名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

姜さんの警告

2010-09-28 14:36:01 | Weblog
2010.9.28(火)
 東大大学院教授の姜尚中さんが、週刊誌アエラのエッセイ「愛の作法」の中で、次のように述べている。
 『万事にわたって世論が「神の声」となる社会に危うさを感じます。なぜなら、この神は移ろいやすく、自らが変わっていくことに対して無頓着だからです。なぜ変化するのか、その理由がわからないまま、時々の世論という名の「神の声」が絶対的な権威をまとうとしたら……。そして政治家をはじめ指導的な立場の人々が、それに限りなく迎合し、自らを「神の声」のように思えるものも、実に移ろいやすい無定形なものであることを肝に銘じておきたいものです。』

 ズバリ、名古屋の河村市長に対して言っているように思えてくる言葉である。姜さんにそんなつもりがないことは明らかであるのだが、名古屋市議会のリコール運動の先頭に立って旗を振っている河村市長を見るとこの文章と河村さんとがぴったりと重なるように思える。
 姜さんはこの文章を通じて、特に為政者に対して肝に銘ずるように普遍的な言葉としていっているのだが、名古屋で起こっている事態はまさにこの警告に値することである。しかし、リコールそのものは確実に成立するであろう。
 それを否定しようとは思わない。しかし、『万事にわたって世論が「神の声」となる社会に危うさを感ずる』のです。

那覇地検 中国漁船船長を釈放のサプライズ!!

2010-09-25 09:17:48 | Weblog
2010.9.25(土)
 9月20日付けの当ブログで、尖閣諸島周辺の日本の領海内で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件について書いた。
 那覇地検が漁船の船長を公務執行妨害で逮捕したことで、中国政府は次から次へと嫌がらせともいえる抗議行動を繰り出してきた。極めつけは、河北省で軍事管理区域に許可なく進入し撮影したとしてゼネコン「フジタ」の日本人社員4人を拘束した。明らかな報復措置だ。
 こうした事態の中、那覇地検は船長を処分保留で釈放したと発表した。その理由を
1.漁船を故意に巡視船に衝突させたことは明白で、危険な行為である。
2.しかし負傷者はいない。巡視船の追跡を免れるために取った行為で、計画性は認められない。
3.わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮すると、これ以上船長の身柄の拘束を継続して捜  査を続けることは相当ではないと判断した。
と説明している。

 こうした措置について、政府は指揮権の発動はしていないとして、あくまでも検察独自の判断であることを強調している。
 これまで政府は、違法行為に対しては国内法に従って粛々と手続をすすめるといっていたが、アッと驚く突然の釈放である。当然の如く賛否両論が渦巻いている。
 日中関係について、「悪化の兆候が見えていた。戦略的互恵関係を充実させるためにはやむを得ない。泥沼にはまり込む手前での妥当な処置だ」とする一方、「検察が日中関係への影響を理由に挙げるとは思えない。中国の不当な圧力に屈した政府の関与は否定できない。外交的敗北だ。国家主権に係わる問題で中国に譲歩した形となり、悪しき前例を作った」と批判の声も沸きあがっている。
 それにしても、これまでの中国の対抗措置には本当に腹が立つ。余りに一方的で道理に欠ける圧力をこれでもかこれでもかと繰り出してきた。いっそ、日本も反撃して中国商品の不買運動でも起こしたらどうかとさえ思ってしまうほどである。
 しかしこうした争いが、取り返しのつかない事態に発展してしまうことは歴史が証明していることも忘れてはいけない。目には目をではなく、あらゆる外交を通じて妥協点を見つける努力が必要である。
 今回の那覇地検の処置は(政府の関与があったにせよ)、とりあえずは良しとすべきであろう。

イチロー 10年連続200本安打達成

2010-09-24 20:26:04 | Weblog
2010.9.24(金)
 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が23日、カナダ・トロントで行われたブルージェイズ戦で2安打を放ち2001年から10年連続での200安打を達成した。
 大リーグでは、ピート・ローズが10回の200安打を達成しているが、10年連続という点ではイチローが初めてだ。イチローはオリックス時代に一度210安打を達成しているので、通算では11回の達成であり、この点でも初めてのことである。
 イチローは2001年、入札制度でマリナーズに入団し、いきなり242安打を放った。打率も3割5分で首位打者を獲得し、56盗塁で盗塁王もマーク、さらに新人王も手に入れた。
 大リーグ4年目の2004年には日米通算2000本安打、年間262本の安打を放って84年ぶりのメジャー年間最多安打記録を更新した。
 2008年には、史上最多タイの8年連続200安打とともに日米通算3000安打も達成した。
そして2010年、10年連続の200安打達成である。
 アメリカでは、イチローは内野安打が多すぎるとの批判があるというが、それはやっかみというものだ。
 昨年は一時体調を悪くし、記録に暗雲が立ち込めたときがあったというが、それも乗りこえての新記録である。まさにたゆまぬ努力に鍛えられた心・技・体のなせる力である。
 イチロー選手に心からの祝福を贈ろう。

