Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

索引 2019年3月

2019-03-31 | Weblog-Index


回線違いの速度違い 2019-03-31 | テクニック
最初のうさぎちゃん 2019-03-30 | 雑感
全然異なる脳を使う様 2019-03-29 | 生活
探し物は何ですか? 2019-03-28 | テクニック
真剣みが加わるお勉強 2019-03-27 | 文化一般
電話回線契約破棄の旨 2019-03-26 | 雑感
NYからジーンズ到着  2019-03-25 | 雑感
祝祭劇場新プログラム 2019-03-24 | 雑感
軽いトレイルランニング 2019-03-23 | アウトドーア・環境
縦の線への疑心暗鬼 2019-03-22 | 文化一般
雲の上の世界の頂点 2019-03-21 | 文化一般
作品中の人生即ち芸術 2019-03-20 | ワイン
鳥肌マッツァオもう一度 2019-03-19 | 文化一般
愛しい、我が音楽の故郷 2019-03-18 | 文化一般
真剣に音楽を分かち合う 2019-03-17 | 文化一般
怖気づいた伊人の実力 2019-03-16 | 女
有名メーカー三年保証品 2019-03-15 | 雑感
ビジネスモデルの転機 2019-03-14 | 雑感 CM3
陽の当る女、影の無い男 2019-03-13 | 女
オーケストラがやって来た 2019-03-12 | マスメディア批評
運命が拓かれるとき 2019-03-11 | 文化一般
ドンドンガタガタ足踏み 2019-03-10 | ワイン
フランクフルトにやってくる 2019-03-09 | 音
打ち鳴らされるべき音 2019-03-08 | 音
クルムベーアという菓子 2019-03-07 | 料理
知らぬ存ぜぬジャーナル! 2019-03-06 | マスメディア批評
怒る影にある男 2019-03-05 | 雑感
首を振って音を追う 2019-03-04 | 音
アンドレアス・プリヴィン追悼 2019-03-03 | 文化一般
肌理の粗いザラザラ感 2019-03-02 | 暦
ついて来れてますか? 2019-03-01 | 文化一般
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回線違いの速度違い

2019-03-31 | テクニック
高速新回線に移行した。作業時間は全部で一時間半ぐらいだったろうか。初めてだったISDNアダプターをシンクロさせるのに気を付けた。それ以前に前回はしくじったルーターの同調が気掛かりだった。前回は早めに設置したりしていて、おかしな信号が流れたのか、二週間ほどしてリセットするまではオンラインにならなかった。今回はその経験があるので恐る恐る作業が終わっていそう時刻になって作業を始めた。結局読み込むのにかなりの時間を要して10分以上掛かっていた。前回はそれが待てずにシャットアウトした可能性もある。

同じように時間を掛けるつもりのアダプターは作業手順を読み解くと、どんどん進んだ。電話が開通するまでこれも10分ほどだった。作業手順を定めて、ケーブルを接続してというのに時間が掛かり、更にオンラインしてから、PCで設定するのにまた時間が必要だった。

早速速度測定をしてみると、下りで9%、上りで20%も速度が上がっている。これは想定外だった。DLで速度が欲しいのは生放送ヴィデオ再生ぐらいだ。先ずそれには今晩にでもミュンヘンからの中継に使ってみよう。差が出るとは思わないが同じ料金で、同じ場所でも電話回線が新しいのだろうと思う。しかしアップロードとなると比較するまでのことは無いであろう。

ルーターのWLANセッティングは終えていない。今調べると予想通り新しいルーターの方が若干電波が弱そうだ。するとWLANでの使い方も限られる。ルーター自体は4Kまで使えるというので、転送速度は強化されているのか?

バーデンバーデンからお知らせが入っていた。なにかのお誘いかと思えば復活祭以降の余り券などの宣伝だった。なんだかんだしていて、突然ワイン祭りのことを思い出した。避難しなければいけない。日程を調べると、第二週目にチューリッヒでケント・ナガノがラヴェルのシェーラザードに続いてピンチャーの新曲世界初演とアイヴスの四番を振る。ナガノが出ることは知っていたがプログラムは気が付いていなかった。本当は別の二回の演奏会を狙っていた。こうなれば迷いはないが、残念ながら席がよくない。しかし毎年のことながら忘れてしまっているのだから仕方がない。一体誰が副指揮者を務めるかというとピンチャーではないのか。兎に角、通常料金であのホールで聞けるのだから文句は言えない。宿もシュヴァルツヴァルトに予約しておいた。一晩だけでも助かる。もう一週は他のところに行く。全七夜の二夜であるから大したことは無いかもしれないが、それでも気持ちが晴れる。今度こそ来年の準備もそろそろしておきたい。

ミュンヘンのオペルンフェストの売券状況覗いた。ほぼ予想通りの展開だった。意外だったのは楽劇「サロメ」で、やはりあれほど上演される手軽な楽劇だが、あまり人気もないことも窺い知れた。オペラ通で「サロメ」好きはそんなにいないと思う。何よりも短くて頼りない。幕間の楽しみもない。マルリス・ペーターセンも人気があると言ってもカウフマンなどとは全く異なる。それは嘗ての「ルル」の新制作の時にも実感した。期限が過ぎてからでも初日の結構いい席を分けて貰ったのだった。もちろん当時はまだキリル・ペトレンコがベルリンへ移るなどとは誰も期待してはいなかった。そして10月に残りの三回が上演される。するとあとは予想可能なのは9月の定期にペトレンコがマーラーの第六を振ることぐらいだろうか?



参照:
全然異なる脳を使う様 2019-03-29 | 生活
そのものと見かけの緊張 2018-06-19 | 女
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最初のうさぎちゃん

2019-03-30 | 雑感
バーデンバーデンで水曜日会見が開かれてた。メータがウイルソンとそこで会って打ち合わせするのは分かるが、急遽代入ったヤーゴ役のストヤノフまで顔を出しているので驚いた。ピアノ合わせはベルリンへ行ってからと理解しているが、役作りなどにバーデンバーデンへと先に出向いたのだろうか?指揮者は演出が分からないとはじめ難いだろが、舞台の様子まで分かれば尚良い。バーデンバーデンでメータがオペラ舞台を指揮するのは初めてだと思うが、長年の経験から何か出てくるだろうか。

兎に角、偶然が重なっての幸運だった。そもそもムーティが固辞しなければガティとはならず、病気前のメータが引き受けることはなかったのだ。そしてミュンヘンの前々任者の監督としてペトレンコ体制の復活祭へとも引き継がれることが間違いなくあるだろう。今回は三指揮者が勢揃いするとして記念碑的な復活祭となる。

新聞に先日のエディタ・グルべローヴァの引退興行について紹介されている。最後に演じたエリザベス女王役を始めたのが2004年1月23日からでそれまでのつまり夜の女王やツェリビネッタとして馴染んでいた聴衆を失望させることは無い成功をしたという。そして2006年に「ノルマ」となるが、既に世界は変わっていて、国立劇場ではなくスター劇場で演じられることになり、そしてそれまで重ねて録音をしてきたメディアも金が尽きた。要するに彼女自身が自己宣伝をして劇場に掛けあうことで公演にありつけたとなる。この経過はバッハラー時代になってから彼女自身が抗議をしていたことで周知の事実である。そして今回の引退興行へと辿り着いた。客観的にはそのような経過を辿る。

