僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

梅田で車が暴走

2016年02月26日 | ニュース・時事

昨日、梅田で車が暴走して死者や負傷者が出た事故には驚いた。お昼のワイドショーで第一報が報じられた時は、また運転者が高齢で原因は認知症?…と一瞬思ったが、51歳の男性で、認知症になる年ではない。

その後、朝日新聞の報道によると、運転者の男性は、大動脈が破裂する「大動脈解離」の症状が見られたとのこと。つまり突然死ではないか、ということだ。運転中にその症状に見舞われ、意識を失って道路脇にしばらく停車したあと、意識がないままにアクセルを踏んで歩行者をはねながら歩道を暴走して、ホテル前の花壇に衝突して止まった…ということらしい。

場所が梅田だったことにも驚いた。梅田には、僕もよく行くが、たいていはJR大阪駅から地下街や陸橋を歩き、お気に入りのレストランへ妻と妻の姉と3人で昼食に行くことが多い。だから、道路の歩道を歩くことは、あまりない。こういう事故を見ると、これからも、できれば地下か空中の通路を歩いたほうがいいな、と改めて思う。車の走っている場所は、本当に、何が起きるかわからない。


大動脈解離といえば、妻のもう一人の姉が、自転車で走っているときに、急に苦しくなり道端へ倒れ、そのまま救急車で運ばれて生死の境をさまよう…という出来事が10年前にあった。それが大動脈解離だった。普段から血圧は高かったが「持病」というものではなく、思いも寄らぬ症状に襲われたわけだ。

それにしても、突然意識不明になり、即死状態だった人が、死の渕でアクセルを踏むとは…。脳は命令していないのに、足だけが勝手にアクセルを踏んだ、ということになるのだろうか。車に乗りなれている人だから、足が勝手に…。何ともおそろしい話である。

その運転者は、持病はなかった、ということだ。「てんかん」などの持病を持つ人や、認知症気味の人の車の運転については特に注意を要する、と常々言われているけれど、今回のように、本人をはじめ誰も予見できないことが起きて、こんなとんでもない惨事で死ぬ人まで出るというのは、あまりにも理不尽である。はねられて亡くなられた人や重体の人が気の毒でならない。

運転者の不注意であれば、もちろん許しがたいことだが、こういう事態はいったいどういうふうに受け止めたらいいのだろうか。

運が悪かったの一言では済まされないのは、言うまでもないことだけれど。

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつまでたってもダメなわたし | トップ | 昭和百年! 平成百年! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース・時事」カテゴリの最新記事