真夏の暑さから一気に晩秋の涼しさへ

2010-09-23 19:52:49 | Weblog
2010.9.23(木)
 今日は秋分の日で彼岸の中日である。昨日の名古屋は最高気温が33℃を超える真夏の暑さにあえいでいたが、今日は一転24℃台まで下がり、涼しいというより肌寒ささえ感ずるほどである。
 暑さ寒さも彼岸までというが、今年の夏から秋への変化は極端である。車に乗ってエンジンをかけたら、冷風でなく温風が出てきて驚いた。26度にセットしてあるから、外気温が20℃程度しかないと冷房機能でなく、暖房機能になってしまう。
 とにかく、今年の暑さは異常であった。真夏日の日数も猛暑日の日数も記録を更新し、遅くまで猛暑日が続いたという点でも新記録である。
 この暑さのため熱中症で救急搬送された人は6月以降52,000人を超え、死者も170人以上に達しているという。それほど暑かったという証しでもあることは間違いないが、一方で昔ほど体力が強靭でなくなったのではないかとも思えてくる。
これも地球温暖化の影響ではないかともいわれる。異常気候は何でも温暖化のせいにしておけば気が治まる。
それにしても、昨日から今日への温度の変化には身体がついていけない。

厚労省文書偽造事件で検事が証拠改ざん

2010-09-22 08:43:24 | Weblog
2010.9.22(水)
 厚生労働省の文書偽造事件で村木元局長が無罪判決を受けたことはこのブログの9月10日および11日付けで書いた。この無罪判決に対し、最高検の伊藤鉄男次長検事は21日、控訴を断念し、上訴権を放棄したと発表した。これで村木さんの無罪が確定した。
 一方同じ21日最高検は、村木元局長の部下だった元係長上村勉被告から証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)の更新日時記録を、捜査に有利になるように改ざんしたとして、大阪地検特捜部主任検事の前田恒彦容疑者(43)を逮捕した。
 改ざんの内容は、前田容疑者が郵便料金割引制度の適用を認める偽の証明書の作成日について、更新日時が「2004年6月1日午前1時20分06秒」となっていたFDの記録を、地検執務室内のパソコンで「2004年6月8日午後9時10分56秒」へと改ざんしたというものである。この8日に変えたことによって村木氏の容疑を固めたこととなっていたらしい。
 われわれ一般国民にとって細かいことはどうでもよいが、検事ともあろうものが被告の容疑を固めるために偽の証拠を作ったというのだから驚きである。検察官は悪を懲らしめて被害者・弱者を守るという正義の味方として投影されていた。それがこともあろうに、ウソをでっち上げて無実のものを有罪にし、冤罪をつくりだしていたのだから、これは驚きというより恐ろしいことである。前田被告本人もそのデータ変更を認めているのだから救いようがない。
 もっとも検察や警察の証拠の捏造疑惑は過去にもいくつかあったとされている。明らかになった冤罪事件はいくつもある。
 元検事の郷原伸郎弁護士は「特捜部の体質は軍隊。兵士が殺す手段を選ばないように、検事は被疑者に勝つために多少の無理も通す。マスコミは従軍記者で、それを礼賛するばかり」とメディアも責めている。
 こんなことになった真相究明を内部の調査だけで進めていてはいつまでたっても真の究明にならない。また、取り調べにおける可視化の実現も急務になってきたといえる。
 村木さんに対する控訴断念、無罪の確定もこんな事件が明るみに出ては当然のことといえる。

菅改造内閣

2010-09-21 07:53:58 | Weblog
2010.9.21(火)
 菅改造内閣が発足したのは9月17日の夕刻で既に4日が過ぎた。
 改造内閣の特徴は、①小沢グループのメンバーを一人も起用せず、なお小沢氏に支持した閣僚も3人に留め小沢色を一掃した ②外務大臣に前原誠司前国交大臣を、後任の国交大臣に馬淵澄夫氏を起用 ③総務大臣に元鳥取県知事の片山善博氏を起用 ④財務野田氏、防衛北沢氏、官房仙石氏、行政改革担当蓮舫氏は留任 ⑤連立を組む国民新党の自見庄三郎氏を引き続き郵政改革・金融担当として処遇
といったところか。
 菅首相は「適材適所」といい、「有言実行内閣」と自画自賛しているが、新たに就任した大臣を見てもよく分からない。本当にこの人たちが期待に応えてくれるかどうかはまさに今後の有り様しだいだ。
 菅首相は代表選挙で雇用の拡大を言っていたが、期待するよりもお手並み拝見としておいたほうがよいであろう。沖縄普天間問題は、前原・北沢コンビであくまでも日米合意を実行に移そうという意思の現われと見えるが、沖縄県民との軋轢は一層高まり、菅内閣の命取りになる可能性を潜める。
 片山氏の起用は今回の組閣のサプライズであるが、面白い起用ではある。どこまで地方分権の動きを推進できるか見ものでだ。
 岡田克也外相は幹事長就任で、長妻昭厚生労働相は退任となった。ミスター年金氏も省内では不人気だったようだ。総務大臣の原口一博氏も小沢支持で無念の退任である。 

