名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

民主姫井議員のバカげた茶番劇

2008-08-30 06:59:58 | Weblog
2008.8.30
 渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子の三氏が民主党に離党届を出して、無所属の荒井広幸、松下新平両参院議員と新党結成を発表したのは2日前の28日のことだった。新党の名称も『改革クラブ』とし、結成届けも総務省に提出済みで、受理もされていた。
 ところが、こともあろうにこのうちの姫井由美子氏が離党を撤回、新党に加わらないことを表明したために参院議員5人による新党『改革クラブ』は一夜で頓挫してしまった。
 姫井氏は29日夕べ、民主党本部で記者会見し『参院改革の役に立つと思い参加を決めたが、自民党による民主党切り崩しの受け皿だったことが分かった。当初描いていた形と違った。軽率だった。心からお詫びしたい』と陳謝したそうである。
 あきれてものが言えないとはこのことだろう。軽率だったですむようなことではない。公職たる議員としての資質の問題である。
 姫井由美子氏(48)は2007年7月の参院選挙(岡山選挙区)で、当時自民党参院幹事長の片山虎之助氏を『姫の虎退治』をキャッチフレーズにして破り、大いに話題になった人である。またその後、民事訴訟問題や不倫問題などでもマスコミを賑わしていた。
 一方、頓挫してしまった『改革クラブ』は一応4人の議員で発足したようだが、『国会議員五人以上』とする政治資金規正法上の政党要件は満たさなくなった。そもそもこの『改革クラブ』は、メディアの見方では将来自民党へ合流するものだという。そんなところへの結成表明に加わった姫井氏の翻意を許すどころか、管直人代表代行ら幹部が離党を思いとどまるよう説得した結果の翻意だというからますますあきれる。これでは、姫井議員だけでなく、民主党そのものも見直されてしまう。
 本来ならば、除名処分をもって対処すべき事柄ではないのか。こういう時こそ毅然たる態度で臨むべきで、有権者の信頼を失った議員を助けようとして自らもおぼれてしまうことにならないことを祈るだけだ。

東海地域で記録的豪雨

2008-08-29 09:55:27 | Weblog
2008.8.29
 東海地方では昨夜の午前から深夜にかけて猛烈な豪雨に襲われた。各所で一時間に100ミリを超える短時間大雨を記録し、名古屋市や岡崎市、豊橋市などでは避難勧告が出た。2000年9月の東海豪雨を超える豪雨であった。
 岡崎市では、一時間に146ミリという観測史上最大となる猛烈な雨を観測したという。信じられない雨量である。これは岡崎の記録というより日本全国でもこれまでにない記録ではないかと思われる。岡崎市では、市内全戸に避難勧告を出したが、2階まで達する水につかった家の住人一人が死亡したと伝えている。
 名古屋市内でも多数の家屋浸水が出て、川沿いに住む人に避難勧告が出たという。
 この頃の雨は、突然局地的に大雨が降るのでゲリラ豪雨と呼ばれている。局地的にピンポイントで降る場合と昨夜のように愛知県全体が襲われることもある。それでも昨夜は日本全体で見れば愛知県がピンポイントとなった状態である。
 一般的に時間雨量50ミリを基本として排水対策が施されていることを考えると、100ミリを超えるような豪雨にはもうどうしようもないという感じである。最近では、100ミリ前後の雨がしばしば降る。何か自然の変化を感じざるを得ない。すぐに温暖化のせいと言いたくなるが果たしてどうなのか。
[追伸]
 カーラジオを聞いていたら、これまでの一時間雨量の最大値は153ミリで、今回の岡崎市の146ミリは七番目の記録だそうである。いつ、どこかは聞き損ねてしまった。もっとも8月の一時間雨量としては観測史上最高値だそうである。