この年表からも分かるように私自身にとっては、ツェルビネッタのグルべローヴァであって、新聞が書くように1976年に大部屋歌手としてデビューして、スター歌手として契約に辿り着く1978年の大成功まで待たなければいけなかったようだ。カール・ベーム博士の「もしシュトラウスがこれを聞いたなら、コロラテューラの十分間の綱渡りの強力な王女様と言っただろう」とするように、歴史的な歌唱であった。彼女のそれを知っている者はエアーチェクで幾つかの録音を所持しているかもしれない。当時の既に大権威であったベーム博士顔負けの喝采と賛辞を受けた歌唱だった。あの歌唱を聴いたことがある者は恐らく今後ともあの役に関してはもはやなにも期待しなくなって当然である。

さて2020年のベルリナーフィルハーモニカーのツアー公演等の情報が刻々と入ってくる。先ず2月の国内お披露目ツアーでは、18、19、20日と連日ハノーヴァーからケルン、フランクフルトへと南下する。その次あり得るとするとシュトッツガルトからミュンヘンだろうか。スターターがブラームスの悲劇的序曲とストラヴィンスキーの三章の交響曲の二種類がある。

またアムステルダムのマーラーフェストに合わせた六番は4月6日にバーデンバーデン、5月10日ヴィーン、13日アムステルダムとなっていて、その前にベルリン以外ではどこで演奏されるか?こちらは明らかに欧州ツアーとなっている。つまりもう一つの四番のプログラムが5月6日ブタペスト、9日ヴィーン、11日アムステルダム、14日ブリュッセル。その間にプラハやワルシャワなどが入り、更に西欧のどこが加わるか?



参照:
愛と食と生と職の説法 2007-04-10 | 暦
復活祭の連休の束の間 2015-04-05 | 暦
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全然異なる脳を使う様

2019-03-29 | 生活
待ちで時間が空いた。急いで探し当てた、電話の差し込みとデジタル回線分岐気を接続するケーブルを探した。特殊な形状の差し込みでそれが無いと接続できない。週末以降必要なくなるものだが、出来れば電話差し込みを抜いて、新しいルーターを差し込むだけになるように施設準備を整えておきたかった。

週末回線が開通すると同時に接続して、設定をするのだが、その時に施設が終わっていないと落ち着いてソフトウェアーの仕事がままならない。全く個人的な問題なのだが、エンジニアーとか何とか技師とか、実験屋さんのような人は手を動かしながら科学する訳だが私には全く出来ない。どうも全然異なる脳を使うようで、そもそも不器用なところで何かを手で整えようとするとその他の脳が働かなくなる。だからハードウェアーを整えておかないとソフトの仕事が出来なくなるのだ。その間主要電話回線が不通となると落ち着かない。

不器用でも手作業するとなると集中してやる。先ず件ケーブルを前夜のズタ袋の中を探してみた。そして綺麗な未使用のそれらしきが目に入った。差し込んでみると完璧だった。そこから電話線を切り取って、昨夜探し出したターミナルに接続して、その分岐器の差し込みに電話線差し込みと特別のケーブルで結んだ。これでまた従来通りにISDNが使える。それも週末までである。これで一安心だ。郵便は来ていないがネットのログインは従来のままで出来るのだろう。それでも明日お知らせが来なければ、調べてみなければいけない。ネットは要らないのだが、電話が通じないと困る。

バーデンバーデンからメールが入った。新制作「オテロ」のキャスト変更についてだった。まさかデズデモーナ役のヨンチェヴァかとも思ったが、それではなかった。それでもイアーゴ役のルカ・サルシが練習のあるベルリンに向かう途中の肋骨を三本折ったとある。一体どういうことか?車の事故しか考えられない。それも大事故の部類だ。

ミュンヘンやらフランクフルトでも歌っている人のようだが、ネットで聞いてみるとどちらかというと軽い方のバリトンでイヤーゴには厳しいと思った。そして代演するのがブルガリア人のウラディミール・ストヤノフという人でそれ程出番は多くはないがこの役を得意としているようでその声は深い。演出にもよるだろうが、昨年ミュンヘンでジェラード・フィンレイの歌唱で聞いたので、技術よりも今度は声の力だけある人でもいいと思った。どちらかというと昔のギャウロフとかそちらの方の声を思い出す。顔つきも実年齢よりもどすが効いている。なによりもオテロ役のステユーワート・スケルトンのオテロが特に心配になる。どう考えても声も個性も弱い。兎に角二日も行くことになっているので何とかして欲しい。
Vladimir Stoyanov - Tribute

luca salsi Macbeth

Otello: "Quando narravi" (Yoncheva, Antonenko)




参照:
探し物は何ですか? 2019-03-28 | テクニック
興業師からのご挨拶 2018-12-21 | 文化一般
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探し物は何ですか?

2019-03-28 | テクニック
ルーターが届いた。これで新回線への切り替え準備は整った。ルーターもほとんど同じで、外見からは差異がよく分からない。製造元もハウウェーと思うが記載が無い。じっくり型番などを研究するしかない。先ずは、場所を確保して設置しておいた。土曜日に旧回線が止まると通常使う方の電話が通じなくなるからだ。

開通したところで直ぐにログインする。そのための番号などはまだ郵送されていない。昨年5月中旬に行った時は殆ど自動的に入れたので今回も問題ないであろう。しかしそもそも電話線が壁から直接出してあって通常の差し込みが無いことに気が付いた。昨年のもう一つの回線の時にfax用の差し込みを外して、回線合流した新回線のルーターに差し込むことになった。つまり壁に付けていた差し込みが余っている筈だが見つからない。シュレッターのごみ箱に長く入れておいた。

必要な時に見つからない典型である。あの手のプラスティックや金具がついているものはあまり捨てないのだが、もしかするととも思う。いい恰好をして潔く捨てると困ることもある。もう少し探して見つからなければ近所で探して購入するか、ネットで他のものと一緒に急いで送らせるかである。送らせた方が早いだろう。調べると5ユーロもしている。これはもう一度探してみよう。本当に捨ててしまったのだろうか?

そしてまた探し求めた。そしてもう一つのズダ袋に見つけた。それも三種類一緒にしてある。中々整理がいい。一種類は穴の中に差し込むタイプなので使えないが、一時的には接続しやすい。あと二つはまさに昨年まで使っていたテレフォン用とファックス用の差し込みであった。FFタイプ二口とNFNタイプ三口なので先ず間違いない。使えるのはFタイプである。これでハードウェア―は揃った。

バーデンバーデンからメールが入った。初日を迎えるべく、ベルリンで稽古が始まる。そこへの途上イアーゴ役のルカ・サルシが事故に遭って肋骨を三本折ったという。詳しくは知らないが、若い人がこけたぐらいでは折らないので、交通事故だろうか、それでも続けて舞台上演は叶わないと書いてある。当然であろう。歌えるとは思わない。痛々しいイヤーゴなど役に立たない。

そこで急遽代役に入るのがウラディミール・ストヤノフという人で、早速調べてみると寧ろ本来の歌手よりもよさそうなのだ。演出にもよるが少なくとも三人は聴かせないと話しにならないオペラである。ガッティでなくメータ指揮となるとキャリアにもなるだろう。何か今のところいい方へと進んでいるような気がするが、思い込みだろうか。ヴォデオでもメータはヨンチェヴァのことをよく言っていたので機嫌よくやるのではなかろうか。