理不尽な中国の反日デモ

2010-09-20 10:11:24 | Weblog
2010.9.20(月)
 9月7日(火)、沖縄県尖閣諸島の久場島(くばじま)沖の日本の領海内で、パトロール中の海上保安庁の巡視船「よなくに」(1000トン)が、中国のトロール漁船と接触した。
 海保によると、「よなくに」の船尾付近の左舷側に中国漁船の左舷の船首が接触し、「よなくに」の甲板の手すりの支柱1本が折れるなどしたがけが人はないという。
 海保は中国漁船が「よなくに」にぶつかってきたとして中国人船長(41)を公務執行妨害容疑で逮捕し、乗組員14人についても拘束した。
 これが今回の騒動の発端のようである。
 石垣海上保安部によると、中国漁船は久場島の北西約15キロの日本領海内で、突然かじを大きく切り、追跡中の巡視船に衝突した。船長は衝突したことは認めているが、故意ではなかったと供述しているという。保安部は、漁船が不法操業していたとして、外国人漁業規制法違反容疑でも捜査している。
 他の中国人船員14人については任意での捜査が終わり、13日に帰国した。
 その後石垣簡易裁判所は19日、船長について拘置期限の10日間延長を認める決定をした。
 こうした経緯の中で、中国国内は反日デモなどで大荒れである。中国政府は事件後、東シナ海ガス田開発の条約締結交渉延期などの対抗措置をとったほか、外務省は閣僚級以上の交流停止や航空交渉に向けた接触停止、日中石炭関係総合会議の延期など次々と対抗措置を打ち出している。
 これに呼応して中国国民の反日デモも激化している。満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から79年の9月18日には、北京、上海、広東省深セン、遼寧省瀋陽の少なくとも四都市で対日抗議行動が行われたという。民間レベルでの中国人1万人観光団の来日も中止された。
 この間中国政府は、丹羽日本大使を真夜中を含めて何度も呼び出して抗議している。
 日本の領海内で起きたこの事件を大げさにとらえて(中国は尖閣諸島を「釣魚島」と呼んで中国領土と言っているが)、反日感情をいたずらに大きくしようとしている中国政府や中国の報道機関のやり方を見ていると何とも言いようのないむなしさと腹立たしさを感ずる。
 中国との間に友好関係が芽生えたかと思うと、こんな漁船の挑発行為であっという間に吹っ飛んでしまう。こんなことが起こるとやはり中国という国は信用がおけない。情けないことである。

元米兵捕虜 ピースあいちを訪れる

2010-09-16 10:10:08 | Weblog
2010.9.16(木)
 太平洋戦争当時に日本軍の捕虜となった元米兵レスター・テニー氏ら6人とその家族が日本政府の招待で来日し13日、岡田克也外相と面会した。岡田外相は「皆さんは非人道的な扱いを受け、ご苦労された。日本政府を代表して心からおわび申し上げる」と謝罪した。
 テニー氏らはフィリピン戦線で捕虜となり、九州の炭鉱などで強制労働をさせられた。
これまで日本政府が英国人やオランダ人の元捕虜を招待したことはあったが、米国人を招いたのは今回が初めてという。
 そのうちの一人、東海地方の軍需工場で強制労働させられた米国人アール・スワボさん(89)と妻のメアリーさん(83)が14日、「ピースあいち」を訪れた。
 17歳で米陸軍(セントルイス・ミズーリ)に入隊したスワボさんは、フィリピン戦線で日本軍の捕虜となり6ヶ月間拘束され、その間、空港整備に従事させられた。その後300人が日本に連行され、名古屋や四日市で3年半を過ごした。乗せられた船には砂糖と教会の鐘があり、名古屋についた後は、ひたすらその鐘を溶かして銅版を作る作業に従事させられた。
 スワボさんは滞在していた場所を、海の近くで煙突がたくさんあったことを記憶しているという。その工場は三菱ではないかともいう。
 しかし、記録から推計すると、そこは四日市で、工場は石原産業ではないかと思われる。
 スワボさんは、『ヒロシマ・ナガサキの原爆投下は、戦争の早期終結を図り、日米両国民の苦しみを解消しようと大統領が6ヶ月間もの間、悩みに悩んだ苦渋の決断であった。
 62年経って日本へ来た。捕虜の辛い思いは消せないが、今回のプログラムで区切りがついた』と語った。

