僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ビールが体に良い理由 → うどん一玉は角砂糖14個分

2017年08月19日 | 心と体と健康と

先日「うどん一玉は角砂糖14個分」という本を読みました。著者は牧田善二という医師で、銀座でクリニックを開業されており、専門は糖尿病だそうです。
(今、糖尿病と打ったつもりが間違って「頭脳病」と打ってしまいました。
「頭脳病」って、どんな病気やねん!)

さてこの本ですが、タイトルを見ると一目瞭然ですが、うどん(そのほか麺類全般)の一玉を食べただけで、角砂糖14個を食べたのと同じ糖分を摂ったことになり、同様に、ご飯、パンなど、すべての炭水化物には驚くべき量の糖質が含まれている、というのが主題です。

つまり甘いものだけが糖質ではない、ということですね。炭水化物を摂れば摂るほど糖分過剰になり、著者は「炭水化物は諸悪の根源」という表現までされています。なんだか、お米やパンや麺類の業界から「営業妨害だ」と非難を浴びそうですけどね。それに、食卓からご飯、パン、うどんなどを外すと、日本人の食生活が成り立たなくなるのではないかとも思うのですが、それはまあ別の話として、この本には、炭水化物がいかに糖質が多く体に害があるかということが、力を込めて書かれているわけです。

なぜ体に害があるかというと、糖質の摂取によって血糖値が上がり、それが太る要因になる、というのですね。それによって生活習慣病にかかりやすくなり、いろいろと身体に悪影響が出てくる。特に糖尿病患者には、炭水化物は絶対に避けるようにと指導している、ということなんだそうです。

そしてこんなことも書かれています。
血糖値を上げるのは糖質のみであり、さらに体脂肪のもとになるのも脂質やたんぱく質ではなく糖質で、「糖質を抜けば血糖値は上がらず、太りません」。体内でエネルギーとして燃焼するのはまずブドウ糖なので、そのブドウ糖の量が少なければ次に脂肪が使われて燃焼するから太らない、という理屈なんだそうです。

そういう根拠を示して、炭水化物はとるな、ということを著者は主張されています。では何を食べればいいんだ、という問いには、牧田医師は「野菜と豆だけを食べていれば太ることなく健康長寿になる」と書かれていますが、ま、それは極論だとしても、ステーキや唐揚げのほうが炭水化物よりはずっと体にいい、ということも力説されています。

この本を読みながら、じゃぁ僕が大好きなビールとかのアルコール類はどうか?と、毎日運動しているのにお腹が少々ポッコリしているのが気になる僕は、そう思いました。ま、ビールはカロリーが高いから炭水化物と同じようにダメなんだろうなぁ、と思っていたのですが、途中からそのアルコールのことについても書かれていました。それが何とまあ、こんなふうに書かれていたのです。

アルコールそのもので太ることはありえない。お酒のカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれ、体内ですぐ燃焼し、蓄積されない。これが「お酒は太る」がウソであることの理由その1。

理由その2は、お酒は低糖質であるという事実。糖質の摂取が血糖値を上げて太る要因となるわけだから、糖質の含有量の少ないお酒に太る原因は見当たらない。お酒の中でも最も糖質が多いビールでも、ごはんやパンなどの炭水化物に比べれば、かわいいほどの少量です。しかも最近では「糖質ゼロ」や「糖質オフ」のビールも発売されていますから、これを選べばいっさい問題なし。日本酒やワインには僅かながら糖質が含まれていますが、これも血糖値を上昇させるほどの量ではありませんのでご安心を。焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒は糖質ゼロです。糖質たっぷりのフルーツジュースよりも、よほど健康的な飲み物といえます。これらの糖質ゼロの蒸留酒を選び、おつまみに低糖質のメニューを選べば何も怖れることなどありません。のびのびとお酒を飲みましょう。

というようなことです。

この部分を読んで僕がどう感じたか。
これはもう、書かなくてもおわかりだと思います(笑)。

「お酒の中でももっとも糖質が多いビールでも、ごはんやパンなどの炭水化物に比べれば、かわいいほどの少量です」

そうか。ご飯やパンに比べるとかわいいほど糖質が少ないんだ!

自分にとってこんな都合のいい話はありませんよね。うふふ。
もし家族にそれを伝えたら、
「またそんなことを言って、たくさん飲もうと思ってる」
と笑われそうですけど。

以上、そういう本を読んだという話でした。
アルコールを好まない方には、何が面白いのか? という話ですけど。

ふ~む。それにしても、ご飯やパンやうどんやラーメンやそばなどが「諸悪の根源」なんて書かれても、それらを抜いた食事というのは、特にお酒を飲まない人たちにとっては「無茶なこと言わないでよ」となるでしょうね。

僕みたいなノーテンキなアルコール好きには好都合な話でしたけど。
それに最近は、ビールやハイボールの「糖質ゼロ」を買ったりしてます。

ちなみに、この本の著者である医師は、もちろん炭水化物はいっさい摂られないようですが、夕食時には主にワインを飲んでおられるそうです。

要するに、この人もお酒好きじゃない?
 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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えっ? (みゆき)
2017-08-20 00:29:43
ビールの糖質ってご飯やパンと比べてみたら少ないんですか!?
ただいま糖質制限のダイエットを続行中でして、なるべくビールを飲まないようにしてましたが、な~んだ、ビール飲んでも良いんじゃん!(*^-^*)
明日からじゃんじゃん飲んじゃお!
(すみません、実は今日もジョッキ2杯飲んでます)
そういうことですよね~ (のん)
2017-08-20 07:33:28
炭水化物にはそれだけ糖質が含まれているというのはウソではないでしょうね。
ネットで確認しましたが、確かに他の専門家も同じようなことを発表しています。
ですから、ダイエットにはやはり糖質制限が一番でしょうね。
あの三谷幸喜さんも、炭水化物をとらない食生活を始めたら。とたんに体重が減ったと書かれていました。
何しろ炭水化物に比べればビールなんて可愛いもの、ですものね~
それにジョッキー2杯なんて、もっと可愛いものですし。
どんどんいっちゃってください(笑)

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