参照:
WLAN構築準備開始 2018-05-01 | 生活
ラインガウワーの印象 2018-05-19 | ワイン
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真剣みが加わるお勉強

2019-03-27 | 文化一般
月曜日の買い物は上々に運んだ。先ずはルツェルンのティケット、そして夕刻には想定通り品切れになっていたアマゾンでのルーターが20時間ぶりに再度入荷していた。10ユーロほど安いか、5ユーロほどの差でも返品などもやりやすいのがいい。何よりも週末までに揃っていないと、メイン電話が掛からなくなる。これは困る。その電話機のアダプターもカールスルーへの四年前にメモリーを購入した専門店で扱っていて、殆ど最低料金で最長三日の間に届く。合わせて180ユーロとしないので、独テレコムから200ユーロ集金すれば十二分にもとが取れる。そもそも今回もIPアドレスを増やさずに電話回線をそこに移せば大分月毎の料金が節約できたのだが、敢えてしなかった。最低二年契約の終わりを待って考えるつもりだ。IPアドレスが二種類あることは電話にもネット環境にもやはり大きい。

そうこうしているうちにアダプターが発注したカールツルーへの業者から届いた。発注と同時に発送の準備をしていたようだから流石に早い。以前はアマゾンもそれぐらいだったが、ブラック企業労働で問題になってから叶わなくなった。勿論こうして市場競争力が明白に落ちて行く。支払いだけアマゾンペイを使ったので、結局ペイパルを潰しに来るのだろうか?

車中のラディオがEUのネット内の著作権保護に関する提案に激しい抗議が寄せられて、想定外のことになりそうだ。当然のことながら簡単にネット内のコピーなどを取り締まると検閲と変わらない。そもそもスクリーンショットなどグレーの範囲が広く、そもそもそうした二次利用のようなものを禁止すればリツイートなど存在しなくなる。個人的には自身のPCに落とされた情報は全て自己管理する原則を二十年以上採っているので、そもそもコピーされたくないならネットにアップしないことと言明して止まない。要するにネットビジネスなどは存在しなく、ネットのものは全て公共資産と疑わない。もしEUがここで急ぐようなことがあれば再び海賊党が割拠してくることは間違いない。

さて、四月の復活祭への準備が進む。週末にはベルリンで「オテロ」の稽古に入るようだ。そして夏時間へと変更される。私もヴェルディ作曲「死者のためのレクイエム」を始める。先ずは楽譜を落として、更に音盤のことも考える。参考にしたい音源は決まっていて、ジュリーニ指揮のフィルハーモニア管弦楽団演奏の録音である。先ず何よりも前回この曲を生で聴いたのがこのジュリーニ指揮のベルリナーフィルハーモニカーのフェストヴォッヘでの演奏会だった。記憶に鮮明に残っているのは、あのふにゃふにゃのカラヤンサウンドの管弦楽団がとても音楽的に構築的に鮮烈に鳴ったからであって、それは手元のこのEMI版でも到底適わない。

今回の指揮はムーティで、恐らくデビュー当時からジュリーニを手本にそのレパートリーなどを練っていて売り出したわけだが、こうして老匠となったナポリ出身の指揮者が到底南ティロル出身の指揮者に適わないことは明らかだ。またそれとは異なるエンターティメント性を勝ち得た訳だが、私にはどちらでもよいことである。だからジュリーニ指揮の録音を研究して、ベルリンでの記憶を蘇させるととても厳しい判断になるだろう。しかし恐らく今後それ程聴くことが出来ない指揮者の音楽であって心残すなく準備しておきたい。

また今回演奏されるシェーンベルクとチャイコフスキーのプログラムに三種類のつまり木曜日に続いて金曜日、土曜日の録音録画が流されている事が分かったことで、その三つを比較研究して問題提議をするという仕事が一つ増えた。勿論お遊びではなく大きな物議を醸すこととなるので、真面目に行わないといけない。お勉強に真剣みが加わる。



参照:
電話回線契約破棄の旨 2019-03-26 | 雑感
遥かなるフェアートレード 2015-06-28 | 雑感
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電話回線契約破棄の旨

2019-03-26 | 雑感
三月の初めに契約延長しない旨が独テレコムから示された。四週間の猶予期間を切られた。一年前にも同じ様な文章が来たが、今回は期日が切られていたので放ってはおけなかった。テレコムがIPテレフォンに転換する意志で従来のISDNデジタル回線を無くすことは分かっていたが、実際に電話機をも使っていて重宝していることから、一方ではもう一つの回線で高速回線に乗り換えたが一年間放置していたのである。より良い条件を得るためだ。実質的には180ユーロほどを返金してくれそうだが、確約はまだ無い。

先ずは一週間前になったので回線条件を変えるように申し込んだ。直ぐに返事があって、先方の予定通り三月一杯で、もう一つの回線で現在使っている速度になるようだ。つまり、IP電話回線になるが、そこからアダプターを繋ぐと今も重宝して使っているISDN電話機へが接続可能となる。アダプターが60ユーロ近くとなり、ルーターも新しくなる。ハウウェーの製品だろう。喜ばしいのは現在使っているものよりも新しいもので2018年末に出たものなので少なくとも二種類の異なるルーターを併用可能となる。室内の伝送距離が少しでも伸びていれば喜ばしい。階下から籠り部屋への伝送が良くなるからである。

ルーターはやはり120ユーロ見当なので、両方を合わせると、テレコムが返金してくれそうな180ユーロほどになる。得はしないが、まあまあ埋め合わせは可能だろう。これで従来の電話番号を三つそのまま使えることになる。一年前の状況とそれほど変わらないが、IP番号二種類と二種類のルーターをある程度の高速で使えるとなると使い勝手がよくなる。ルーターとアダプターを少しでも安く買えるか。

夏のルツェルンフェスティヴァルの券を追加購入した。サイモン・ラトル指揮ロンドンシムフォニーを初めて聞くことになる。近所でも公演しているが態々出かけるだけのプログラムも殆どなく、入場流も安くないので、これ以上にない機会だ。バーバラ・ハニンガムがアブラハムセンの曲を歌って、後半にメシアンの「彼方の閃光…」という大曲が演奏される。ジーメンス財団が後押ししているのでミュンヘンでもムジカヴィーヴァで5月2日に演奏するようだが、アダムスの「ハルモニーレーレ」などのアングロサクソンプログラムで、ガスタイクの会場なのでお話しにならない。それ以上に昨年のアンケートで奨励したこともありどうしても行かなければいけなかった。当然のことながら上のプログラムにおいてはこのシューボックス型のホールが最高とは言えず、寧ろエルブフィルハーモニーの方がよいのかもしれないが、中ホール使用ということでとても倍音が広がるのではなかろうか?

