楽劇場作品とか2017年のベルリン初演以来三回目の公演となると、初演よりは資料は集まりやすいのだが、それでも本質的なところへの理解はこうしてお勉強しないと到底及ばないだろう。

その為に態々出かけるのだが、作品の価値が証明される様な制作ならばそれだけの価値はある。作曲家最晩年の作であるから、まだ楽譜も見ていないが、さてどれだけのものになっているのか。



参照:
二重写しに見えないもの 2025-02-16 | 歴史・時事
明確になる不協和 2025-03-11 | 音
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

使い切れないようじゃ

2025-02-20 | 雑感
九日に亡くなったスイスのソプラノ歌手エディ―ト・マティスの追悼記事を読んだ。その実演も記憶になく、精々ミュンヘンの劇場の記念日に来ていたことぐらいではないか。87歳だったようで、2001年に引退している。録音で歌手としてのタバルディとカラスを参考にしていたようだ。そこでマネをするのではなく自らの声の響きを描くことこそを習ったという。

生まれ故郷のルツェルンからチューリッヒでの「魔笛」の童子としてデビューしてケルビーノで成功。そこから引っ張りだこになり東京でのベーム指揮ドイツェオパーベルリンで成功まで導かれていると書いてある。日本で日生劇場の杮落としなどを経験した人が知っている歌手なのだろう。その後にシュルツマネージメントでケルンのザヴァリッシュの下でと、世界の大スターへとの上り詰めている。前記のベルリンでのベームやズイットナー指揮での録音でお馴染みとなっていた。

そこからハムブルクのリーバーマンの指導でのヘンツェ「若い公爵」の初演など多くをこなしていて、モーツェルトソプラノ以外ではやはりその辺りが歴史に残る活躍となるのだろう。レパートリーはコロラテューラやヴェーバーなどの浪漫派も歌っていたようでもある。勿論メインレパートリー役の声を護ることが最優先だったことは周知の事実である。

八百屋に出かけた時に、メルセデスの最高時速315kmが出る63GTという車が停まっていた。後ろのウイングも小さくついていた。フォードアのクペーでプラグインハイブリッドもあったので購入リストにも乗るべきものだったが、残念ながら知らなかったので試乗もしなかった。抑々プラグインハイブリッドのフォードアクペーは第一希望であったのだが、製造されていなかったり中止になったりしていて結局そこには至らなかったのだ。

但し運転席の雰囲気が狭苦しく本格的なスポーツカーとはまた異なる感じは好まなかった。日本ではSUVなどが人気のようだが、アウトバーンでは明らかに不利なので、あまり高価なそれは見ない。先日も新聞評では独逸では大き過ぎるとその手のアメリカ生産のメルセデスは批判されていた。それでも中共は兎も角、日本では人気なのがとても不思議である。

さて、車に戻ってバックしようかと思うと、件の車の運転手が八百屋から出て来た。長身の白髪だが流石に小奇麗な格好をした爺さんだった。真面な職歴の人だとは雰囲気で直ぐに分かったが、あの羽根を使うだけのスピードを出せる人ではないと分かった。嘗て独逸の音楽会は真っ白頭が並ぶとされていたのだが、高級スポーツタイプの車のオーナーもそれよりもホゲホゲしていることも少なくない。

ポルシェが911GTSというのを出すらしいが、結局ハイブリッド化を断念していて、先頃発表されたオットーエンジン開発継続と関係していそうだ。要するに米国・極東市場をターゲットにしている。欧州では遅かれ早かれ使えなくなる。車でも何でも使いこなしてある程度愛着が出ないようなものには投資する気も探す気もしない。

石鹸でも使い切れないようなものは好まない。切れていたアロエ入り薬用石鹸が買えた。通常の三倍、今使っている本格薬用の二倍の価格だが融けにくく、乾きにくい。アロエのアレルギーが怖かったが、暫く本格的薬用を使っていてもなにも変化がないので大丈夫なのだろう。



