名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

湯川さん殺害画像、ネットで公開

2015-01-27 22:03:28 | Weblog
2015.1.27(火) 
 イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんが湯川遥菜さんとみられる写真を持ち、「湯川さんが殺された」とする音声が付けられた画像が24日夜、インターネット上に投稿された。
 安倍首相は「信憑性は高いと言わざるを得ない」との認識を示した。
 「イスラム国」とみられるグループは後藤さん解放の条件として、2億ドルの要求は取り下げ、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求してきた。リシャウィ死刑囚は、2005年にヨルダンの首都アンマンで起きたホテル爆破テロ実行犯の一人。彼女は自爆テロに失敗して逮捕され、死刑の判決を受けていた。このテロで60人余の犠牲者が出ている。
 日本政府はリシャウィ死刑囚との身柄交換を求めている模様だが、ヨルダンとしては、ヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)を始め多数の自国民を拘束されており、日本側の要求に応ずることは簡単ではないとの見方が強い。
 しかしヨルダン側は26日、ヨルダン政府が仲介者を通じて過激派「イスラム国」に対し、リシャウィ死刑囚と交換する形で後藤健二さんとカサスベ中尉の二人の一括解放を求めているという。
 「イスラム国」によるとみられる後藤健二さんらの殺害警告映像の公開から、きょう(27日)で丸一週間経った。インターネット上では救出の署名活動に2万人以上が賛同するなど、国内外で連帯の動きが広がっているという。
 湯川さんはすでに殺害された可能性が高く、後藤さんが助かるかどうかは全く不明だ。それにしても人の命の重さをあらためて感じさせられる出来事である。

2014年、訪日外国人過去最高

2015-01-22 22:28:54 | Weblog
2015.1.22(木)
 政府観光局は20日、2014年に日本を訪れた外国人旅行者が推計1341万3600人だったと公表した。前年(2013年)を約300万人上回って過去最高となった。これは、円安や東南アジア各国の観光ビザ緩和、昨年10月に始まった消費税免税品目の対象拡大などが効果を発揮したものと思われる。2015年の1500万人超えが現実味を帯びてきた。
 特にアジアからの訪日客の伸びが著しいという。上位10位のうち、七つをアジアの国・地域が占めた。トップは台湾の283万人、次いで韓国の276万人、三位は中国の241万人、4位香港、5位アメリカと続く。
 大型クルーズ船に乗って来日し、消費税免税対象の食品や化粧品などを大量に買っていく様子がテレビで報道されている。また、訪日客が使ったお金は2兆3百5億円で過去最高になったと観光庁はみている。
 為替が対ドル70円台から120円前後まで下がったことが外国人の来日を増やし、百貨店など大型店の売上げ増につながった。 日本の商品の信頼がこうした外国人による好況を呼んでいる。
一方で、日本人の海外への旅行には円安が響いて苦戦となっているというから、日本の旅行社や航空会社は厳しい。
こうした状況も最近の世相を現わしているといえるのかもしれない。

