俗に「見ざる、言わざる、聞かざる」と呼ばれている「三猿」は、眠り猫とともに日光東照宮を代表する彫刻です。左甚五郎の手によるものと伝えられています。
「見ざる、言わざる、聞かざる」という語呂から、日本が三猿発祥の地と思われてる方も多いとは思いますが、3匹の猿というモチーフ自体は古代エジプトやアンコールワットにも見られるもので、シルクロードを伝わって中国を経由して日本に伝わったという見解もあるようです。
『論語』にも「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」(礼にあらざれば視るなかれ、礼にあらざれば聴くなかれ、礼にあらざれば言うなかれ、礼にあらざればおこなうなかれ)という一節もあります。
おそらくは、中国留学した修行僧が持ち帰った思想が日本で深化し、具現化していったものなのではないかと考えています。
ちなみに、タイでは三猿ではなく、四猿なるものもあるようで、股間を隠して「せざる」、また鼻を隠して「臭わざる」というモチーフもあるそうです。
「見ざる、言わざる、聞かざる」という語呂から、日本が三猿発祥の地と思われてる方も多いとは思いますが、3匹の猿というモチーフ自体は古代エジプトやアンコールワットにも見られるもので、シルクロードを伝わって中国を経由して日本に伝わったという見解もあるようです。
『論語』にも「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、 非礼勿動」(礼にあらざれば視るなかれ、礼にあらざれば聴くなかれ、礼にあらざれば言うなかれ、礼にあらざればおこなうなかれ)という一節もあります。
おそらくは、中国留学した修行僧が持ち帰った思想が日本で深化し、具現化していったものなのではないかと考えています。
ちなみに、タイでは三猿ではなく、四猿なるものもあるようで、股間を隠して「せざる」、また鼻を隠して「臭わざる」というモチーフもあるそうです。
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