今日10月1日から消費税が10%に引き上げられました。ただし、飲食料品と定期購読している新聞については軽減税率が導入されて、これまでどおりの8%ということですね。
日本で初めて消費税が導入されたのが1989年(平成元年)の4月で、今から30年前。税率は3%でしたが、このとき、僕はこの消費税に大きな影響を受けました。それについては後で述べますが…
そもそも日本には消費税なんてものはなかったので、そういうものが導入されると言ってもピンとこなかった。その時思い出したのは、初めての海外旅行先のニューヨークでの出来事。これはニューヨークマラソンに出場するための旅行でしたが、マラソンも無事完走して気持ちも落ち着いたので、ニューヨークの街を歩き回りました。その時のこと。Tシャツを買おうとして値段を見たところ、表示された価格に税金がつくので、その値段より高くなるということでした。税率が何%だったかは忘れてしまいましたけど。
計算するのもややこしいし、お金もその旅行で初めて使うドルやセントだったので、頭が混乱しました。外国で品物を買うと税金もプラスされるなんて、夢にも思わなかったものねぇ。
それから5~6年後、平成元年に3%の消費税が日本に導入されたわけですね。その年の秋、僕は家を新築する計画を立て、翌年の平成2年の夏に新しい家が完成しました。そして建築業者の人から渡された請求書の明細を見てギョギョ~っと驚いたのです。そこには「消費税」として70万数円の金額が記されていたのです。もちろん事前に言われていたので、全く知らなかったわけではないのですが、実際にこの金額を見てビックリ仰天したわけです。何でもいい加減に考える自分の性質がそのまま出た出来事でしたが、それにしても前の年までなかった消費税が実施されたとたんに家を新築したなんてねぇ。もう1年早くしておけばよかったのになぁ、と思ったことは言うまでもありません。
今のように消費税のアップと同時に住宅ローンの控除限度額が引き上げられるという緩和措置も、この時はなかったようですしね~
さて、最近オープンしたわが街のイオンは、開業早々増税の時期に当たったのですが、思い出してみれば、前のイオンが閉鎖されたのが5年前、つまり2014年の2月でしたが、そのすぐあとの4月に消費税率が5%に引き上げられました。だから閉店間際の当時のイオンは「増税前・閉店前大セール」のキャンペーンを繰り広げていました。それが5年後の今年9月中旬に新築されてオープンして、またも「増税前大セール」となりました。何かわが街のイオンと消費税率アップって、密接な関係があるんですかね(笑)。
それにしても、消費税の10%と8%の区別、わかりにくいですよね。新聞やテレビ報道でも、「映画館の売店は外食?」とか「水道代はなぜ10%?」とか「野球場の売店で買った食事はどっち?」「9月30日の深夜に外食中、10月1日に日付が変わったらどうなるの?」などなど。
この間はテレビで「オロナミンCは8%でリポビタンDは10%です」と誰かが言っていましたが「へえ? なんで?」と思ったら、
オロナミンCは清涼飲料水のため「食品」として軽減税率の対象に。リポビタンDは「指定医薬部外品」なので10%になります。
ということでした。
「キャッシュレス決済のポイント還元」というのも、ようわからんし。
ややこしいことですわ、ほんまに。
イオンも実に絶妙なタイミングですね。今度10パーセントに上がる頃、閉店しないように願っています!まさかね(^^)
ちょっと一杯(何杯?←笑)、行かれたのですね~
税率が上がったついでにメニューも新しくするというのは一つの知恵でしょうね。
まったく同じメニューで税率アップより、新メニューのほうが抵抗が少ないかも。
まぁアップと言っても2パーセントですしね。
元々割高な店もあればお安い店もあるので、税率自体はあまり気にはならないですが、
おっしゃるとおり、仕組みがややこし過ぎて、そちらにばかり関心が向きます。
でもまあ、税率アップするなら、税金の無駄遣いだけはやめてほしいですよね~
イオンが次の税率アップ前にまた閉店?
せっかくやっとオープンしたのに、そんなこと、したらあかんで、イオンさん!(笑)