最高額券も120フランで、それを狙っていたが、私の狙っていた席は残念ながら80フランしかしなかった。更にそこから昨年購入した時に貰った金券60フランを使うと20フランしか払わないことになる。本当は上手側を狙っていたが流石に常連さんに取られていたようで、反対側に移った。声は少し聞き取りにくくなるかもしれないが、仕方がない。とても楽しみなコンサートである。

昨年は発売日の様子を見るだけだったので久しぶりにここの発券システムで一般発売初日を試した。年に一度二度の混雑でサーヴァーに負担が掛かって、準備はしていたが、ウェイティングナムバー500番台を貰い、20分以上待って、操作を間違って再び後ろに回り700番台、更に20分ほど掛かって購入した。想定していたようにあまり狙われる出し物ではなかったので、その間の変化は最小限だった。昨年もベルリナーフィルハーモニカ―などもここで好きな席を選んでと思ったが、やはり第九の方は全く選べなかったようだ。ここでもお任せにすれば直ぐに買えたようだがそれでは意味が無い、先ずは試してみたかった。

待ち番号からすればミュンヘンの劇場のそれほどではなく、コンサートの数も多いので、比較的買いやすいが、やはり30分ぐらいは時間が掛かる。なによりも席を選ぶということでは殆ど運に任せれるようなところがあってやはり意味が無い。今回はそこまで想定していた。兎に角、新会場になってから前の方に座るの初めてで出入り口すら知らない。先ずはそこの音響を確かめてみたい。平土間もスロープになっているので悪くは無いのだろうが、楽譜も手元にない大編成曲となると少し上から眺めないととてもではないが耳では情報を追えない。また前半に歌があるのであまり高くなると聞き取れなくなる。少しづつ会場に慣れてくるとバーデンバーデンと同じようにいい席が分かるようになるだろう。



参照:
独に拘るシューボックス 2019-01-17 | 文化一般
許容範囲だろうか 2018-12-13 | 文化一般
来夏の宿を予約する 2018-10-30 | 雑感
サイモン・ラトルの貢献 2018-09-27 | 文化一般
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NYからジーンズ到着

2019-03-25 | 雑感
またしても復活祭のティケットを購入してしまった。最早こうなるとバーデンバーデン復活祭依存症である。11枚を引き取りに行かなければいけない。前夜から気になっていた2020年復活祭の室内楽シリーズのキャスティングはサイトに見つかるかどうか調べると、そもそも催し物自体がプログラムには見つからなかった。隠している訳ではないだろうが、室内楽催し物自体は町の人や逗留者向けの所謂湯治場の催し物として始まったのだろうから、私自身一度も機会が無かった。しかし新支配人の企画ではそれを逸脱している。しかし中ホールで催される基本的にはベルリナーフィルハーモニカーにとっても内々の催し物であるには違いない。嘗てフォン・カラヤンがサンモリッツにフィルハーモニカーを毎夏呼んだように、バーデンバーデンはそのような位置になってきている。

結局自身が購入したのはプログラムサイトでなくて、購入してまた自身のログインをして現れるサイト内であった。そこからプログラムをスクロールしていくと最小限の情報だけで購入することになっている。つまりプリントでプログラムを入手しないと分からないことになっている。pdfのプログラムにも記載されていなかった。これはこれで中々細かなことをしている。

そうこうしているとなんとしまい込んであった今年の「オテロ」の安い席が再び登場した。まるでミュンヘンの劇場がやるように小まめに売っていくやり方で中々巧妙なところを見せている。これも新支配人の指示だろうか。すると我慢できない、メータ指揮の初日を購入した ― なんとそれも私の指定席が出ていて、スタムパ新支配人の部下が私の個人情報から誘き寄せたとしか思えない巧妙さだ。「オテロ」だけで二回行くことになる、ミュンヘンでは叶わないことだ。来週からベルリンに入って稽古をして、また一週間つまり四月第一週末辺りからバーデンバーデンへ移動して舞台プローベとなる。この点に関してはペトレンコ体制では準備を更に強化して欲しい。ムーティーが指揮を断ったのも少なくとも表向きはこの準備体制の不備とされているが、夏のザルツブルクでもそれ以上とは思わない。

兎に角、初日にも出かけることになったが、先ずは初日となると期待したいのはヨンチョヴァの歌である。あとは、恐らく会場に現れるだろうムーティ氏ともしかするとキリル・ペトレンコも一緒に来ているかもしれない。これは何とも言えないが、他日にしても一度は間違いなく会場に現れる筈だ。初日らしい雰囲気は期待される。

木曜日にジーンズが届いた。どうもドイツ国内の引受人が一度中継して配送したらしい。業者がニューヨークのブルックリンなのでどうなるかと思っていたが、Medインディゴとされる色で明るくはないが今までのものよりはるかにいい。但し表示には100%綿となっていたがストレッチ素材が入っていた。価格は65ユーロで割安だったので耐久性よりも夏に暑く感じなければ良しとしよう。そして製造がポーランドでなくてメキシコとなっているので欧州向けの製品ではないことも分かった。履き心地はどちらかというと素材を反映して始めはタイトな感じがするが、緩くなった時にどうなるかなどは試してみないと分からない。クライミング用のストレッチジーンズは愛用しているが、ストレッチの伸び方が大分異なる。

土曜日には最初はベルゲンからのウエルテルのライヴ映像を流していたが楽団と言い録音の録り方と言い先日のカールツルーへの程度と変わらなかった。要するにオペラ劇場の典型で、音が鳴ると雷鳴のように鳴ってなにがなんだかわからない。「オテロ」の冒頭のような場面がマスネーにあったとは思えないのだ。そこで教えて貰ったスュトッツガルトからのコルネリウス・マイスター指揮のヘンツェ作曲「プリンツフォンホムブルク」に切り替えた。こちらは結局録画してしまった。何よりも同じ州立であっても全く楽団の程度が違った。地元マイスター家の旗頭の指揮者であるが、SWRを振ったものや先日のメトでのドンジョヴァンニも耳にしていたが、これは少し良いと思った。丁度フランクフルトで聴いた三島の「夜の曳航」と同じでヘンツェの音楽が快く鳴る。これだけでもよかった。なるほどこの二つの歌劇場はミュンヘンやベルリン、ハムブルクなどと並んで年間ベストに輝くオペラ劇場である。長く足が遠のいているが、あの程度なら音楽的にも許容できるのだ。



参照:
三年振り新調のジーンズ [ 生活 ] / 2006-12-29
締まりの良いストレートな買物 2009-12-22 | 雑感
足を通してみてドキドキ 2013-03-12 | アウトドーア・環境
細身の四年ぶりのジーンズ 2017-04-23 | 生活
ジーンズを返品する訳 2019-01-31 | 生活
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祝祭劇場新プログラム

2019-03-24 | 雑感
ランニングシューズを下ろした。足入れが既に触れたようにストレッチになっていて締め付けられるので厳しかった。しかし、パン屋に行くのにも足元が弾んで、直ぐに小走りになる不思議な靴だ。山道では足が苦しかったが、その分足との一体感は見事だった。下りでも足が痛むので一度石に乗って足をくねりそうになった。なんとか堪えて無事下まで降りた。全く分からなかったが時計を見ると一年ぶりぐらいで20分を割っていたようだ。足元はそこが薄く感じるので覚束無く、下りも石の頭に乗らないように足元に注意する。それでもこの機動性は前回のものと全く異なる。前の靴は比較すれば戦車のようにドンドンと突き進むが、これは駆け足のようにして下りも進む。これでアルプスの厳しい道を行こうとは思わないが、通常の靴に比べればやはり違うのだろう。少なくともグリップは優れている。ストレッチ部分が伸びて形状記憶で足に馴染んだところでどれぐらい楽に走れるか?暫くまだ走るのが楽しみである。

バーデンバーデンから年間プログラムがやっと届いた。これで週末にどれぐらい売れるだろうか?手に取ってみると形も変えられていて、今までのネットショッピングのような形状から教則本のような所謂ソフトカヴァーのような形状に変わっている。重さなどは同じようだが、いくつも読ませる内容があった。既にこれだけで新支配人のコンセプトが出ていて、少なくとも前任時代よりも知的な雰囲気が出ている。

