名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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刈谷高校生の折り紙作品の展示会

2017-10-08 21:43:01 | Weblog
2017.10.8(日)
 NHKの朝のラジオ番組で午前5時から「マイあさラジオ」がある。今朝(8日)の午前5時17分頃から25分頃まで、刈谷市総合文化会館のホールで愛知県立刈谷東高校の折り紙部の生徒たちが作った作品の展示会が開かれていることを紹介していた。
 ラジオによると、京都の主な寺院や京都を題材とした風物、絵画などを極小の折り紙を使って作った立体物を展示しているという。例えば東寺の五重塔などは、実物30分の1の大きさの物を屋根瓦だけでも20,000羽を超える小さな折り鶴を使って、微細に見事に作ってあるという。
 これを聞いて、どうしても目にしたいという欲求が沸き上がり時間の余裕もあったので、連れ合いを誘って出かけた。幸い、刈谷は自宅から近く40分程度で行ける距離である。
 文化会館は刈谷駅のすぐ近くで、大きく立派な建物である。その玄関ホールの小さな一室で展示会は行われていた。
 その小さな部屋の中に、ぎっしりと折り紙による作品が展示されていた。テーマは「京都」というようである。なぜなら作品は全て京都に由来するものばかりであったからである。
 作品の主なものを紹介すると、寺院では「平等院鳳凰堂」「金閣寺」「銀閣寺」「東寺五重塔」「伏見稲荷大社」など。絵画では「二条城の鳳凰図」「天竜寺の飛龍」「妙心寺の竹虎図」
「大覚寺の紅梅図」など。景色では「嵐山の渡月橋」「舞子と大文字焼」「東福寺のもみじ」「雪の京都」「大原の彼岸花」などなどである。
 これらの作品はすべて折り紙で作られており、最も大きい東寺の五重塔は、高さ約3メートルもあろうか、また微細な鶴の折り紙はラジオでは屋根だけで2万個、全体では6万個といっていた記憶である。これらを1年がかりの作業でつくったという。出来ばえはどれも見事というほかなく、色とりどりの折り紙を使っているので神々しい輝きを放っていたといっても過言でない美しさである。これらを高校生たちが部活動として作成したいたのかと思うとただただ感嘆せずにはおれない。良い目の保養になった展覧会である。

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