2010.5.29(土)
日米両政府は今日午前、米軍普天間飛行場の移設先を米軍キャンプシュワブのある名護市辺野古周辺とする共同声明を発表した。
共同声明は移設先について、1800メートルの滑走路を持つ代替施設を「辺野古崎地区とこれに隣接する水域に設置する」と明記し、滑走路の場所や工法などの詳細は、事務レベルでの検討を「いかなる場合でも8月末までに完了させ」て、次回の閣僚会議で最終合意を図るとした。
結局これは2006年に当時の自民党政権が米国と合意した内容と同じである。鳩山首相は今月末までに米国、沖縄、連立政権の合意を得るとしてきた内容がこれであるとは全くの驚きである。
沖縄県民が納得するはずもないし、連立の一つである社民党も賛成するはずがないものである。最も後回しでよい米国の納得を得ただけに過ぎない。
最低でも県外、と言ってきた首相が、米軍の抑止力の重要性に気がつかなかったと言って、あっさり最悪の決定にしてしまうなどこの人の頭の中はどうなっているのか常人には理解できない。また、それを認めてしまう民主党の内部自体も一体どうなっているのか不思議である。
鳩山首相は、地元に対してこれから誠心誠意説明し、理解を得ていくと言っているが、こんな案では絶対に沖縄県民は納得しない。さらに、反対した福島社民党党首を大臣としては失格として罷免してしまった。
もう、民主党は自民党以上に理解不能の党である。むしろ自民党の方が穏やかで、紳士的であるかもしれない。国民は、確実に鳩山政権を見捨てるし、参院選では民主党自体が惨敗し、衆参ねじれ現象が再現して政治は混迷の一途をたどる。
日米両政府は今日午前、米軍普天間飛行場の移設先を米軍キャンプシュワブのある名護市辺野古周辺とする共同声明を発表した。
共同声明は移設先について、1800メートルの滑走路を持つ代替施設を「辺野古崎地区とこれに隣接する水域に設置する」と明記し、滑走路の場所や工法などの詳細は、事務レベルでの検討を「いかなる場合でも8月末までに完了させ」て、次回の閣僚会議で最終合意を図るとした。
結局これは2006年に当時の自民党政権が米国と合意した内容と同じである。鳩山首相は今月末までに米国、沖縄、連立政権の合意を得るとしてきた内容がこれであるとは全くの驚きである。
沖縄県民が納得するはずもないし、連立の一つである社民党も賛成するはずがないものである。最も後回しでよい米国の納得を得ただけに過ぎない。
最低でも県外、と言ってきた首相が、米軍の抑止力の重要性に気がつかなかったと言って、あっさり最悪の決定にしてしまうなどこの人の頭の中はどうなっているのか常人には理解できない。また、それを認めてしまう民主党の内部自体も一体どうなっているのか不思議である。
鳩山首相は、地元に対してこれから誠心誠意説明し、理解を得ていくと言っているが、こんな案では絶対に沖縄県民は納得しない。さらに、反対した福島社民党党首を大臣としては失格として罷免してしまった。
もう、民主党は自民党以上に理解不能の党である。むしろ自民党の方が穏やかで、紳士的であるかもしれない。国民は、確実に鳩山政権を見捨てるし、参院選では民主党自体が惨敗し、衆参ねじれ現象が再現して政治は混迷の一途をたどる。