
バレンタインデー。
広辞苑によると、日本では1958年(昭和33年)頃より流行、とある。
昭和33年と言えば、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代である。
そんなころからこれが流行していたとは、知らんかったな~。
バレンタインデーも最近は模様代わりしてきて、女性同士が贈りあったり、女性が自分自身のために買ったりするケースが増えてきたという。その分、男性に回ってくる分が減ってきたのか…どうか、よく知りませんが、「義理チョコ」という日本古来の伝統的風習も、最近は薄れてきたみたいである。
昔は、2月14日になると、女性職員がごっそりとチョコの入った袋を抱えて、いろんな課を渡り歩き、義理ある(?)男性職員に配って歩いたり、生命保険のおばちゃんがあちこちにチョコを配りまわったりして、職場にいると弥が上にも「その日」を意識せざるを得なかったが、でも今はもう、そういう風景は僕の事業所では見られなくなった。これも「虚礼廃止」の風潮の一環なのかも知れぬ。
そんなバレンタインデーの昨日。
ガールフレンド(僕にもいるのです、GFが。うははっ)から、面白いチョコレートをもらった。…と言いたいところですが、これを読んだ家族から「誰や、それは?」と突っこまれると困りますので、まぁその辺は曖昧にしておきますが…。
薬の箱(及びビン)にチョコレートが入っている。
一見すると、薬局で売られている薬と間違える。
「なんだ、これは…?」と目をこすって眺めてみる。
まず、チョコナミン。
実物を手にとって見てびっくりした。
箱からビンまで、アリナミンそっくりで、中身のチョコも黄色の錠剤で、その懲り方には恐れ入ってしまう。箱にはこう書かれてあった。
一日3回6錠位を目安に元気のない時、お食べください。とても元気が出ます。
効能:愛情がたりなくなった時、恋がなかなか進まなくなった時、新しい出会いがほしい時などに役立ちます。
次に、あいメイツ・メロメロ。
これは「アンメルツ・ヨコヨコ」のパロディでしょうね。
頑(かたくな)な心をほぐし結婚を促進する。効能は…
・肩恋による心身痛の緩和
・頑なな心の壁の緩和
・神経質の緩和
・煮え切らない態度の決断力促進
用法として、
自分で服用する場合…一日3回、度を超さない程度に服用してください。心のわだかまりが緩和され、どうでもよくなります。
相手に服用させる場合…意中の相手にそれとなく、さりげなく服用させてください。徐々に心を開いてゆき、メロメロになります。
結婚(血行)を促進し、肩恋(肩こり)による心身痛(神経痛?)の緩和、な~んて、ダジャレもなかなか決まっているしなぁ。
恋源、というチョコもあった。
「風邪引いてまんねん!」というCMで有名な「改源」のもじり。
パッケージには「恋愛総合補助甘味菓子」と書かれてあり、「改源」のCMに出てくる風神様が「恋してまんねん!」のセリフつきイラストが描かれている。
あと、「愛の微熱薬」というキャッチフレーズのコイカシラン。
正露丸そっくりで真っ黒な粒の茶子丸(チョコ丸)というのもあった。
世の中には、いろんなことを考える人がいるものである。
そういえば、この間ニュースを見ていたら、受験生向けには縁起を担いだ駄洒落に近いような商品が出ていましたよ。「うかーる」(カール)とか、「きっと勝とお」(Kitkat)とか。いろいろ考えるものですね。
ボワシエールという駅がありました。
セーヌ川を挟み、エッフェル塔の反対側でした。
ボワシエールさんと、やはり関係があるのでしょうか?
あのシャイヨー宮をお庭にしておられたとは。
地図を見ても、ボワシエールの駅からすぐ近くですね。
ほんと、エッフェル塔を見学するときの最高のスポットですもんね。
パリにはこれまで3度行ったことがありますが、最後に行ってから8年ほど経過していますので、
また、今年のGWくらいに行ってみたいな~と思っています。
先日、パリの地下鉄路線図を見ていたのは、そういう理由からでした。
なんといっても、メトロをマスターしないことには、パリは歩けませんものね。
ホワイトデーという日があるとは、知りませんでした。
(わざとらしいですか?)
来年こそ、お返ししますので、来年も楽しいチョコレートください。