2009.8.31
一夜明けて今朝の新聞では、民主党がなんと308議席を獲得したと報じている。一党としては戦後最多の獲得だそうである。
一方自民党は181議席を減らして僅かに119議席、公明党も選挙区では全滅して10議席減の21議席にとどまった。
こうした予想もないではなかったが、まさかが本当になってしまったという感である。
民主党と協力した社民党は7、国民新党は3、日本新党は1で、与党勢力としては319議席である。総議席480の三分の二は320であるので、1議席足らない。これまでの自公政権が331議席あり、衆参のねじれ現象でも再議決で強行採決して乗り切ってきたという離れ業はできない。もっとも、参議院でも民主党などは過半数を占めているからそんな荒業は必要ないし、仮に来年の参院選で自民党が巻き返したとしても、民主党がそのような強攻策をとるようなことはないと信じたい。
その他、共産党が現状維持の9、みんなの党が1議席増の5、新党大地が1、無所属が6となって、これらの党がキャスティングボードを握る場合があるかもしれない。
主な大物落選者は、公明の太田代表と北側幹事長、元総理の海部俊樹氏、元自民党副総裁の山崎拓氏、国民新党の綿貫代表と亀井久興幹事長、元財務相の中川昭一氏、元防衛相の久間氏らである。
それにしてもこの結果で政権交代は実現した。アメリカのオバマ大統領ではないが、国民はとにかく変化を求めた。それも維新的変革である。
景気、年金・医療、小子・高齢対策、環境、外交・防衛など難問山積の中、民主党にとってはこれからがいばらの道である。バラマキとも思えるマニフェストで、本当に実行できるのか、国民を落胆させないで済むのか、攻撃は易いが、守りの難しさを味わうことになる。
民主党のお手並み拝見というところである。
一夜明けて今朝の新聞では、民主党がなんと308議席を獲得したと報じている。一党としては戦後最多の獲得だそうである。
一方自民党は181議席を減らして僅かに119議席、公明党も選挙区では全滅して10議席減の21議席にとどまった。
こうした予想もないではなかったが、まさかが本当になってしまったという感である。
民主党と協力した社民党は7、国民新党は3、日本新党は1で、与党勢力としては319議席である。総議席480の三分の二は320であるので、1議席足らない。これまでの自公政権が331議席あり、衆参のねじれ現象でも再議決で強行採決して乗り切ってきたという離れ業はできない。もっとも、参議院でも民主党などは過半数を占めているからそんな荒業は必要ないし、仮に来年の参院選で自民党が巻き返したとしても、民主党がそのような強攻策をとるようなことはないと信じたい。
その他、共産党が現状維持の9、みんなの党が1議席増の5、新党大地が1、無所属が6となって、これらの党がキャスティングボードを握る場合があるかもしれない。
主な大物落選者は、公明の太田代表と北側幹事長、元総理の海部俊樹氏、元自民党副総裁の山崎拓氏、国民新党の綿貫代表と亀井久興幹事長、元財務相の中川昭一氏、元防衛相の久間氏らである。
それにしてもこの結果で政権交代は実現した。アメリカのオバマ大統領ではないが、国民はとにかく変化を求めた。それも維新的変革である。
景気、年金・医療、小子・高齢対策、環境、外交・防衛など難問山積の中、民主党にとってはこれからがいばらの道である。バラマキとも思えるマニフェストで、本当に実行できるのか、国民を落胆させないで済むのか、攻撃は易いが、守りの難しさを味わうことになる。
民主党のお手並み拝見というところである。