民主党代表選 菅氏再選

2010-09-15 09:11:40 | Weblog
2010.9.15(水)
 2週間にわたって繰り広げられた民主党の代表選挙は昨日、民主党の臨時党大会で投開票が行われ、管直人首相が小沢一郎氏を大差で破り、再選された。
 菅氏は1222ポイントのうち721ポイントを獲得したのに対し、小沢氏は491ポイントにとどまった。ただ国会議員票では菅氏412ポイントに対し、小沢氏は400ポイントと拮抗し、議員数ではわずか6人の小差である。
 結果はマスコミのほぼ予想通りである。菅氏は再選はされたが、『政治と金の問題を抱える小沢氏よりはまし』『3ヵ月で首相が変わるのはみっともない』という消極的なサポーター(国民)感情による選択の結果であることが大きい。
 菅氏の今後の道のりは厳しい。見かけは大差で勝ったとはいえ菅氏の党内基盤は弱い。『脱小沢』で勝ったようなものだが、半数に近い小沢支持の国会議員票を考えると党役員人事と内閣改造をどう乗り切るかすら険しい壁である。
 もちろん、景気雇用、深刻な財源不足、マニフェスト、消費税問題、普天間問題など困難な政策課題の先は見えない中、ねじれの国会運営はさらに厳しさを増す。
 なかでも菅氏が米軍普天間飛行場の移設問題を、名護市辺野古に移設する日米合意に沿って解決する立場に立っていることから、その見直しを掲げる小沢氏を沖縄の党員支持者らは強く推していた。 
 今月12日に行われた名護市会議員選挙では移設反対派が圧勝したばかりである。さらに11月28日に行われる沖縄県知事選挙で県内移設反対派が県内容認派の現仲井真知事を破るようなことにでもなれば、菅首相は確実に行き詰る。
 第二期菅内閣ははたしていつまで持つかが菅氏再選にあたっての心配事である。

厚労省文書偽造事件その2

2010-09-11 09:36:03 | Weblog
2010.9.11(土)
 障害者団体向けの低料第3種郵便物制度を悪用して発送料を不正に免れたとして、「凛の会」の設立者らが逮捕された。
 この低料制度を適用されるためには、実体のない「凛の会」を障害者団体と認める厚労省の証明書を必要とするが、「凛の会」から口添えを依頼された民主党の石井一議員の要請を受けて、村木厚子雇用均等・児童家庭局長らがそうした証明書を発行したとして09年6月、大阪地検特捜部は同局長らを逮捕した。
 「凛の会」側はこの証明書を利用して制度の適用を受け、ダイレクトメールの不正発送を拡大し、一連の事件で支払われなかった郵便料金の総額は何と約37億5000万円に上った。
 検察側は公判で、「凛の会」側が石井一参院議員を通じて証明書発行を村木元局長の上司に依頼し、村木元局長が発行を指示した、と主張していた。
 事件の構図は大要このようであった。そして昨日の大阪地裁の判決では、こうした検察側の構図をことごとく否定し、村木元局長の無罪を言い渡した。
 今回の判決は、検察のずさんな捜査を徹底的に暴くものであったといっても過言ではない。
 あらかじめ作ったストーリーに従って被疑者の証言を作り上げ、さらにその供述の裏付け捜査も手を抜くという杜撰なものであった事も白日のものになった。村木元局長逮捕の決定的要件とされた上村元係長は今回の判決を受けて、「無実の人に無罪の判決が出て、ほっとしました。無実の人を冤罪に陥れようとする取り調べに屈してしまったことを、深くお詫びします」と語っている。この言葉にすべての真実が含まれている。
 さて、今回の判決では検察側のシナリオがすべて覆された形だが、筆者としてはいささか納得しがたい部分もある。この事件の流れとして判決を否定するつもりはないが、「凛の会」が国会議員に口添えを依頼したこと、その国会議員(石井一民主党参院議員)が厚労省の高官(村木氏の上司)または直接係長に口添えをしたことなどすべてがなかったと言い切ってしまえるものではない。石井議員がゴルフをしていたとされる当日に「凛の会」側が会っていなかったことは間違いないが、口添えなどいつでもできる。とにかく偽造証明書が存在する以上、すべてが潔白だったということはあり得ない。誰からの働きかけもなく、上村係長がすすんで偽造証明書を発行することは考えられない。村木元局長の疑いは間違いなく晴れたが、影の部分は残ったといわざるを得ない。
 ところで、この杜撰な取調べを実施した検察官が国井弘樹検事(35)であったことを週刊誌「アエラ」が暴露している。キムタク張りのイケメン検事という。
 今回の判決を受けて、ぜひとも彼のコメントを聞きたいものである。