基本的にはホームページと同じだが、初めて目にするものの中に各パートナーの紹介でクレンツィスに始めて、ペトレンコとコレツニック、ラトル、ネルソンズに続いて最後にネゼセガンが紹介してある。そこに明確に書かれているのは、態々ニューヨークに行かないでも彼が常連であって、そして更に登場すると書いて、つまり沢山のプロジェクトが進んでいると明言している。これはネルソンズとの計画が不透明なのに対してとても大きな意味を持つ。今までのように室内管弦楽団とのオペラ以外にも何かをやるということだ。METの引っ越し公演でもあるのだろうか?フィラデルフィアも定期的に呼んで欲しい。とても楽しみだ。殆ど私の呟きをじっくり研究しているような企画ばかりである。何度も目にしていることは間違いないだろうが。

週末前にもう一枚ティケットを購入しておいた。所謂ベルリナーフィルハーモニカーの室内楽シリーズで、生憎パウの吹くトリオは日曜日なので聴けないが、危なっかしい四重奏曲全曲ツィクルスから最終回に出かける。理由は午前中のユーゲント管弦楽団演奏会の後「フィデリオ」最終日まで時間が余るからである。その直後の会の間に昼食を済まして、そのあとに出かけるところで、スタブラーヴァが第一、第二に新任のコンツェルトマイスターのポロネック、ヴィオラがグロース、チェロがシュヴァルケでイ長調132、その次に他の面子でヘ長調135である。まるでミュンヘンのフィデリオの挿入曲を思い出す。弦楽四重奏は管弦楽団の中で活動しているグループで半分ぐらい、残り半分は仲良し四重奏なのだろうが、これは可成り危ない企画でよくも楽団の方が受けたと思う。最初の管楽器の入るトリオとか五重奏などとは全く意味が異なる。

そして今回室内楽欄に名前が挙がっているために、出番が重ならないように「フィデリオ」には樫本とバルグレーが乗って、六番にはスタブラーヴァと分かる ― 推測である。室内楽に名前が出ていないのはデュフォー、マイヤー、フックス、オッテンザムマー、ダミアーノなどである。

つまり5日日曜日にデュフォーと恐らくマイヤーが乗り、翌月曜日の六番にケリー、ドール、ウィルス、火曜日の「フィデリオ」に、恐らく初日にもパウ、マイヤー、ダミーノらが乗ることになる。金曜日「ミサソレムニス」は全く分からない。

暇そうにこんなことを考えているものだと思うが、興行師と馬鹿にされてはいけないと引退する支配人がインタヴューに答えていて、幾つか興味深いことを話している。一つはアンサムブルモデルンの支配人の時に憧れのフランク・ザッパをニューヨークに訪ねて、その死の前にライヴ録音アルバム「イエローシャーク」が叶ったことも、ザッパがヴァーレーズ録音を購入したことからだとして、メーターとの繋がりを語っている。更にエルブフィルハーモニーを体験して、そのトヨダが自慢のコムピュータシミュレーションに足を取られてしまったのをみて、バーデンバーデンは幸運だったとしている。シューボックスとは言及していないが興行師としての嗅覚で我々と同じ結論に結びついているのかもしれない。こういう経験豊富な親仁を馬鹿にしてはいけない。



参照:
軽いトレイルランニング 2019-03-23 | アウトドーア・環境
テキサス親爺の来訪 2019-02-16 | 文化一般
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軽いトレイルランニング

2019-03-23 | アウトドーア・環境
発注していたトレイルランニングシューズが届いた。現用のものの紐が切れてから騙して使っていたが、締りが悪く、おかしな具合で駄目だった。新しい後継モデルを探すのに何日か掛かった。ライケル社を吸収したスイスのマムートがシューズを出すようになって初代からMTR201シリーズを使っていたが、その番号が消えていたので分かり難かった。似たその他のシリーズは私の使用目的には合わなかったから今回も慎重に見極めなければネットでは買えない。それでも繁華街に出かけて行って試すだけの根気も時間もない。そしてネットで探すのもとても億劫だった。

ネット情報を総合すると現用のMTR201IIMAXはSertig Advansed LOWとなって私がアルプスの雪の上で使う方へと特化して行っている。勿論現用のものも300g以上の重量で厚めの底であったので走るのはあまり楽ではなかった。しかしその傾向が強化されたということで、私も分化して使うことにした。中々マーケーティング上手だ。つまり先ずは200gへと軽量化された後継のSertig LOWを購入することにした。現在計画を入れていないアルプス行用はまた別に考えればいい。

そこで探すと男性向き2018年モデルが二色あった。グリーン系と赤系で、前者の方が人気がありそうで、安売りの後者のサイズ42を見つけた。送料込みで83ユーロである。軽量モデルであっても今まで購入した中で最も安い価格帯である。業者は最近馴染みのあるミュンヘン郊外の街所在で、顔が見えそうな業者なのでアマゾンペイで発注した。

日曜日に発注して火曜日にネットを見るとまだ何もしていないとある。理由は注文が重なって在庫が無くなっていると書いてある。あと数ユーロ余分に出せばアマゾンで総代理店から直接買えたことを知り後悔した。しかし水曜日には送ったと連絡が入った。実際届いてみるとその袋がクライミングシューズなどを発注しているアルゴイの馴染みの業者だ。どうも業務関係があるようだ。要するにバイエルンなんて狭い。馴染みの業者でも安売りで買えたならと思うが、案内が来ていても探していなかった。最新モデルにしては大体底値だと思うので構わないが、アルゴイではPCで宛先を入れると顧客名簿に気が付いたかも知れない。

届いてみるとなるほど底も薄目で軽い。足を入れてみると袋状になっていて、私の足のようなヴォリュームがあるときっちりと包まれる感じになる。足入れ感が若干地下足袋感覚であるが、一度使ってみないとその好悪など評価は出来ない。天気も良くなり先週末辺りからなアーモンドの花の並木になってきている。ばっちりとスピードを再び目指せるようになるだろうか?

SWRのサイトを見ていると古いインタヴュー記事が目についた。来年の「フィデリオ」でもマルツェリーナを歌うハンナミュラーが答えている。マンハイムの人で学校もマンハイムとあるが、年齢からすると見かけたことは無いと思う。ある程度スターになる人を輩出するのは大体十年に一度ぐらいではないのだろうか、まだその程度には至っていないが、その歌唱からするとブレークする可能性はあるだろう。また著名な女性と一緒にいるらしい。女性歌手の世界もズボン役などもあって明らかに同性愛者も多そうである。こんなことでも色々と情報を入れておくと街中でばったりとあった時などでも声をかけやすい。



参照:
待望のランニングシューズ 2017-03-22 | アウトドーア・環境
消えた踵のエラ張り 2014-01-31 | 雑感
新製品試着の歯痒い気持ち 2013-04-12 | アウトドーア・環境
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縦の線への疑心暗鬼

2019-03-22 | 文化一般
久しぶりのカールツルーへ州立劇場について纏めておこう。街自体は一時頻繁に出かけており、いつも通過するだけでもない、しかし街の中心まで入るのは久しぶりだった。僅か片道65㎞弱でドアツードア―でも45分程度だ。だから燃料費も往復しても10ユーロ少しで、駐車料金も17時から4ユーロと割安である。そして今回はミキサーの横の安い席を購入したので10ユーロだった。コーヒー一杯とプログラムを入れても30ユーロ掛からなかった。その程度の出費と時間ならなばもっと頻繁に行けるのだが、マンハイムの市立劇場よりも高品質の上演がなされていないとするとその価値は殆ど無い。

