2021.2.25
2月16日付の当ブログで、知事リコールの無効について書いたが、今日の報道ではリコールの具体的な実態が明らかにされている。
リコール活動団体の事務局は昨年10月20日頃、リコールの署名簿に書き写すアルバイトを雇って作業を始めた。この偽造署名に支払われたアルバイトの給与は一千万円超に達した。
こうした偽造署名作成にかかわったとされる美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長と活動を支援した河村名古屋市長との間で責任のなすり合いが始まっている。
まず高須氏は、河村市長から「わしがリコール運動を成功させる。手伝ってくれるか」と頼まれ、「最初は応援団の積りだったが、他に誰もいないので僕が会長に就くことになってしまった」と語った、という。
「言った、言わない」はともかく、こうしたやりとりが記事になってしまった以上、真実は隠せない。
怪しげな知事リコール運動はとん挫した。ぼろを出したのは高須氏と河村市長である。名古屋市長選挙は四月に迫ってきている。河村市長は出馬の意思を明らかにしていないが、はたしてどうなるか。対抗馬が名乗り出ていないのが気になる。
2月16日付の当ブログで、知事リコールの無効について書いたが、今日の報道ではリコールの具体的な実態が明らかにされている。
リコール活動団体の事務局は昨年10月20日頃、リコールの署名簿に書き写すアルバイトを雇って作業を始めた。この偽造署名に支払われたアルバイトの給与は一千万円超に達した。
こうした偽造署名作成にかかわったとされる美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長と活動を支援した河村名古屋市長との間で責任のなすり合いが始まっている。
まず高須氏は、河村市長から「わしがリコール運動を成功させる。手伝ってくれるか」と頼まれ、「最初は応援団の積りだったが、他に誰もいないので僕が会長に就くことになってしまった」と語った、という。
「言った、言わない」はともかく、こうしたやりとりが記事になってしまった以上、真実は隠せない。
怪しげな知事リコール運動はとん挫した。ぼろを出したのは高須氏と河村市長である。名古屋市長選挙は四月に迫ってきている。河村市長は出馬の意思を明らかにしていないが、はたしてどうなるか。対抗馬が名乗り出ていないのが気になる。