アフガンでNGOの男性殺害される

2008-08-28 07:07:53 | Weblog
2008.8.28
 アフガニスタン東部で、非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が27日、拉致されていた現場に近い渓谷で遺体で発見された。遺体には脚などに数回銃撃を受けたあとがあったという。日本の援助関係者がアフガンで殺害されたのは始めてのことである。
 伊藤さんは2003年12月から、ジャララバードにあるペシャワール会の事務所を拠点に、農業指導のボランティア活動をしていたが、26日午前6時半(日本時間午前11時)ごろ、同会が進めていたかんがい施設を見に行く途中、武装した四人組に拉致されていた。
 タリバンのムジャヒド報道官は27日、遺体発見後に共同通信の電話取材に応じ『日本人を殺害した。すべての外国人がアフガンを出るまで殺し続ける』と述べたという。報道官はさらに「このNGOが住民の役に立っていたことは知っている。だが、住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだ』と主張。『日本のように部隊を駐留していない国の援助団体でも、われわれは殺害する』とも述べた。
 何の見返りも期待するのでもなく、アフガンの人たちのために献身的に尽くしてきた一人の青年の志が断たれた。本当に悲しい事件である。
 タリバンがどこまで関与したかは、まだ真相は明らかではなく、報道ではアフガンに跋扈する盗賊の仕業との声もあるそうである。一方で、タリバンはこうした事件を引き起こすことによって政情不安や治安の悪化を訴えて、カルザイ政権の『親米路線』を揺さぶろうとしているとも伝えている。
 日本のNGOの人たちはこれまでアフガンの人たちの対日感情の良さに支えられて活動を行なってきていたが、アフガン駐留多国籍軍とタリバン勢力との戦闘激化に伴って治安が悪化していること、また親米一辺倒の日本に対する対日感情の悪化についても認識が甘かったのではないか。
 ペシャワール会現地代表の中村哲医師は『これ以上の犠牲は許されない』と述べ、早ければ月内にも日本人全員を帰国させたいという。しかし、『彼の遺志のためにも事業はやめない』と決意を述べたそうであるが、素晴らしいことである。こうした人たちの活動が、アフガンの人たちの日本への信頼を高めているのであり、安心して援助活動ができるような環境をととのえることが日本政府の役割ではないのか。

ロシアが南オセチアの独立を承認

2008-08-27 08:00:46 | Weblog
2008.8.27
 ロシアとグルジアの戦闘に発展した南オセチア自治州に紛争をめぐり、ロシアのメドベージェフ大統領は26日、グルジアからの分離独立を求める南オセチア自治州と黒海沿岸のアブハジア自治共和国の独立を承認する大統領令に署名したとメディアは報じている。
 これに対して、グルジアとこれを支持する英米独仏や欧州安保協力機構(OSCE)は、グルジアの領土を侵すものと一斉に反発してロシアと欧米諸国との亀裂が決定的になった。
 今年の2月、コソボがセルビアから独立した時はロシアは反対し、欧州諸国や米国は独立を支持したものであるが、今回のグルジアにおける同じような問題に対しては、全く逆の対応である。一方が自治を尊重して独立を応援しようという姿勢があるわけではない。結局のところ、国の利害に基づくその場その場の対応をしているに過ぎない。しかも、冷戦時代と同じように米ソの対立につながっており、新たな冷戦の始まりを予感させる恐ろしさがある。
 あるメディアによると、メドベージェフ大統領は『新冷戦が始まることを求めないが、始まっても恐れることはない』と語っていると伝えている。
 プーチン首相も大統領の決定を支持しているそうだが、支持というよりプーチン首相の意向を大統領が受け止めて行ったという見方もあるようだ。
 米国のブッシュ大統領は、ロシアの軍事行動に対して強く批判していたが、これも天に向かってつばを吐くものである。
 東欧の一地方の出来事が大きな問題に発展しないことを祈るばかりである。