この劇場で有名な催し物はヘンデルフェストと呼ばれる比較的歴史のある催しだが、ヘンデルに関しては所謂小楽器ブーム以前から大劇場でも取り扱われていたこともあり、こうした保守的な劇場が催してもあまり関心を呼ばない。時々、話題になるので新聞評やプログラムなどを見るが態々出かけるだけのものはなかった。そして今回その座付管弦楽団を聞いて益々足が遠のきそうである。
DAS SCHLAUE FÜCHSLEIN - Trailer

現在監督は小沢の弟子とされるダスティン・ブラウンというケムブリッジ出身の指揮者がやっているが、二期以上に亘って長くやっていてあの音楽的な水準しか残していないので注目不必要な音楽家であることも確認できた。地元に住んでいる人ならばあれやこれやというのだろうが、我々となると一瞬で判断を下していかないと限が無い。要するに実際に聞かないでも見切りをつけるだけの予測の自信はある。勿論音楽監督自体が棒を振れば拍が決まっていただろうことは容易に想像可能であるが、管弦楽団の土台として全くなっていなかった。大野の頃の方が少しまだましだったかもしれないと考えてもおかしくはないであろう。そもそもあのポストに何年もいることが多くを語っている。
2017 Europe Tour Behind the Scenes Video 9, October 28, Luxembourg City, Luxembourg

さてその音楽的な出来の悪さは承知で出かけたのはアニメーションを観たかったからで、クリーヴランドで長く評判の良かったマルティメディアプロジェクトだった。欧州では一昨年ヴィーンの楽友協会で二三回放映されただけで、今回は二回目だと思う。その時の音楽はメスト指揮のクリーヴランド管弦楽団の演奏で、ルクセムブルクではコンツェルタント形式としてアニメーション無しに演奏された。最初のガイダンスでも話しがあったが、170のセクエンスが切られていて、そのインデックスで演奏の経過に合わせて、次のセクエンスへと切り替えられる。実際に冴えない棒とリズムで演奏されるので、若干繋ぎが唐突な感じがするとことも無くは無かったが、大きな事故も無かった。興味深いのは、年長者向きディズニーなどを印象させる縦のフィルムノイズ線を入れてあるとの説明だったが、これは鵜呑みに出来なかった。恐らくその動く線が無いと、カットの繋がりやスクリーン前との同調で目立ちやすい歌手が顔を出す窓の開閉などが目立ち易くなるのだと思う。この説明には疑心暗鬼した。
The Cleveland Orchestra "The Cunning Little Vixen" :30 spot (Edited by Miceli Productions)

Vixen Opera in Vienna

Cunning Little Vixen dragonfly

制作のユーヴァル・シャローンは昨年のバイロイトでローエングリンの演出者であったが、その制作の映像の制約から余り評価されていない。今回見た印象では、予想していたよりも上の疑心暗鬼を含めて、その演出自体は想像していたほどの価値が無かった。勿論ドイツ語に直してもちっとも聞こえてこない歌手やアンサムブルに大きな責任もあるが、どちらかと言えば演奏を邪魔しない程度のアニメーションであって、その映像表現には限界があった。二拍子系三拍子系の川の流れの動かし方や、前後左右上下への視点の動かし方などは悪くは無いのだが、あまりにも印象だけの表現でまともな構成的な意思は皆無だった。劇場の前にあるトロージャンの木馬の造形ではないが、それ以上の効果は無かった。少なくとも一度見れば十分で、今後とも想像力を働かしてあの映像が目の前に浮かんでくるかどうかは疑問だ。クリーヴランドの管弦楽団が最も聴衆の平均年齢が下がったと言っても、これらを見た子供たちが定期会員になっただけではなかったのか。兎に角、個人的には胸がすっきりしてよかった。

ネットで2020年5月ハンガリーでのベルリナーフィルハーモニカーの公演情報が流れてきた。調べてみるとフィッシャーがヴァークナーをやっている会場らしい。5月6日にマーラーの四番とリュッケルトリーダーをクールマンが歌う。更に調べると5月14日にブリュッセルで、その間の11日と13日がアムステルダムのマーラーフェストとなっている。通常はツアー前に本拠地で三日間の公演がある筈だ。この順番で行くと5月始めか?するとブタペストから直接ベルリンに戻ってくるとは思い難い。次に飛ぶところは、プラハかワルシャワだろうか?兎に角東欧ツアーとなっているのかもしれない。個人的に気になるのは、アムステルダム、ブルッセルと来て、もう一か所行かないかどうかである。更に足を進めるようだと、夏のツアーでは四番が外されるかもしれない。その場合は六番が難しい方のプログラムになるのもおかしい。2020/2021年オープニングが難しい曲となるのだろうか。

もう一つ気が付いたことがある。バーデンバーデンの「フィデリオ」はペトレンコの事務所というよりもミュンヘンのキャスティングと相似になっている。つまり、カムペとカウフマンが出ていないだけで、事実上はミュンヘンと話が付いているとなる。そこで興味が湧くのは、カムペ、カウフマンの「トリスタン」も話しが付いているとなれば、2021年はミュンヘンでなくバーデンバーデンでということも大いにあり得る。ミュンヘンのトリスタン演出は比較的新しいのも問題だった。バーデンバーデンでは2016年新演出だったが、これもラトルの快い了承が得られているとなると十分にあり得る。



参照:
新たな簡単な課題を試す 2017-10-21 | アウトドーア・環境
州立歌劇場でアニメ鑑賞 2019-01-29 | 文化一般
雲の上の世界の頂点 2019-03-21 | 文化一般
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雲の上の世界の頂点

2019-03-21 | 文化一般
昨年のヴィーンでの公演からクリーヴランド管弦楽団の実況録音放送を聞いた。ベートーヴェンプロである。他のことをしていて交響曲二番の頭を聞けなかったが、技術的にも全く良くなかった。会場に慣れていない訳ではないのは、そこでのマーラーの六番などの名演奏を知っているからで、なにをもたもたしているのか分からなかった。不思議に思ったのは本拠地での交響曲八番が名演奏でこんな筈はないと思ったからだ。

次の「田園」は、 それに関する監督インタヴューに続いて始まったがやはりどうも最後までおかしい。更にアンコール前に再びインタヴューでなぜレオノーレ三番を前でなくアンコールに持ってくるかの講釈があった。この件は「フィデリオ」上演にも係っているので今は深入りしない、しかしその演奏も大した演奏ではなかった。

詳しくは細かく調べてみなければならないが、少なくともこの「プロメテウス」というプロジェクトは欧州では通じないのでヴィーンと日本と本拠地でしか演奏されなかったのは十二分に理解できた。同じようなことを指揮者インタヴューで、つまり写実的でなくて詩的とか上手に表現しているのにも拘らず、ブロムシュテット指揮の先日放送された「田園」の演奏の方が遥かに良かった。それも技術的にも興味深い演奏をしていた。大変高アヴェレ-ジに様々なレパートリーをこなす指揮者ヴェルサーメストであるがこんなところに弱点を見せるとは思わなかった。

