Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

フランス食生活の易さ

2024-06-16 | ワイン
週末の旅行の準備である。ミュンヘンのキャンセルもあり、ヴュルツブルクの試飲会のこともありなんの為に出かけるのか不明になって来て、極力出かける意欲が無くなった。予約など準備をしていなかったのならケルンに向かっていただろう。あとは車を傷めないように無事計画通り熟すのみである動機付けがないと往々にして事故を起こしそうだ。

なによりも気温が下がってヤル気が無くなった。仕方なくパンだけを購入しに行って、帰りに少し長い距離をゆっくりと走った。身体を疲れさせることで意欲を取り戻すぐらいでしかない。チャットパートナーも恐らく夏のセメスター期末の追い込みで、そっとしておいてあげたいので堪え時である。それにしても一年間あのような生活をしていて学業に励めるとすればそれはとても偉いと思う。楽器をやったり絵をかいたりと結構優雅なんだよね。金があると心強い。

先日帰路ではリレッテデュカロッテを購入した。誰も購入していなかたっと湖で頭からほじくって貰った。前回と異なるものを購入しようと思っていたのだが新規のものでつい購入したのだが、思っていたよりも味が肉肉せずにとても上品でよかった。

パン屋では、それを塗って、更に週末にピクニックのサンドイッチにする為にニンジンパンを購入した。実はスーパーのあるアルザスの街でネットで調べておいたパン屋に立ち寄ると恐らく閉店していた。ドイツでも厳しいパン屋でアルザスで上手く行く保証はない。スーパーがあるので客も奪われるのでもう一件でも活きていればいい方かもしれない。

サンドイッチ以外に先週の鶏のガラのスープがあるので味飯を炊こうと思う。そこに貝の出汁も混ぜると味が濃くなるだろう。二号ぐらい炊いてニンジンと玉葱だけでそれなりの味になるだろう。握り飯にすればピクニックに使える。

サンドイッチの為にハムを購入するのと運転時に齧り付くサラミ類ぐらいか。菜っ葉はフランスで購入したものがあるので、洗って、挟むようにしておくべきだろう。

パンを取りに行く序にボルダーに向かう案もあったのだが、身体が重くて元気が出なかった。仕方がないので帰路の以前走っていた森で長めのルートを走った。スピードは上がらないが、カロリーだけはそれなりに消耗した。これで身体が解れてくれると嬉しい。

フランスで購入したイガイ牡蠣を食した。フランスで購入するのは初めてだ。土曜日に入ったものだからその日に食さないといけないと言われた。それでもヌードルにするのも面倒で量も少なかったので簡単に火を通した。いつものオランダ産とは全く違う。何が違うかというと炒めると洗い方は変わらないのに直ぐに水気が飛んだ。すると玉葱やらワインの色が直ぐについてきて味が更に深まる。

オランダ産の安物は幾ら火を掛けても水が出てくる。産地の差というよりも処理が全く異なるのだろう。これならば一つ一つ摘まんでいってもとても味わいがあって美味い。価格はそんなに高くない。

それに合わせて買ったロワール産のソーヴィニオンブランも特別なピーマン味もなく食事にすっきりと合わせられた。7ユーロ程だったのでこれまた料理にどぶどぶと入れてなんら不満はなかった。アルコールの質もイタリア産の安ものなどよりも良かった。



参照:
ヴィガーニズムワインとは 2016-04-19 | ワイン
準備万端整えての前奏曲 2021-06-30 | 雑感

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