「イスラム国」が日本人2人に身代金2億ドル要求

2015-01-21 18:17:49 | Weblog
2015.1.21(水)
 イスラム教スンニ派の過激組織「イスラム国」とみられるグループが20日、72時間以内に身代金2億ドル(約235億円)を支払わなければ、拘束している日本人二人を殺害すると脅すビデオ声明をインターネット上で発表したことが、メディアで大々的に報じられた。
 映像では全身黒ずくめで目出し帽をかぶった男がナイフを持ち、英語で「日本の首相へ。日本は『イスラム国』から8500キロも離れていながら、進んで十字軍に参加した」などと、安倍信三首相が17日のエジプトの演説で「イスラム国」対策で2億ドルの供与を表明したことを批判している。
 日本国民に対し「命を救うのに2億ドル支払うという賢明な判断をするよう政府に迫る時間が72時間ある。さもなければ、このナイフがおまえたちの悪夢となるだろう」と警告した(21日付中日新聞)。
 折りしも安倍首相は中東訪問中であり、首相は17日にエジプトで2億ドルの「イスラム国」対策支援を表明後、18日にイスラエルに入った。ビデオ声明を受けて安倍首相は、2億ドル支援は「避難民に食料や医療サービスを提供するための人道支援だ。しっかりと提供していく」と支援を継続する考えを示した。
 また安倍首相は人命第一に対応するよう指示するとともに、「人命を盾にとって脅迫することは許し難いテロ行為であり、憤りを覚える」と強く非難した。またあらゆる外交手段を駆使して、二人の日本人の救出に全力を尽くす、としている。
 それにしても、とうとう日本もテロ集団に標的の国となってしまった。安倍首相も、「テロには屈しない。国際社会は連帯してテロと戦う」と言っているが、このような事態を招いた要因をしっかりと検討、分析するべきである。テロ集団は「話し合って分かる」相手ではない。いつ、日本国内に忍び寄ってこないとも限らない。しっかりとした対応をしないとトンでもなことになることを肝に銘ずべきである。

養老公園・千歳楼に泊まる

2015-01-20 22:13:27 | Weblog
2015.1.20(火)
 連れ合いに養老公園内の老舗旅館「千歳楼」へ行こうと誘われて出かけた。
昨日の午後1時半ごろ出発して高速道路を走ったら、早くも3時には着いてしまった。天気はよいと思っていたが、宿に着きかけた頃から雨が降りだし、その日は外に出られないほどの激しい雨量になった。
 千歳楼は宿の若女将によると、18世紀半ば・宝暦年間に創業され、それが元正天皇後臨幸から一千年に当るところから「千歳楼」と命名されたという由緒ある旅館だという。庭園は京風の趣を備えて、楓、桜、松、さつき、つつじなどが配置され、春や秋にはさぞや風流さが際立つであろうと思われた。
 建物は明治13年、養老公園が造成された時、養老の滝から500メートルほど下がった景観のすぐれた丘に改築されたという。大正天皇が皇太子時代に行啓されて以降、有栖川宮、秩父宮、高松宮ら皇室の方々が来館され、広間には有栖川宮熾仁親王の額を始め著名人の額がいくつも掲げられている。
 客は最大でも6組までとのことであるが、平日のこの日は我々の外にもう一家族の二組だけであった。家族向きの風呂に家族単位で到着順に入るという感じで入浴した。温泉ではあるが、冷泉である。木造作りでこの時期寒いのが難点である。
 料理は懐石料理を一品一品運んできてくれる。メインは飛騨牛を和風に焼いたものでおいしい。朝食も品数が多く、堪能できた。
 今日は昨夜の雨がうそのように晴れて冬の青空がまぶしいくらいの朝である。宿から一キロほど上ったところにある養老の滝まで出かけた。小学校のとき、ここまで遠足で来たかすかな記憶がある。豊かな水量の滝が落ちてくる姿はその時と今も変わらないのであろう。
 ゆったりとした気持になって帰路についた。

阪神大震災20年

2015-01-17 17:42:20 | Weblog
2015.1.17(土)
 1995年1月17日、阪神大震災発生。あれから早くも20年の節目を迎えた。6434人が犠牲となり、未だに3人の行方が知れない。
 兵庫県などが主催する追悼式典には10年ぶりに天皇、皇后両陛下が出席された。発生時刻にあわせた「1.17の集い」には、1万4千人が集まり、1分間黙とうしたという。その会場には、約1万本の竹灯篭が並び、「1995・1・17」の文字が浮かび上がった。午後には東日本大震災の被災地への思いもこめて「3・11」の文字もともした。今年は初めて新成人の代表が挨拶に立ち「新しい神戸を築いていく」と抱負を述べた。
 20年前、阪神大震災での名古屋の揺れは震度3であったが、まだ床の中にあって感じた揺れは「強い」と感じるものであった。4年前の東日本大震災のときの揺れは強いものではなかったが、めまいのするような揺れを感じた。
 阪神での被災は、家屋の倒壊による死者を多数生んだが、東日本のそれは津波による死者を多数生んだ。テレビでは両者の当時の映像を流していたが、いずれも恐ろしい光景であったことをあらためて認識させられた。
 20年にも経たない短い期間に、日本の北と西で大きな震災に見舞われたが、いずれ遠からざる先に大きな震災が来るであろうと予測されている。
 そうしたことを思うにつけ、全国に点在する原発が再びメルトダウンするようなことがあったら日本の国土はどうなってしまうのか、今の為政者は気にもならず、心配もしないのであろうか。しかし政治の流れは、そもそもそんなことを気にすることは神経過敏であり、妄想だと一笑に付される雰囲気に満ち満ちている。