もう一つはっきりしたのは、フィラデルフィアとその弦楽陣だけをとっても、クリーヴランドは劣るということがはっきりした。今アメリカでもっとも聴衆が若いようだが、その背後事情はよく分からない。しかしどちらにしても世界の頂点で鎬を削る管弦楽団には違いないことを改めて思い出させてくれたのは、カールツルーへ訪問だった。

前回は日本の国立劇場監督大野が監督として振っていた時で、今回が二回目だと思う。生憎指揮は小澤の弟子の現音楽監督の英国人ではなくそのアシスタントのスイス人が振ったのは大ハンディーだが、そしてラトル指揮ベルリナーフィルハーモニカーが演奏してもしっくりいかない難しい曲であることは前提としても、このようなジンタのような座付楽団も久しぶりだった。音取りからして合っていないのだからもうどうしようもない。指揮者が素人でも合奏が悪いとか動機付けが出来ていない以前に、個々人の技術が低い。昨年暮れのマンハイムの座付も悪かったが、「マイスタージンガー」の楽曲に慣れていることもあるのかもしれないが、ここまでは酷くなかった。更に歌手陣も合唱団もマンハイムの方が流石に上だった。唯一ましに感じたのは少女合唱団だがそれでも技術的には知れている。

なるほど前回「利口な女狐」はクリーヴランド管弦楽団の恐らく歴代で最高の演奏を聞いていたのでその落差が大き過ぎる。世界の頂点と底辺の高度差がある。そして日本からここへ態々聞きに来る人がいるということで、日本のオペラのその水準が窺い知れるというものだ。三流から四流言いたい。二流には程遠い。これでも連邦共和国の指折りの州立劇場であり、下から一つ目か二つ目か知らないが、フランクフルト市立劇場よりも遥かに悪い。ハムブルクなどはここからは雲の上で全く見えない。ペトレンコ指揮のミュンヘンのオペラ劇場の水準に慣れて、久しくオペラ劇場の程度の低さを久し振りに味わった。とんでもない税金の浪費である。そんな予算があるなら同じ週内のバーデンバーデンに回せと言いたい。

二人の並んだ写真が飾ってあったが、よくもヴァルトラウト・マイヤーが先週末に歌ったが、それも「エレクトラ」などを芋のごった煮のような座付楽団と歌って恥ずかしくないのだろうかと思う。これならばマンハイムでレオノーレを歌ったカムペの方がまともに見える。



参照:
オペラとはこうしたもの 2018-11-12 | 文化一般
細い筆先のエアーポケット 2017-11-03 | 音
州立歌劇場でアニメ鑑賞 2019-01-29 | 文化一般
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作品中の人生即ち芸術

2019-03-20 | ワイン
2018年のノーべル賞授賞式のメニューが送り付けられた。何かなと思ったらぼくんちのワインではないかという日本からの問い合わせだった。その通りだった。その醸造所のワインを購入した。飲むためではなくて料理用にである。勿論同じリースリングでも年度も異なり、等級も異なる。授賞式晩餐会では「ルッパーツベルガーリースリングアウスレーゼ2014年」と書かれたものだったが、私が購入したのは一リッター瓶に入った「リースリング2018年辛口フラインツハイマー」、ここで気が付いた。フラインツハイムの農協産で件のルッパーツブルクのものではない。13.5%アルコールでお得だが糖を足してアルコール化している可能性が強い。それでやはり今年もノーべル賞を逃したかとなる。距離にして両方ともそれほど南北に変わらないが、地所は若干違う。兎に角、ノーべル賞の方の醸造所も農協産なので、私などがレストランにでも行かないと通常では口にすることが無い。スーパーで同じような価格で料理ワインが出るのを首を長くして待とう。ノミネートはされているのである。

ボンのヴァークナー博士の2020年以降の契約延長はどうも難しくなっている。経営以前にあまりにも客が入っていないとすると中々支援得られない。フェスティヴァルとはいってもあまり誰も来ないのでは意味が無い。前任者が2008/09年には座席占有率90%から92%に至ったのに対して2018年は70%と、連邦共和国平均伸びている中で低調だとされる。ボンのベートーヴェンザールの改築は不利だったが、レヴィットのピアノリサイタルなどもあまり人が入らない教会などでやる必要があったのかどうかも疑問である。また、2016年のペトレンコ指揮の演奏会のDWによって中継されたパブリックヴューイングももう一つ上手に利用出来なかったのかとも思う。70%の入り方をどう評価するかは議論があるが、そこまでの明白なコンセプトと訴えかけがあったかどうかは正直疑問である。

フランクフルターアルゲマイネ新聞は、博士が性犯罪者の元ミュンヘン音楽大学学長モイザーを起用するにあたって、「ベートーヴェンフェスティヴァルがただのイヴェントでは無く深いものである為には彼が欠かせない」と言及したことに触れて、まさしくその深くというのがロマン主義の立場であって、「人生即ち芸術」、「作品の中に人生」としてヴァークナー博士を美学的に攻撃出来るとしている。またもやここでも父親のヴィーラント・ヴァークナーの芸術とその政治的な姿勢などへの批判を思い起こさせるような状況になってきた。まさしくこれがヴァークナー家がどのように転んでも引き継ぐ黄金の呪いのようなものである。

バーデンバーデンの新しいプログラムはまだ冊子として手元に届いていない。これほど遅れたのは珍しいが、要するに今時は殆どいないとしても地元紙を購読しないか、ネットに入っていなければ未だに情報が得られなくて発注していないことになる。それでも「フィデリオ」初日の最上席は全て売り切れている。前日から30席ほど売れている。360ユーロであるから、遠くから訪れるような人には当然の如く飛びつく券かも知れない。今回の初日は若干特殊でペトレンコがベルリナーフィルハーモニカーを指揮して初めてのオペラということで専門家は譲れない。高価な席から売れていく様子で次に第二ランクが売り切れる勢いだ。やはり舞台もしっかり見届けなければいけないとすると近くでないと駄目だろうか。



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怖気づいた伊人の実力 2019-03-16 | 女
許容範囲だろうか 2018-12-13 | 文化一般
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鳥肌マッツァオもう一度

2019-03-19 | 文化一般
バーデンバーデンからのプログラムは届いていない。それでも朝から全部で一人分十枚のティケットを購入した。九枚が2020年復活祭で、一枚が一月のユジャワンとカプサンのデュオコンサート、全部で405ユーロである。今年ルツェルンの音楽祭に五枚ほどで500ユーロ以上払っているのとは半額以下である。ルツェルンが高価なのと、あそこのホールが高い席へと座らせる魅力があるからだ。それに比べるとバーデンバーデンの祝祭劇場はどうせ広いので音響は高価な席でもそんなに変わらない。視界が異なるだけである。それでも昨年の「パルシファル」のように鳥肌真っ青になるような音響に恍惚となる。それを思い出すだけで、ああ、となる。「フィデリオ」ではそのようにはならない筈だが、奈落からの序曲の最初の和音だけでも想像するとぞくぞくするがペーターセンの声を思うとフィデリオ序曲ではなく古い版を演奏するような気がする。レオノーレ一番は無いだろうが二番は演出のコンセプトによればとてもいいだろう。序曲の間に無言劇を始められる ― 序曲の後の拍手無しで進む。

