名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

本年の流行語大賞は「そだねー」

2018-12-04 08:58:37 | Weblog
2018.12.4(火)
 今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選2018ユーキャン新語・流行語大賞」が昨日(3日kg.発表された。
 大賞には、平昌冬季五輪のカーリング女子代表チームが試合中に使った「そだねー」が選ばれた。
 そのほかのトップテンには
〇「(大迫)半端ないって」 サッカーW杯ロシア大会で活躍した大迫勇也選手を称賛
〇「スーパーボランティア 山口県で行方不明の男児を発見した尾畑春夫さん
〇「#MeToo」 セクハラ被害で当事者が声を上げた言葉
〇「eスポーツ」 コンピューターゲームの腕前を競う
〇「災害級の暑さ」今夏の異常気象を象徴
〇「奈良判定」ボクシング界の闇をあらわにした 
〇「おっさんずラブ」 〇「ご飯論法」 〇「ボーっと生きてんじゃねーよ」

昨年の大賞が「インスタ映え」と「忖度」でその年の空気をよく表していたが、
今年の「そだねー」は何かもの足らない。カーリングの選手たちが「そだねー、
そだねー」と繰り返していたことが印象に残ったということらしいが、中身がな
いと思うのは筆者のひがみか。

秋篠宮、大嘗祭の国費に異論で波紋

2018-12-01 10:19:24 | Weblog
2018.12.1(土)
 昨日(11月30日)、53歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さまが妻の紀子さまとともに記者会見に臨み、皇太子さまが新天皇に即位後の来年11月に行う宮中祭祀の「大嘗祭」について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と疑問を呈し、皇室の私的費用の「内定費」で対応すべきだとの考えを示された。
 政府は公費の「宮廷費」から支出する方針を決めており、皇族が公の場で、政府方針に異を唱えたのは異例と話題を呼んでいる。
 大嘗祭とは、天皇が即位後初めて迎える新嘗祭(にいなめさい)のことで、皇位継承に伴い最も重要な宮中祭祀。新穀を天照大神や祖先に供え、天皇自らも食して五穀豊穣をと国の平安を願う。平成の大嘗祭は1990年11月22日に行われ、皇居・東御苑に儀式を行う「大嘗宮」を建築。経費総額は25億6000万円で、宮廷費から支出した。このことで憲法の政教分離規定に違反するとして各地で訴訟が起きたが、いずれも原告が敗訴した。
 今年度の皇室関連予算は
  内定費    3億2400万円 天皇家、皇太子家の生活費や宮中祭祀などの費用
  皇族費    3億⑥400万円 宮家の皇族が品位を保持するために使用
  宮廷費   92億円      地方訪問、外国賓客の接遇費用など
  宮内庁日 115億円      宮内庁職員の人件費や事務経費

 秋篠宮さまはこのことを宮内庁長官にも伝えたが、「話を聞く耳をもたなかった。非常に残念なことだ」とも発言された。
 今回の秋篠宮さまの発言は政府の方針に明確に異論を唱えたもので大胆なものともいえる。皇族も天皇に準じて政治的発言は控えるべきとの声はあるが、秋篠宮さまは皇室内内のことに巨額の経費を使うべきではないとの率直な気持ちを伝えたのだと思う。このことは多くの国民的な感情にも沿うものであり、皇室の政治的な関与にならない範囲でじっくりと検討しそれなりの対応をしてほしい。