僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「山の日」 といえば 思い出すことは

2017年08月11日 | 思い出すこと

今日は「山の日」で祝日だそうですね。
「山の日」?
そんな祝日、あったっけ?

と、日曜・祝日とは縁のない生活を送る僕は、カレンダーを見て思うのです。いつも通っているスポーツクラブでは、僕は「平日会員」なので、土・日・祝の休日は行けません。でも、うっかり今日も行くところでした。もし行ったら受付のスタッフから「すみませ~ん。きょうは祝日なんですけど」と言われて、スゴスゴと引き返していたところです。

小学生のモミィも今は夏休み中なので、余計に「祝日感」というものが希薄になっていますが、今年の場合はたまたま金曜日に当たり、そのあと土・日と、そしてお盆休みが続き、働いている人たちにとっては嬉しい祝日となるのかも知れませんね。うちの長男も次男も、今日から16日まで6連休だと言っていました。その点、僕は市役所に勤めていたので「お盆休み」というのはなく、あまりピンときませんけど。

ところでこの「山の日」は、去年から始まったそうです。昔のことだったらよく覚えているのですが、去年や一昨年のことなどすぐに忘れてしまうので、こんな祝日が制定されていたことも全然記憶にありませんでした。

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する

というのがこの祝日の趣旨だそうです。当初はお盆休みに直接つながる8月12日が予定されていたそうですが、その日は、1985年、日航機が群馬県の山岳地帯の一つである御巣鷹の尾根に墜落し、520名という史上最多の死者を出した日でもあったので11日にした、と言われています。

う~ん。あの悲惨な事故からも、もう32年経つんだなぁ。自分の長い人生の中でも、テレビニュースで心底から気が動転したのは、この事故の報を聞いた時と、東日本大震災の発生時の津波の映像を見た時の2回です。それほどの大きな衝撃を受けた日航機の事故でしたが、それでも4人の方が生存されていたというのは、まさに奇跡でした。


さて、僕は、山そのものは昔から大好きでした。中学生の頃、山好きの友だちに誘われて、近くにある生駒山や信貴山へよく行きました。もちろん登山というようなものではなく、ハイキングのレベルですけど、山中を流れる小さな川の横で、数人で飯盒炊さんをしたりすると、そんな時は、ふだん感じたことのない解放感に満ちた気分を満喫できたものです。

高校に入り、今度はクラブ活動で山岳部に入りました。いよいよ本格的な山登りに挑むんだ、という気合い十分でした。新入生歓迎会で、先輩たちから「おまえ、見かけによらず根性あるな!」と言われました。「見かけによらず」というのは、僕が小柄で童顔だったからだと思います。じゃ、なんで「根性あるな」と言われたのか?

たぶん、しゃべる声が誰よりも大きかったからでしょうね~

その歓迎会の席で、自己紹介や何か芸をするのですが、その時僕は、大好きだった舟木一夫の「あぁ、青春の胸の血は」を歌いました。自分で言うのもナンですけど、僕は昔から歌がうまいのです(あはは)。先輩たちも「おまえ、歌うまいなぁ」とほめてくれました。そして初めての山は神戸の六甲山への登山でした。そして、その六甲山からわずか数ヵ月後、僕はクラブを辞めたのです(なんや、それは?)。つまり、僕の山岳部での活動は「あぁ青春の胸の血は」を歌ったことと六甲山へ登ったことだけ、ということになります。

なぜそんなに早く山岳部を退部したかと言うと、授業が終わった後の部活の練習がとてもきつかったからです。一例を挙げると、体重が僕の倍近くもありそうな先輩を肩車して、長い距離を歩いたりするのです。もともと身長が低いのに、こんなことをしていたら、15歳の僕の身長はこれ以上伸びないんじゃないか、という懸念が芽生えてきたからです。それで仕方なくやめました。

その代わり、と言えるかどうかわかりませんが、毎週のように高校の同級生と、主に六甲山へ日帰りで登山したり、テントを張って一泊したりして、それが高校生活での一番の楽しみでした。

「山の日」というと、そんなことが懐かしく思い出されます。


で、最後に、前述した舟木一夫の歌のことですが

僕は舟木一夫の大ファンだったのですが、中でも「あぁ青春の胸の血は」は力強く、テンポもよく、勇気も与えてくれた大好きな歌でした。でも、近年は舟木一夫がテレビの懐メロ番組に出ても、歌うのは「高校三年生」や「学園広場」ばかりで、この歌をテレビで聴くことはまずありません。ところが

あの籠池のおっさんの森友学園が設立しようとしていた小学校「瑞穂の国記念小学院」の校歌が、なんと舟木一夫の「あぁ青春の胸の血は」だったのです。あれにはビックリしましたねぇ、ほんと。

テレビニュースで「この小学校の校歌は、こんな歌だったのです」とナレーションが入り、舟木一夫のこの歌が流れはじめたのです。その時は一瞬、ギクッとしたほどです。テレビ画面では、それを聴いた保護者のひとりが「これはどなたが作詞・作曲されたものですか?」と質問をしている音声が流れ、それに対して籠池側が「調べればわかります」という変な答えをしたところで画面は切り替わりました。おいおい。この歌を、こんな小学校の校歌に勝手に使うなよ!

ほんまに、森友学園は何を考えとんねん!
こんな学校の名誉校長になった安倍夫人も、おかし過ぎるわ。

そんなことを思いましたね。

「山の日」から話はどんどんズレていきました。
ま、いつものことですので、ご勘弁を。

 

「あぁ青春の胸の血は」

 

 

舟木一夫が「山」を歌った曲も添付します。
僕はこの歌も大好きです。
これを「山の日」のテーマソングにしてほしいですね。

「はるかなる山」

 

 

 

 

 

 

 

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