僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

京都タワーとサブウェイ

2017年08月06日 | 旅行

 

奥琵琶湖のホテルに泊まった翌朝、レストランの窓から撮りました。
昨日は天気が不安定でしたが、今日は晴れ間も見えるいい空模様です。

朝食を済ませてチェックアウトし、駅まで10分ほどの道を歩きました。
道路もひっそりとして、駅までほとんど人の姿は見えなかったです。


 

駅の前もひっそりと


マキノ駅からまた新快速(姫路行き)に揺られて1時間余り。京都駅で降りて京都タワーへ上がることにしました。 

この旅行はJTBで申し込んだのですが、そこでもらった「京都・びわ湖 旅の過ごし方BOOK」という冊子の中に「京都タワー展望室入場券」というのが入っていました。ということで、大人770円、小学生520円という料金は4人とも免除でした!


  

京都タワーのパンフレットによると、「展望室の高さは地上100mで、先端の避雷針を含めると131mの高さで、近年の超高層タワーに比べると高くは感じられないかも知れませんが、規制のある京都市街ではもっとも高い建造物。だから京都の街並みを、まるで地図のように見渡すことができます」とありました。確かに展望室に上がると、京都市内が見事に360度一望できました。


 

展望室は、こんなふうになっています。

ここにたくさん設置されている双眼鏡は無料で、子ども用に踏み台も用意されていますので、小さな子でも一人で見られます。


 
 ガラスの上には、主な名所が記されています。


 
 タワーのすぐ下に東本願寺が見えました。


 

 遠くに清水寺が。
 ズームで撮ると


 
  清水の舞台も見えました。


タワーからの風景の中でも、特に面白かったのは京都水族館でした。ひとつの双眼鏡を小さな女の子が覗いていたのですが、その子が、「あ、イルカが見えた!」と叫び、横でお母さんらしき人が「よく見えるでしょ」と言っている。その子が双眼鏡から下りたとき、思わず僕はそのお母さんに「水族館の中まで見えるのですか?」と尋ねた。「ええ、よく見えますよ」と笑顔で「どうぞ」の仕草をされたので、僕もそのままの方向にあった双眼鏡を覗いてみた。すると、「あっ、ホントだ」。野外プールのようなところにイルカらしきものが水しぶきを上げているのだ。ちょうどイルカショーが行われている最中のようだった。これはモミィやケイに見せてやらなければ

 そこで、別の場所にいた2人に声をかけ、「水族館でイルカが見えるで」と、その場所へ連れて行った。そして、まずケイが双眼鏡を覗いた。覗いたとたんに「ほんまや。イルカがおるわ」と声を弾ませた。先ほどのお母さんが、ケイとモミィが交互に双眼鏡を覗き合う様子を目を細めて眺めておられた。


  
  一生懸命に双眼鏡を覗くケイ。


  
この丸で囲んだ部分がタワーから見える京都水族館です。

これをズームにしてみると、

 

こんなふうに見えます。

ただの景色だけではあまり面白がらないケイも、これには双眼鏡に釘付けになっていました。

そんなことで、京都タワーでは思っていた以上に楽しく過ごすことができました。

タワーから降りて、さて遅いめの昼食をとろうと、京都駅のレストラン街に行きましたが、やはりケイやモミィはどの店にも大した関心を払わず、「昨日のサンドイッチ食べた~い」と言い出したので、また地下のポルタへ下りて、昨日と同じサブウェイ(SUBWAY)へ行きました。

4人でサンドイッチを食べながら、僕が、
「サブウェイはパンの生地とかトッピングとかドレッシングとか野菜の量とか、いろいろ細かい注文をせなあかんから、ややこしいやろ?」
と言うと、モミィが、
「でも、ここのサブウェイは日本語がわかるからええわ」
と、突拍子もないことを言い出した。
はぁ? 何を言ってる?


「あのロサンゼルスのサブウェイは大変やったもんね」
と言うので、初めてモミィの言葉の意味がわかった。

去年末の3人でのロス旅行の最終日、僕は高熱が出て1日中ホテルの部屋で寝ていた。その時、モミィは妻と2人でホテルに近いビバリーヒルズの街を歩き、そこにあったサブウェイに入ったそうだ。店ではもちろん日本語など通じない。当時、英検3級へのチャレンジ中だったモミィが、妻と力を合わせながらカタコトの英語で注文をして、自分たちが食べるものだけでなく、僕にもサンドイッチを持ち帰ってくれた。その時のことをモミィは、京都のサブウェイに入ったことで、思い出したのだろう。 

「そうやね。外国では食べるものの注文って、ホントややこしいからね~」
そう言いながら、僕は「タンドリーチキン」にかぶりつきました。
(今日もまた、ビールなしの外食です。ぐすん)

ちなみに、この時、モミィは「生ハム」、ケイは「ロースハム」、妻は「ローストビーフ」を注文していました。

その後また京都地下の土産物店などをめぐり、夕方5時過ぎに戻ってきました。

やれやれ

何ごともなく、全員元気で無事に旅行が終わり、ホッと一安心でした。

 

 

 

 

 



  

 

コメント
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