2014.2.25(火)
河村たかし名古屋市長は昨日(24日)の定例記者会見で、ソチ冬季五輪・フィギアスケート女子で6位の浅田真央選手と8位の鈴木明子選手に市スポーツ功労賞を贈る考えを示した。
市スポーツ功労賞は、これまでも国際大会で優秀な成績を残した選手に贈られてきており、浅田選手は今回で6度目、鈴木選手は3度目の受賞となる。
また愛知県の大村秀章知事は同じく浅田真央選手ら8位以上の入賞を果した県ゆかりの6選手に、県スポーツ功労賞を贈ることを決めた。
結構なことであり、一県民、一市民としても本当に喜ばしいことである。特に浅田選手はショートプログラムで大きく出遅れながら、フリーでは自己ベストを更新するという快挙を見せ、全国民を感動させた。あの涙とその後の笑顔を誰も忘れないであろう。
だからこのことは少しも異論はない。ところがである。河村名古屋市長は功労賞だけでは不満と思ったか、浅田、鈴木両選手に村上佳菜子選手を加えた3人の凱旋パレードを名古屋・栄の大津通でやろうと言い出した。
正直、「えっ!」という感じである。スポーツのパレードは普通、優勝を祝する場合が多いというか、それに限られているといっても過言ではないくらいである。3人の選手は今回のソチ五輪では8人のメダリストには入れなかった。そのことを恥じることは少しもないが、彼らに悔しさが残っているのも当然であろう。特に浅田選手にはせめて銅メダルでも取っていてくれたらという思いは消えない。
そうした状況の中にあって、また彼女らの意向も確認せずに、一方的にパレードというのはどうであろうか。
なんでもいいから、とにかく目立ちたいことをやりたがる河村市長の性癖であろうか。これで人気も上がると思ってはいないか。なにか見当違いな気がしてならない。
なお、これを実施するには、栄・大津通の中央分離帯を撤去しなければならないが、交通安全上の代替策が見つからず実施が引き延ばされてきた経緯がある。交通安全に配慮しながら、一週間や10日程度で500メートル近い分離帯の撤去が本当にできるのか、こうした検証もしないで、つい思い付きを口にしてしまう頼りない市長ではある。
河村たかし名古屋市長は昨日(24日)の定例記者会見で、ソチ冬季五輪・フィギアスケート女子で6位の浅田真央選手と8位の鈴木明子選手に市スポーツ功労賞を贈る考えを示した。
市スポーツ功労賞は、これまでも国際大会で優秀な成績を残した選手に贈られてきており、浅田選手は今回で6度目、鈴木選手は3度目の受賞となる。
また愛知県の大村秀章知事は同じく浅田真央選手ら8位以上の入賞を果した県ゆかりの6選手に、県スポーツ功労賞を贈ることを決めた。
結構なことであり、一県民、一市民としても本当に喜ばしいことである。特に浅田選手はショートプログラムで大きく出遅れながら、フリーでは自己ベストを更新するという快挙を見せ、全国民を感動させた。あの涙とその後の笑顔を誰も忘れないであろう。
だからこのことは少しも異論はない。ところがである。河村名古屋市長は功労賞だけでは不満と思ったか、浅田、鈴木両選手に村上佳菜子選手を加えた3人の凱旋パレードを名古屋・栄の大津通でやろうと言い出した。
正直、「えっ!」という感じである。スポーツのパレードは普通、優勝を祝する場合が多いというか、それに限られているといっても過言ではないくらいである。3人の選手は今回のソチ五輪では8人のメダリストには入れなかった。そのことを恥じることは少しもないが、彼らに悔しさが残っているのも当然であろう。特に浅田選手にはせめて銅メダルでも取っていてくれたらという思いは消えない。
そうした状況の中にあって、また彼女らの意向も確認せずに、一方的にパレードというのはどうであろうか。
なんでもいいから、とにかく目立ちたいことをやりたがる河村市長の性癖であろうか。これで人気も上がると思ってはいないか。なにか見当違いな気がしてならない。
なお、これを実施するには、栄・大津通の中央分離帯を撤去しなければならないが、交通安全上の代替策が見つからず実施が引き延ばされてきた経緯がある。交通安全に配慮しながら、一週間や10日程度で500メートル近い分離帯の撤去が本当にできるのか、こうした検証もしないで、つい思い付きを口にしてしまう頼りない市長ではある。