参照:
Für alle, die mit dem Herzen denken, Jürgen Kesting, FAZ vom 11.02.2025
温まらないといけない 2025-02-19 | 料理
これ以上にはない車 2024-03-09 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激しい焦燥感の源

2025-02-11 | 雑感
激しい焦燥感に襲われた。まさにマーラー交響曲九番の心理を感じる。それ以外に説明しようのないものだ。なるほどその音楽表現を認識できるようになってきた。それ程ペトレンコ指揮でのアールベルクの楽団が挑戦しているということになる。但し出来ていないことが殆どである。

一先ず旅行支度を片付けた。そこで気になってくるのはやはり車輛のことで、パンク直しセットのカセット補填は週明けにオッフェンバッハから届くとして、洗車など気になることがある。何よりも未だ車の慣らし運転も終わらず、その価値が把握できていない。具体的にはアウトバーンでのエンジンの廻りとそのエネルギーの再生能力である。兎に角、街中では電気モーター無しにはエンジンが弱いので、特にそのエンジンの音に嫌気がさす。然しアウトバーンではもう少しのびやかに回る筈だ。そして時速200kmを越えてからの廻り方を冬タイヤで確認しておかないといけない。その時の静粛性と充電の可能性を調べたい。その上の最高速に掛けてはターボが回るだろうからまた夏タイヤに変えてからの別の確認となる。試乗車では走っていない速度領域である。

やはり週末に不幸があったようだ。あまりにも早い死は、たとえ数年前から眼の手術などの不調は本人から聞いていて合弁症だとは推測していたが、あまり実感が湧かない。自分自身はとは誰もが思うことであるが、故人と最後にあった時の様子を思い出すと、まだ50歳代中盤でも余り健康そうな感じはしなかった。同時に自分自身もそのようになる可能性は強かったので、より運動をしたのも間違いない。少なくとも現在それだけの効果はあった。

ある程度の年齢になると父親が自分の年齢でどうだったかを思い起こすこともある。必ずしも激しい運動が健康を保証はしないのだが、少なくとも身体が動くことは幸せで、心理的には健康になる。

英国からの荷物が配達された。想定以上に今あるものと異なっていた。先ず何よりも写真で見たものよりも明らかに明るく綺麗な色である。今まで使っていたものは赤としていても茶色で、だから売れ残っていた。購入した時はまだまだ爺臭くならないと思って手を付けた。今回のものも微妙に還暦色とは違う。結構目立つ。そして生地が明らかに薄い、即ちTシャツの上に羽織っても暑くさくもない。そして何よりも裾が真っ直ぐ切ってあって、ペンギンになっていないので、ジーンズの外に出せる。前を開けられる。但し自分自身には少し長いので、縮まない限り入れたり出したりだろうか。

古い方の襟が白くなっていたので、春からはこれを羽織るが、スーパー行きには最後のシーズンか。薄い生地なので何回洗濯に出せるか分からないが、汗で汚さない様にすれば二三年は使えるだろうか。

タイの方は写真よりも梅の様な色に見えて結構使いやすいだろう。引き続いている安売りを見ても同価格以下ではやはり断トツだった。もう一つ高価でも買えそうなものはあまりなかった。なかなかの自分自身の選択眼になって来たと感じる。あとはデューティフリーがどうなっているかだけだ。



参照:
カテドラルのある街 2025-02-10 | 生活
就寝前の物理的ストレス 2025-02-04 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケムブリッジから直送

2025-02-08 | 雑感
木曜日午後連絡が入った。英国に発注した衣料が13時57分にピックアップされたということだった。驚いたのはケムブリッジにDHLが取りに行ったということで、本店はロンドンで、嘗てから現地でご贔屓にしていたのはクイーンズカレッジの前のお店だ。其処に取りに行ったのではなかろうが、倉庫が郊外にあるのだろう。

