名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

スピード違反で交通反則告知書の交付を受けてしまった

2021-04-29 20:01:31 | Weblog
2021.4.28

 昨日(2021.4.28)は親族の葬儀のため、連れ合いとともにあま市まで出かけた。
緑区の自宅からは国道302号線が便利よく、道路も完全2車線で走りよい。そこで調子よく追い越し車線を快調に走っていたところ、パトカーに追いかけられ停止を命じられてしまった。午前11時15分ごろのことである。
 警官は制限時間60キロのところ80キロ出ていた。20キロオーバーで反則金15,000円を5月6日までに支払え、という。後続車が猛スピードで走っていくが、一旦反則切符をきられた以上、文句は言えずご苦労様と言うしかない。嫁の父上の葬儀で気が重いうえに、こんな交通違反を起こしてしまってさらに憂鬱な気分は高まってしまった。
 反則金の支払いは5月6日が期限であるが、この間はいわゆるゴールデンウィークで休みでない日は4月30日と5月6日の二日しかない。忘れないように明日(30日)にでも近くの銀行か郵便局に行くこととする。
 ところで交通違反といえば、信号無視、一旦停止違反、駐車違反などは明瞭であるが、スピード違反というのは極めてあいまいな違反事例である。前述のとおり、筆者が警官による反則切符を切られている間も、後続車は次々と猛スピードで駆け抜けていく。こうしてみると筆者の車が違反車とされたのはよほど異常な運転だったのであろうか、と考えてしまう。
 しかし日頃の運転の仕方で反省点は幾つもある。前走車が遅いとつい追い越してしまう癖がある。これからはできる限り追い越し車線を走ることなく、走行車線をじっくり走ることとしたい。それが今回の交通違反の反省点であり、このことを肝に銘じたい。




脚本家 橋田壽賀子さん逝く

2021-04-27 09:14:03 | Weblog
脚本家 橋田壽賀子さん逝く
2021.4.27
脚本家の橋田壽賀子さんが亡くなった。今月初め4月4日のことで既に3週間余りが過ぎた。95歳とのことである。
「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」などの人気ドラマを世に送った誰もが知っている脚本家である。
書き物によると、橋田さんは終戦時の1945年8月は丁度20歳、この世代は当時としては「死ぬのが当たり前」の青春時代だったという。
海軍の経理部に勤め、特攻に臨む青年たちを見送りつつ「私も明日にでも死ぬんだからと、死ぬことを普通に考えていた。天皇陛下万歳と、お国のために死ねるのはいいことだ、と何の疑問もなく思っていた」「洗脳時代の時代の恐ろしさを次の世代に伝えたい」。「戦闘場面は描きませんが『戦争と平和』は私が書いてきたドラマの底に流れるテーマだと思います」「戦争になったらすべてが壊れてしまう。本当に平和っていいなと思います」とも語っていたという。
旅好きで世界周遊の船旅に何度も参加。南極ではペンギンとの出会いを楽しんだそうである。
「どん底だった時のことを思えば、今はちょっとのことでも幸せを感じます。」とも語っている。
「おしん」は1983年4月から翌84年3月まで一年間放送され、平均視聴率50%越えという驚異的記録を残したテレビドラマである。
 明治時代末期、東北の寒村に生まれ、幼くして女中奉公に出された少女おしん。時代の波に翻弄されながらも懸命に生きる、健気で純真な姿に日本中が心を打たれ、空前の大ヒットとなった。その人気は海外まで広がり、世界70ヵ国以上の国・地域で放送された。
 海外の多くのメディアは「おしん」の脚本家の死を悼み、惜しんだ。「おしん」の影響力の大きさをうかがい知ることができる。
 筆者も40代初め、欠かさずテレビを見ていた記憶がある。先日も橋田さんの回顧を含めて「おしん」の総集編をテレビで放送していたが、3時間超のドラマを結局最後まで見てしまった。あらためて感銘を受けたものである。

