僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

あおり運転 バカッター 受刑者のお手柄

2019年02月25日 | ニュース・時事

最近のニュースを見ていると、「あおり運転」とか「幼児の虐待」とか、ネット上でバカみたいな動画が次々と映し出されるとか、そういうニュースがヤケに目につきますね。

「あおり運転」と言えば、「激突」という映画を思い出します。スティーブン・スピルバーグが若い頃に監督をした映画で、ご存知の方も多いでしょう。1人の男性が乗用車でハイウェイを走っていると、前に大型のタンクローリーが走っていたので、それを追い越した。そしてここから恐怖のストーリーが始まった。追い越されたタンクローリーはそれに腹を立てたか、そのあと猛然と男性の車をあおり始めるが、そのやり方が半端ではなく、明らかに命を狙うような運転で、実際、男性は何度か殺されかける。

2台の車が道路を走っているだけの映画なんだけど、衝撃の結末まで、一時も目が離せないほどドキドキしながら見たものです。こんな怖い映画が今まであっただろうか。ホント、怖かったなぁ。

最近は「あおり運転」による事故や事件が次々と報道されているけれど、この映画こそ「元祖・あおり運転」と言えるでしょうね。またレンタルビデオ店で「激突」を借りて、久しぶりに見てみようと思ってます。

それと、あのバカみたいな動画を流すのは、一体何のため? 何年か前にコンビニの氷菓子の上に寝ころんで喜んでいた動画を見た時にあきれたけれど、それが最近はあっちでもこっちでも、次々とバカ動画がテレビで流されるのを見て、ホント、情けなくなりますわ。

くら寿司では従業員が生魚をゴミ箱に放り込み、その魚を再び調理する。
セブンイレブンでは、おでんを口に入れてから元のところに吐き出す。
ファミリーマートでは、お菓子やペットボトルを舐めまわす。
バーミアンでは、鍋から上がる火をくわえ煙草につけて吸う。
すき家では、調理用のおたまを自分の股間に押しあてる。
その他いろいろ。

みんな店の従業員(ほとんどアルバイト?)である。こういう動画を流す人間を、バカッターと呼ぶそうだ。バカとツイッターの合成語だとか。

まぁ、車を運転しながらスマホを見たり携帯電話をしたりしている人間が大勢いるので、そっちのほうが僕らにとっては、いつ事故に巻き込まれるかわからないという危険を感じるし、より悪質だけど、この「バカッター」もね~。本当に情けない話ですわ。

そんな、見ていて腹立たしいニュースの中で、最近ひとつ、思わず微笑んでしまったニュースもありました。

アメリカ・フロリダ州の、とある駐車場で、1歳ぐらいの赤ちゃんが車の中に閉じ込められたというニュースです。父親が誤って車内に鍵を置いたままドアを閉めてしまい、ロックが掛かってしまったそうなのです。父親が必死にドアを開けようとするのですが、開かない。まわりの人たちも駆け寄って協力するが、どうしても開けられない。さぁ、困った。

そんなとき

近くで社会奉仕活動のための作業をしていた囚人たち、つまり受刑者たちがこの騒ぎに気がついて、車に駆け付けた。受刑者は5人いたということですが、その中に「車上荒らし」で捕まった男もいて、この男が衣類用ハンガーを使い、約5分でドアをこじ開けることに成功! 無事に赤ちゃんは救出されたということでした。車上荒らしの手口が「お手柄」につながったという、まことに愉快な事例でした。

「物は使いよう」と言いますが、
「ワルの手口」も使いようということですね~
 

 
ドアをこじ開ける「車上荒らし」の受刑者。

 

 

 


 

コメント
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