名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

ソチ五輪・浅田選手らに県・市が功労賞、河村市長はパレードもというが?

2014-02-25 17:06:29 | Weblog
2014.2.25(火)
 河村たかし名古屋市長は昨日(24日)の定例記者会見で、ソチ冬季五輪・フィギアスケート女子で6位の浅田真央選手と8位の鈴木明子選手に市スポーツ功労賞を贈る考えを示した。
 市スポーツ功労賞は、これまでも国際大会で優秀な成績を残した選手に贈られてきており、浅田選手は今回で6度目、鈴木選手は3度目の受賞となる。
 また愛知県の大村秀章知事は同じく浅田真央選手ら8位以上の入賞を果した県ゆかりの6選手に、県スポーツ功労賞を贈ることを決めた。
 結構なことであり、一県民、一市民としても本当に喜ばしいことである。特に浅田選手はショートプログラムで大きく出遅れながら、フリーでは自己ベストを更新するという快挙を見せ、全国民を感動させた。あの涙とその後の笑顔を誰も忘れないであろう。

 だからこのことは少しも異論はない。ところがである。河村名古屋市長は功労賞だけでは不満と思ったか、浅田、鈴木両選手に村上佳菜子選手を加えた3人の凱旋パレードを名古屋・栄の大津通でやろうと言い出した。
 正直、「えっ!」という感じである。スポーツのパレードは普通、優勝を祝する場合が多いというか、それに限られているといっても過言ではないくらいである。3人の選手は今回のソチ五輪では8人のメダリストには入れなかった。そのことを恥じることは少しもないが、彼らに悔しさが残っているのも当然であろう。特に浅田選手にはせめて銅メダルでも取っていてくれたらという思いは消えない。
 そうした状況の中にあって、また彼女らの意向も確認せずに、一方的にパレードというのはどうであろうか。
 なんでもいいから、とにかく目立ちたいことをやりたがる河村市長の性癖であろうか。これで人気も上がると思ってはいないか。なにか見当違いな気がしてならない。
 なお、これを実施するには、栄・大津通の中央分離帯を撤去しなければならないが、交通安全上の代替策が見つからず実施が引き延ばされてきた経緯がある。交通安全に配慮しながら、一週間や10日程度で500メートル近い分離帯の撤去が本当にできるのか、こうした検証もしないで、つい思い付きを口にしてしまう頼りない市長ではある。
 

2014・第27回サラリーマン川柳入選100句

2014-02-21 09:41:34 | Weblog
2014.2.21(金)
 第一生命保険は2月19日、恒例となった『第27回 サラリーマン川柳コンクール』の入選100作品を発表した。
 3万3605句の中から選ばれた100句は、年間大賞が4つ選出されるなど流行語の豊富だった昨年の募集ということもあり、ジャンル別に分類すると「流行・話題編」が22句で最多だったという。
 入選作100句の中からネットによる投票で10句が選ばれる。発表は5月。
 昨年の流行語を取り入れた主な作品は次のとおりであるが、この中からどれが10作品に入るのであろうか。
   昇進を ジェジェジェと祝う 我が女房
   誰やるの 炊事洗濯 僕でしょう
   いつやるの? 聞けば言い訳 倍返し
   おもてなし 受けてみたいが あてもなし
   倍返し! 言えずに今日も おもてなし
   入学金 息子頼むぞ 倍返し
   今でしょ!と  NISA(ニーサ)の勧誘 金 NAISA(ナイサ)
   新人に 任せた仕事が 倍返し
   大掃除 どこからやるか? 居間でしょ!
   「お・も・て・な・し」 妻から言われる 「お・み・と・お・し」
   意見出せ 出したら指示が 倍返し

衛藤首相補佐官 動画サイトで靖国の米国対応を批判

2014-02-19 21:41:31 | Weblog
2014.2.19(水)
 衛藤晟一(えとうせいいち)首相補佐官が動画サイト「ユーチューブ」に投稿した国政報告で、昨年12月26日の安倍首相の靖国神社参拝に「失望」声明を発表した米政府を批判していると各紙が報道した。
 衛藤氏は「むしろ我々の方が『失望』だ。米国はちゃんと中国にものが言えないようになっている。中国に対する言い訳として(失望と)言ったに過ぎない」と語っている。
 衛藤氏はさらに東シナ海上空の防空識別権設定を挙げ、「(日本が)いくら抑制的に努力しても、中国の膨張政策はやむことはない。ぎりぎりの中での首相の決断があった」と強調。「同盟関係の日本をなぜこんなに大事にしないのか」と米政府への不満を語った。
 これに対して、菅義偉官房長官が同日、「首相補佐官は内閣の一員であり、個人的見解は通用しない」と取り消しを指示した。首相の参拝は中国、韓国だけでなく欧米にも懸念を広げ、政府や自民党は「不戦を誓うため」と今も説明に追われている。衛藤氏も自分の発言を取り消し、「ユーチューブ」から動画も削除したという。
 安倍首相の靖国参拝を批判しているのは何も米国だけではない。各国が懸念を表明している。そのことに衛藤氏だけでなく自民党内には不満がくすぶっている。
 これは戦前、満州国を返還せよという国際連盟決定をけって1933年、連盟を脱退した当時の日本政府の態度と同じものだ。自分に気にいらないものは同盟国の意見といえども聞く耳を持とうとしない。
 アメリカべったりの日本がアメリカに意見を述べるのはむしろ良いことだが、述べる内容がまちがっている。