北京五輪日本の獲得メダル

2008-08-26 08:04:53 | Weblog
2008.8.26
 金9個 北島康介―競泳男子100m平泳ぎ、200m平泳ぎ
     内柴正人―柔道男子 66キロ級
     谷本歩実―柔道女子 63キロ級
     上野雅恵―柔道女子 70キロ級
     石井 慧―柔道男子100キロ級
     吉田沙保里―レスリング女子55キロ級
     伊調 馨―レスリング女子63キロ級
     ソフトボ―ル
 銀6個 太田雄貴―フェンシング男子フルーレ
     体操男子団体総合
     内村航平―体操男子個人総合
     塚田真希―柔道女子78キロ級
     伊調千春―レスリングフリー女子48キロ級
     松永共広―レスリングフリー男子55キロ級
 銅10個
     谷 亮子―柔道女子48キロ級
     中村美里―柔道女子52キロ級
     松田丈志―競泳男子200m背泳ぎ
     中村礼子―競泳女子200m背泳ぎ
     競泳男子400mメドレーリレー
     永井清史―自転車男子ケイリン
     浜口京子―レスリングフリー女子72キロ級
     湯元健一―レスリングフリー男子60キロ級
     鈴木絵美子・原田早穂―シンクロ・デュエット
     陸上男子400mリレー 

     中 国―金51、銀21、銅28 計100 
     米 国―金36、銀38、銅36 計110
     ロシア―金23、銀21、銅28 計72
     英 国―金19、銀13、銅15 計47
     ドイツ―金16、銀10、銅15 計41
     豪 州―金14、銀15、銅17 計46
     韓 国―金13、銀10、銅8  計31
     日 本―金9、銀6、銅10   計25
     イタリア―金8、銀10、銅10 計28
     フランス―金7、銀16、銅17 計40

処暑雑感

2008-08-24 09:31:16 | Weblog
2008.8.24
 昨日、8月23日は24節季の「処暑」であった。処暑は気温の高低を基準にした季節区分で、暑さがやんで朝夕次第に冷気が加わってくる目安の日である。
 昨日は、この処暑に合わせたようにこれまで続いていた猛暑から一転涼しい一日となり、気象台の発表では、名古屋の最高気温は24.1度という低さであった。
 暦上は、すでに8月7日に立秋の日を迎えていたが、それ以後もずっと35度を越える猛暑日が続いていた。お盆を境にやや下がって昨日は文字通りの処暑になった。もっとも日本海の低気圧に伴う前線が南下して昨日から今日にかけて強い雨をもたらしていることの影響もある。
 雨といえば、名古屋地域では久しぶりのまとまった雨である。これまで北日本や西日本では結構雨の情報が伝えられており、ところによっては局地的な豪雨に見舞われて小規模ながら浸水被害や死者さえ出たところもあった。名古屋を含めてこの地域にとっては恵みの雨といえるような気がする。
 23日といえば、秋田県大曲の花火が有名である。全国の花火師がその技術を競っているという点で見ごたえのある花火大会である。いつ頃からか、NHKのハイビジョンテレビで全時間ライブ放送をしてくれているので、、ここ毎年テレビではあるがあの華やかな花火を楽しんでいる。一度現地での迫力を楽しみたいと思っているが、なかなか実現しない。
 ちょうど今、北京オリンピックでの男子マラソンの中継を聞きながら書いているが、このオリンピックも今日が最終日である。最終にいたって、女子のソフトボールでは悲願の金メダルを獲得したが、金しか求めないと豪語していた硬式野球では、三位決定戦のアメリカの試合でも負けて銅もとれなかった。いろいろあったオリンピックであったが、とりあえず今晩の閉会式を楽しみにしている。