「ミサソレムニス」もなぜかのちに発売となっていたが、間違っていたようで、後で確認すると購入できた。恐らくまた一番乗りだったろうか。これも楽器配置が分からないので、ミュンヘンでやったような近代的配置と見越して、つまり歌手陣は上手から歌うということで席を決めた。外れるかもしれないが、仕方がない。さもなくば真ん中の席で最前列となる。シェーンベルクと違ってそこまでというところである。因みに「フィデリオ」は一日だけバルコンの反対側にしてみた。

後のコンサートは同じようなところに座る。マーラーなどは精々声ぐらいであとはそれほど変わらない。勿論真ん中の方が視覚的にもバランスが良くて満足感は高い。最も研究したのはベナツェットホールでのユーゲント楽団の演奏会だ。これがオペラに続いて高価な席となった。会場が狭いことと、殆ど篤志家向きの演奏会のようなものである。しかしプログラムに載っていないマイヤーの名前が見えたので、運命以外にオーボエ協奏曲でも演奏するのだろうか。モーツァルトだろうか。

これも小さなホールで最前席に出ようかと思ったが、舞台の写真を見ると、平土間に折りたたみ椅子を置いただけなので舞台が高い。すると自分自身が齧り付きでお上りさんのようになる。しかし調べてみるとそんなによさげな席は無い。バルコンも中途半端な感じだ。というか齧り付き三列もバルコンも閉鎖している。結果全部で800人ぐらいの中ホール使用となっている。理由は分からないが、バルコンを使うと不都合なことがあるのか、齧り付きは余程音響が悪いのか?

中ホール使用ということでは、SWRもムジカエテルナも祝祭劇場では皆二千人以下使用となっていて、それが年間で五回ぐらいだから、全部売れても一万人を少し超えるぐらいである ― 第六回のマルティメディアものを見落としていた、最後だけが大ホール扱いだ。需要を大体それぐらいに見積もっている一方、メディアなどを使ってアドバルーン効果もある。特にバーデンバーデンはトルストイ時代からロシア人の湯治場で、昨年もアラブ人に続いて第二の宿泊数だったようだ。つまりエテルナは興業として都合がよい。ゲルゲーエフに飽きた人を呼び寄せる。それだけでなくバーデン・ヴュルテムベルクの人からもコメントがあった。そこにはペトレンコとの比較をしてあって、サクラではなくて熱心な人のようだが、そういう人も含めての需要である。結構なことである。そもそもはサロネン指揮のフィルハーモニアを念頭に置いていたが、サロネンの方にも変化があり、その市場を埋めるように更に安上りで湯治客にも適合するオファーが適っている。ロシアでは高額なので喜んでロシア人も訪れるだろう。

「フィデリオ」初日の一般売り開始時のスクリーンショットを掲示した。平土間にプレスやらパトロンの招待などが集まっているようだ。正面バルコンは普通に出ている。もし私がパトロンなら結局そのままになるが、金をいくら出しても実際に座りたい場所はパトロン席を除くと空いている。ロージェも人気があるが、どうみても最前列とか、視覚重視とかあまり通でないか賢そうでない人が先に購入しているようだ。ミュンヘンほどではないとしてもドイツ有数の金満家も少なくないが、パトロンにもお上りさん的な仲間も多いのだろう。ザルツブルクでパトロンになっていた時も結局は祝祭大劇場の天井桟敷ばかりを余分に購入していた私からすると、 やはりとても違和感が強い。



参照:
2019年復活祭の座席確保 2018-03-21 | 文化一般
復活祭音楽祭ペトレンコ登場 2016-03-19 | 雑感
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愛しい、我が音楽の故郷

2019-03-18 | 文化一般
ミュンヘンからの中継を見た。昨年と比較してそれほど会場には入っていなかったようだ。先に出ていた冊子で内容を知っていたからだろうか。期待された「トリスタン」もロシアオペラもない。がっかりした人もいるかもしれない。しかし、2021年にもプロジェクトがあると語っていた。通常は新制作オペラなのだが、そのような時間があるのだろうか?ベルリンに正式就任して二年目である。2020年秋は日本旅行だろうから全く時間が無いので、2021年夏のオペラフェスとなる。「トリスタン」なら客演指揮者でも仕上げられるということか?

既にその前の3月末から4月5日に掛けてバーデンバーデンで大きな作品を振っていて、4月に演奏会でそのあと5月中旬から7月に掛けてミュンヘンで新制作は可成りオペラ尽くしである。それがロシアオペラとなるとそれはそれで大変だろうが、七年間以上音楽監督で「マクベス夫人」しか新制作を残さないのも寂しい。後任がロシア人だからそうなったのではないと思うが、「トリスタン」以上に残念である。そうなると当然のことながら2020年に続き2021年ヴァルトビューネも客演指揮者となる。振らなくても構わないのだが、一体新任指揮者のベルリンでのお披露目はどうなるのか?

秋の新制作「死の街」初日の日程とその前のアカデミーコンツェルト10月3日までの「我が祖国」に挟まれた期間は六週間もなくて、10月にフィルハモニー定期を振れる時間は無いだろう。9月もオ-プニングに続いて芸術週間ということになる。12月にミュンヘンを終えてジルフェスタ―そして2020年2月に国内ツアーなのでそれ以前に定期でラフマニノフなど、3月にもう一度定期でマーラーの六番?、4月前半は復活祭、5月13日まではマーラーフェストとその前に定期で四番、その後ミュンヘンで「千人」、「ファルスタッフ」の準備、オープニング、ツアー。11月日本旅行?若しくは2021年。

するとベルリンのペトレンコ指揮の2019/2020年シーズンは、オープニング、ジルフェスタ―、2月定期、3月定期、4月復活祭、5月定期となる。「フィデリオ」、「ミサソレムニス」を入れて6種類の新たなプログラムで充分だろう。するとジルフェスタ―のプログラムだけが不明である。それが「ミサソレムニス」になる可能性がある。5月定期のプロは8月のツアーにも掛かるか。

そもそもこうした推測どころか情報さえもその時になれば流れるだけで何の意味もない。しかし本日の音楽監督ペトレンコの会場に向けての画面に向けてのお別れは感動的だった。「我が祖国」に因んでの話しだったが、「ミュンヘンの街の全ての、そして世界にまたとない聴衆の力を受けて、愛されて、その都度自信をもってやってこれた、愛しい故郷で、これを我が音楽の祖国と言わずにいられません。」、ざっとこのように要約できる。約束のように2020年のシーズンが終わったところで記者会見があると思うが、ミュンヘンの聴衆に向かって直接語り掛けるのはこれが最後だった。

コーミッシェオパーでも愛されていたと聞いているが、ミュンヘンの場合はそうした若干イデオロギー的なものとは異なる聴衆であり、必ずしも批判のブーイングが飛ぶわけではないが、オペラに関してはまたとない聴衆であることは間違いないだろう。ベルリンにも素晴らしい専門的な聴衆はいる訳だが、マスとしては決してミュンヘンにあるようなセンシティーヴな反応が無いことも分かっているのだろう。コンサートはオペラ以上に高度な批判が必要となるので、中々オペラのようにはならないということもあり得る。まさしく、あのような方法でのオペラ作りが受け入れられたというのが本人にとっての強い自信に繋がったということである。バーデンバーデンでは徹底的に従来のオペラの枠を突き破って指揮して欲しい。



参照:
音楽監督と至福の生物 2018-03-19 | 音
Ich war noch nie in Japan. Das ist.. 2017-04-03 | 暦
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