2024.6.7(金)
今朝の中日新聞に「熱田空襲慰霊の地蔵」が撤去されることになった、との記事が載った。
太平洋戦争の末期、2千人強が犠牲になった「熱田空襲」の慰霊のため、愛知時計電機(名古屋市熱田区)敷地に設置された2体の地蔵のうち、歩道沿いの1体が7月に撤去される、という。転倒すると歩行者に危険がおよびかねず、長年供養してきた有志の高齢化も背景にあるという。戦争の記憶を継ぐ象徴が失われることに、住民の一部からは反対の声が上がっている。
同社北側にある地蔵はたか愛開発さ約3M で、歩道から約20センチの位置に立つ。納屋橋周辺の商店主でつくる任意団体によって置かれ、遺族らが毎年、空襲のあった6月9日に慰霊祭を開いてきた。
だが、地蔵を供養してきた法然寺(中川区)によると、メンバーの高齢化や納屋橋エリヤの再開発で活動を停止。最後の法要があった2021年では数えるほどだった、という。地元も撤去に同視し、
愛知時計電機は9日に最後の慰霊祭を開き、来月撤去を予定しているという。
一方で、一部の住民でつくる「熱田空襲移籍を守る有志の会」6月3日、同社と市に撤去中止と地蔵の改修などを求める申し入れをした。地元では、維持が難しいことも理解しつつ「移設や補強などの方法もある」と訴える。
「遺族の66年の思いは地蔵の場所が移っても変わることはない」と地元の石原さん(60)は言う。申し入れは受け入れるが、同社は『改めて検討するが、現段階では撤去する方針」と理解を求めている。
今朝の中日新聞に「熱田空襲慰霊の地蔵」が撤去されることになった、との記事が載った。
太平洋戦争の末期、2千人強が犠牲になった「熱田空襲」の慰霊のため、愛知時計電機(名古屋市熱田区)敷地に設置された2体の地蔵のうち、歩道沿いの1体が7月に撤去される、という。転倒すると歩行者に危険がおよびかねず、長年供養してきた有志の高齢化も背景にあるという。戦争の記憶を継ぐ象徴が失われることに、住民の一部からは反対の声が上がっている。
同社北側にある地蔵はたか愛開発さ約3M で、歩道から約20センチの位置に立つ。納屋橋周辺の商店主でつくる任意団体によって置かれ、遺族らが毎年、空襲のあった6月9日に慰霊祭を開いてきた。
だが、地蔵を供養してきた法然寺(中川区)によると、メンバーの高齢化や納屋橋エリヤの再開発で活動を停止。最後の法要があった2021年では数えるほどだった、という。地元も撤去に同視し、
愛知時計電機は9日に最後の慰霊祭を開き、来月撤去を予定しているという。
一方で、一部の住民でつくる「熱田空襲移籍を守る有志の会」6月3日、同社と市に撤去中止と地蔵の改修などを求める申し入れをした。地元では、維持が難しいことも理解しつつ「移設や補強などの方法もある」と訴える。
「遺族の66年の思いは地蔵の場所が移っても変わることはない」と地元の石原さん(60)は言う。申し入れは受け入れるが、同社は『改めて検討するが、現段階では撤去する方針」と理解を求めている。
戦争の悲惨を、いつまでも、どこまでも伝えていかなければ。今も、子どもが殺されてる。
耐えられません