コロナ変異株の感染疑い 累計で3564人に

2021-04-15 09:09:19 | Weblog
2021.4.15

 厚生労働省は4月14日、感染力が強いとされる新型コロナウィルスの変異株について、

自治体のスクリーニング検査で、疑い例が46都道府県(山形県を除く)で計3564人確

認されたと発表した。前週比で1525人(7~13日分)の増加。このうち大阪府と兵庫

県で3分の1を占め、最も増え幅が大きかったのは東京都で418人(319人増)、次い

で京都146人(76人増)、愛知144人(67人増)、神奈川140人(63人増)と続

いた。

国が感染拡大を懸念するのは英国、南アフリカ、ブラジル由来の変異株。いずれも感染力が

強いとされる「N501Y」の変異がある。疑い例のうちゲノム(全遺伝情報)解析で確定した

のは1341人(検疫200人を含む)だった。英国由来は41都道府県で計1076人(前週比261人増)

に確認された。一方、関東や東北で増加していた「E484K」の変異を持つ株は2164人確認。

N501Yのように感染力が強いとされる変異はないが、免疫やワクチンの効果の低下が懸念され

ている。  感染者の年代別では、10代未満100人 ▽10代125人 ▽20代225人 ▽30代128人
 
▽40代158人 ▽50代135人だった。

福島原発汚染水の海洋放出方針を固めた日本政府

2021-04-13 14:26:40 | Weblog
2021.4.13(火)

 日本政府は、今日(4月13日)にも東京電力福島第一原発事故に伴う汚染水の海洋放出を決定すると各紙が報道している。
 これに対して、全国漁業協同組合連合会の岸 宏会長は「七日に反対を申し入れ、慎重な判断を求めたにもかかわらず決定されたことは極めて遺憾であり、到底容認できない。強く抗議する」との声明を発表した。
 声明は、海洋放出決定について「福島県民のみならず全国の漁業者の思いを踏みにじる行為」と批判。「今後とも反対の立場はいささかも変わらない」とした。
その上で政府に対し
〇 反対意見がある中で方針を決定した理由の説明
〇 風評被害への対応
〇 処理水の安全性の担保
〇 漁業者が漁業を続けるための方策の提示
〇 福島第一原発敷地内での汚染処理水の保管継続や新たな処理方法の検討
を強く求めた、と訴えている。

 これに対してある報道では、ジャーナリストの高野孟さんが、福島第一原発の汚染処理水が漁業復興の妨げになりうることも顧みず、海洋放出する方針を固めた政府を猛批判するとともに、どうしても放出するのならばまずは東京湾から始めるべきとの持論を展開。さらに、汚染水問題の根本を取り除くには「地下ダム」の建設しかないと主張しているという。

 筆者は貧しい知識が故に、原子力は元来人類の叡知をもってしても制御できないものであり、それを電力の供給源にすること自体が誤りであるとの信念は変わるものではないことを自負している。第二、第三の福島、チェルノブイリがどの国で起こっても不思議ではない。
 原子力の強大で、しかも長期にわたる破壊力を聞くにつれ、誰しもその恐怖は大きくなるばかりである。
 
 福島の大震災から10年が過ぎたが、その復興、再生は道半ばであり、未だ光は見えない。
海洋放出する処理水は、その7割が放射線量の1万9900倍にものぼるものも含まれ、トリチウム以外の放射性物質も残留しているという。
 デブリ(溶け落ちた核燃料)の冷却のために、今後も大量の汚染水を海洋放出することは沿岸漁業者たちにとって死活問題であり、決して実行してはならない事柄である。


男女平等 日本は120位

2021-04-01 08:29:21 | Weblog
男女平等 日本は120位 G7で最下位
2021.4.1
 スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)は3月31日、世界の156ヵ国を対象とした「男女格差」(ジェンダー・ギャップ指数)を公表し、日本は120位とした。
 2019年12月に公表された前回版では153か国中121位で、最低水準で低迷する状況は変わっていない。今回も先進7か国(G7)では63位のイタリアから大きく離され、最下位となった。
 この報告は2006年に始まり、政治、経済、教育、健康の四分野を指数化して国別順位を算出。日本は女性議員や閣僚の少なさから、今回も政治参画の分野で147位と、全体でも最低ランクとなっている。経済面でも管理職の割合の低さから、117位にとどまっている。
 首位は12年連続でアイスランド。フィンランド、ノルウェイと北欧諸国が続き、4位にはニュージーランドと、いずれも女性が指導者を務める国が上位を占めた。アジアではフィリピンが17位、韓国は102位、中国は107位で、クーデター後の混乱が続くミャンマーも109位と、日本より上位となった(2021.3.31中日新聞夕刊)。