名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

あいちトリエンナーレを巡って愛知県知事と名古屋市長が「ケンカ」

2020-08-03 10:50:53 | Weblog
2020.8.3(月)
 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で戦時中の慰安婦を象徴する少女像などの展示を巡って大村県知事と河村市長の亀裂は拡大するばかりである。
 昨年の8月1日に開幕した「あいちトリエンナーレ2019」の中に、慰安婦を象徴する少女像などに抗議して河村市長は「少女像の撤去または展示会の中止」を訴えた。知事は8月3日開催を中止したが、市長の抗議活動は「憲法21条で禁止された検閲ととられても仕方ない」として10月8日に再開したが、わずか6日後の19日に予定通り閉幕した。
 その後も県と市の対立はエスカレートし、今年3月27日、名古屋市は未払いのトリエンナーレ負担金を支払わないと県に通知した。これに対し実行委員会は5月21日、支払いを求めて名古屋市を提訴した。
 一方、市長は徹底的に争うとし、「大村知事の独断、独裁、暴力。これはひどすぎる。自分の金で大村トリエンナーレやりゃあええ」と発言した。
 さらに名古屋・大須の商店街で6月下旬、テレビで盛んに自分の医院の宣伝をしている高須克弥院長が進めるリコール運動の応援演説で、市長は「選挙で選ぶのと同じように、やめさせる権利もあるの。わかっとるー?」などと発言。これが大名古屋市のトップの言葉かと唖然とする。
 後房雄・愛知大教授は「河村さんの動機はひと騒ぎして注目されたいということだろう」(中日新聞記載)と指摘。
名古屋市の品位は落ちるばかり。市の幹部職員も「ついていけない」というのが本音という。こういう状態が続くと名古屋市民の常識も疑われてしまう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