僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

セクキャバ議員は辞職を 国会議員は全収入の半分を返せ

2020年04月16日 | 議会&役所

高井崇志(50歳)という衆議院議員が、緊急事態宣言の発令後に、東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」というところで遊んでいたそうで、あきれてしまった。日本国民の誰もが同じ思いに違いない。おまえはいったい何を考えているんだ。それでよく国会議員が務まるものだなぁと。

所属する立憲民主党からは除名されたけれど、立憲民主党もこんな議員がいたら政府を追及できないだろ。しかしこの「セクキャバ議員」は除名されてもまだ国会議員のままだ。一刻も早く議員辞職せよ。それが今のほとんどの日本国民の思いだろう。

しかし、国会議員にはこういうのが他にも結構いるのかも知れない。

今日はその国会議員の話ですが

2、3日前に、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国会議員の歳費を1年間2割削減することが決まったそうだ。しかし国会議員は歳費(一般で言う給与)以外に、ボーナスもあるし、その他にもいろいろな収入がある。なのに2割を削減すると言ったのは「歳費の2割」ということで、「収入の2割」ではない。

資料によると、国会議員の歳費は月額129.4万円。年額で約1,553万円です。歳費にプラスしてボーナスにあたる「期末手当」が年間635万円ほどあって、トータル年収2,188万円となります。ちなみにアメリカの議員は約1,700万円、イギリス下院は約970万円、ドイツが945万円で、日本は世界の最高水準だそうです。しかも日本の国会議員の収入はそれだけではありません。

まず文書通信交通滞在費という手当。これが毎月100万円で年間1,200万円という高額です。しかも無税でかつ領収証も不要とのこと。
次に立法事務費というのが毎月65万円で年間780万円。これも収支報告義務がなく、使途はイマイチ不透明だとか。
さらに秘書3人までの給与に当てられる秘書雇用手当が年間約2,500万円。
そのほかにも、政党交付金というのが入ってきます。これは政党によって異なりますが、平成31年に各党に交付された政党助成金は、8党に対し総額317億円余りで、自民党に約179億円が、立憲民主党には約32億円が交付されたそうです。

これらを総合して、一人の国会議員が得る金額というのはざっくり計算すると年額6,000万円前後ということになります。

今回は、年額約1,553万円の歳費だけを対象にした2割削減だから、削減額は年額で310万5600円です。実際の年額6千万円前後の収入額からみると微々たるもので、痛くも痒くもないでしょう。

このことを、橋下徹さんも厳しく指摘し、昨日の「朝チャン」に出演して、「2割と言っても歳費の2割だけでは少なすぎますよ。歳費の他にもたくさんもらってるんだから、それらの合計額の5割は返納すべきです!」と、熱い口調で語っていました。

ビートたけしさんも先日、情報番組で「参議院議員なんか必要か? 議員がこんなに多いんだから、国会議員は半分、金返せよ」と発言していました。

まったく、そのとおりだと思います。

それにしても、冒頭のセクシーキャバクラ議員は、まだ国会議員を辞めずに、歳費やボーナスをはじめ各種手当などの多額の金を、今までどおり懐に入れ続けるつもりなのでしょうか? 国民の税金ですよ、みんな。

 

 

 

 

 

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