Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

新モデルの車を試乗

2024-01-11 | 雑感
新しいモデルを試乗してきた。ドイツのタクシーになる新Eクラスであるが、エンジンはハイブリッドで、上から二つ目である。そして四輪駆動で、前モデルでは後輪駆動のハイブリッドしか試せなかったので、初めての試乗である。

容積は大き過ぎも小さ過ぎもなく五人乗りで長旅も可能であるが、通常のトランクルームよりもバッテリーが乗っている分小さい。そして念願の空気羽根の車で、その昔はプルマンという最高級の6000㏄の車にしか使われていなかった。

この二つの特徴で、カーヴでの挙動や走り感もとても安定していて、更に全自動運転へと繋がる車線維持と前車を追従するシステムも夜間の高速走行を考えるとデジタルヘッドライト調整と合わせて、俄然早く走れると確信した。眠くなっても直ぐに修正してくれる。なによりも夜間の先の見えないカーヴもスピードを落とさず入っていけるからだ。

トヨタが成功して追いかけた形のメルセデスのハイブリッドも前モデルに比較すると遥かに優れていると感じた。充電と放電の切り替えは乗り心地では分からない。しかし、エンジン回転が上がる感じで、今回の試乗での一番の問題点だった。それでも静粛なガラス窓が入っていて、余計にエンジンの回転が気になるのかもしれない。この辺りは新聞等の試乗記などを読んでみたいところである。

更に空気羽根と組み合わされて最小回転のAクラス並みの小ささは直ぐに気がついた。駐車スペースでの取り扱いだけでなく、山の中の狭い道でもUターンできる可能性が広がる。兎に角、車格の割に路地にも入りやすく車幅感もとても掴みやすく取り扱いが容易である。

いつものようにダルムシュタットまでアウトバーンを飛ばしたが、直ぐに230km迄加速できたので、やはり早い。ブレーキの効きも調整可能なもので、それも前車追跡システムとの相性が重要になる。横から出てきた時の急ブレーキ時でも四輪駆動の恐らく空気羽根の安定感があって、車がつんのめって座席から物が飛ぶこともなく、左右にもあまり傾かない。やはり、四輪駆動と空気羽根の相性がいいのだろう。今乗っている車より明らかに優れているのでやっと購買意欲が湧いてきた。

今の廃車寸前の車の右前のタイヤが月曜日から空気が抜けていて、今日走る前にも酷くなっていた。マイスターに見せると空気が抜けるという事は替えなければいけないだろうということで、調べても釘などは刺さっておらず場所が特定されなかった。

替えのタイヤが無いことから、先ずは空気を入れて、抜けてきたところで、再び注入して新しいものを探すしかないだろうとなった。月曜日には間に合いそうにないとなれば、応急的に空気を入れ乍らルクセムブルク往復しかないかもしれない。

更に空気が抜けそうならば近所のタイヤ屋で早速取り替えさすしかない。フォイール自体に問題が無ければ、それだけで済む。嘗てフォイールを曲げて仕舞って大事故を起こしたことがあるので、その轍は踏めないが、今回は思い当たるのは雨水溝の浅いところで頭を擦ったぐらいなので、タイヤやフォイールを傷めた覚えはない。



参照:
自分自身に合わなければ 2021-10-22 | 雑感
警察を恐れていた理由 2019-10-26 | 生活

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