僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

どちらにも勝ってほしかった! ~卓球全日本選手権決勝~

2021年01月19日 | スポーツの話題

 
 
昨日の朝日新聞スポーツ欄の記事です。


一昨日の日曜日。
大阪で卓球・全日本選手権が行われ、女子シングルス決勝で石川佳純さんと伊藤美誠さんが対戦し、石川さんが5年ぶり5度目の優勝を果たしました。

僕はこの大会を準々決勝からテレビで見ていたのですが、特に準決勝の伊藤美誠さんと早田ひなさんの手に汗握る激戦にはかなり興奮しました。しかし、その前日のニュース番組で、男の卓球解説者(名前は忘れた)が「この準決勝での2人の対決が事実上の決勝戦ですね」と言ったことにはちょっと不満を抱きました。なぜなら
もうひとつのブロックで準決勝まで上がってきた石川佳純さんがいたから。

石川さんが決勝に出てくる可能性も高いのに、彼女を無視してこちらのブロックの準決勝の伊藤・早田戦を「事実上の決勝戦」なんてことを言っていいのか? このヘボ解説者! と怒ったわけです。
まぁ、怒っても仕方ないですけど(笑)。

予想通り、というか、期待通り、決勝戦は伊藤さんと石川さんの対決となりました。僕はどちらを応援したかと言えば、それはもう両方ですわ。
2人とも、これまでずっと応援してきた選手ですからね~。

まず石川佳純さんですが、彼女は山口県出身ですが、小学校を卒業してから大阪へ来て、僕が住む藤井寺市のすぐ隣の四天王寺羽曳丘中学というところに入学しました。そしてその在学中、全日本選手権で史上最年少でベスト4入りを果たして注目を浴びました。藤井寺駅から見て正面にある建物には「頑張れ石川佳純選手」の大きな横断幕が貼られており、電車に乗るたびに僕は窓からその横断幕の「石川佳純」という名前を見て、いつのまにかそれが脳裏に焼き付きました。そんなことで、当時から僕は佳純ちゃんのファンで、まさに「わが街の子」だったのです。

以来、オリンピック、世界卓球、ワールドカップ、全日本選手権など、シングルスでも団体でも、石川選手が出る試合は、いつもテレビでワクワク・ドキドキしながら見ていました。

そして相手の伊藤美誠さんですけど。
彼女は今も関西卓球アカデミーという、大阪市にある卓球クラブチームを練習拠点にしているそうです。 出身地・静岡県の小学校を卒業したあと、大阪の中学校に入ってこのクラブチームに入ったのですが、その当時、伊藤さんのコーチをしていたのが大内征夫さんという方でした。

以前も書きましたが、この大内征男先生は僕の高校時代の恩師で、しかも、僕が結婚した時に、披露宴の司会をしてくださった深~い縁のある先生です。当時から卓球が得意だとは知っていましたが、まさか伊藤さんのコーチになっていたとは。

それを知ったのは、2016年のリオ五輪でした。伊藤美誠ちゃんが、石川佳純ちゃんと福原愛ちゃんと3人で、卓球女子団体で見事に銅メダルを獲得したときの新聞記事でした。

 
 左から愛ちゃん、佳純ちゃん、美誠ちゃん。

そしてこの伊藤美誠ちゃんに関する記事の中に大内先生が載っていました。その部分をアップしてみますと

 
 結婚披露宴の司会をしていただいた大内先生が新聞に

驚きました。
大内先生は伊藤美誠ちゃんのコーチだったのですね。

その後、卓球専門誌に大内先生の特集が組まれ、先生はその雑誌を僕に送ってくださいました。その雑誌の中に、先生と美誠ちゃんのツーショットの写真がありました。

 
 大内先生と美誠ちゃんです。
 先生は美誠ちゃんのメダルをかけています。

とまぁ、そんなわけで、伊藤美誠さん対石川佳純さんの決勝戦では、両方ともを応援しなければならないことになったわけです。

試合は、伊藤が第1ゲームを取り、第2ゲームは落としたものの、第3、第4ゲームを連取して勝利まであと1ゲーム。しかし第5ゲーム、第6ゲームは石川が取り、3対3のタイにもつれ込んで試合はいよいよ第7ゲームへ。

そして最終ゲームは9対9の大接戦から石川が2点を連取し、11対9で伊藤に大逆転勝ちをしたのでした。

ふ~う。

こう書いていると、また試合を思い出し、心拍数が上がります(笑)。

20歳の伊藤さんはこれからです。そして27歳の石川さんも、まだまだ衰える年齢ではありません。2人のこれからの卓球人生を、これまで同様、大阪の片隅から見守っていってあげたいと思います。

本当にいい試合を見せてもらいました。

佳純ちゃん、美誠ちゃん。ありがとさ~ん

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする