僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

失言を 「言葉足らずでした」 で済ませるか?

2021年08月15日 | ニュース・時事

皆さん、すでにご承知のことだと思いますが
先週日曜日の朝のTV番組「サンデーモーニング」で、スポーツコーナーの解説に出ている張本勲が、オリンピックの女子ボクシングで金メダルを獲った入江聖奈(せな)選手に関して、こう言った。

「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」

これに対して、日本ボクシング連盟が、番組を放映したTBSに対し、「女性及びボクシング競技を蔑視した」という内容の抗議文を送ったという。そのことがネット上でも騒ぎになり、発言した張本はボコボコに叩かれていた。

      

ま、この人は普段から、野球以外のことに関してはトンチンカンなコメントが多くて、スポーツ解説者とも言えないような人だったけど、今回のコメントも、その一環だったと思う。それにしても「嫁入り前のお嬢ちゃん」なんて言葉は久しぶりに聞きました。

「嫁入り前」ってね~
すご~い、懐かしい言葉です。
うちの親の世代が使っていた言葉で、今ではもう死語ですよね。
今はどんなスポーツでも男女ともに参画している時代だし、しかも、ママさん選手も多くいるわけですから、何もスポーツ女子が「嫁入り前のお嬢ちゃん」とは絶対に限りませんからね~。その点でも、この発言には驚きます。

そこで、その張本センセイが謝罪文を出したとのことです。

それを見てみると

入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています。

ということだった。

「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って、こんな競技好きな人がいるんだ」
ということを言っておきながら、「ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」
な~んていう謝罪文を、よくもまあ、しゃぁしゃぁと出しますね。

しかも、「言葉足らず」だって?

「言葉足らず」ではないやろ。
いらんことを言い過ぎてるわけやん。
どこが「言葉足らず」やねん、ホンマに。

政治家もそうだけど、失言をしたあとは、ほとんど
「真意は〇〇でしたが、言葉足らずでした」
と言って謝罪を済ませる人間が、最近、増えてきているように思えて仕方ありません。それさえ言っておけば、あとは何とかなるだろう、ってことですか?

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« この歳で初めて虫歯になりました | トップ | 「おかえりモネ」 から学ぶ天... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース・時事」カテゴリの最新記事