2015年度国家予算案決まる

2015-01-15 12:01:57 | Weblog
2015.1.15(木)
 政府は14日、2015年度の予算案を閣議決定した。一般会計の歳出額は96兆3420億円と対前年0.5%伸ばし過去最大を更新した。
 歳入では、税収が9%増の54兆5240億円となり、結果公債(借金)は36兆8630億円にとどまり、4兆3890億円減額することができた。
 歳出では、社会保障関係費が約1兆円増の31兆5297億円と歳出総額の32.7%を占める。しかし中でも防衛関係費が約5兆円と、過去最大の額を計上した。安倍政権の方向がよく見える。
 また安倍首相が強調している「地方創生」関連費は約3兆円を組み、人口減対策や地方の人材育成強化に取り組む姿勢を示した。
 新たな公債金は減額したものの、国債の発行残高は増え続けており、国と地方の債務残高は26兆円増の1千5兆円に膨らんでいる。
 企業の好業績によって税収が増加したが、厳しい財政状況にあることは変わりない。アベノミクスの効果がどこまで維持できるかがこの予算案の成否を決定する。安倍首相は、円安、株高でデフレ脱却の芽がでてきたと自賛しているが、実はアメリカの好況や原油の思わぬ低下に支えられているに過ぎず、いつ急変するか分からないのが経済である。合格点のもらえる予算であるかどうかはまだ分からない。

安倍首相の沖縄敵視

2015-01-12 14:48:16 | Weblog
2015.1.12(月)
 安倍首相は昨年の1月、名護市長選に負け、11月の知事選挙でも必勝を期した仲井真弘多氏が翁長雄志氏に大差で敗れ、さらには12月の衆院選では沖縄の四つある全選挙区で自民党候補が全敗するという惨めな結果を残した。
 これはもう米軍普天間飛行場の辺野古への移転を認めないという、沖縄県民の明確な意志の現れであることは疑う余地のないところである。こうした結果に対する最近の政府の態度をみると、安倍首相をはじめとする政府首脳は、沖縄に対して徹底的な嫌がらせを見せ付けている。
 まず、予算要望のため関係省庁を訪れた翁長知事に対して、閣僚らが会おうとしないというのである(わずかに山口俊一沖縄担当相だけは会ったそうだが)。この事態に沖縄新報は「主要選挙でことごとく破れ、翁長知事に強い姿勢を示す背景には、今後実施される首長選や参院選、県議選を見据え、業界団体に政府・与党の“力”を誇示する意味合いが透けて見える」と指摘している。
 また、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は「翁長氏を冷遇することは沖縄県民を冷遇するという意味を持つ。安倍政権と自民党に対する沖縄県民世論は一層硬化する。(中略)その結果、参院選、県議選などで、自民党はますます厳しい状況に追い込まれることになる。それとともに沖縄では自己決定権の確率に向けて動きが一層強まる。」と書いている。
 安倍氏の沖縄イジメはこれだけではない。2015年度の沖縄振興予算を減額する方針を打ち出し、今年度の3501億円から1割前後減らすというのだ。
 しかし一方で、名護市辺野古への新基地建設費には14年度の740億円に続いて、15年度には1000億円以上を計上する方針だという。
 これほどの民意無視の政権は、自民党といえども戦後ではなかったことである。
 また今朝の報道によると、沖縄防衛局は新基地建設に向けて辺野古埋め立て工事を再開するため、10日夜から11日未明にかけて、コンクリートミキサー車など工事資材を米軍基地のキャンプシュワブに搬入したと報じている。
 安倍首相は口では国民の意思を尊重するようなことを言っているが、沖縄県民に対しては敵意丸出しと言ってよい。
 佐藤優氏は、先述のように「沖縄では自己決定権の確率の動きが強まる」と言っているが、沖縄の人たちはもうこんな首相など無視して、本土から独立すべきだ。
 先に、英国のスコットランドで独立騒ぎがあったが、沖縄の人たちへの政府によるこれほどの屈辱を受けてもう黙っている筋合いはない。そうして基地のない国土を自分たちで決定したらよい。
 こんなことにならないためにも政府は、沖縄の民意は沖縄から米軍基地を減らすことであるという立場に立って、アメリカ政府と交渉することが喫緊の課題である、との認識にたたなければならない。それが安倍さんがよく言っている民主主義というものだ。