医療行為で逮捕された医師に無罪判決

2008-08-22 07:07:18 | Weblog
2008.8.22
 福島県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性(当時29歳)が手術中に死亡した事件で、業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医の加藤克彦被告(40)に、福島地裁は20日『標準的な医療措置で過失はなかった』として無罪判決を言い渡した。求刑は禁固1年、罰金十万円であった。
 故意や明白なミスでなく通常の医療行為で医師が逮捕、起訴されるという異例の事態に、医療界の猛反発を招き、全国的な産科医不足に拍車をかけることになったと言われる事件である。
 福島県の『大野病院医療事故調査委員会』が医療過誤を認める報告書を公表したことから、福島県警は2006年、子宮に癒着した胎盤をはがす『はく離』を無理に継続し大量出血で死亡させたとして、業務上過失致死などの疑いで加藤被告を逮捕した。これに対して、患者のために一生懸命治療行為をしている医師を逮捕するのは不当と医療界の反発だけでなく、産婦人科の休診が続くことに不安を抱く市民からもさまざまな意見が出たものであった。
 こうした医療事故による裁判は本当に難しい。公判の過程では、死亡した女性の遺族が『医師を許さない』などと陳述したりしたそうだが、肉親を失った遺族の感情としては理解できるし、一方で、医療の萎縮につながるとの医療界の反発も理解できる。医療行為のなかで、結果として死亡した責任を医師個人に負わせ、捜査機関が介入するというのはいかにも慎重さに欠けるものといわざるを得ない。
 お産も他の手術同様、100%安全ではなく、04~06年の年平均では55人の妊産婦が死亡しているという。
 日本産科婦人科科学会と日本産婦人科医会は連名で、『全国的な産婦人科医不足の問題に深く根ざしており、献身的に過重な負担に耐えてきた医師個人の責任を追及するにはそぐわない』という声明を出している。
 こうした事態のなかでも、遺族が強硬に医師の責任を求めているのは、医療機関の閉鎖性にあることも認めなければならない。真実を知りたいという遺族に対する医療機関の対応は、事実が明らかになることを隠そうとする姿勢に終始する傾向が強い。遺族は『現状では、警察が捜査しなければ、事実がうやむやになる場合がある』と懸念する。
 現在この事件を契機として、厚生労働省が中心となって、医療版の『医療安全調査委員会(仮称)』の設置が検討されているという。ただ、これも賛否両論あって、どう展開するかは予断できないらしい。しかし、医療事故が起きたとき、専門家の医師たちを中心にして原因究明をし、再発防止につなげることは是非とも必要ではないか。
 今回の無罪判決は妥当であるとの前提に立って、医療現場の環境改善と事故が起こったときの納得できる原因究明のシステムの確立が求められる。

北京五輪 100、200㍍でボルト選手2冠

2008-08-21 08:03:33 | Weblog
2008.8.21
 北京五輪もいよいよ大詰めに近づいてきた。
 第13日目の昨日(20日)、陸上の男子2百㍍決勝で、ウサイン・ボルト(21)=ジャマイカ=が19秒30の世界新記録で優勝し、9秒69の世界新で制した百㍍と合わせ、短距離二冠を達成した。同一大会での百㍍、二百㍍の両種目制覇は、男子では1984年ロスアンゼルス五輪のカール・ルイス(米国)以来、24年ぶりで9人目である。
 また、これまでの二百㍍の世界記録は、96年アトランタ五輪でマイケル・ジョンソン(米国)がマークした19秒32で、0秒02更新した。
 ジョンソンの記録は『百年破られない』と言われていたが、わずか12年で更新してしまった。
 短距離百㍍を制した者は世界最速の人と言われ、五輪の花でもある。ボルトはさらに二百㍍をも制した。北京五輪はボルトの短距離二冠達成の記念すべき場として記憶されることとなった。
 個人の記録という点では、米国のマイケル・フェルプス(23)は水泳で史上初の八冠を達成している。アテネでの金6個と合わせて合計14個の金を獲得したことになる。これも北京五輪の記憶として残るものである。
 閉幕まであと3日となった。

