僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

オープンキャンパスとハヤシライス

2017年08月28日 | 日常のいろいろなこと

土曜日に3人で、大阪市の中央区にある私立中学校のオープンキャンパスへ行ってきました。オープンキャンパスというのは「体験授業」とか「学校案内」いうような意味ですが、今年になってこの言葉の意味を知りました。いや、意味を知るというより、そういう言葉自体を知りませんでした。モミィが小学6年生になり、中学受験を目指すようになって、初めて知った言葉です。

オープンキャンパスといえば、数日前、徳島自動車道でマイクロバスが大型トラックに追突され、運転手と女子高生の2人が死亡するという痛ましい事故が起きましたが、バスに乗っていたのは神戸市にある専門学校で開かれたオープンキャンパスに参加した高校生と保護者らだったということでした。オープンキャンパスというのは、自分の将来を夢見つつ参加する行事で、モミィもこれまでいくつかの学校のオープンキャンパスに参加していますが、前日から「楽しみやわぁ」とウキウキしています。そんな夢を乗せたマイクロバスだったはずが、一転して死者が出るほどの大事故に遭遇したのは、いかにも気の毒なことでした。

さて、僕たちが行った学校のオープンキャンパスは、実は5月にも一度行っており、保護者を対象にした講堂での説明会はその時とほぼ同じ。ただしモミィの体験授業は前回は英語だったのが、今回は美術でした。保護者説明会が終わった頃に子どもたちが戻ってきて、そのあと、校内見学をしました。これも、以前に来ているので、今回は案内による見学には参加せず、フリーであちらこちらをウロウロ。モミィがお気に入りの図書館でかなりの時間を過ごしました。ここの図書館は2階建てになっており驚くほど本の量が多く、わが街の藤井寺図書館よりはるかに蔵書が多かったです。

図書館で過ごした後、モミィの希望で校内食堂へ行きました。前回は学校を出て、阿倍野で昼食をとったのですが、モミィがどうしてもここで食べたいと言うのでね。ま、もしこの学校へ通うようになったら、ここで食事をとることも多くなるので、モミィとしては当然の希望ですが。

そこで僕は食券の自動販売機の前で、何にしようかと迷いました。普通は、阿倍野に戻ってどこかの食堂に入り、まずビールを注文するんだけど、学校内の食堂にビールなんてありませんし(当たり前やがな)。そこで目についたのがハヤシライスでした。

僕が子供の頃、どれだけハヤシライスが好きだったのかは
「京都府立医大病院事件とハヤシライス」

というブログに書いています。

また、学生時代、学校を終えて夜の速記学校に通っていたことがあり(妻とはそこで知り合いました)、夕食はいつも速記学校に近い上本町6丁目というところの食堂でハヤシライスを食べていました。それだけ好きだったんですね。

しかし妻もモミィもカレーライスが大好きで、ハヤシライスを作るのだったらカレーにしてほしい、という要望が強く、料理担当の僕としては定年退職以来8年間、ハヤシライスは一度も作ったことがありません。それに、外食の場合は主に和食で、ビールを頼みますのでハヤシライスを食べる機会というものが全くなかったのです。だから、ここの学校の食堂の食券販売機でハヤシライスを見つけた時はなんだか「初恋の人」と巡り合ったような気分になり、もちろんそのボタンを押しました。そしてセルフサービスのカウンターで受け取り、テーブルに運び、スプーンでハヤシライスを口に運んだ時、「う~ん、これぞまさしくハヤシライス!」と、訳の分からないことを口走って、おいしくいただきました。

あ~よかった。モミィの付き添いも、こういうことに巡り合うのだから捨てたものじゃありませんね。

ちなみにこのハヤシライスのお値段は300円でした。
さすが校内食堂。安いですね~

 

 

 

 

 


 

コメント
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