パリの新聞社襲撃され12人死亡

2015-01-09 21:54:34 | Weblog
2015.1.9(金)
 フランスの風刺週刊誌「シャルリエブド」を発行するパリの新聞社に7日正午頃、覆面の男二人が押し入り、銃を乱射して警察官二人と編集長、風刺画家ら計12人を殺害するという世界を震撼させる事件が発生した。
 その後の経過で、仏捜査当局は容疑者3人の身元を特定したとしていたが、そのうちの一人が7日夜、警察に出頭し、身柄を拘束したと伝えられた。残る二人は、仏国籍でパリ出身のアルジェリア系の兄弟で、34歳のサイド・クアシ、32歳のシェリフ・クアシという。銃撃の際、彼らは「アラーは偉大なり」「われわれは預言者ムハンマドのために復讐した」と叫んでいたという。
 襲われた新聞社は、これまでもしばしばイスラム教の風刺画を掲載し、過去にはイスラム教団体から反発を受けていたと。オランド大統領は事件をテロと非難し、パリの厳戒レベルを最高度に引き上げる厳戒態勢を敷いている
 フランスにはじん香の約7%に当たる約500万人のイスラム教徒が暮らしており、近年、「イスラム国」に感化され、シリアに向かう若者らが増加。これまでに約1200人がシリアに渡ったとされるという。
 容疑者とされる二人は氏名も顔写真も公表されているが、まだ逮捕さていない。この二人らしき人物と別のところで銃撃戦があったとも伝えている。
 この事件に対して、世界は大きな反応を示している。各国の首脳は、言論への挑戦として厳しく断罪している。
 狙われた週刊誌は反権力と過激な社会風刺が売り物だそうだが、風刺の対象はイスラム教だけではない。タブー視される問題も取り上げたびたび物議をかもしてきたそうだが、これぞジャーナリズムなのかもしれない。時の権力にオベッカを使っているような日本の一部の週刊誌は見習わなければならない。
 いずれにしろ、こういうテロには断固として戦うことに異論はない。

箱根駅伝・青山学院大が驚異的な記録で初優勝

2015-01-04 10:14:53 | Weblog
2015.1.3(土)
 第91回箱根駅伝は2日、往路5区間(東京・大手町~神奈川・箱根町、107・5キロ)を21チームが参加して行われ、青山学院大が5時間23分58秒で初の往路優勝を果たした。
 青山学院大は1区で久保田(3年)がトップの駒大と1秒差の2位の力走を見せると、2、3区は3位と上位をキープ。4区では1年生の田村が、11年に西村知修(帝京大)がつくった54分34秒の区間記録を上回る54分28秒の快走で区間新記録を打ち立て、2位に再浮上した。46秒差でたすきを受けた5区の神野(3年)は箱根の山上りで12年の東洋大・柏原を上回るハイペースな走りを披露し、10・4キロ地点で駒大を抜くと、そのままトップを守ってゴール。柏原の参考記録(12年、1時間16分39秒)を超える1時間16分15秒で3代目“山の神”を襲名し、チームを往路優勝に導いた。
 “山の神野”が山上りの5区に降臨した。1区から上位でたすきをつないだ青学大は、5区初挑戦の神野大地(3年)が10キロすぎに駒大を逆転しトップに立った。コース変更で20メートル長くなった区間で山の神と呼ばれた柏原竜二(現富士通)の区間記録を上回る1時間16分15秒をマーク。2位の明大に約5分の大差をつけ往路初優勝に導き、初の総合優勝も射程に捉えた。

