Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

年間20ユーロの倹約

2024-06-08 | 文化一般
ベットの中で燃料代を確認した。前日までの最低価格が出ていて、更に数キロ走ると1.67とここ暫くでは可也いい価格だと分かった。寝ていられず、走りに出かけることにした。週末は金曜日から交通閉鎖があるので、夕方に涼しくなって安くなったところで一走り序に給油というのは出来ない。すると早めに片付けておく方がいい。

なるほど日曜日の午前中の出発時の価格が安ければそれでも往路で入れれるのだが、それは不明であり、出かけからうろうろするよりもと決断した。さて4セント安ければ、50リットル入れれば2ユーロになる。そこで数キロ往復を計算すると10キロ余分に走るだけで1.67ユーロ消費するので差はなくなる。そうなると近場で給油して早めに走って身体を解しておいた方が良しと結論。

なんとか1.71で給油で86ユーロ。余分に入っていると思うので、これで往復は出来る筈だ。一泊55ユーロだが、夜食を持って行く。あとはエンジンオイルを200㏄ほど足しておけば戻って来れる。帰りの仏スーパー買い物の為にもアイスボックスは欠かせない。

夜食はまたまたジャガイモサラダとヴィーナーぐらいにしておいてもよい。冷やしたリースリングを一本もって行くか。

独放送楽団などの経費の記事を読んだ。一番の批判点はその経費に対して、貢献が出来ていないというものだ。先ず放送する材料にはもうならず、そうした公共音楽の放送時間も縮小されて、各地のARD公共放送局は月水土は持ち回りで同一放送を流す。自己制作のコンテンツがない限りそうなる。抑々新しい商業的に価値の無い作品などを演奏放送する文化事業であったのだが、その使命は20世紀のメディア産業盛んな頃に半減していて、現在は保守的なプログラムで通常の交響楽団などと変わらない興行的な演奏会を行っている。そのような演奏は実況録音や放送の価値など微塵もない。

そして、これらの文化活動に全聴視料の2.2%が費やされている。例えばそれをバイエルン知事の意見のように半減することで、年間で20ユーロ以上安くなる。抑々半分の交響楽団の存在意義などがなくなっているので決して非文化的な意見ではないだろう。

従来の伝統的な交響楽団や座付き楽団がある所では強豪ともなるのだが、そうして状況は都市部であってやはり地方によってはこうした啓蒙活動も重要となる。しかし、それを視聴料で賄うというのは筋違いであって、その存在がとても矛盾している。

独立した楽団で興行的にも成り立っていて、尚且つ世界的な名声と水準を誇っている楽団名が少なくない所での存在意義が問われ続けている。

日曜日に出かける楽団などは世界一規模の大きな現代音楽専門の管弦楽団であって、スポンサーの支援だけでなくて、支援者がしっかりいることが重要である。今迄エンゲル就任最初の演奏会と映画音楽初演と聴いたが、今回は首席指揮者就任初年度最後の指揮で歴史的演奏会場での定期演奏会に出かけることになる。決して安くはないのだが、日曜日に拘わらず結構入ると予想している。



参照:
存在意義の無い大管弦楽 2023-03-17 | 文化一般
とてもいい演奏会とは 2023-02-04 | 音
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