僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

天王寺七坂を散策 ~清水寺の舞台や玉出の滝~

2018年11月09日 | ウォーク・自転車

   

さて、愛染坂を下ったあと、左(南)へ曲がり、狭い道を5分ほど歩くと清水(きよみず)坂が見えてきました。愛染坂を下ったのですから、今度は清水坂を上るということになります。

 

 
スロープがついているので、自転車もOKです


この坂道を上がったところに案内板がありました。 

   

ここに「新清水清光院に登る坂道をいう」という説明が出ています。そのとおり、このすぐ近くにお寺があります。それが「清水寺」なんですよね。正式には「有栖山清光院清水寺」という名称だそうですが、上の案内板を見ると「新清水寺」とも書かれています。

江戸時代に、それまで別の名だったのが、京都の清水さんから千手観音をいただいたことをきっかけに寺の名を清水寺に改めたということです。お寺が高台にあるので、本家を真似して「舞台」を造り、さらに境内に「音羽の滝」とそっくり同じ形の滝をこしらえて、大阪版清水寺ができたのです。

その清水寺をご覧ください。

 

中へ入り、墓地の中をまっすぐ歩いて行くと、その突き当りに

 

「清水の舞台」があります。
ここから大阪の街の西側が一望できます。
左の方に通天閣も見えますね。

先ほどの案内板に、

境内南側のがけから流れ出る玉出の滝は、大阪唯一の滝として知られている。

と書かれていた「玉出の滝」というのは、墓地から石段を下へ降りていって、左手に曲がったところにひっそりとあります。

これがまた、京都の清水寺の音羽の滝とそっくりで、筧(かけい)が3本突き出していて、水がちょろちょろと流れ落ちています。これが「大阪で唯一の滝」なんだそうです。

 
玉出の滝です。
これが「滝」か? と思いますけど、次の写真を見てください。

 

こちらが本家、京都・清水寺の音羽の滝。超有名な「滝」ですね~

 
本当によく似ていますよね。

京都の清水寺の舞台や音羽の滝は観光客でごったがえしていますが、こちら天王寺の「清水寺」は、舞台も滝も、ひっそりとして、どこにも人影はありませんでした。

そんなことで清水坂を上がり、清水寺を散策した後、次の「天神坂」に向かいました。

「天王寺七坂」は次回で終わります。
皆さん、もう少しのご辛抱です(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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