UPSではなくてDHLというのも初めてで、ドイツの税関を通すには一番有利なのだろう。到着はエクスプレスで金曜日となっているが、それは信用できない。然し、23時03分にイーストミッドランドとなっていて、金曜日零時58分にはライプチッヒに夜間飛行しているので、スタンステッドでもないダービー近郊の空港をDHL機が使っているらしい。ケムブリッジシャーにも王室のコンコルドが基地にしている飛行場はあるが其処でもなかった。

兎も角、そこで朝まで待って、9時47分には税関に出されていて、13時11分には通過している。エクスプレスでもライプチッヒから其の儘スパイヤー迄運んできても夜の手配になるので、配送は土曜日にしかあり得ない。

それはそれでいいのだが、消費税分の金額を教えて貰わないと困る。カードが使えた記憶はないので現金を準備しておかないといけないからだ。ざっと計算して、英国のVATを20%として、商品送料価格を85ポンドとすれば、102ユーロになり、その19%は19,38ユーロである。つまり20ユーロで払えなければおかしいが、DHLが手数料を取る可能性がある。近々暖かい時に散髪もしなければいけないので、走りに行く前に現金を取って来ておこうかとも思う。

入浴した。初風呂ではないと思うが、記録がない。記録があるのは11月である。12月にはあると思うのだが思い出せない。風呂用石鹼が切れで大分経っている。床屋に出かけたのが12月初めで、その頃に入っていないとすれば、三カ月ぶりになるが、その割には赤まみれではなかった。よく分からない。嘗ては室内が寒くて時間が余ると入る傾向があったのだが、今は室温を比較的一定に保つように努力をしていて、寒暖に拠っての入浴を避けている。その方がエネルギー節約になるからだ。

5月の宿泊で日程変更を考えた。一日短くして安いところがないかを調べた。結構時間を掛けたのだが、現在予約している三泊297ユーロを上回るのは探せなかった。勿論滞在が短くなれば、一泊当たりがより高価になるのは問題がない。それでも例えば駐車場がより使い良いとかいうのもなかった。

直前まで無料キャンセルが可能なので、時間を掛ける心算ではあるが、少なくとも現時点では一晩短縮で90ユーロ以上戻って来る。それとは裏腹に200ユーロで二泊出来るいいところは皆無である。300ユーロ以上でもそれ以上にいいところはあまり見つからない。つまり一晩を棄てて安いということになる。気になるのはその周辺の環境で、牧歌的ではなくて、それなりに滞在地であるというところだろう。駐車場も建物の裏側の道路際なので若干目が届きにくいかもしれない。表側には道路がない住居である。静かそうでいいところではあるのだが。



参照:
何処に見出すのであろうか 2024-08-29 | 文化一般
就寝前の物理的ストレス 2025-02-04 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

損害最小化の危機管理

2025-01-27 | 雑感
週末の顛末記。ハノーファーからの生中継に関しては改めて詳細する。生中継を観て、現地には行けなかった。不慮の事故で出かけられなかったからだ。金曜日に擦り切れ一杯で帰宅後に、充電の準備をしてガタガタしていいるうちにタイヤ圧の異常が情報に出て来た。今迄にない280kPs以下に落ちてきて触ったりして様子を見ていた。誤差ではない状況に230kPsとかになって来て、夕方まで確かめるのに苦慮していた。空気圧が落ちているのかどうかは、翌日になって確かめてと平行して準備をしていたのだが、180kPsとかになり、異物を確かめろと出て来た。

仕方なく白衣に腕を入れて確かめると、アルミ状の異物を見つけた。そしてそれを確かめる為にマイナス螺子回しで抜いた。頭の潰れた螺子だった。こういう場合に抜いてはいけないことは知っていた。然し180kPsまで落ちていては、もはやホイールを傷める域である。そこで、仕方なく、パンク時の応急のタイヤフィットキットを試してみることにした。勿論それを使うと使用に限界が出来てくることも薄す薄す気が付いていたが、可能性に賭けてみるしかなかった。