臨時国会の課題-給油新法改正案

2008-08-20 07:25:54 | Weblog
2008.8.20
 「テロ対策特別措置法」に変わって「給油新法」が参院で否決された後、衆院で再可決されてやっと成立したのは今年の1月11日のことであった(当ブログでは2008.1.11掲載)。
 この新法では、給油期間を1年と定めていたので来年1月には再び期限切れとなる。そこで政府は活動継続のための給油新法改正案を成立させるために、臨時国会の召集を9月中旬に開会すると決めた。
 ところで、この臨時国会をいつ開会するかでは、自民党と公明党の与党内でなかなか決着しなかった。福田首相はインド洋での給油活動が途切れないように、前回と同様、改正案の衆院再可決を念頭に早期開会(8月下旬)を主張したが、公明党は「衆院での再可決」という強硬手段は世論の支持を失うとしてそれを見込んだ国会運営に反対して、9月下旬を主張していた。結局、自民党は公明党の意向を受け入れる形でとりあえず9月中旬としたが、今度は民主党の代表選(21日投票)とバッティングすることになり、民主党の反発を受けてまだ迷走しそうである。
 さて自民党は、海上自衛隊による給油活動は諸外国が団結して行なっているテロによる海上阻止活動の不可欠な基盤であるとして、なんとしても給油を継続したい考えである。
 しかし、公明党だけでなく自民党の中からも継続見送り論が急速に強まっているという。そもそも給油の意義や国民の理解が活動開始当初よりも薄れてきているというのが理由である。また、これだけ原油が高騰しているなかで他国の艦船になぜタダで給油しなければならないのかといった批判も与党内に出始めているともいう。
 福田首相は、臨時国会の重要案件として①緊急経済対策②国際協力③消費者行政④その他の継続案件をあげて、給油新法改正案をその一つにあげているが、アメリカに気兼ねしてこんなことにこだわっていると、国民ばかりか衆院解散・選挙が気になる与党からも浮いて、裸の王様になりかねない。どのように進展するのか興味津々である。

63回目の終戦記念日

2008-08-15 10:02:40 | Weblog
2008.8.15
 8月15日、今日は戦争が終わって63回目の記念日である。戦後生まれが早くも63歳になる。戦争の記憶のあるものは、終戦時4~5歳として、現在では68歳前後である。何らかの形で軍隊経験のある人は、早や80歳に達する。戦争体験は風化しつつあると云われる所以である。
 若者が「日本も戦争をしたことがあるの。」「広島・長崎に原子爆弾が落とされたことなど知らなかった」などと知らないことを当たり前のように言うことに愕然とする。
 一方で、これまで口をつぐんでいた戦争体験者があちこちでその体験を語り始めてもいる。敵兵だけでなく一般市民をも手にかけてきたこと、戦友を見殺しにせざるを得なかったことなど罪の意識にさいなまれてきた人も、いま語らなければ悲惨な戦争の再来を防げないとの思いから、新聞、テレビ、雑誌などいろいろなメディアを通じて語られている。いま、語り継がねば世代から世代への平和のバトンが途絶えるとの思いが、何となくあった罪の意識を超えて語り始めたのであろう。
 「戦争と平和の資料館ピースあいち」でも、8月2日から15日まで、戦争体験を聞く会を催して11人の方々に語ってもらっている。夏休みとあって親子連れで、結構多くの人たちが聞きに来てくれている。
 日本の8月は、原爆と終戦という経験から戦争を考える月となっている。メディアもいろんな企画で戦争を考えさせてくれる。いいことである。世界の各地で紛争の絶えないなかで、日本が平和の象徴でありつづけられるよう祈りたい。
 さていつものことながら、今日8月15日に、わざわざ靖国神社に参拝する政治家はともかく、大臣までもが参拝に出かけるという。小泉元首相などお国のために殉じた人たちをお参りして何が悪いと、脳天気なことを言って今年も堂々と出かける。安倍前首相も現職から解放されて晴れて参拝するという。靖国を参拝することの意味を解しない政治家が余りに多すぎる。憲法の改正手続法が通ったり、自衛隊が海外にまで行くようになって平和が脅かされている8月15日でもある。