僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

わが家の部屋 モミィの隣に知らない子が寝ている!

2023年02月19日 | 日常のいろいろなこと

今日は日曜日なので、いつものように7時半頃に起きて来た僕が、わが家で一番の「早起き」だった(日曜だけですけど)。普段はモミィが学校へ行くので、妻は6時前にモミィを起こし、だいたい7時半頃にモミィが家を出る。

さて、今朝、一番に起きた僕が、3階の自分の部屋から2階へ降りると、和室があるのだけれど、何だか不思議なことがあった。その和室には妻とモミィが寝ているはずだが、部屋の前の廊下には、モミィのスリッパしか置かれていない。いつもは必ず2つスリッパが並んでいるのに。

じゃぁ妻はもう起きているのか? と思ってダイニングキッチンを見ると電気がついていないし誰もいない。ということは妻もまだ起きていない? ヘンだなぁと思いながら、次は1階のモミィの勉強部屋へ行ったら、そこに妻のスリッパがあり、中は真っ暗の様子。あ、ここで寝ているんだ、と思いながら、僕はダイニングへ戻って、暖房をつけた。

しかし、なんで妻がひとりであんなところで寝ているの?

何があったの? な~んか不思議すぎる話だ。
で、僕は再びモミィのスリッパひとつだけの和室へ行き、そっと戸を開けて中を見たら、ビックリ。

そこには、モミィと、その隣、いつも妻が寝ている布団の中で、見知らぬ女の子が眠っていたのだ。僕が戸を開けるとその子はチラッと目を開いた。僕はあわてて戸を閉めた。
「え~? 何がどうなっているの?」と、ますますわけがわからなくなった。

昨夜は10時半頃に僕は自分の部屋に入った。その時、モミィは、
「明日は日曜日やから、ゆっくり寝られるわぁ」
と言っていたけど、友達らしき女の子がわが家に泊まりに来るなんてことは言ってなかったし、すでにその時は夜の10時半だったし。
何があったの?

あれこれ思案していたら、妻が眠そうな顔をして起きて来た。
もちろん僕は妻に訊いた。

「和室に、なんで知らん子が寝ているの? あの子、誰? いつ来たの?」
そうして、妻から話を聞いたら

昨晩、僕が寝室へ行ったすぐあと、10時半過ぎにモミィに学校の友だちから「家に泊めてもらえない?」というメールがあって、それでモミィが藤井寺駅まで迎えに行ったという。その子の家は奈良だった。
深夜近くに2人でわが家へ帰ってきて、その子が泊ると聞いた妻は、「じゃぁ2人で和室で寝なさい」と言って、自分はモミィの勉強部屋へ行き、そこのソファで寝た。

と、そんな話だった。
そういう事情で、あそこで2人が寝ていたのか。
何も知らない僕は、そりゃぁ、ビックリしましたわ。

2人は今朝、午前10時頃に起きて、ダイニングに入っていた。
友だちの女の子は僕を見て「お邪魔してます」とペコリと頭を下げた。
モミィの友だちは僕も何人か知っているが、この子は初めて見る子だった。

「ねぇねぇ、何がどうなってるの?」
と、モミィに聞くと、
「この子がな」と友達を指差し、
「お母さんと喧嘩して、家を出てきたの。それであたしのところにメールが来たってわけ」

へぇぇぇぇ~! 喧嘩して家出!
「お母さん、心配していないの?」
と聞くと、
「いいえ、してません」とその女の子はごく普通に言った。
親子喧嘩は日常的なものだと言う。
へぇぇ~~

そのあと、モミィは、冷蔵庫にあるもので何かを作って2人でご飯を食べる、と言うので、僕と妻はそれぞれ別の部屋に。

僕は自分の部屋で本を読んで昼前まで過ごしたら、モミィと友達の女の子は家を出て行ったようだ。

モミィはその子を駅まで送って行ったあと帰宅した。
そして、その子の複雑な家庭の事情をぺちゃくちゃと妻に話しているのを横で聴いていたけれど、よくわからない話だった。モミィによると、その子はわが家に泊まったことも母親には言わないだろう、とのことだった。
いろんな家庭があるんですねぇ。

ともあれ、今朝、和室を開けたらモミィの隣に知らない子が寝ていた
という謎めいた光景は、今も鮮明に頭に焼き付いている次第です。

 

 

 

 

コメント
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