名古屋造形大学卒展を見る

2014-02-18 22:42:00 | Weblog
2014.2.18(月)
恒例の名古屋造形大学卒展が今日から愛知県美術館ギャラリーで開催された。今回で21回を数える。名古屋造形大学、同大学院の2013年度の卒業生・修了生の「卒展」及び「修了展」である。
名古屋造形大学は小牧市にある。アートからデザイン、マンガ、アニメーションまでを網羅する15分野を有している。
 それは日本画、洋画、彫刻、陶芸、コンテンポラリーアート、映像・アニメーション、マンガ、アートプロデュース、グラフィックデザイン、イラストレーションデザイン、デジタルメディアデザイン、建築デザイン、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、ジュエリーデザインの15分野である。 
 展示は200人を超える卒業生らの作品で飾られている。いずれも個性的で面白い。中には幼稚なものもあるが、意外と飛びぬけた発想には驚かされる。商品の宣伝をしたグラフィックデザインの作品などはすぐに役立つものもある。若いだけに全てが溌剌としていて、元気が出てくる。
 観覧者は学生や関係者で占められて一般の人は少ないように見受けられたが、CBCと東海テレビが取材していたのでこの先一般の人の見学者が増えるかもしれない。
 ただ、これらの学生たちが世の中に出て、どれだけ成功できるか分からないが、厳しい世界が待っているに違いない。

日本列島大雪に見舞われる

2014-02-09 22:41:36 | Weblog
2014.2.9(日)
 日本列島は8日、日本の南海上を急速に発達しながら北東に進む低気圧の影響で、西日本から東日本の広い範囲で大雪に見舞われた。
 特に東京は都心(大手町)で戦後四番目の積雪27センチを記録した。45年ぶりの大雪という。また千葉市では観測史上最多の31センチ、長野県松本市は三番目の49センチに達した。
 東海地方でも、名古屋、岐阜市で初の積雪となった。名古屋市で5センチ、岐阜市で4センチ、愛知県蟹江町で8センチ、一宮市で6センチなどであった。
 この影響で空の便は多くが欠航、新幹線や関東地域でのJR線など多くの路線で遅れが出たと報じている。また交通事故も多発し、死者やけが人が多数出た。
 東京は今日も寒さは続き、雪は溶けないでいたが、東京都知事選挙が行われた。開票前の速報では早くも舛添要一氏の当確を伝えている。

おれおれ詐欺など被害額最高の486億円

2014-02-08 08:23:17 | Weblog
2014.2.8(土)
 全国の警察が昨年2013年の1年間に把握した振り込め詐欺やおれおれ詐欺などの特殊詐欺の被害総額は、約486億9千万円に上り、過去最高になったと報じられた。統計のある2004年以降で最も多かった12年の約364億4千万円を約122億6千万円(33.6%)も上回った。被害件数も最悪の11,998件に達した。
 手口別では、現金手渡し型が42.7%で最多となり、振込み型は39.8%、郵便や宅配便で現金を送らせる送付型は15.6%だった。
 類型別では、おれおれ詐欺が12年比52.5%増の170億8千万円と大幅に増加、架空請求詐欺も113.5%増の64億3千万円だった。
 驚くべき巨額の被害額である。被害者はほとんどが高齢者というが、巧みな誘導に引っ掛かってしまうという。最近では2億円の被害額も出ている。高齢者が如何に金持ちかが分かるというものだ。
 普段は、自分だけはそんな被害に引っ掛かることはないと公言している本人が、息子や孫の出来事で驚かされると、なりふり構わず振り込んだり現金を渡してしまったりする。
 一方、摘発されたのは過去最多の1805人というが、これが被害件数の何%に当たるのか不明である。被害額が減るどころか年々増加しているところからみると、捕まらないでほくそえんでいる犯人が無数にいるのであろう。これほど成功率の高い犯罪は他にないのではないか。
 それにしても、警察は何故こんな犯人を逮捕できないのであろうか。現金手渡し型などは、犯人らの顔を被害者は見ているのだから、何故どうにかならないのかごまめの歯ぎしりである。

被爆者作曲の異例の大ヒット曲は別人が作ったものだった!

2014-02-07 13:02:46 | Weblog
2014.2.7(金)
 広島出身で被爆者の両親を持つ作曲家として知られる、佐村河内守(さむらごうちまもる)氏(50)の交響曲第一番 HIROSHIMA」など一連の曲は、全くの別人が作曲していたものだったことが明るみにでて衝撃を与えている。
 佐村河内氏は聴覚障害で全く聞こえないとされ、「現代のベートーベン」と称賛されてきた。そのため長い間、原爆で傷ついた人々や大震災の被災地の人々に大きな希望を与えてもきたが、長い間欺いていたことが明らかになってしまった。
 本当の作曲者は、桐朋学園大学非常勤講師の新垣隆氏(43)で、彼自身が2月6日の記者会見で明かした。
 新垣氏によると、初めてあった1996年以来ゴーストライターに徹し、18年間にわたって佐村河内さんの楽曲づくりをしてきた。20曲以上で計700万円前後の報酬を得たという。
 告白を決めた理由を「彼がどんどん世間に知られるようになり、この関係が明らかになってしまうと不安を抱いた。世の中を欺きたくなかった。」と説明した。さらに、佐村河内さんの聴力について、新垣氏は「初めて会ったときから耳が聞こえないと感じたことはない」とも語った。その上、新垣氏は「佐村河内さんが世間を欺いて楽曲を発表していると知りながら、指示されるまま曲を作り続けた私は『共犯者』。もうしわけありませんでした」と謝罪した(2月7日付中日新聞)。
 音楽という芸術をこれほど愚弄してきたことにたいして、怒りを超えて悲しくなってくる。特に、原爆で傷ついた人や大震災の被災者の夢や希望を欺いたことは言語道断である。
 なぜこんなことが18年もの長い間続いてきたのであろうか。佐村河内氏が新垣氏に曲のイメージを言葉や図にした「指示書」を渡し、それを参考にして作曲してきたというのだそうだが、それなら何故最初から二人の共同制作として発表しなかったのであろうか。
 新垣氏が佐村河内氏に対して何か負い目があったのではないかと勘ぐってしまう。肝心の佐村河内氏は未だに表に出てこないが、早く真実を明らかにしなければその罪は大きくなるばかりだ。

大須演芸場閉館

2014-02-04 11:53:43 | Weblog
2014.2.4(火)
 名古屋の大須にある常設の寄席、大須演芸場が3日午後、名古屋地裁による建物所有者への明け渡しの強制執行により閉館し、約半世紀の歴史に幕を下ろした。
 席亭の足立秀夫さん(80)はこの日も公演を続けたが、最後の演者の終了とともに執行官が公演中止を指示して幕を閉じた。
 大須演芸場は1965年に開場したが、築52年の木造二階建てで経営の問題もあったが、耐震上の問題も抱えていた。
 初期のころは、古今亭志ん朝、ビートたけし、明石家さんまら有名人も出演したが、経営難は常時続いていた。強制執行手続きは85年以来二回目になるが、滞納金の返済が滞って昨春、契約解除を通告された。滞納総額は約1100万円になるという。
 建物所有会社は、「建物を今後どうするかは全く白紙だが、古い建物なので耐震調査をして、結果を踏まえて考えたい」といっている。
 名古屋は昔から芸どころと言われているが、落語、漫才、講談などお笑いを主とした常設の専用演芸場を維持するには難しいところではある。諸民の趣味が多様化していわゆる専門店の経営は困難になっている。
 席亭の足立秀夫さんはよく頑張った。ご苦労さんといいたい。

橋下大阪市長辞職して再出馬!!

2014-02-02 22:14:53 | Weblog
2014.2.2(日)
 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は2月1日午後、東京都内のホテルで開かれた大阪維新の会の会合で「大阪都構想」の是非を問うため市長を辞職し、直ちに再出馬するという意向を表明した、とメディアが報じている。
 橋下氏は08年1月、大阪府知事に当選したが、11年11月に都構想を掲げて市長選にくら替え出馬し、府知事選に挑んだ松井氏とともに勝利した。
 大阪府と市は法定協議会で都構想の制度設計を進めてきたが、新設する区割り案の絞込みが他会派の反対で実現しないことに業を煮やした橋下氏のアホな決断である。
 こんな身勝手な市長に大都市大阪の市政を任せている大阪市民はなんとも気の毒だが、それを選んだのも市民だから天に向かってつばを吐いたようなものだ。
 大阪都構想といっても、何のことはない。東京と同じようになりたいだけだ。目新しいことを言って、市民を目くらましで誘導し、何かを期待させるという巧妙な戦術が功を奏してきたが、大阪市民もそろそろ目を覚ましてもらいたいものだ。
 これで市長選挙になっても、自民も民主も対抗馬を出す気配はないというから、橋下氏が勝つことは見え見えである。選挙費用6億円をどぶに捨てるようなものである。
 住民の一人が「自分のやりたいことで住民を振り回すなんて、単なるだだっ子みたいなもの」といっているが、同感である。
 ホント腹が立つ!!