そのキットは、使わなく寿命を終える予備タイヤの代わりに、場所と重量を節約する為に使われるようになってきた。特に大きな電池を入れる車ではとても場所がない。よって重要な対策方法となっている。然し問題も大きく、コムプレッサーで同時に接着剤をタイヤ内に注入するので、その接着剤は硬化して元々のタイヤの性能が活かされなくなる。以前はそこからもプロのタイヤ修理屋が手を加えていたようだが、今は禁止されている様だ。つまり危険なのだろう。さもなければ小さな傷は修理されることも多いようだ。

兎も角、初めてそれを使って、どうしても液が吹き出すので、ホーイルが汚れて大変と書いてあった。幸い漏れたが外に出したので、問題はなかったようだが、翌日にも水洗いと手で清掃した。

それ以前に圧をかけたが、車を動かさないと計測圧も出ないので、夜中に計測可能なスタンドまで車を動かした。300kPs近くまで入れたが、最初のスタンドの空気入れが使い難く有料で逆に失ったりしたので、2ユーロを使用後に更に次の使い慣れているところまで移動。そこで無料でしっかり確認して、帰宅。

夕食を終えて、昼間に走った喉の渇きを1リットルのヴァイツェンで潤した。10時間程飲まず食わずの作業だった。そこでネットでの情報を精査しながら、翌日の空気圧次第で旅行を決断することにした。最大の問題は圧が維持されていても時速80km走行が限度で、三日間以上は使えないとあることだった。そして更に走行を続けない様にとあった。万が一、道中で往生するとなると、旅行出発の判断は間違いとされる。

部屋代は50ユーロで、席代は25ユーロなので、大したことはないが、もし帰宅迄に何かが起きるとやはり損害ははかりしれないと思った。なるほど新品の冬タイヤが無駄になる。然し損害はそれだけで済む。現時点では、早めに準備してくれれば月曜日にでも新しいものと交換して、次に備えることが可能となる。宿にはパンクで行けなくなったがもう一度繰り返すかもしれないと連絡だけしておいた。



参照:
擦り切れ一杯への期待 2025-01-26 | 生活
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

模索する運行計画立案

2025-01-20 | 雑感
来る週末の天気予報は好転した。降雨は早まりそうで、気温が上がりそうである。観光日和ではないかもしれないが足元が悪くないのがなによりだ。運行計画ではないが、若干具体的に考えている。

往路は慣らし運転なので、高速では走れない。この機会に省エネ運転を試みたい。先ずはハイオクタンを足して満タン50リットル、充電率90%で出発する。街を出たら直ぐに充電維持モードに切り替えて走る。道中どこかで渋滞に巻き込まれたらハイブリッドを試してもいいかと思う。目標は宿に到着で50%維持ぐらいか。

最高速度は時速140kmまでで、ハノーファーまでは総計すると往路80m程下りなので、ガソリンをどれぐらい消費してどれほど残せるか。距離からすると400m程上方のミュンヘンよりも120kmほど遠いが、高度差は俄然小さい。渋滞などを電気を使って上手く熟せたならばある程度の残量が期待できるのではないか?

それで、宿駐車中と復路にどの程度の充電残量を得れるか。今後のとても参考になる数値となると思う。勿論充電維持モードでの走行性能も吟味したい。そこには回生エネルギー量の大小が含まれて、今後複数日の外泊をする時の充電の必要性が初めて検証可能となる。

宿を出発する時点での充電残量で、帰路での燃料補給の量や場所などが検討される。原則的には帰宅時に二桁の残量があれば御の字で、車庫入れで零になっても直ぐに充電に入れるので構わない。

復路のアウトバーンでは現在の走行距離からして、時速210kmの装着冬タイヤ制限内での高速走行を初めて試せる。その時にハイブリット走行でどの程度の消費と回生があるのかを検証したい。走行性能に関してはほぼこれによって最高速域を除いて判定可能となる。既に試乗では分かっているのだが、性能や燃費などの検証は出来ていなかった。

