2013.8.31(土)
特別な津波や大雨がこれまでの「警報」発表基準をはるかに超える現象が予想される場合に気象庁が発表する「特別警報」の運用が30日午前零時から始まった。
特別警報の発表基準は「数十年に一度」の現象で、気象では大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪の6種類。気象以外では、予想高さ3メートル超の大津波、避難や避難準備が求められる噴火、震度6弱以上を予想した緊急地震速報-を特別警報に位置付ける。
気象庁が発表する情報が今後は「特別警報」「警報」「注意報」の三段階となる。
愛知県では1959年の伊勢湾台風、2000年の東海豪雨が「特別警報」の発表基準に該当するという。
気象庁は「特別警報が発表されない場合でも油断は禁物」として、「『特別警報』は災害が発生するかしないかを示す基準ではなく、災害の規模や影響がとても大きいと想定されるときに発表される。警報だといっても、災害が出ないということではない」と呼びかけている。
今回の措置は、東日本大震災などで、「警報」では危険性を伝えることができず、住民避難が遅れた反省が背景にあるというが、要するに今回のような大地震や大津波のことを忘れないことが一番大事である。
特別な津波や大雨がこれまでの「警報」発表基準をはるかに超える現象が予想される場合に気象庁が発表する「特別警報」の運用が30日午前零時から始まった。
特別警報の発表基準は「数十年に一度」の現象で、気象では大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪の6種類。気象以外では、予想高さ3メートル超の大津波、避難や避難準備が求められる噴火、震度6弱以上を予想した緊急地震速報-を特別警報に位置付ける。
気象庁が発表する情報が今後は「特別警報」「警報」「注意報」の三段階となる。
愛知県では1959年の伊勢湾台風、2000年の東海豪雨が「特別警報」の発表基準に該当するという。
気象庁は「特別警報が発表されない場合でも油断は禁物」として、「『特別警報』は災害が発生するかしないかを示す基準ではなく、災害の規模や影響がとても大きいと想定されるときに発表される。警報だといっても、災害が出ないということではない」と呼びかけている。
今回の措置は、東日本大震災などで、「警報」では危険性を伝えることができず、住民避難が遅れた反省が背景にあるというが、要するに今回のような大地震や大津波のことを忘れないことが一番大事である。