昨日は午前と午後に別々の所用があって家族で出かけ、家に帰って来たのが午後4時過ぎ。すぐにテレビをつけ「サッカーJリーグ 徳島ヴォルティス×ガンバ大阪」を見た。ガンバの優勝がかかった大一番である。
試合はすでに始まっていたが、まだ前半の途中で0対0だった。ガンバが今日勝てば、9年ぶり2度目の優勝だ。しかし引き分けか敗戦の場合、2位の浦和レッズが勝つと優勝を持って行かれてしまう。その浦和は同じ時間帯に本拠地埼玉で名古屋グランパスと戦っており、現在1点をリードしているという。「このままで行けば浦和が優勝です」とアナウンサーが言う。ガンバは引き分けではダメ。勝たなければならないような状況になっていた。だが…
惜しいシュートもあったが、得点が入らないまま前半が終了した。大丈夫、まだあと45分もある。相手はJ2への降格が決まっている徳島。普通に戦えば勝てる相手だ。ガンバ、焦るな! …と思いながらも、後半が始まり、膠着状態のまま時間が経過していくと、見ているこちらが焦ってくる。アナウンサーは何度も「浦和が1点リードしています。このままいけば浦和の優勝です」を繰り返す。がんばれ、ガンバ。なんとか点を取ってほしい~
しかし徳島のほうが動きが速く、後半は攻められっぱなし。何度か「あ、やられたっ」と思うシュートがあったが、徳島の決定力不足に救われた。1点を取られたら、ほぼ終わりである。こういう時の時間の経つのは速い。「大丈夫、45分もあるんだから」と思っていたのがあと30分、あと20分と、あれよあれよという間に過ぎていく。あぁこれはもうダメか…と思い始めたときに、朗報が伝わった。「浦和が同点に追いつかれました」とのこと。「このままいけばガンバが優勝です」とアナウンサーが色めき立つ。「よしっ!」と僕は気合を入れなおして応援する。が、まだ油断はならぬ。浦和が再び点を取ることは十分に考えられる。
ピリピリするような時間が流れて行く。浦和が点を取るか、ガンバが点を取られるかのどちらでも優勝は浦和だ。そして後半終了間際にまた情報。「浦和が1点リードされました」という思いもよらない再朗報だった。やったぁ~
やれやれ。これでガンバの優勝は間違いない。それにしても浦和が逆転されるとは。…と思っているうちに試合は0対0のまま終了。浦和の試合のほうがわずかに進行が遅く、しばらく間があったあと、こちらも試合終了との報。その瞬間、ガンバの選手たちが飛び上がって喜んだ。
…ということで、よかったよかった。
ガンバはこれでナビスコカップと併せて2冠を達成した。13日の土曜日に行われる天皇杯の決勝にも出るので、これに勝てば2000年の鹿島以来、Jリーグ発足以来2チーム目となる3冠に輝くことになる。ぜひ頑張ってほしい。
プロ野球では、セ・リーグのクライマックスシリーズで阪神と戦う巨人に熱い声援を送っていたくせに(そうです。僕は昔から大の巨人ファンです)、サッカーとなると地元大阪のガンバやセレッソを応援する。ま、矛盾しているようですが、自分の気持ちをイツワるわけにはいきませんので…。ということで、巨人の時に味わった悔しさを、サッカーのほうで晴らしたいと思ってマス。
*新しいパソコンを使い始めています。今日がこのパソコンでアップする初めての記事になりますが、ウィンドウズの機能も大幅に変わっていて、動作速度もいいし、便利になっていますが、同時に戸惑うことも多く、使い慣れるまでにはしばらく時間がかかりそうです。