その他の検証では、半自動運転などのシステムを最大限生かして、どれほど楽に運行可能か、安全性が長時間運転で下がらないかなど、休憩の取り方や食事の仕方を含めての試金石となる。

インフォテーメントシステムに関しては、なによりも車載のWLANが絶えずオンラインで安定するかどうか。アウトバーンはトンネルも含めて完備している可能性があるが、山道などではどうなのか。DCHも時々流してみて、状況もみたい。復路では時間と充電残量があれば郊外でのピクニック時間を取って、そこでの居住性なども興味深い。

その他の調整ではノイズキャンセラーを使っているときの電話の受け応えとか、細やかな使い勝手の検証となる。宿泊地でのパン屋へのナヴィもどちらのシステムを使用するかなど、恐らくグーグルマップへの目的地入力など、旅行中の限られた時間での無駄な時間を避ける方法など、場合によれば駐車料金なども車内から支払方法の使用の可否なども調べておく方がいいかもしれない。



参照:
ここらでなるか無重力 2025-01-19 | テクニック
パッドする為に 2025-01-06 | アウトドーア・環境
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解析にはそれなりの経験が

2025-01-15 | 雑感
どうやらブログのアクセスが開通した。本年初めての完全投稿となる。この間も基本的にはハノーファー行への準備を進めてきた。来週の事になる。インフォテイメント機能は未だ完全把握はしていないが、今回の旅行には十分な準備はした。まだまだ切り替えたり即座に出来ないので危なっかしいが、重要なのは異なる安全運航の把握である。

慣らし運転は復路で終えることは確実なのだが、宿から日曜日の午後を地道をハーメルンを通って走って、アウトバーンに乗る頃には慣らしから本格的な高速運転に入りたい。冬タイヤの限界時速210kmへとゆっくりとした加速が出来ればいいと思う。時速140kmを上回ることでアウトバーンは一挙に走りやすくなる。ニーダーザクセンからヘッセンへの走りは時速190kmまで余裕があれば十分だろう。フランクフルトからの帰路に若干タイヤ限界まで走れれば、試乗車で運転した時との比較がしやすい。燃料がどの程度余っているかにも拠るが、給油の必要性も見ながらハイオクガソリンで綺麗に慣らしたい。

今回の公演の音楽も一昨年にも書いていたが、兎に角難しい。表面上はフリージャズの様でしかなく取り分け無理なコード進行もない様に思われ、ミニマルのように緊張を強いられることもないのだが、複雑で構造が分かりにく。リズムの動きについていけないということで思い出すのはペトレンコ指揮のマーラー交響曲七番で、なるほど作曲者が優れた音楽家であるときにあり得るかと思う。その意味では、今回の公演でもう少し踏み込めるようにはなるだろうが、今日のグスタフ・マーラーとミヒャエル・ヴェルトミュラーは呼べるかもしれない。共通点はやはりそこからの音楽の心理ということでの明白性だろう。同じようにブラックメタルのガンターが今日のブルックナーとすればその相違は明らかだ。

追々、少なくとも二種類の放送録音をアップサムプリングにして、新たに購入した携帯ストレージの中にコピーしたので、それを繰り返し繰り返し聴いていくしかないと思っている。もう一つはシュピルバークの2005年作「ミューニック」の内容を把握しておくことだろうか。1972年のテロ事件は知っていても、その背後は事件のその当時の報道以上にはよく知らない。シュタイヤーの演出自体も突き放した視点からというからにはその辺りも把握しておく必要はありそうだ。

給油に13km走らせた後残量は64%になっていた。ほぼ同じ距離をバイパスを通って違う方向へと走らせたら56%になった。坂を上る必要はなかったのも大きいだろうが約半分の消費である。

興味深いのは左後輪のタイヤ圧が今度は5kPa増加していて、上限を超えている。前輪も両方とも5kPa増えている。気温による誤差もあるだろうが、陽射しのものと時速80km程迄の速さで走ったことで温まったのだろうか。アウトバーンでどれぐらい上昇するのかも興味深い。

センサーが沢山ついていて、監視可能なのも嬉しいのだが、それだけにたとえそれが誤差の範囲としてもその意味を解析するにはそれなりの経験が必要になりそうである。



参照:
エントロピー制御の作曲 2023-12-26 | 音
鏡を翳す様な仕事ぶり 2025-01-13 | 音
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貝の道はまだまだ長い

2025-01-05 | 雑感
新年最初のランニング。気温は7度と暖かかった。そこで一寸試したのは、先ずは車内介デュール帳を自宅でも使っているグーグルと同調させた。仕事用にもあるのだが、室内用との同調の方が価値がある。要するにグーグルの違うアドレスで登録した。その過程だけでも本人確認とか可也のコレスポンデンツとなるのだが、やっておく方が後々便利である。

則ち、公務員ではないので、業務のPCの中にUSB経由ではなくて其の儘プライヴェートも入っている。場合によっては強制調査で一般に裸にされるのだが、それはそれで仕方がない。その分NASなども含めて複雑なアーカイヴ機構になっている。

もう一つ試したのは新年になってギャラクシーにイントールしたDCHのアプリだ。ただ券がまだ数時間活きていたので、先ずは森の中で再生してみた。それも車のWLANで落として結局無料のものを聴いた。それをブルーテュ―ス経由で車載スピーカーで流した。興味があったのは、その再生で以ってハイレゾと標準の差が出るかどうかだ。オベロン序曲を流したが、全く異なった。同じブルーテュ―スでもノイズキャンセルでも差が出るのは当然知っていたが、昔の様なカーラディオステレオでどれほどの差異があるのか、予想以上にハイレゾは明白だった。そしてドルビーアトモスも試してみた。何か籠った感じになった。更に若干歪が入る。

然しこれだけで分かったのは、標準装備のカーオーディオで明らかにハイレゾが楽しめることで、音が冴えないのは音源次第だと分かった。更に自宅でアトモスが作動するように試すと、結構な臨場感が出るが喧しくなる。但しイコライザーをクラシック音楽にするとホールトンが増えた感じになって、走行中には使いにくいと思った。車のスピーカーで早速もう一度試してみたい。この辺りの使い勝手はこのギャラクシーで良かったと思う。

さて二度目の走りを終えてから、時間を掛けた。3時間以上試しただろうか。先ずは、ドルビーアトムとハイレゾを切り替えても何も起こらなかった。つまりビット変換は起きなかたっということだろう。よく分かるハイレゾ効果を確認した。そこからイヤフォーンなどの切り替えて試聴が上手くいかなかった。つまり車載WLANが機能していてもDCHの無料アーカイヴが落とせなくなった。勿論フォーンの方でネット接続すれば流れるのだが、外すと駄目だった。時間が掛かり寒くなって来たので陽射しのあるワイン地所の中に停めて試みたが変わらなかった。ホットポイントからの距離ではなさそうだ。車庫入れしてからも変わらなかった。

車載WLANが機能することも分かっていたので、容量の少なくネット放送などを流しても繰り返すと切れる。そこで気が付いたのは、少なくともこの車載WLANのオンライン契約は1Tとかの膨大な量なのだが、どうも一か所で長く使えない様になっている様だ。少なくとも走行しているとか場所が変わらないと容量オーヴァーになるのだろう。

なるほどキャムピング場でもなく自宅にネット回線がなくても、これさえあればネットに入れるという車上生活紛いの人がいるとすれば、それは明らかにこの契約の目的とは異なる。車載でYouTubeやZDF観放題にしてもその使い方というのは限られるという事でしかないようだ。アンドロイドオーディオなどまだよく分からないことが沢山ある。



参照:
魚テリーヌの買い出し 2024-12-22 | 暦
歳末の片づけを一通り 2024-12-30 | 生活
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする