名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

福井県沖へ釣行

2022-05-27 10:34:36 | Weblog
2022.5.26(木)、
 久しぶりにいつもの5人の釣り仲間と福井県沖の釣行に出かけた。
いつものように午前6時45分、 I 君の迎えで出発、、途中他の3人の仲間と落ち合って、一路名神・北陸道を経由して福井の東、高須港の「みの浦丸」に乗船した。5人を2層の船に乗るので、くじ引きで2人と3人に分かれるのがここの習わしである。筆者は2番くじをひき、1番くじの仲間と一緒に乗船した。2層の船は親父舟と息子船であり、1番、2番くじは親父船である。 午前11時出船で、岸から20分ほどの沖合で釣り開始となった。この日は曇りではあったが、風は弱く波も静かで絶好の釣り日和である。筆者は右舷のともに釣り座を取り、相棒は左舷のともに座った。
 いよいよ釣り開始で、竿を入れた途端に当たりがあり、大きめのイサキやマダイが次々とあがり、10連続ヒットとなった。この中に70センチ級の高級魚キジハタが混じったのには思わず笑みがこぼれた。マダイも50~70センチの大型が多く、近年にない大漁となった。同乗の相棒も結構釣りあげてお互いに満足であった。ただ別船の仲間3人は好・不調があり、その分は分け合うこととした。
 穏やかな好天も午後4時を過ぎたころに風が吹き始め、波も高くなった。当たりも落ちたことから5時に納竿とした。あとは一路帰路につき、途中休憩を入れて家に帰りついたのは午後10を過ぎていたので、魚を味わうのは翌朝に回した。 

今日は沖縄復帰50年の記念日

2022-05-15 13:41:49 | Weblog
2022.5.15
 先週沖縄の日本への復帰について書いたが、今日2022.5.15日が沖縄が日本に復帰して50年の記念日である。
 沖縄は1972年5月15日、日本に復帰した。太平洋戦争末期の凄惨な沖縄戦を経て米国の施政権下に組み込まれたが、復帰から半世紀がたっても本土と沖縄との「格差」は埋まらない。米統治下でドルの経済圏に組み込まれ、極端な輸入型経済になった結果、ものづくりが育たない構造に苦しめられた。半面、沖縄は観光業に支えられた。
 今日15日には、東京と沖縄の二会場で同時に記念式典が行われた。天皇、皇后両陛下はオンラインで出席され、岸田首相は沖縄会場に参列した。
 さて沖縄では、太平洋戦争末期に県民を巻き込んだ地上戦が行われ、一般住民も含め20万人以上が犠牲となった。戦後も1972年5月の本土復帰まで、27年にわたって米施政下に置かれてきた。1952年にサンフランシスコ講和条約が発効し、日本は主権を回復したが、沖縄は日本の施政下から切り離された。
 本土復帰後、沖縄の米軍専用施設は27,850ヘクタールから18,484へクタールに減少したが、国土面積の約0.6%しかない沖縄県内に在日米軍専用施設の約7割が集中しているという。
 そのためというか、県民の生活環境は悪化しているという。普天間飛行場(宜野湾市)の離着陸回数は2017年度は13,581回だったが、21年度は16,719回へと増加し、昼夜ごう音が響きわたっているという。また復帰から2021年までに起きた米軍関係者の刑法犯の摘発は6千件超にのぼり、うち強制性交、殺人などの「凶悪犯」は584件にも達しているという。
 玉城デニー知事はインタビューで「日本政府は様々な有識者の意見をテーブルに並べ、日米に沖縄を交えた対話の場を作っていただきたい」と発言している。政府はきちんと対応すべきである。日本国民も沖縄を単なる観光地としてでなく、実態を理解して、沖縄県民の気持ちを共有するべきであろう。





沖縄復帰50年

2022-05-12 08:08:35 | Weblog
2022.5.11(水)
 1965年12月、シャープ米太平洋軍司令官は「沖縄なくしてベトナム戦争を続けることはできない」と発言している。米軍占領下の沖縄は、ベトナム戦争(75年終結)最大の出撃・兵たん拠点だった。200万人もの民間人が殺されたこの戦争は、まさに戦争犯罪と言える。
 ひるがえって現代、ウクライナでのロシア軍による民間人虐殺が世界に衝撃を与えている。バイデン大統領はプーチン大統領を「戦争犯罪人」と呼んでいるそうであるが、ベトナム戦争を拡大させたジョンソン大統領もニクソン大統領も「戦争犯罪人」と云われても仕方ない。
 沖縄戦は旧日本軍が本土決戦に備えて基地をおいたことから起こった。さらに名護市辺野古の米軍新基地はオスプレイの拠点になる。将来、米軍が再びアジアで侵略戦争を起こせばそのための基地にもなる。
 沖縄には「命どぅ宝」(命こそ宝)という言葉あるという。沖縄復帰50年を迎えて改めてこの言葉の意義を確認したい。

 

今日は憲法施行75年

2022-05-03 10:26:32 | Weblog
2022.5.3(火)
 今日5月3日は、日本国憲法が施行されて75年となる節目の日である。
 中日新聞によると、共同通信社が実施した世論調査では9条改正の必要性について「ある」50%、「ない」48%と拮抗しているという。岸田首相が自民党総裁任期中に目指す改憲の機運は、国民の間で「高まっていない」と「どちらかといえば」を合わせ計70%にのぼった。
 一方、国会で改憲論議を「急ぐ必要がある」は50%「必要はない」49%と拮抗した。また改憲問題に「関心がある」「ある程度関心がある」は計69%だった。
 憲法も制定以来75年ともなると改憲論が半数にもなるというのは情けないとしか言いようがない。戦争を知らない世代が圧倒的多数を占めるようになって平和の有難さを理解できない世代が増えてしまった結果かもしれない。
 自民党は現行憲法は、日本が主権のないときにつくられたものであるからとして自主憲法制定を党是としている。中でも9条への自衛隊の明記、緊急事態要綱の創設を打ち出している。右寄り志向の高まりとも比例している。立憲民主党、共産党などは反対しているが、今や少数に陥ってしまった。
 戦争の反省から生まれた平和憲法制定の経緯を知らない世代が圧倒的多数を占めるようになって、現憲法の維持が難しくなっている。筆者はそれを嘆かわしく思う一人である。