 復路は3日、箱根・芦ノ湖から東京・大手町の読売新聞社前までの5区間109.6キロで行われ、青山学院大が10時間49分27秒(記録は速報タイム)で史上16校目となる初優勝を飾った。 10時間50分を切る同タイムは2012年の88回大会に東洋大が出した10時間51分36秒を上回る記録。
 往路で2位の明治大と4分59秒差をつけてスタートした青山学院大は、6区の村井駿(3年)が5分42秒、7区の小椋裕介(3年)が8分21秒、8区の高橋宗司(4年)が8分35秒と順調に2位との差を広げレース序盤から独走。9区では主将・藤川拓也が区間記録に迫る1時間8分4秒の快走をみせ9分56秒と大差をつけた。2年生でアンカーを任された安藤悠哉は、勢い衰えることなくフィニッシュテープを切った。青山学院大は最後までトップを譲ることなく、出場20回目で悲願の初優勝を成し遂げた。
2位以下は次の通り。
 2位 駒沢大 3位 東洋大 4位 明治大 5位 早稲田大 
 6位 東海大 7位 城西大 8位 中央学院大 9位 山梨学院大
 10位 大東文化大
                                       以上 ネットニュースより


カウントダウンコンサートで2015年を迎える

2015-01-01 15:08:31 | Weblog
2015.1.1(木)
 昨年、一昨年とも大津の琵琶湖ホールで行われたジルベスター&ニューイヤーコンサートで新年を迎えたが、2015年の幕開けは市内の熱田文化小劇場で開催されている同様のコンサートで迎えた。
 名古屋市内には原則各区に文化小劇場があるが、年末にこうした演奏会を催しているのは熱田区だけである。この劇場のすぐ隣に熱田神宮があり、ニューイヤーコンサートの余韻に浸りながら初詣に出かけるのに丁度良いというものである。5年前に始めたが、毎年続いているという。
 出演は、名古屋フィルハーモニー交響楽団とセントラル愛知交響楽団からのセレクトメンバー26人から成るとしており、指揮は名フィルの井上京氏が振った。曲目の中にアリアもあり、ソプラノの二宮咲子さん、テノールの宮崎智永さんも加わった。
 第一部・ジルベスターコンサートの方は午後11時に始まり、まずモーツアルトの交響曲39番(第3楽章)が演奏され、プッチーニの「蝶々夫人」から“ある晴れた日に”、「トゥーランドット」から“誰も寝てはならぬ”、エルガーの「愛の挨拶」などが演奏された。
 そして、いよいよニューイヤーに向けてカウントダウンが行われ、2014~2015年へまたぐ瞬間、全員に配られたクラッカーを鳴らして新たな年明けを祝った。これはこれで気持ちよいものである。
 第二部・ニューイヤーコンサートの方は、トリッチ・トラッチ・ポルカで始まり、ワルツ「ウィーン気質」、レハールの「メリーウィドウ」から有名な“ヴィリアの歌”同じくレハールの「微笑みの国」から“君こそ我が心のすべて”と続き、ワルツ「芸術家の生涯」を経て最後に「メリーウィドウ」から“二重唱”で華々しくフィナーレとなった。アンコール曲はもちろん「あのラデッキー行進曲」が奏され、新年の午前1時に幕を閉じた。
 新年の深夜は雪が舞うという身にこたえる寒さと、また熱田神宮では参詣者が延々とつながっている状態に圧倒され、この日の初詣はあきらめて帰宅した。
 なお、元日の初日の出は、雪交じりの雨模様で見ることができなかった。