名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

三重県・片岡温泉アクアイグニスへ静養

2016-08-27 12:05:16 | Weblog
2016.8.27(土)
 25日から26日、87歳の姉の保養を兼ねて、三重県の片岡温泉に出かけた。片岡温泉というと耳慣れないが、近鉄湯の山温泉駅から徒歩7~8分の所に位置する、要するに「湯の山温泉域」にあるアクアイグニスという名称の温泉施設である。
 しゃれた建物で、料理も一流だとの連れ合いの触れ込みで、独居の姉の保養にと出かけたものである。ホテルの案内によると、アクアは水、イグニスは火を表し、アクアイグニスは大地で育まれた温泉、食材そして男女を表しているという。
 温泉の泉質はアルカリ性でほのかに硫黄臭とほどよいヌメリのある柔らかい湯である。加水、加温(44度)なしの源泉かけ流しと申し分ない。
 建物はすべて平屋建てで、エントランスロビーを抜けると温泉日帰り客の休憩室と宿泊室、内風呂のほか和食専用の食堂からなる本館と4棟の離れ屋、パンの製造直売所、創作ケーキやジャムの店、イタリアンレストラン、ホールなどの入った別棟、メロン狩りとイチゴ狩りのできるハウスなどからなっている。
 夕食と朝食は、「笠庵」と呼ばれるところで食した。ここは東京の渋谷区恵比寿に店舗を構える笠原 将弘シェフが監修する日本食のレストランで、その料理は独創的かつ本格的と言われており、その名のとおり、おいしい和食を堪能できた。
 ただ不満は部屋の狭さである。8畳の部屋に3人はいかにも狭い。これでも4人部屋となっている。姉と連れ合いからは、離れ屋の別棟にしてほしかったとさんざん言われる羽目になった。ちなみにそこは3倍の料金になる。
 翌日26日は、一つぐらい寄り道をしたいということで、観光チラシにあった菰野町大字竹成にある五百羅漢を訪れた。
 大日堂境内の高さ約7mの小山に、露座で行儀よく5百体の羅漢が並んでいる。竹成出身の照空上人が嘉永5(1852)年に発願し、桑名の名工・藤原長兵衛一門の手により、慶應2(1866)年に完成したと説明書きにある。
 頂上の大日如来と四方仏を中心に阿弥陀如来などの諸菩薩に、七福神、閻魔大王や羅漢像などが林立する姿は壮観である。明治の廃仏毀釈などで一部損なわれたが、現在469体が遺されている。
 よい見学ができた。ここをあとに岐路についたが、お昼には帰宅できた。

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