僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

目がまぶしくなる原因は?

2017年07月02日 | 心と体と健康と

前回の続きですが

目の前がまっくらになる、とか、
頭の中が真っ白になる、とかは、よく言いますけど、
目の前が真っ白になる、なんて、あまり言わないですよね。

一時的だけど、目にそんな異変が起きたのが木曜日の朝で、その日と翌日の金曜日、眼科へ行こうかどうしようか迷っていました。妻は行った方がいいよ、と勧めてくれたのですが、面倒くさがりの僕なのでグズグズしているうちに金曜日が終わり、土曜日になりました。

すると、朝、ブログにコメントが入っていたので、見るとコバヤシ君でした。至急、眼科受診してください。一刻も早くお願いします」とありました。以前から僕の体を気遣ってくれていたコバヤシ君なので、これでグイと背中を押されました。「やはり行かなければ」という気持ちになり、その日の午前中に眼科へ行きました。

かかりつけの眼科ですが、最近はずいぶんとご無沙汰です。このブログで調べてみると、2014年の1月に「飛蚊症」で行っていました。今から3年半前になりますが、その時にも「2年余りご無沙汰だった」と書いているので、ここ5年半で2回行っただけということになります。

さてその眼科ではまず検査から始まったわけですが、検査の女性に2日前に目がまぶしくなったことを伝えた後、視力検査をはじめ、何通りかの検査をしてもらい、いったん待合に戻り、そのあと、医師に呼ばれて診察室に入りました。その医師からも、機械の中を覗いて、目の玉を上に上げたり、左右に動かしたり、下に下げたりする検査をされて、それからやっと問診に入りました。

「朝起きた時、視界が真っ白でまぶしく、壁の時計の針も見えない状態でした。しばらく目をつぶると元に戻りましたけど、びっくりしましたわ」と、僕。
「それ以降、この2日間は異常はありませんでしたか?」と、医師。
「はい。その時だけでした」

「それは両目でしたか? それとも片方?」
「最初は左目だけだったのが、そのあと両目ともまぶしくなりました」
「なるほどね」
医師は一呼吸置いて、
「検査結果を見てみますと、以前からの白内障はありますが、症状は軽いです。他もいろいろ検査してみたのですが、まあ、視力もそれほど落ちていませんし、眼圧もまずまずで、今のところ特に心配な点はないと思います。ということで、まぶしくなったのは、目が原因ではありませんね」と言った。
目がまぶしくなったのに、目が原因ではないとは。なんで…?

「で、その時に」と医師は続けた。
「頭痛とかは、なかったですか?」との質問。
「いいえ、なかったです」と僕。
「何か、吐き気とか気分が悪くなるということは?」
「ありませんね」
「そうですか。う~ん。まぁ、こういうことも、考えられますが」
と、腕組みをしながら、次のような説明をしてくれた。

だいたい、こんなふうなことだった。

「物を見るのは、目ではなく脳なんですよね。脳が感じ取るのです。それで、脳に支障が起きると、目に異変が起きることがあります。つまり、目の病気でなくても、脳に流れる血流が、何かの拍子に滞ったりして、血の流れが悪くなった時に、たとえば脳の血管が詰まれば脳梗塞になったりしますよね。それはまあ最悪の状態ですが、一時的に血流に異変があったり、動脈硬化のような症状があったりしたときに、目に影響が来ることがあります。つまり、あなたのように、まぶしくなったり、あるいは目の前が暗くなったりすることがあるのです。この種の症状は、なかなか原因は、検査でわかりにくいのですが、念のため、今、心房細動(不整脈)で通われている医院で、頸動脈のエコーの検査をしてもらうことをお勧めします。動脈硬化を起こすと、血管の壁が厚くなったり硬くなったりしますから、もしかすると、そういうことが原因で目がまぶしくなったことも考えられますのでね」

というような話でしたが、細かいところまで正確に記述できているかどうかは、自信はありません。

でも、まあ、目の病気ではなかったので、とりあえず一安心です。いろんなことも教えてもらえたし、お医者へ行ってよかったです。

頸動脈のエコーは、今通っている医院ではなく、以前通っていた総合病院でやってもらったらいいかな、と思ったりしています。

あぁ、それにしても、耳鳴りや心房細動や腰痛には悩まされっぱなしだし、去年の8月に痛めたヒジも、いまだに痛んだりしているし、他にもあちらこちらに違和感を覚えたりしている昨今、また目に変な症状が出たことに関して動脈硬化の検査を薦められたりと、いろいろ、大変ですわ。やはりこれも老化現象なのでしょうか。

やれやれ


いま五木寛之さんの「養生のヒント」という本を読んでいるのですが、五木さんの健康法のひとつは、「大きなため息をつくこと」なんだそうです。

大きなため息をつくことで、人間は悲しみを乗り越えていく。
笑うことも、生きがいを感じることも大切ですが、年を重ねると、プラス思考よりも、悲しんだり、泣いたり、「あ~あ」とため息をつくことで、免疫力が増大し、自然治癒力を高めると信じています、と五木さんは書いています。

そういうことなら、僕も、これから、大きなため息をつきます。

 

 あぁ~あ

ターザンではありませんよ(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする